大阪市東成区で外壁塗装のお見積り相談(3階建て戸建て住宅)

大阪市東成区で外壁塗装のお見積り相談(3階建て戸建て住宅)

ブログの概要
大阪市東成区にある築25年の3階建て戸建て住宅のお客様よりのご相談です。

今回が初めての外壁塗装で「相場が分からず、悪徳業者の存在も心配」とご不安だったところ、弊社サイトの施工事例お客様アンケートをご覧になり連絡をいただきました。

大阪市の皆さま、こんにちは!
外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

当ブログでは大阪市東成区の築25年住宅に外壁塗装のお見積り点検に伺った内容をご紹介しています。

外壁塗装のお見積もり訪問をした3階建て戸建て住宅

住宅の概要

大阪市東成区の外壁塗装のお見積りに伺った3階建て戸建て住宅

築年数 25年
きっかけ 築年数的に塗装工事をご検討
外壁 窯業系サイディング
屋根 スレート瓦

工事前のお客様のご不安の声

塗装工事の相場が分からず、手抜き工事や悪徳業者などの話も良く聞くので数ある業者の中からどこを選べばよいのか不安だった。
隣家との距離が近く足場組んで塗装出来るか心配だった。

以上のお声からお客様の不安要素まとめますと…

  • 不明確な相場
  • 悪徳業者の存在
  • 隣家とのわずかな距離で足場が建つか心配

以上3つが大きなご不安でした。

まずはこのページをご覧いただいている方向けに、1つ1つ不安要素を解消していければと思います。

相場のご不安

まず相場については、弊社の場合一般的な規模の住宅の外壁塗装工事で約90~120万円が中央値です。

ですが住宅の規模や使用する塗料のグレード、屋根工事の有無などで大きく価格が変動します。
やはり詳しく建物全体を点検してから、お見積りをとられて色んな業者と価格を比較されることをおすすめします。

▼外壁塗装の相場の関連ページ▼
30坪一戸建ての外壁塗装の相場(塗装面積や係数についても解説)

悪徳業者の存在

悪徳業者かの見分け方は…

・即決を迫る
・大幅な値引き(例:足場代無料など)
・見積書が分かりにくい(平米数ではなく一式と記載)

他にも良くない業者を見極めるポイントはありますが、少なくとも上記の3つが当てはまれば優良業者である可能性は低いでしょう。
お客様の立場にたってくれているかが大切なポイントだと思います。

▼業者選びの関連ページ▼
外壁塗装の失敗しない業者選びのコツ

隣家との距離で足場が建つか

足場は隣家との距離が40cm開いていれば建てることが可能です。

条件によっては30cmほどの隙間でも足場が建てれる場合があるので、ご不安があればまずはご相談していただくのが良いでしょう。

▼足場の関連ページ▼
外壁塗装考えてるんだけど隣家と距離が近く足場ってたてれるの?

3階建て戸建て住宅の外壁と屋根の調査開始

外壁材はサイディング

窯業系サイディングの外壁
外壁材には窯業系サイディングが使用されています。

パネル状になったサンディングボードを繋ぎ合わせて外壁材を作り出し、縦方向に垂直に目地があるのが特徴です。

サイディングの目地のひび割れ
この目地はサイディングの弱点でもあります。

サイディングボード同士の繋ぎ目に施工されたゴムのような弾力性をもつコーキング。
年数とともにひび割れ・縮み・破断などの劣化を引き起こします。

写真の目地もひび割れているのが分かりますか?

目地のコーキングのひび割れ
目地を近くで見ると、ひび割れが起こっていますね。

コーキングの施工当初はゴムのような弾力があり、ボードの隙間から雨水や湿気の侵入を防ぎます。
年数とともにコーキングが硬化してひび割れが発生してしまうのです。

目地のコーキングの乖離
こちらも目地の様子ですが、完全にボードからコーキングが乖離しています。
改善方法としては、古いコーキングを撤去して新しいコーキングへ交換がおすすめです。

このままではボードの隙間から水が入り、サイディングボードを傷めてしまいます。
内部に湿気が籠ると湿気が外へ逃げようとする力が働きボードを押し上げてサイディングボードの浮きの原因になります。

サイディングボードが浮いてしまうと完全に元の状態に戻すことは難しくなります。
改善方法としてはこれ以上の浮きが発生しないように、ビスなどで固定して塗装をする方法がありますが完全に修復することはできないのです。

