外壁塗装の流れ|実際の写真付きで外壁塗装の15のステップを解説

ページの概要
こちらのページでは外壁塗装工事の流れをご紹介しています。
工事内容はもちろんのこと、外壁塗装前の近隣へのご挨拶から工事完了後のアフターフォローまで一連の流れを詳細に掲載しています。

 

これから外壁塗装・屋根塗装などの塗装工事をご検討の方は、是非ご参考いただければ幸いです。

外壁塗装工事の具体的な流れ 

目次

外壁塗装工事の具体的な流れ

外壁塗装の工期スケジュール

外壁塗装は塗料の乾燥時間が必要という理由から、約2週間ほどのスケジュールで実施します。

次項から1つ1つの工程のご紹介をさせていただきます。

1.外壁塗装前のご近隣挨拶

工事前の挨拶文章

外壁塗装には工事の音、塗料の臭い、高圧洗浄の飛散などが付き物です。

もちろん近隣の方にご迷惑をおかけしない工事が大前提です。弊社ではお客様はもちろん、関わるすべての方にご心配やご不安を抱かせないためにも、ご近隣の方への挨拶を大切にさせていただいています。

関連ページ外壁塗装前のご近所への挨拶が大切な理由

▼ご挨拶の様子はブログでもご紹介させていただいています▼
富田林市に外壁塗装着工前に近隣ご近所さまへご挨拶に伺いました!
羽曳野市へ塗装工事着工前の近隣の方々にご挨拶に伺いました
八尾市に塗装工事着工前の近隣ご挨拶に伺いました

2.工事着工のご挨拶

工事の朝の様子
工事当日は朝8時~9時ごろを目安に到着をして、ご挨拶に伺います。
工事の車を駐車させて頂く際は事前に許可をとって、ご迷惑にならないように行いますのでご安心下さい。

関連ページ外壁塗装で駐車場の車は移動しなくていいの?

3.足場仮設工事

足場
弊社ではプロの足場職人による”鉄製くさび緊結式足場”を標準仕様に採用しております。

塗装職人が組む旧式足場である丸太足場や単管足場は、作業スペースが不安定で小さく、滑りやすいなどにより危険が伴うため作業に集中できない問題がありました。

”鉄製くさび緊結式足場”は安定感のある広いスペースで作業をすることができ、身の危険を感じることなく塗装作業だけに集中できる環境になります。その為、従来の足場では作業しにくかった細部までの作業が可能です。
 

足場仮設工事の様子

足場仮設工事の様子
足場組立専門の職人により、足場の組立てを実施します。
特に一番下の足場調整を入念に行います。この細密な調整が、外壁塗装をしやすい足場作りに繋がる大事な作業なのです。

足場工事中の騒音について

足場をはめ込むためにハンマーで叩く際に、「カンカン」という音が鳴り響きます。
余計な音が響かないように足場職人さんも細心の注意を払っていますが、この音でお客様やご近隣の方にご迷惑をおかけして、申し訳ありません。

4.飛散防止ネット張り

足場の設置
組立てた足場に、飛散防止ネットを括り付けて足場を覆うようにします。
高圧洗浄の際に発生する水しぶきや、塗料がご近隣のお住まいに飛散するのを防止する役割があります。

5.外壁補修(コーキング工事など)

ひび割れ補修

外壁の大きなひび割れ
外壁塗装の前に、外壁のひび割れなどの不具合の補修が必要です。

Vカット後のコーキング補充
ひび割れ箇所にはコーキングなどのシール材を補充して、ひび割れを修復します。

Vカット後の左官補修
ひび割れ箇所と他の部分に段差ができてしまっては、外壁塗装の仕上がりに影響がでる為、モルタルで左官補修を行います。

コーキング工事

目地のコーキング工事

外壁の素材がサイディングやALCの場合、外壁の目地にあるコーキングを新しくする工事が必要です。

コーキング工事をすることで、目地の劣化を補修して、外壁に雨水や湿気が侵入するのを防いでくれます。

▼外壁材ごとのコーキング工事については下記ページでも解説しています▼
コーキングの打ち替え工事の工程と費用は?サイデイングボード編
コーキング工事の工程と打ち替え費用は?ALCボード編

6.高圧洗浄

外壁の高圧洗浄

外壁の高圧洗浄
業務用高圧洗浄機(150kgf/cm2以上)の圧力をかけた水で、外壁や屋根などをしっかり洗い流します。長年のほこりや汚れを落としてから外壁塗装を行うことで、塗装の剥がれ防止に繋がる大事な作業です。

