堺市北区でヘーベルハウスの外壁塗装のアフターフォロー対応

堺市北区でヘーベルハウスの外壁塗装のアフターフォロー対応

ブログの概要
2019年4月に塗装工事を完工しました旭化成ヘーベルハウスにお住いのお客様より「外壁の塗膜が浮いてきている」とご相談をいただきました。
調査をしたところ、建築時にALC外壁に塗装されたセラミック塗料が経年劣化で砂状になったことと、前回塗装時セラミック塗膜を完全に取り除ききれていないまま塗装をしたことが浮きの原因です。
塗膜の浮きを解消するために、再度ケレン作業をして下地調整材で外壁補修後に再塗装を実施した内容を紹介いたします。

皆様、こんにちは!
外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

約4年前に外壁塗装のご依頼をいただいた堺市北区のお客様からお電話をいただき、アフターフォロー対応に伺った事例を紹介いたします。

外壁塗装をハウスメーカーに頼む前に根拠ある実績と事例で同品質の施工を実現!

4年前に施工したヘーベルハウスの外壁の浮きを調査

施工当時の外壁塗装のあらまし

2019年4月に施工した旭化成ヘーベルハウスの戸建て住宅
2019年4月に超低汚染型シリコンによる外壁塗装を施工いたしましたヘーベルハウスの住宅です。

当初工事に伺ったのは築20年ごろではじめての塗装工事でした。
外壁材であるALCボードには建築時にセラミック塗料が施され、古い塗膜がポロポロと捲れている現状でした。

ALCボードの防水性は塗装依存のため、ALCボードにこれ以上雨が染み込んでしまうことを防ぐには外壁塗装工事が必要です。

セラミック塗料仕上げの外壁の上から塗装するには、通常の塗装よりもかなり入念な下地処理が大切です。
具体的には、ポロポロと捲れたセラミック塗料を高圧洗浄で落とし、落としきれない塗膜はケレン作業で脆くなった塗膜を削ります。

加えて、脆くなった下地の状態をガチッと固めるためにシーラーという下塗り塗料をALCボードに染み込ませます。
その後通常の下塗り・中塗り・上塗りの工程を行いましたので、下塗りのシーラーを合わせると計4工程で塗装をいたしました。

▼2019年4月の施工事例はこちら▼

浮いた外壁塗膜の調査

外壁の塗膜が浮いたALC
「外壁の一部の塗膜が浮いている」とお客様よりご連絡をいただきました。

塗膜が浮いたALC
早速現地に伺い状況を確認しますと、所々塗膜が浮いていることが確認できます。
この度はご不便をおかけして申し訳ありません。

塗膜が浮いたヘーベルハウスのALCボード
建物全体を改めて調査したところ、他にも塗膜が浮いている箇所があります。
先ほどのサッシの間の浮きと合わせて計2箇所に浮きが発生していました。

塗膜の浮きの原因は前回工事のケレン作業不足のため

前回のヘーベルハウスの高圧洗浄工事の様子
今回の塗膜の浮きの原因は、4年前の工事のケレン作業が不十分だったからです。

こちらは前回工事の高圧洗浄の写真です。
業務用高圧洗浄機を使用するので、洗うというよりは水圧で塗膜を削り落とすというイメージが近いです。
高圧洗浄でも取り除けなかったセラミック塗料は、ケレン作業を行い皮スキなどを使って塗膜を撤去します。

下地である脆くなったセラミック塗料の塗膜を完全に除去できていなかったため、経年劣化でセラミック塗料が浮きが発生したと推測されます。
下地のセラミック塗料が浮くことで、更にその上から重ねた超低汚染型シリコン塗料も浮いてしまったことが今回の不具合の原因です。

こちらの不手際でお客様には大変なご迷惑をおかけして、誠に申し訳ありません。
今回しっかりと手直しをさせていただきます。

ヘーベルハウスの塗膜の浮きを外壁補修

ケレン作業
ALCボードは新築時にボードの上から塗装が施されており、4年前の工事で更に塗装をすることで塗膜に厚みがでています。
そのため新築時に施工されたセラミック塗料を取り除くためには、かなり深めに塗膜を削る必要があるのでケレン作業で浮きの原因である旧塗膜を取り除きました。

カチオンフィラーの塗布
ケレン作業でかなり深めに旧塗膜を削ったため、段差を埋めるために下地調整材(カチオンフィラー)を塗り込んで下地の凹凸を補修します。

今回使用したカチオンフィラーはセメント系の下塗り塗料ですので、セメントで固めたような強固な塗膜を作って浮きを徹底的に防ぎます。

乾燥後のカチオンフィラー
カチオンフィラーの塗布が完了し、乾燥させるとモルタルのように色が淡くなります。

乾燥後のカチオンフィラー
もう一か所の浮きも同様にケレン作業で浮きの原因であるセラミック塗料を取り除き、カチオンフィラーで塗膜の補強を行いました。

カチオンシーラーの塗布
ここからは4年前の工程と同様です。

下塗り塗料であるカチオンシーラーを塗膜に染み込ませます。
さきほどのカチオンフィラーで補強をしましたが、更にガチッと塗膜を固めるためシーラーを入念に染み込ませます。

アレスアクアセラシリコン塗布
シーラーを染み込ませた下地に、更に下塗りで微弾性フィラーを満遍なく塗布します。
仕上げに超低汚染型シリコン塗料であるアレスアクアセラシリコンを中塗り・上塗りと2回に分けて塗り重ねます。

もちろん塗り色は前回塗装のデータがすべて残っていますので、同色のKP-379で塗装です。

ここまでで下塗り3回仕上げ2回の計5回塗りをしたことで、剝がれが再発しないようにしっかりと塗膜を補強しました。

旭化成ヘーベルハウスの外壁塗装のアフターフォロー完了

アフターフォローが完了したヘーベルハウスの外壁
浮きの補修と塗装工事が完了しました。

アフターフォローで外壁補修したヘーベルハウス
こちらの浮きも補修が完了しました。

もちろん今回の補修工事に費用はいただいておらずお客様ご負担はありません。
塗装工事はどんなにきっちり仕上げたとしても絶対に不具合がないと言えないため、同様の症状や他に気になることがあればお気軽にご相談ください。

過去に外壁塗装を施工させていただいたお客様には、定期的に最新の塗装内容などが書かれた情報誌をお送りしています。
塗装後に何かあればすぐに調査に駆け付けられるように、保証はもちろんのことアフターフォローの体制も万全です!

その他の外壁塗装後のアフターフォローの事例

同現場のヘーベルハウスの前回の施工事例

堺市北区にて旭化成ヘーベルハウスの塗装工事⑤ビフォーアフター

堺市北区にて旭化成ヘーベルハウスの塗装工事⑤ビフォーアフター

価格 150万円 工事期間 20日間
塗料名 関西ペイント アクアセラシリコン 塗料種別 超低汚染型シリコン塗装
面積 210m2 築年数 20年

工事期間 20日間 面積 210m2
塗料名 関西ペイント アクアセラシリコン 塗料種別 超低汚染型シリコン塗装
築年数 20年

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