屋根修理を自分でするのはおすすめしない4つの理由!

屋根修理を自分でするのはおすすめしない4つの理由

屋根の少しの修理なら自分でもできるとお考えではないですか。

屋根の修理を素人の方が自分でしても、適切な修理を行うのが不可能なのでおすすめしません。自分で修理をするとリスクも起こり、失敗して後悔してしまうかもしれません。

他のサイトで、自分で修理する方法を伝えている記事も多くあります。しかし、自分で修理できるのは職人レベルの知識がある人だけです。一般の方に修理方法を伝えても、その通り修理を行うのは不可能なのです。

自分でできるのは雨漏りの応急処置のみなので、屋根に上っての作業は控えていただきたいと思います。

当コラムでご紹介する内容
  • 屋根の修理を自分でするのはおすすめしない4つの理由
  • 屋根の修理を自分ですると起こるリスク3つ
  • 自分でできるのは雨漏りの応急処置だけ!
  • 屋根の修理は自分でしないでプロに任せて!

ご自身の安全確保の為にも、ぜひご参考になさってください。

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屋根の修理を自分でするのはおすすめしない4つの理由

屋根の修理を自分でするのはおすすめしません。

素人の方が自分で修理をすると、適切に補修するのが難しいからです。また、自分で修理して失敗すると、返って被害を拡大してしまう可能性があります。

屋根修理を自分でするのはおすすめしない4つの理由
  • 足場が設置できない
  • 下地補修が難しい
  • 適切に防水工事ができない
  • 修理が失敗した後にプロに依頼すると高額になる

素人の方が自分で修理をするのが難しい理由を、ご説明いたします。

足場の設置ができない

足場設置

屋根の修理を自分でしようと思っても、足場の設置ができません。

上記の写真のように、プロの職人さんは足場を設置して作業を行います。足場を設置する理由は、安全性や作業効率の確保の目的があります。

足場の設置に関しては、足場の組立て等作業主任者という資格もございます。弊社では、足場の組立て等作業主任者の資格を取得しております。塗装業者に保有の義務はありませんが、資格があるほど足場設置は重要な作業になるのです。

屋根足場

また、屋根の勾配(傾き)が急な場合は、屋根自体にも足場を設置して作業を行います。プロの職人さんでも足場を設置して作業をするのに、素人の方が足場なしで修理をするのは危険だとお分りいただけると思います。

足場の設置ができないと屋根の修理を自分でするのは難しいと、考慮いただきたいと思います。

下地補修が難しい

素人の方が自分で屋根の修理をする場合、下地補修が難しく失敗する可能性があります。

屋根の修理をする時、下地補修は必要で欠かせない工程です。自分で作業するのが難しい下地補修がこちらになります。

▼自分で十分に行えない下地補修▼

✔ケレン作業

ケレン作業

ケレン作業は、古い塗膜やサビを落とし塗料の密着性を高める為に必要な作業になります。短時間で正確に研磨する技術が必要なのですが、素人の方だと短時間で完璧な研磨を行うのは不可能です。

ケレン作業に時間がかかっている間に、剥き出しになった屋根のサビがさらに悪化してしまうのです。

✔コーキング工事

屋根の補修(コーキング工事)

屋根にひび割れがある場合、コーキング材でひび割れの隙間を埋めて補修を行います。コーキング材はホームセンターで購入できますが、誤ったコーキング材を選ぶと適切に補修ができません。専門知識がないと、自分で屋根に合ったコーキング材を選定するのが難しいのです。

素人と職人のコーキング補修の比較

また、コーキング材を自分で隙間の深くまで充填できず、十分に補修ができず失敗するケースが多くあります。上記をご覧いただくと、素人の方とプロの職人さんとでは仕上がりの違いが一目瞭然だと思います。

下地補修を自分で完璧にこなすのは難しいのでおすすめできないと、ご理解いただきたいと思います。

適切に防水工事ができない

住宅の中には、屋根が屋上になった作りも多く存在します。自分で修理する場合、屋上の防水工事が適切にできない可能性が高いです。

雨や湿気から住宅を守る為に、屋上の防水工事は重要です。塩ビシート防水工事を例にして、自分で修理するのが難しい理由をお伝えいたします。

塩ビシート防水には、機械固定工法と密着工法があります。

▼機械固定工法▼

塩ビシート防水(機械固定工法)

▼密着工法▼

塩ビシート防水(密着工法)

