こんにちは!
南大阪ペイントセンターキタヤマです
こちらのコラムをご覧の方の中には外壁塗装をご検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?外壁塗装はそう何度もするものではありませんし、もちろん初めての方もいらっしゃるかと思います。
「外壁塗装ってどんな手順でするのかなぁ?」「どの手順の時に窓をあけても大丈夫?」「留守をしていても大丈夫?」など知りたい事はたくさんあるかと思います。
▼こちらの記事でわかること
・外壁塗装の手順について
・各手順についての流れや注意点
・外壁塗装は結局何日かかるのか?
などについてお話していきたいと思いますのでぜひご一読ください😊
外壁塗装を依頼するまでの手順
まずは外壁塗装を塗装業者に依頼するまでの手順についてお話したいと思います。
手順1.外壁の状態を知っておく
まずはご自身の外壁の状態を知っておく必要があります。
外壁にカビなどの汚れはありませんか?外壁には元々防水性はなく外壁塗装をすることで雨や紫外線から守っています。
この外壁塗装は築10年、前回のメンテナンスから約10年で徐々に剥がれ劣化していきます。塗装が剥がれた外壁は防水性がなく無防備な状態に…。外壁塗装で再度防水性をUPさせてあげる必要があります。
また、コーキングと呼ばれる目地部分の劣化や外壁のひび割れなどありませんか?
これらの隙間から雨水が侵入してしまうと雨漏りや躯体の腐食の原因となり建物自体の寿命もかなり縮んでしまいますので早急な処置をおすすめしております。
また、手で外壁に触れると白い粉が付着することがあります。これをチョーキング現象と呼びます。このチョーキング現象にも注意が必要です。
紫外線や雨の影響によって分離し劣化した塗膜が粉状になって外壁表面に現れることによって起こります。
このチョーキング現象も外壁の防水性がかなり低下しているという外壁からのSOSサインですので塗装の目安の一つです。
▼参考記事
チョーキング現象が起こっているかで壁の劣化状態を調べれるの?
手順2.業者さがし
外壁の状態を把握したあとは、いよいよ業者探しです。最近では昔からの外壁塗装業者だけではなくホームセンターなどの異業種もどんどん参入していますよね。
こちらの記事に失敗しない塗装業者選びのコツについて記載しておりますのでぜひご一読ください😊
外壁塗装の失敗しない業者選びのコツ
手順3.点検や見積りの依頼
業者選びと並行して行って頂きたい手順が外壁点検や見積もり依頼です。1社に絞るのではなくできれば3社程度同時に依頼をかけて比較することが大切です。
弊社の外壁点検と見積もり提示の手順
まずはお客様宅にお伺いさせて頂きます。そこでお客様のご要望や予算についてのヒアリングを行います。もちろん未定でもかまいません!
そしてお住まいの状態をくまなく点検していきお見積りに必要な寸法を計測させて頂きます。どの箇所を塗装するのかどんな塗料を使うのか足場の建てる位置も確認していきます。
点検自体は30分程度です。その後スタッフが一度会社に戻り見積もり書を作成させて頂きます。そして後日お客様のご都合の宜しい日に再度お伺いさせて頂き、見積もり書を提示させて頂きます。
その後、実際に外壁塗装をされるかどうかはお客様にお任せしております。無理なセールスや勧誘は一切致しません!
