外壁塗装の吹き付けはスプレーガン使用!ローラーとの違いを比較

外壁塗装の吹き付けはスプレーガン使用!ローラーとの違いを比較

「外壁塗装の吹き付けってどのように塗装するの?」

「なぜ吹き付けで塗装するの?」

以上のように外壁塗装の吹き付けについて疑問があるかもしれません。

外壁塗装の吹き付けはスプレーガンを使用して塗装する方法になります。塗料が飛散するというイメージから、吹き付けでの塗装にご不安がある方がいらっしゃるかもしれません。そこで、吹き付け塗装とローラー塗装の違いや、吹き付けのメリット・デメリットをご紹介いたします。

当コラムでご紹介する内容
  • 外壁塗装の吹き付けとは?
  • 外壁塗装の吹き付け種類5選!外壁材の向き不向き比較表
  • 外壁塗装の吹き付けのメリット
  • 外壁塗装の吹き付けのデメリット
  • 外壁塗装の吹き付けに関するQ&A

外壁塗装の吹き付けについて皆さまに正しく理解していただき、吹き付け塗装を知っていただきたいと思います。

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監修者情報
監修者 榎本悟

榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


監修者 橋本卓哉

橋本卓哉

学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。

外壁塗装の吹き付けとは?

外壁塗装の吹き付けと聞くと、言葉のイメージだけで塗料の飛散が気になるという方がいらっしゃるかもしれません。そこで、外壁塗装の吹き付けについて詳しくご紹介いたします。

また、一般的な塗装方法として、吹き付け塗装とローラー塗装がございます。これらの塗装方法の違いを比較したいと思います。

吹き付けとはスプレーガンを使用した塗装

外壁塗装の吹き付けはスプレーガンを使用!

外壁塗装の吹き付けは、スプレーガンを使用して塗料を霧状に噴射して外壁に吹き付ける方法です。細かい部分や複雑な形状にも塗料を行き渡らせるのが可能な施工方法になります。

デザイン性が高く、均一でなめらかな塗膜が得られやすい特徴があります。模様のある塗装が可能な為、おしゃれ度の幅が広がります。

しかし、風のある日などは塗料が飛びやすく周囲に飛散する恐れがある為、飛散防止対策は必須になります。近隣とのトラブルを避ける為に、施工事例や良い口コミが多い外壁塗装業者に依頼するのをおすすめいたします。

吹き付けとローラーの違いを比較

吹き付けとローラーの違いを比較

外壁塗装で塗料を塗布する方法として、一般的に吹き付けとローラーの2つの方法がございます。吹き付けとローラーを比較するとこちらになります。

▼吹き付けとローラーの比較表▼

項目 吹き付け塗装 ローラー塗装
塗装方法 スプレーガンで塗料を噴霧 ローラーを転がして塗料を塗布
耐久性 ローラーとほぼ同等 吹き付けとほぼ同等
費用 ローラーに比べてやや高い 吹き付けに比べて安い
仕上がりの質感 滑らかで高級感のある仕上がり ややマットで安定した美しさ
作業時間 広い範囲を短時間で塗れる 吹き付けより時間がかかる
適した塗装面 凹凸や複雑な形状の面 平坦な外壁
飛散の程度 多い(塗料ロス率は約10~50% 少ない
作業時の音 機械音がする 作業の音のみ

吹き付けとローラーでは、以上のような違いがあります。

耐久性に関しては、「どんな塗料を使うか」「下地処理が入念か」などによって仕上がりが左右されます。そのため、施工方法よりも施工内容全体の質が重要であるとお考えいただきたいと思います。

住宅の部位別での吹き付けとローラーの適性を比較するとこちらになります。

▼住宅の部位別の適正比較表▼

部位 写真 吹き付け
の適性
ローラー
の適性
備考
外壁 外壁 外壁の広い面に
均一に塗れる
屋根 屋根 吹き付けは飛散の
リスクが高め
破風板 破風板 吹き付けだと他の
部分への飛散
リスクがある
雨樋 雨樋 吹き付けだと他の
部分への飛散
リスクがある
軒天 軒天 上向き作業の為、
吹き付けの
飛散に注意
雨戸 雨戸 ローラーの場合は
塗り残しに注意
シャッターボックス シャッターボックス 吹き付けだと他の
部分への飛散
リスクがある
水切り板金 水切り板金 吹き付けだと他の
部分への飛散
リスクがある
ベランダ笠木 ベランダ笠木 吹き付けだと他の
部分への飛散
リスクがある

