藤井寺市で屋根工事!雨漏り改善の為瓦屋根棟取り直し行いました

瓦屋根棟取り直し工事・瓦差し替え・漆喰詰め直し
藤井寺市
Before
施工前
After
施工後
施工地 藤井寺市 築年数 45年
価格 35万円 工事期間 3日間
塗料名 既存瓦使用・漆喰など 塗料種別
面積 m2 カラー
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー
築年数 45年 工事期間 3日間
塗料名 既存瓦使用・漆喰など 塗料種別
面積 m2 カラー
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー

▼藤井寺市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
藤井寺市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

藤井寺市にて雨漏り改善の為の屋根工事を行いました。今回ご依頼頂いたお宅は台風21号後から雨漏りされており、これまでに2回程屋根修理を他社様にて行われていました。工事完了後しばらくは止まっていたそうですが再度雨漏りが発生した為、弊社にお問合せを頂きました。お客様のご要望に沿った工事プランのご提案や、分かりやすい工事説明、金額等にご納得され工事のご依頼です。

■外壁塗装の施工内容はこちらをご覧下さい→藤井寺市 雨漏りにお困りのお住まい全体に外壁塗装と修繕を実施

雨漏り要因

漆喰にひび割れ

雨漏りの要因として最も多いのが写真で見て頂ける漆喰(しっくい)という部分の劣化に伴うものです。漆喰は瓦と瓦の隙間を埋め、雨水なのが侵入しない様に施工されています。しかし日々さらされている強い紫外線や雨風により次第に劣化していきます。一般的に漆喰の寿命は10年~20年程だとされており、劣化の状況を見ながらメンテナンスを行う必要があります。瓦の寿命は約50年~60年と非常に長く、漆喰の手入れを正しく行う事で瓦の耐用年数を十分に延ばす事が出来ます。

漆喰の劣化

漆喰の劣化

家の下から屋根を見上げても漆喰の劣化状態はなかなか分かりにくく、雨漏りして初めて気づく場合も多くあります。では、漆喰が劣化するとなぜ雨漏りに繋がるのでしょう?先程記述した様に、漆喰は雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。丈夫に作られている漆喰ですが、建物の揺れや紫外線などの劣化で割れや剝がれが見られるようになります。瓦の下葺き材には「葺き土」といわれる土が敷かれてますが、漆喰が剝がれる事で葺き土がむき出しになり雨水を吸い込んでしまいます。葺き土は当然雨水を含むと緩くなり次第に流れ出していきます。瓦を固定している下葺き材が流れる事により棟の形が崩れ、徐々に建物内部に水が回ってしまうのです。漆喰の劣化が軽度で室内への雨漏り等を起こしていない様な時は、劣化が目立つ部分などを取り除き再度漆喰を詰め直す工事でメンテナスを行います。雨漏りや漆喰の劣化が激しい場合は一度棟を解体し再度棟を積み直す工事にて修繕を行う事になります。

既存棟瓦撤去

棟解体

今回の場合は何度も雨漏りを繰り返しており、漆喰の劣化状態も進んでおられた為、棟取り直し工事・漆喰の詰め直し工事を行います。一部瓦が割れている箇所は瓦の差替えを行いました。棟瓦を一度全て撤去します。葺き土も撤去しました。棟取り直し工事の場合、撤去した瓦を再利用する為割れたりしない様慎重に撤去作業を行います。

棟の土台施工

 

シルガード

撤去後はシルガードと呼ばれる南蛮漆喰(なんばんしっくい)で新しく棟の土台を作ります。以前は葺き土で土台を作り瓦を積み上げ、雨水などが直接当たる箇所に漆喰を塗り埋めていく工程で行われていました。今回使用させて頂いたシルガードの役割は従来の漆喰と同じです。従来の漆喰と何が違うのかと言うと今迄の漆喰に防水性や強度が増すようにシリコンなどが含まれたものです。耐久性が高い為今回の様な改修工事に適しています。

のし瓦設置

のし瓦設置

シルガードで棟の土台を施工したらのし瓦を積み上げていきます。のし瓦とは屋根の棟部分に積み上げられている短冊状の瓦です。大体のお宅ではこののし瓦を2~3段積まれている事が多いです。この段数が多いほど屋根下地や内部への雨水の侵入を防ぐ事が出来ます。

のし瓦を積み上げます

葺き土の施工

のし瓦を積み上げていきますが、高さ出しの為葺き土を乗せていきます。2段目ののし瓦を積みます。写真で見て頂ける様に先程シルガードで作った土台部分の側面が漆喰の役割をしている事が分かりますね。劣化によりポロポロと剝がれたりしても土がむき出しになる事はないですね。使っている瓦は最初に撤去させて頂いた既存の瓦です。元の材料を使う為コストも最小限に抑える事が出来ます。

下屋根棟工事

下屋根棟工事

下屋根の棟部分も同様に、元の棟瓦を撤去して取り直し工事を行います。

冠瓦設置

冠瓦設置

屋根工事完工

のし瓦を設置後は棟の冠瓦を元通りに設置します。冠瓦が棟の土台にしっかりと固定される様にパッキン付きのステンレスネジを使い設置し、さらにズレない様に針金を締め上げて固定します。これで大屋根部分の棟取り直し工事が完了しました。

瓦の割れや欠けも要注意

瓦の欠け

写真の様に瓦が欠けたり、割れている箇所が数か所あった為、こちらは新しい瓦と差し替えをさせて頂きました。放置しておくと欠けた所から大きな割れに繋がってしまいます。

新しい瓦差し替え

瓦差し替え

見た目も綺麗に仕上がりましたね。これで雨も日も雨漏りの心配がなくなり安心して過ごす事が出来るとお客様にも喜んで頂きました(*^^*)

今回の工事のご依頼は、他社様にもお問合せされていた様ですが、施工内容の説明など明確な工事説明を受ける事が出来ず大変不安に思っておられた様でした。南大阪ペイントセンターではお客様が不安に思っておられる事などをそのままに工事を進める事はございません。お客様に安心してお住まいの工事をお任せ頂けるよう分かりやすくご説明させて頂きますのでご安心ください。今回は弊社にお依頼頂き誠にありがとうございました😊

 

 

 

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