お隣に水しぶきがかからないように細心の注意を払って作業を行います。
飛散防止ネットを貼っての高圧洗浄ですが、万が一水しぶきが隣家にかかる可能性も考慮して、ご近隣へのご挨拶の際に高圧洗浄日は洗濯物を干すのをご遠慮頂くようにお願いをしています。

屋根の高圧洗浄

屋根の高圧洗浄

屋根の高圧洗浄の様子です。軒先にコケが生えやすく、しっかり除去後に塗装を行います。

雨樋の清掃

雨樋の土やコケ

長年に渡り、汚れが堆積した雨樋。高所にあるので、中々ご自身では汚れに気づきにくい箇所ですよね。

樋(とい)のつまりをご自身で解消するには、梯子などを使う高所作業となり大変危険です。
弊社では洗浄作業や塗装作業とともに、樋の清掃をさせて頂いていますのでご安心下さい。

その他、玄関ポーチや塀など、塗装しない箇所も高圧洗浄は可能です!

「ついでにここも高圧洗浄してほしい!」などのご要望がありましたら、お気軽にお申しつけください(^-^)

7.養生(ようじょう)

塗装前の養生

養生とは塗装を行わない箇所をビニールで覆う、建物の保護を目的とする作業です。
窓や室外機だけでなく、植木なども塗料が付着してしまわないように、養生を行います。特にご近隣のお車などに塗料が飛ばないように注意が必要になります。

関連ページ養生(ようじょう)は塗料の飛散から守ってくれる役割があります

8.外壁塗装

外壁塗装は基本的に下塗り→中塗り→上塗りの3工程で行います。

築古のお家の場合などの脆弱な下地は、より強度を求める為に下塗りを2回行う計4工程の”4回塗り工法”を行う場合もあります。
又、弊社では刷毛やローラーを使った手塗り工法を採用しております。

外壁の下塗り

外壁の下塗り
下塗りの目的は上塗り用の塗料と下地が密着する為の接着剤の役割にあります。
その為、下塗りを入念に行うことで外壁塗装の寿命をアップさせることに繋がるのです。

事前に刷毛で隅などを塗っておくことで、ローラーでの塗料がはいりにくい箇所の塗り残しを防ぎます。

外壁の中塗り

外壁の中塗り
中塗りは仕上げ専用塗料を使用します。その為、塗り残しをしないように色を変えて塗装をします。

塗り残しがあると充分な塗膜厚を確保できないため、せっかく外壁塗装をしたのに満足な耐久性や防水性を確保することが難しくなってしまいます。
お住まいの保護のためにも、きっちり塗り残しのないように丁寧な作業が要求されます。

外壁の上塗り

外壁の上塗り
最後の仕上げの上塗りです。

塗料が壁に適量のるように、塗る必要があります。ローラーの場合、力を入れすぎると塗料が薄く仕上がり、力を抜きすぎると厚くなります。厚すぎると垂れる原因になるので、適度な力で適量をのせる職人の高い技術が要求される作業です。

9.屋根塗装

屋根塗装の様子

スレート屋根の下塗り
外壁塗装と同じく、屋根塗装においても下塗り→中塗り→上塗りの工程で行います。
棟の金属部の隙間も確認し、必要であればコーキング打ちを行います。特にスレート屋根は割れやすいのでゆっくり歩いたりの慎重な作業が必要です。
また既存のアンテナ撤去(有償)も行っております。

タスペーサー設置(スレート屋根の場合)

タスペーサー挿入
スレート屋根の場合、下塗り後に”縁切り”と呼ばれる作業が必要です。
”タスペーサー”という小さな部品を屋根材の隙間に挿入することで、隙間が塗料で埋まって水捌けが悪くなるのを防ぎます。
逆に屋根材の間が塗料で埋まると、
逃げ道のなくなった雨水が屋根材の中に溜まり、雨漏りの原因となるのです。

関連ページ:雨漏りを防ぐタスペーサーと縁切りについて(スレート屋根の塗装に必須)

10.付帯塗装

付帯塗装は雨戸、雨樋、幕板、水切りなどの細かい箇所の塗装のことです。

関連ページ外壁塗装の付帯塗装について 付帯とはどこ?付帯塗装の必要性は?