以上のように、住宅の部位によって吹き付け塗装は向き不向きがあるとご理解いただきたいと思います。

ローラーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もご参考になさってください。

外壁塗装のローラーってどんな種類や注意点がある?【塗装事例あり】​​​

外壁塗装の吹き付け種類5選!外壁材の向き不向き比較表

外壁塗装の吹き付けの種類5選をご紹介いたします。

外壁塗装の吹き付けの種類5選
  • 多彩模様
  • リシン
  • スタッコ
  • 吹き付けタイル
  • 一般的な塗料

しかし、吹き付けの種類5選がすべての外壁に向いているというわけではありません。外壁材別で吹き付けの向き不向きを比較するとこちらになります。

▼外壁材別の吹き付け向き不向き比較表▼

外壁材 多彩模様 リシン スタッコ 吹き付け
タイル
一般的な
塗料
備考
窯業系サイディング × × サイディングが軽量の為、
塗膜が重く割れの原因
金属サイディング × × × × 密着性が低く、塗膜の重さ
で割れや剝離が起こる
ALC × 重い塗膜によりひび割れや
剥がれのリスク
モルタル 全て適応可能
タイル × × × × 基本的に塗装不要
クリア塗装で美観維持可能
コンクリート打ち放し × × 独自の質感を損なう為、
クリア塗装などで美観維持
木質系外壁 × × × × 厚く重い塗膜が
木の伸縮に追従できない

以上の表を参考にして、ご自宅の外壁の吹き付け塗装が可能かご判断いただきたいと思います。

多彩模様

多彩模様

多彩模様とは、塗料に多彩な細かいチップが配合されている塗料になります。

細かいチップが入った塗料を吹き付けて塗装することで、キラキラと輝く天然石のようなデザインに仕上げることができます。外壁に立体感や深みを与え、単色の塗装では再現できない高級感や独自性を演出する仕上がりになります。

同じ白色系の塗装で、多彩模様と単色を比較するとこちらになります。

▼多彩模様と単色の比較▼

多彩模様と単色の比較

どちらも爽やかな白色系に仕上がっていますが、多彩模様の方が細かなチップで白色の中に違う風合いを感じることができます。

凹凸のある外壁は重厚感があるので、多彩模様を吹き付けるとより一層高級感を演出するのが可能になります。ハウスメーカーの住宅にお住まいの方は、多彩模様をお選びになる方が多くいらっしゃいます。

意匠性を出して外観を魅力的にしたい方は、多彩模様での吹き付け塗装をおすすめいたします。

リシン

リシン

リシンとは、セメントや合成樹脂が主成分で砂や細かな骨材を混ぜた塗料になります。この塗料をスプレーガンで吹き付ける塗装をリシン吹き付けと言い、モルタル外壁の仕上げとして使用されます。

外壁にざらざらとした独特な質感を与え、多少の凹凸をカバーする効果もあります。リシンは一般的な塗料と比べて安価で、費用を抑えられるメリットがあります。

しかし、リシン吹き付けはデメリットを理解しておくのが重要になります。

リシン吹き付けのデメリット
  • 汚れが付きやすい(カビやサビが発生し劣化が進行する)
  • 塗膜が硬くて割れやすい(湿気や雨水が侵入しやすくなる)
  • 耐用年数は8年程(一般的な塗装目安は10年のため短い)

リシン吹き付けは安く仕上げられるメリットがありますが、住宅を長持ちするにはデメリットを理解して施工するのが大切です。

スタッコ

スタッコ

スタッコとは、セメント・砂・石灰・合成樹脂などを混ぜ合わせた塗料になります。この塗料をスプレーガンで吹き付ける塗装をスタッコ吹き付けと言い、モルタル外壁の仕上げとして使用されます。

ざらざらとした質感はリシンと同じですが、リシンより凹凸があり立体的なデザインが特徴です。塗膜に厚みがあるので耐久性があり、耐用年数は比較的長く10年以上あります。

スタッコもリシンと同様凹凸がある外壁なので汚れが付きやすく、塗膜が割れやすいデメリットがあります。

スタッコのメリット・デメリット
  • メリット=凹凸がある立体的なデザイン・耐久性があり耐用年数が長い
  • デメリット=汚れが付きやすい・塗膜が割れやすい

スタッコは吹き付けた後、凸部をローラーで押さえて平らにする処理を行う場合もあります。吹き付け塗料が乾燥する前に行う必要があるので、職人の技術が必要になります。

平らな外壁でなく凹凸のある外壁に仕上げたい方にはおすすめですが、デメリットも考慮してスタッコを選ぶ必要があります。

吹き付けタイル

吹き付けタイル

吹き付けタイルとは、塗料を吹き付けてタイルのような艶のある硬い仕上がりを実現する塗装方法です。タイルという名前ですが、タイルの模様や質感を再現するもので実際のタイルは使用しません。