手順4.外壁塗装の依頼
点検や見積もりの内容・業者の印象・スタッフの印象もふまえてどの業者に依頼するかをよくお考え頂き外壁塗装のご依頼を行ってください♪
無事ご依頼が終わりましたら、いつ頃から工事をスタートさせるのか、使用する塗料はどうするのかなど一つ一つご検討していきましょう😊
外壁塗装の手順は計7工程
ここからは外壁塗装の手順についてお写真を交えてご説明していきたいと思います😊
手順1.足場の仮設
まずは足場の仮設を行います。足場仮設の目的は主にこの3つです。
・職人の安全を守るため
・作業効率や品質を守るため
・ご近所への配慮になるため
▼参考記事
外壁塗装の足場は必要?価格やよくあるトラブルについてお話します
足場の仮設は一般的な大きさのお宅で半日~1日程度要します。
ちなみに…足場仮設中に窓をあけても大丈夫ですか?といったご質問をよく頂きますが、足場仮設中は空き巣被害に遭いやすく(足場がある事によって簡単に登りやすいから)強制ではありませんができるだけ窓を閉めて施錠もした方が安心かと思います。
手順2.養生とひび割れやコーキングの補修
続いては塗料がついてほしくない箇所に養生をしていきます。専用のビニールを使い保護します。
その後、外壁のひび割れやコーキングの補修を行います。
大きなひび割れには主にVカット補修を、コーキングの劣化には打ち替え工事での補修を行います。補修にかかる時間はお住まいによって異なります。
Vカット補修の手順
コーキング打ち替え工事の手順
手順3.業務用高圧洗浄機での洗浄
続いての手順では業務用高圧洗浄機で外壁を洗浄していきます。
外壁にこびりついた汚れや古い塗膜をしっかりと洗浄することで外壁塗装の耐久性や密着性も変わってきますよ!とっても大切な手順です。
この作業は半日~1日程度かかります。またここから基本的には窓を開けることはできません。(水や塗料が室内に入ってしまったり臭いを防ぐため)
▼参考記事
外壁塗装工事の際の【業務用高圧洗浄機】での清掃は重要です!
手順4.下塗り
ここからはいよいよ塗装の手順に入っていきますよ😊
外壁塗装では下塗り→中塗り→上塗りの3回塗りが基本です。まずは下塗りについてです。
下塗りでは外壁の細かな傷やひび割れを補修し、この後行う仕上げ塗り(中塗り・上塗り)の接着剤のような役割を担っています。
外壁の劣化状態に合わせた下塗り材を使用しますので事前見積の際にどのような塗料を使用するのかチェックしましょう!
下塗り後、1日かけて塗装面をしっかりと乾燥させます。
手順5.中塗り
下塗りの乾燥が終わりましたら中塗りの手順に入ります。中塗りでは紫外線や雨から守る塗膜を作っていきますよ!
中塗りで使う塗料は上塗りでも同じ塗料を使用します。しかし塗りムラや塗り残しを防ぐために色だけは少し変えて塗布します。
塗布が終わりましたら下塗り同様1日かけて乾燥させます。
手順6.上塗り
その後、上塗りの手順に入っていきます。上塗りはいよいよ仕上げの工程です!
上塗りではお住まいの美観を整え適切な塗膜の厚みを作っていきます。
上塗りで使用しますお色がお客様がお選びになられたお色ですよ😊
ちなみに…外壁と同時に雨戸や雨樋など付帯部の塗装を行うお客様がほとんどです。外壁だけが美しく生まれ変わると付帯部の劣化が悪目立ちすることや、付帯塗装にも足場仮設費が必要であるため同時に施工される場合が多いです。
手順7.足場解体
外壁塗装の各手順が終わりましたら、各種塗り残しや塗りムラがないかしっかりと点検し最後に足場や養生の撤去を行いましたら外壁塗装工事の完了です!
外壁塗装の工期は30坪のお宅で約7~10日
※外壁塗装のスケジュール例
外壁塗装の工期は平均的な30坪のお宅で約7~10日要します。さらに同時に屋根塗装なども施工されますと工期は延び14日程度かかります。
ちなみに外壁塗装の期間中およそ7~10日間、お仕事などで留守にして頂いても問題はございません。
【まとめ】外壁塗装の手順について
▼外壁塗装の手順(約7~10日間)
1.足場仮設
2.養生&コーキングやひび割れ処理
3.高圧洗浄機で外壁の洗浄
4.下塗り
5.中塗り
6.上塗り
7.点検&足場解体
外壁塗装の手順についてはもちろん、お住まいのお悩みでしたらなんでも構いません!豊富な知識を持ったスタッフが在籍しておりますのでお気軽にお問合せお待ちしております😊
最後までお読み頂きありがとうございました。