どちらの工法も専門の器具を使用したり、経験や技術が必要なのがお分りいただけると思います。

この作業を自分でしようとしても、素人の方では塩ビシートを均一に貼り合せるのが不可能です。下地と塩ビシートの間に隙間ができてしまい、湿気が溜まり十分な防水機能が確保できません。

屋上には大掛かりな防水工事が必要だと考慮いただき、自分で行うのは不可能だとご理解いただきたいと思います。

修理が失敗した後にプロに依頼すると高額になる

修理が失敗して撤去費用がかかる

屋根の修理を自分でして失敗した後にプロに依頼すると、費用がより高額になる可能性があります。

実際に失敗後にご依頼を受け、撤去費用が余計に必要になったケースもございます。上記の写真は自分で塗料を塗って塗膜の膨れが起こり、膨れた塗膜を全て撤去する為に撤去費用がかかったケースになります。

自分でした補修が失敗した場合、撤去費用がかかる例がこちらになります。

撤去費用がかかる例
  • コーキング材で補修した場合のコーキング撤去費用
  • 誤った塗料を塗布した場合の塗料撤去費用

他にも自分でした修理が不完全で、雨漏りなどの被害が拡大し構造自体にも影響を及ぼし修理費用が高額になる可能性があります。

屋根の修理を自分でして失敗すると、費用が高額になり住宅の耐久性にも影響すると考慮いただきたいと思います。

屋根の修理を自分ですると起こるリスク3つ

屋根の修理を自分ですると、取り返しのつかないリスクが起こるかもしれません。そのリスクは、安全性のリスクから費用面のリスクへ繋がってしまいます。

屋根修理を自分ですると起こるリスク3つ
  • 保険が適用しなくなる⇒災害時の被害から費用が拡大
  • 耐久性が確保できない⇒早期の劣化から補修費用が拡大
  • 高所作業で危険を伴う⇒事故が原因で治療費用が必要

これらのリスクについて、詳しくご紹介いたします。

保険が適用しなくなる

屋根の修理を自分ですると保険が適用しなくなる

屋根の修理を自分で行うと、火災保険が適用しない可能性があります。

通常、火災保険は、自然災害によって住宅に被害が生じると適用されます。しかし、自分で修理をすると、住宅の被害の原因が自分で行った修理が原因と見なされてしまうのです。被害が発生したのは自然災害が原因ですが、被害のきっかけは自分で行った修理の責任になるのです。

本来なら自然災害で保険が適用され、業者に屋根修理を依頼しても自己負担費用が少なくなります。しかし、自分で行った屋根修理が原因で、被害の大きさから返って費用が高額になってしまうかもしれません。

いざという時に保険が適用しないリスクを避ける為に、屋根の修理はプロに依頼すると考慮いただきたいと思います。

火災保険について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考になさってください。

外壁塗装で適用される火災保険3つ!保険が下りる条件や流れを解説​​​

耐久性が確保できない

屋根の修理を自分で行うと、誤った修理をしてしまい耐久性が確保できない可能性があります。修理の知識がないと、自分で住宅の寿命を縮めてしまう場合もあるのです。

実際にあった事例がこちらになります。

▼自分で修理して耐久性を確保できなかった事例▼

剥がれを自分で修理したが、雨水の逃げ道まで塞いでしまった。その結果、雨水が溜まって雨漏りの原因になった。

 

塞ぐ必要のない隙間を塞ぐと雨漏りになる

上記の赤丸にひび割れがあり、コーキング工事が必要な箇所になります。しかし、白線の塞ぐ必要のない箇所までコーキングで塞いでしまうと、青丸の部分に雨水がたまり雨漏りの原因になるのです。

素人の方だと、隙間があると塞げば雨漏りにならないと考えるかもしれません。しかし、塞いではいけない隙間まで塞いでしまうと、雨水が外に排出されず結果として耐久性が低下してしまうのです。

知識がないまま屋根の修理を自分ですると、住宅の耐久性が低下し寿命を縮める要因になると考慮いただきたいと思います。

高所作業で危険を伴う

高所作業で危険を伴う

屋根の修理は高所作業の為、転落事故の可能性があり危険を伴います。

素人の方が自分で屋根の修理を行う場合、足場がないので脚立や梯子に上っての作業になります。脚立は梯子に上って作業をすると、作業に気を取られて足元に気を配れず転倒してしまい大怪我になる危険があります。

危険で不安定な高所での作業は、安全性の確保の為にもプロの職人さんにお任せするのをおすすめいたします。

自分でできるのは雨漏りの応急処置だけ!

