東大阪市の外壁修理【大きなひび割れはVカット補修にて修理】

東大阪市にて外壁修理を行いました様子を掲載しております。今回修理させて頂いた外壁は材はALCボードという外壁材です。
ALC外壁にとってとっても重要な部分。それが今回ご紹介させて頂くコーキング処理です。

コーキングと言えば、外壁などを構築する際に出来る隙間を充填して埋めてくれる材料です。ALC外壁の場合は充填したコーキングを塗装によって保護している様な仕様になっており、建物の気密性の向上や防水性、雨漏り防止などの役割を担っています。

また、外壁材にかかる負担を軽減してくれる役割もあります。
気温の変化による外壁材の伸縮や、地震などによる建物の揺れなど外壁材には日々様々な負担がかかっています。
新しい間のコーキング材は非常に柔らかく、柔軟性がある為衝撃材として外壁材の割れや損傷を防いでくれます。

シーリングやシール工事など呼び方は様々ですが、建築業界では主にシーリングと言われる事が多いです。
簡単に言えば、外壁修理や塗装におけるコーキングやシーリングはどちらも同じ意味合いで行われます。
「密封させて、防水性の向上を行う」と考えておくと分かりやすいですね。

東大阪市の外壁修理【大きなひび割れはVカット補修にて修理】

    ALC外壁目地ひび割れ
今回外壁修理を行いますALC外壁ボードです。写真で見て頂ける外壁の目地塗装がひび割れているのが確認出来るかと思います。
この部分に充填されているのがコーキング材です。

ALC外壁は、非常に軽量で断熱性に優れた外壁材です。軽量気泡コンクリートとも呼ばれており建築物の構築材料として、戸建て住宅から高層ビルまで外壁、屋根、床用など様々な用途で採用されている建材です。

ALCの素材自体は非常に耐久性が高く、メンテナンスさえ怠らなければ約50年以上外壁張替えなどの大規模修理は必要ないほど高耐久な素材です。メンテナンスを怠らなければとお話しましたが、ALC外壁を採用する上で最も注意しておかなくてはいけないのが今回修理させて頂く目地部分のコーキングです。

非常に高耐久というALC外壁の長所を最大限に延ばしてあげる為にも外壁コーキング修理は欠かせません。
目地のコーキングが劣化と共に固くなり、ひび割れるという症状が現れます。表面がひび割れているだけなら直ぐに雨漏りに繋がる!という訳ではありません。しかし「気密性や防水性を保持する為」に行われているコーキングですので、当然ひび割れがどんどん広がってしまうと外壁内部に雨水が侵入するようになり、やがては外壁からの雨漏りが起こります。

外壁修理 爆裂被害

ALC外壁のボルト部爆裂

ALC外壁は建物とボードをボルトを使用して連結させます。築年数が経ち、外壁に出来たひび割れや劣化したコーキング材の隙間から吸水された水分が内部のボルトをサビさせたり、気温変動により内部で膨張し、写真の様に爆裂現象を起こす場合があります。この様な場合ももちろん外壁修理を行っておかなくてはいけませんね。

では実際の外壁修理の様子をご覧下さい。

外壁修理 コーキング増し打ち

外壁目地プライマー塗布
外壁修理におけるコーキング補修は、「コーキング打ち替え」と「コーキング増し打ち」という工法があります。今回採用させて頂きます工法は増し打ちの工法です。施工方法としてはまず、目地の汚れを綺麗に取り除き、その後プライマー(接着剤)を塗布します。

外壁修理使用材料(変成シリコン)

外壁修理コーキング充填
新たにコーキング材を充填していきましょう。十分な厚みを確保する為たっぷりと充填していきます。充填したコーキング材の表面をバッカーというヘラでならし、空気をしっかり抜いて仕上げて行きます。目地部分、ひび割れの度合いが軽度の場合はこの工程にて外壁修理を行い、後に外壁塗装をするのが一般的な外壁修理方法です。

亀裂が深いひび割れにはVカット補修

外壁修理Vカット補修
亀裂が深いひび割れの場合は「Vカット補修」という亀裂補修が必要です。深く入ってしまったひび割れに対して、より厚みを持ったコーキングの充填を行う為の処理になります。深い亀裂部分に沿ってあえて亀裂をカットし溝を広げていきます。
あれ?何で亀裂をあえてカットするの?なんて疑問を持たれる方も多いでしょう。
こうする事で、コーキング材を充填した時の密着部分が多く確保出来るんです。

プライマー塗布

外壁Vカット補修
外壁Vカット処理を行った後は専用のプライマー塗布しコーキング材を充填します。バッカーで抑えてならしていきます。

修理の後も目立たない様下地処理を行います

コーキング左官処理
コーキングの色味も多彩な為、下地の状態や場所に合わせた使い方が出来ます。Vカット処理をした際はコーキングの特性上一段へこんだ様な状態になる為、下地調整材を使用し補修後が目立たない様にならしておきます。

外壁損傷部も修理します

外壁修理爆裂補修
次はこの外壁が破損してしまった部分の外壁修理をご紹介します。
多くの場合は施工時に埋めたボルトがサビている状態が多い為、浮き上がった部分を撤去し、丁寧にサビを落とす作業から行います。
ボルト穴は非常に小さい為、サビ落としの作業も簡単ではありません。細いワイヤーブラシなどを使いしっかり落としていきます。

モルタル補修にて修理

ALC外壁修理
サビをしっかり落とした後、プライマーを塗布し、モルタルで埋めて修理しました。

東大阪市での外壁修理完成

ALC外壁修理コーキング増し打ち
東大阪市での外壁修理はこれで完成しました。もちろんこの後はしっかり外壁塗装の方もさせて頂きますので、修理の跡も目立たなく綺麗に仕上がりますので、完成が楽しみですね(*^-^*)

あなたのお宅の外壁には、大きなひび割れや破損箇所はありませんか?最初は小さなひび割れでも放置しておくのは危険です。
外壁の損傷がひどい場合は、外壁を張り替えるなどの大掛かりな修理が必要になってしまう場合もあります。

これを機に一度ご自身のお家の外壁を見てみるのもいいかもしれませんね(*^-^*)

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