下地調整(ケレン作業)

雨樋の研磨
雨樋などの塗装前に研磨をすることで、表面に細かな傷が付き表面積が増える為、塗料の密着を良くする効果があります。

付帯塗装の様子

ベランダ手摺中塗り
こちらは手摺の鉄部塗装の様子です。事前に清掃とサビ落としを行い、塗装をします。塗料にはサビを防止する効果があるので、外観が美しく蘇るのはもちろん、お住まいの寿命を延ばすことにも繋がりますね。

ベランダ防水工事

ベランダの防水工事完了
ベランダや屋上のメンテナンスとして、防水工事を実施する場合もあります。

お住まいの状態を点検して、最適な防水工事・メンテナンスをご提案させていただきます。

▼防水工事について詳しくは下記ページでも解説しています▼
防水工事と外壁塗装は同時がベスト(防水工事の種類も解説)
ベランダ防水の定期的なメンテナンスの必要性

11.塗り残し検査

点検する橋本さん
すべての塗装が完了すると、残るは最終の塗り残し検査です。足場の一番上の段から、順番に隈なくチェックをしながら降りていきます。

自社だけでなく第三者によるWチェックを行うことによって高品質な工事をご提供します。塗り残しのチェックはもちろんのこと、塗装場所以外の「車」や「門扉」などに汚れが無いかなども確認させていただきます。

12.足場解体

足場解体
最終の塗り残し検査も終わりましたので、足場解体作業を行います。
お住まいに傷をつけたり汚さないように、細心の注意を払いながら足場を解体していきます。

13.清掃

足場解体後、工事で出てしまったゴミをきれいに清掃して持ち帰ります。

又、必要のない不用品は有償で処分も承っております。
清掃を終えてから、塗装のために移動しておりました草木や備品を元の場所に戻します。

14. 外壁塗装工事完了・引き渡し

外壁塗装完成全体像

外壁塗装完成
工事完成後のお引渡しです。
細部まで綺麗に塗装がされていますね。

工事完了報告書の提出

工事完了報告書

工事各工程の写真をお客様にお渡しいたします。
『ちゃんと工事をやってくれたのだろうか?』というご不安も解消。特に屋根などの高所は、お客様で見ることが難しいですよね。そういった確認できない場所も、しっかり記録を残していますのでご安心ください。

工事後もどういった工事をしたのかも一目で分かるように、お客様に安心していただけるような報告書作成を心がけております

工事期間中の交換日記(お客様⇔職人)

交換日記

お客様が職人や当社と円滑なコミュニケーションを行っていただけるよう、交換日記をお渡ししています。

お客様と職人とで毎日日記を交換することにより、進捗がよく分かるのでお客様から大変ご好評いただいています。
日々の工事内容をきっちりと”見える化”することで『今はどういった工程だろう?工事のすすみ具合は?』などのご心配を解消することにも繋がりますよね。

15.アフターフォロー

外壁塗装の工事保証書

南大阪ペイントセンターでは塗料の種類によって3-10年間の保証書を発行しています。

もちろんこれは塗料選定や下地処理、塗り方に自信があるからこそできる保証年数です。また、外壁塗装はどんなにきっちり仕上げたとしても不具合がないといえない商品です。

不具合がございましたら、どんな些細なことでもすぐご相談ください。

【さいごに】南大阪ペイントセンターのお約束

追加料金は一切かかりません

追加料金は基本的に発生しません。
ただ下地工事が必要な場合は、下地の状態によっては施工を始めてみないと分からないことがあります。

万が一、追加料金の可能性がある場合は事前にお伝えするようにしています。事前にお伝えすることなく後から追加の請求をすることはありませんのでご安心下さい。

しつこいセールスは一切行ないません

プレッシャーを与えるセールスでは、お客様が冷静な判断をくだせないという心理があるそうです。

南大阪ペイントセンターでは、お客様のご要望があったときに工事の説明やお見積もりの説明は致しますが『弊社で工事して下さい』というセールス活動は一切しておりません。じっくりとご検討いただければと思います。

お客様の幸せを優先

『一度問い合わせたら、しつこくセールスされないか心配』そんなご心配もあるかと思います。

私たちは、地域に密着した外壁塗装専門店として「お客様の幸せ」を優先しています。
『塗装した方がいい!って聞いたけど、本当なの?』
『他社で見積り取ってあるんだけど、費用を教えてほしい』
そんなご不安も、遠慮なくご相談いただければうれしいです。

ご相談だけでも大歓迎です

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