屋根の修理を自分で行うのはおすすめしませんが、雨漏りの応急処置だけは自分でできます。雨漏りを放置しておくと、住宅の外側だけでなく内部にまで影響し耐久性の低下が心配されます。

自分で出来る雨漏りの応急処置はこちらになります。

自分でできる雨漏りの応急処置
  • バケツで水を受け止める
  • 屋根裏にブルーシートを敷く
  • 窓からの雨漏り拡大を雑巾で防ぐ

ご紹介するのは応急処置になるので、応急処置後は早めにプロの業者に依頼するのをおすすめいたします。

バケツで水を受け止める

雨漏りを確認したらバケツで水を受け止めましょう。

用意するものは以下の通りです。

雨漏りで用意するもの
  • バケツ
  • 雑巾
  • レジャーシート(新聞紙やチラシでも可)

バケツの下にレジャーシートを敷いておくと、床に雨水が浸透せず床の腐食を防ぐことができます。また、バケツの中に雑巾を入れておくと、雨水の跳ね返りを防ぐ効果があります。

雨漏りの際はバケツの中に雑巾を入れレジャーシートを敷く

濡れてはいけない電化製品などの家財道具は、速やかに移動しましょう。

雨漏りが起こると、何処から雨水が侵入しているのか気になるかもしれません。しかし、屋根に上って確認するのは大変危険です。屋根に上って確認するのは業者に任せて、雨水を受け止める応急処置を行っていただくようお願いいたします。

屋根裏にブルーシートを敷く

屋根裏にブルーシートを敷く

屋根裏に上れる場合は、屋根裏にブルーシートを敷いて部屋へ雨水が侵入するのを防ぎましょう。

屋根裏にブルーシートを敷くと、天井が腐食するのを防ぐことができます。部屋の内部に雨水が侵入するのを防げるので、雨水での劣化被害を最小限にできるでしょう。住宅の劣化を防ぐだけでなく、修理費用も抑えられる可能性があります。

例えば、ブルーシートを敷かなかった場合、雨漏りが原因で天井がめくれてしまい天井の修理まで必要になるかもしれません。

雨漏りが原因で捲れた天井

屋根裏に上れる住宅は、屋根裏から雨漏りの応急処置を行っていただくようお願いいたします。

窓からの雨漏り拡大を雑巾で防ぐ

窓やサッシからの雨漏り被害も非常に多くあります。窓やサッシからの雨漏りの拡大を雑巾で防ぎましょう。

用意するものは以下の通りです。

窓やサッシの雨漏りで用意するもの
  • 雑巾
  • ゴミ袋

窓やサッシからの雨漏りは、ゴミ袋を敷いた上に雑巾を置くと雨水を吸収できます。カーテンは濡れないように外しておくといいでしょう。

窓やサッシからの雨漏り応急処置

ご紹介したのは、あくまでも応急処置になります。応急処置しただけで放置しておくと、住宅全体の耐久性が低下し躯体の悪化に繋がります。

応急処置後は速やかにプロの業者に修理を依頼しましょう。

屋根の修理は自分でしないでプロに任せて!

屋根の修理は自分でしないでプロに任せて!

屋根の修理は自分でしないで、プロに依頼して修理を行いましょう。

ご紹介したように、屋根の修理は専門業者でしか行えない知識と技術が必要になります。屋根の修理を自分ですると、誤った修理をしてまい住宅の寿命を縮めてしまうかもしれません。

南大阪ペイントセンターでは、屋根修理の施工実績が豊富で雨漏り修理も多数行っております。施工いただいたお客様から、Google口コミ100件の★4.9の高評価をいただいております。私たちの施工実績をお確かめいただき、お客様の声を参考になさってください。

まとめ

屋根の修理を自分でするのはおすすめしません。おすすめしない理由が4つあります。

屋根修理を自分でするのはおすすめしない4つの理由
  • 足場の設置ができない
  • 下地補修が難しい
  • 適切に防水工事ができない
  • 修理が失敗した後にプロに依頼すると高額になる

また、屋根の修理を自分ですると、安全性と費用のリスクがあるので注意が必要です。

自分でできるのは雨漏りの応急処置だけで、専門の知識と技術を持ったプロに任せて修理を依頼しましょう。

南大阪ペイントセンターでは、屋根の修理をお受けしております。屋根は劣化状況を自分で確認するのも困難になります。屋根や雨漏りの無料点検も行っておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

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