大阪市此花区でコーキング工事(ALCの目地とサッシに増し打ち)

大阪市此花区でコーキング工事(ALCの目地とサッシに増し打ち)

ブログの概要
大阪市此花区でALC施工の戸建て住宅へ、コーキング工事を実施した内容を掲載しています。
施工箇所はALCの目地とサッシ周り。
築25年で今回が初めてのメンテナンスということもあり、コーキング増し打ち工法で施工をいたします。

大阪市の皆さま、こんにちは!
塗装工事専門店 南大阪ペイントセンターのマナベです。

コーキング工事には撤去打ち替え工法増し打ち工法という2種類ありますが、当ブログでは増し打ち工法について詳しくご紹介いたします。

外壁材がALCで初回の工事の場合、目地の溝が十分確保されている理由から増し打ち工法で実施することがほとんどなのです。

▼同現場の現地調査のブログ▼
大阪市此花区でALC外壁への塗装工事のお見積り訪問

コーキング工事(増し打ち工法)の施工前後の比較

まずはコーキング工事のビフォーアフターからのご紹介です。

コーキング増し打ち前のALCコーキング増し打ち後のALC

コーキング増し打ち前のサッシコーキング増し打ち後のサッシ

コーキング増し打ち前のALC外壁の入隅コーキング増し打ち後のALC外壁の入隅

コーキング工事施工前後の比較

コーキング工事前の笠木コーキング工事後の笠木

コーキング工事が必要な目地とサッシ周り

コーキングが必要なALCの目地

コーキング工事が必要なALCの目地
こちらの外壁材にはALCパネルが使用されています。

横幅約305mm~610mm間隔で目地があり、目地の継ぎ目を補強するようにコーキングが施工されています。
ALCの場合は他の外壁材と比較すると目地のm数多い傾向にあります。

コーキングの上から塗装がされているので、外観だけではどこにコーキングが施工されているか分かりにくいです。
塗膜でコーキングが守られていますが、年数とともに新築時の弾力性が徐々に失われ硬くなってしまうのです。

輪ゴムが古くなると黒ずんで硬くなり、プチッと切れやすくなりますよね。
コーキングにもゴムと同じ現象が起きており、硬くなったコーキング材が塗膜の中で破断やひび割れを起こしているのです。

ALCの目地の亀裂
その証拠に縦にのびる目地をよく見るとひび割れがあります。

25年の歳月でコーキングが劣化して硬化し、ひび割れを起こしている状態です。

サッシ周りのコーキング

ALCのサッシ周りのひび割れ
サッシ周りにも雨水の侵入を防ぐために、コーキングが施工されています。

ですが目地と同様にひび割れが起きていますね。

塗装も大事ですが、何よりも先決なのは雨水が侵入しないようにコーキングでひび割れを埋めてあげることです。

目地とサッシ周りをコーキングでメンテナンスしてあげましょう。

ALCの場合初回のコーキング工事は増し打ち工法が一般的

ALC外壁
ALCの場合、目地の溝が深いので既存のコーキングの上から施工できる増し打ち工法が可能です。

亀裂など症状が酷い場合を除き、今回のような表面のみひび割れの場合は増し打ち工法で実施します。

ただし2回目の塗装工事については目地の溝が初回のコーキング工事で埋まっているので、撤去打ち替え工法を行う必要があります。

▼ALCのコーキングの工程や費用について詳しく掲載▼

大阪市此花区で実施したコーキングの増し打ち工事の内容

コーキング工事施工前の目地
施工前の目地です。

初回の工事ですので、目地の溝が十分に確保されています。

目地の清掃
目地内を専用の溶剤を使ってしっかりと清掃をします。

目地にプライマーを塗布
コーキング材の密着が良くなるように、事前にプライマーを塗布します。

コーキング材の充填
コーキング材の充填です!

NBウレタン(ノンブリードウレタン)を使用します。
NBウレタンは塗料との密着性も抜群で、コーキングの上から塗装を行う際に使用するコーキング材です。

もちろんお見積書にもどのコーキング材を使用するか明記していますので、ご安心ください。

コーキング工事完了(増し打ち工法)
コーキング工事の完工です!

サッシ周りのコーキング工事
サッシ周りも同様の手順で行います。

笠木のジョイントのコーキング
笠木のジョイントの隙間からも雨水が侵入することがあるので、しっかりとコーキングで補強します。

古く硬くなったコーキング材を撤去してから、新しいコーキング材を充填させます。

笠木の場合は上から塗装をしないのに加え、紫外線や雨の影響を受けやすい箇所なのでコーキング材は変成シリコンを使用しています。

▼コーキング材の違いはこちらのページに詳しく掲載▼

コーキング工事を依頼する上での注意点

コーキング増し打ちor打ち替えなのか、単価とm数は必ず見積書に明記してもらいましょう。

なぜかと言うと増し打ちか打ち替えかによって金額に差があるからです。
基本的に既存のコーキングの撤去費用がかかる撤去・打ち替え工法の方が高くなります。

良い見積書の例

施工内容 m数 単価 合計 使用材料
目地(増し打ち) 464m 500円 232,000円 NBウレタン
サッシ周り(増し打ち) 50m 500円 25,000円 NBウレタン

悪い見積書の例

コーキング工事一式 257,000円

少し極端な見積書の例を挙げましたが、実際に”一式”で見積りをされると相見積もりをした際に金額の比較が難しくなりますよね。

ですので少なくとも…

・工事内容(増し打ちor打ち替え)
・m数
・単価
・使用材料

この4点は把握されて料金を比較された方がい良いと思います。

コーキング工事後の外壁

コーキング工事後の外壁 コーキング増し打ち後のALC
細部まで増し打ち工法でコーキング工事が完了しました!

この後に外壁全体を業務用高圧洗浄でキレイにして、塗装工事をいたします。

塗装工事のビフォーアフターや施工内容は近日中に施工事例ページに掲載予定ですのでお楽しみに(*^-^*)

▼外壁全体の塗り替え事例をアップしました(2022/11/16更新)▼

その他のコーキング工事の事例

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