大阪市住吉区で基礎とコーキングのひび割れが気になり工事のご相談

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大阪市住吉区の3階建て戸建て住宅にお住いのお客様から塗装工事のご相談をいただきました。
ご相談のきっかけは基礎の縦に伸びる大きな亀裂と外壁のコーキングが細かくひび割れてしまっているため、築22年という年数的にも工事を検討されています。

マナベ

こんにちは！
南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

当ブログではご相談からご成約をいただくまでの外壁塗装の点検の様子とお見積り内容を紹介しています。

1.ご相談のきっかけは基礎とコーキングのひび割れ
2.基礎とコーキングの劣化を中心に外壁調査
3.補修工事のご提案内容と見積り金額
4.その他の大阪市住吉区の塗装工事の相談の事例

ご相談のきっかけは基礎とコーキングのひび割れ

基礎とコーキングのひび割れが気になっていたところ弊社のチラシを見てご連絡をいただきました。
これから複数の業者に見積もり依頼をされるとの事ですが、弊社は相見積もりも大歓迎ですのでじっくりとご検討をいただければと思います。

まずは基礎のひび割れから確認します。

結論からお伝えすると、基礎に縦に伸びる幅の大きなひび割れ緊急性の高い症状ですので早目の補修が必要です。

写真のように幅0.3mm以上深さで5mm以上のひび割れを構造クラックと呼びます。
ひび割れの規模で緊急性が異なりますが、構造クラックの場合は表面だけでなく基礎内部まで亀裂が入ることから雨水の侵入を許している現状です。

基礎内部の鉄筋にまで雨水の侵入を許すと、錆びなどを引き起こして建物全体の強度に直接影響します。
そのため、基礎にこちらの写真のようなひび割れがある場合は早急に業者へ依頼した方が良いです。

基礎のひび割れは補修用のモルタルで左官補修をすれば改善しますので、ご安心くださいね。

サイディングボードの間を埋める目地のコーキングがひび割れていますね。

新築の時はコーキングの上から塗装をしないので、目地のコーキングが剥き出しの状態です。
塗膜で保護されていないコーキングは紫外線の影響を受けやすく、肉やせやひび割れなどの劣化原因となるのです。

サイディングボードがどれだけ頑丈でも目地の隙間から雨水が侵入してしまっては、サイディングの浮きや反りの原因となってしまいます。

そのため、ひび割れたコーキングを撤去して新しいコーキングへ打ち替えてあげる必要があります。

コーキングは目地以外にも幕板とサイディングの継ぎ目にも施工されているので、細かい部分までコーキング工事を実施します。

又、外壁のサイディング以外の付帯部（幕板や雨樋など）も色褪せが目立つので塗装することで耐久性を高めて美観を取り戻すことができますよ。

塗膜の欠けもあるので、こちらも下地調整材で補修をして塗装が可能です。

お隣との距離が狭いので足場が建てられるかご不安に思われていましたが、40cm間隔が空いていれば問題なく足場を建てられますのでご安心ください。

上空からも隣家と間隔が空いているのが確認できます。
お隣との距離が狭い関係で工事ができるか不安に思われるお客様は多いですが、狭小地用足場といった狭い現場に特化した足場もありますのでほとんどのケースは足場を建てることができます。

稀に隣家との距離が10cmにも満たないケースもありますが、その場合はお隣の屋根をお借りして足場を建てることが可能ですのでお気軽にご相談くださいね。

屋根はスレート瓦が使用されています。

厚さ約5㎜ほどで、サイズは約910㎜×414㎜のものが多く普及しています。
構造用合板の上にルーフィングシートを貼り、その上からスレート瓦が重ねて貼られています。

防水性能は表面の塗装に依存しており、塗装が劣化してくると水が浸み込みやすくなり、コケの発生や素材の劣化による割れが発生してしまいます。

そのため、スレート瓦に塗装をすることで防水性能が蘇ってくれ屋根の寿命が延びてくれますよ。

劣化部位	ご提案	理由
外壁（窯業系サイディング）	外壁塗装	塗膜の劣化
目地・幕板上	コーキング撤去打ち替え	コーキングのひび割れ
サッシ・軒天廻り	コーキング増し打ち	コーキングの劣化
基礎	左官補修	ひび割れのため
付帯部（雨樋・スリムダクト・シャッターBOX・水切り・幕板・小庇・軒天・破風板）	塗装工事	美観の向上・防水性の維持のため
スレート瓦	屋根塗装	防水性の維持のため

※使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。