もしサイディングボードが傷み切ってしまうと、ビスの固定だけでは修復が難しくなりボード自体を交換する必要があるので費用が嵩んでしまいます。

ですのでサイディングボードのメンテナンスの際は、古くなったコーキングを交換することが必須になるのです。

サッシのコーキング
目地だけではなく窓枠周辺もコーキングが施工されています。

サッシのコーキングの劣化は、窓からの雨漏りに直結しやすいです。
サッシ周辺も新しいコーキングを施工してあげることで、防水性が高まり雨漏りの心配もなくなりますよ。

付帯部の点検

色褪せした雨樋色褪せした水切り
雨樋や水切り色褪せが見られます。

塗装は見た目が良くなるだけではなく、表面が保護されることで強度が高まり割れなどの劣化を防ぐことができます。

ベランダ防水層の点検
ベランダの防水層も劣化がないか点検します。

床にパネルが敷かれているので、防水層の確認のためパネルを外して確認をいたします。

FRP防水が施工されたベランダ
ベランダにはFRP防水が施工されています。

ベランダの防水効果がなくなると、ベランダ床から雨水が染み込み雨漏り被害へと発展します。

ですので防水効果を維持するためにも、防水層にトップコートを塗布してメンテナンスをしてあげましょう。

隣家との隙間
ご心配されていた隣家との距離もギリギリ足場を建てれます。

隣家と非常に近いので塗装工事や足場を建てる際は細心の注意を払って工事をします。

屋根の調査

スレート瓦の屋根
屋根はスレート瓦が使用されています。

板金の錆などの劣化が見られますね。

傷みがあるスレート瓦
特に正面向かって左側のスレート瓦の痛みが顕著です。

スレート瓦は非常に薄く表面に施された塗装で防水効果が維持されます。
新築時のスレート瓦はあらかじめ表面に防水塗装がされており、塗膜の寿命は約10年とされています。

25年の歳月で防水効果がなくなったスレート瓦は雨水を吸収して脆くなり、写真のような痛みへと発展します。

屋根裏を点検すると雨漏り発見

点検口から屋根裏に入り、傷みが激しいスレート瓦の箇所を調べると雨漏りした跡が見つかりました。

・スレート瓦の防水効果切れ
・屋根裏への雨漏り
・板金のサビ

以上の理由から、屋根カバー工法をご提案いたしました。

屋根カバー工法は既存のスレート屋根の上から重ね葺きをする工事です。

現状のスレート瓦の痛みが激しいため、塗装でメンテナンスをしても雨漏りの根本的な解決になりません。
ですのでカバー工法で新しい屋根を作って雨漏りを改善させます。

▼屋根カバー工法について詳しく掲載▼

外壁塗装のお見積りの結果

お見積り内容

劣化部位 ご提案 理由
サイディング外壁 塗装工事 塗膜の経年劣化
目地とサッシ周り コーキング打ち替え・増し打ち ひび割れ解消と防水性を高めるため
付帯部(雨樋・軒天など) 塗装工事 美観の向上・防水性の維持のため
ベランダ トップコート塗布によるメンテナンス 防水性維持のため
スレート瓦 ガルバリウム鋼板によるカバー工法 雨漏り改善とスレート瓦の寿命のため

お見積り金額

※塗料によって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。

塗料別見積もり案 見積もり金額(税抜き)
超耐候低汚染型無機フッ素塗料 ¥1,808,750
超低汚染型シリコン塗料 ¥1,718,750
ラジカルシリコン塗料 ¥1,628,750
シリコン塗料 ¥1,568,750

上記は外壁塗装+カバー工法+共通工事などすべてを合計したお見積り金額です。

お客様へは㎡数や㎡当たりの単価、塗料名などを明記した見積書をお渡しし、この度ご成約をいただきました。

お見積り後のお客様の声

お客様アンケートを一部抜粋してご紹介いたします。

お客様の感想(一部抜粋)
Q.いろんな業者さんがある中で、何が決め手となって私たちにご依頼くださいましたか?

A.外壁塗装専門店で保証期間も長く、国産塗料を使用。

それぞれの職人が専門で中間マージンがかからない。

説明が丁寧で、した方がいい、まだしなくてもいい事を私達と一緒に考えてくれた。

この度は南大阪ペイントセンターご相談をいただき誠にありがとうございます。

塗装工事後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。

▼施工事例UPしました(2022/11/21更新)▼

その他の大阪市の外壁塗装の見積もりの事例

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