吹き付けタイルは、複層仕上げ塗材という塗料を吹き付けて塗装します。塗料にセメントや骨材などを混ぜないので、ざらざらとした質感はありません。凹凸のある滑らかな質感の外壁になります。

実際のタイルを貼るよりも施工が簡単でコストを削減でき、タイルのような立体感やデザイン性のある仕上がりに施工できます。吹き付けタイルのメリット・デメリットはこちらになります。

吹き付けタイルのメリット・デメリット
  • メリット=実際のタイルより安価でタイルの風合いが出せ、ひび割れや剥がれのリスクが少ない
  • デメリット=凹凸があるので汚れが付きやすい

吹き付けタイルは、実際のタイルよりコストを削減できるので取り入れやすい塗装方法になります。外壁に高級感を演出したい方には、艶のある吹き付けタイル仕上げがおすすめです。

一般的な塗料

一般的な塗料

一般的な塗料もスプレーガンを使用して吹き付けで施工する場合があります。

凹凸がある外壁の場合、ローラーで塗料を塗布すると重厚感のある外壁のデザインが損なわれてしまいます。凹凸のあるデザイン性の高い外壁をそのまま維持する為に、一般的な塗料でも吹き付けで塗装します。

お住まいの住宅が凹凸のある外壁の場合は、一般的な塗料でも吹き付け塗装になる可能性が高いとお考えいただきたいと思います。

外壁塗装の吹き付けのメリット

吹き付けで外壁塗装を施工する場合のメリットがあります。

吹き付けのメリット
  • 立体的で多様な雰囲気を出せる
  • 凹凸のある外壁でも均一な仕上がりになる
  • 作業効率が良い

それでは詳しくご紹介いたします。

立体的で多様な雰囲気を出せる

吹き付けで立体的になった住宅(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

吹き付けで施工すると、立体的で多様な雰囲気を出すのが可能になります。

上記の写真は多彩模様を吹き付け塗装した事例になります。多彩模様を吹き付けることで単色の塗装では得られない深みや陰影を生み出し、立体的で高級感のある印象を受けます。多彩模様のチップで異なる色を重ねることで、視覚的に豊かな表現が可能になります。

また、吹き付け塗装で模様を作ることができるので、吹き付け塗装で希望の雰囲気を演出するのが可能になります。模様を作ることができる吹き付け塗装は以下の通りです。

模様を作る吹き付け塗装
  • リシン
  • スタッコ
  • 吹き付けタイル

外壁に模様を付けたり立体的に見せたい場合は、吹き付け塗装での施工をおすすめいたします。

凹凸のある外壁でも均一な仕上がりになる

凹凸のある外壁でも仕上がりは均一

吹き付けで塗装すると、凹凸のある外壁でも均一な仕上がりに施工できます。

吹き付けは塗料が細かい粒子になり均一に噴射されるので、表面全体に均等に塗布されます。そのため、凹凸のある外壁でも塗料がムラなく付着し、均一な厚さの塗膜が形成されます。

吹き付け塗装が均一に仕上がる理由として、以下のような理由があります。

吹き付け塗装が均一に仕上がる理由
  • 塗料がムラなく付着する(細かな粒子が均一に噴射される)
  • 高い浸透力(細かな凹部にも塗料が入り込み表面全体に塗料が行き渡る)
  • 塗料が垂れにくい(塗料を噴射するので垂れにくく均一に仕上がる)
  • 広範囲を一度に塗布できる(一度に作業でき均一に仕上がる)

凹凸のある外壁を活かした塗装をご希望の方は、吹き付け塗装だと均一な仕上がりが可能になるとお考えいただきたいと思います。

作業効率が良い

作業効率が良い

吹き付け塗装は、作業効率が良いこともメリットになります。

吹き付けはスプレーガンを使用して外壁全体に塗料を塗布するので、ローラーに比べて広範囲を一度に塗装できます。そのため、作業時間がローラーに比べると短縮できるので、作業効率も良くなるのです。

吹き付け塗装の作業効率が良い理由はこちらになります。

吹き付け塗装の作業効率が良い理由
  • 広範囲をカバーできる(一度に広い範囲を塗装できる)
  • 複雑な塗装面にも対応できる(凹凸のある外壁や奥まった部分にも対応できる)

大きな住宅や手作業では困難な箇所でも効率よく塗装ができるので、吹き付け塗装を採用することで作業が進みます。※住宅の規模・職人さんの熟練度・天候などによって作業スピードは異なります

条件によって作業時間は異なりますが、ローラーより吹き付けの方が作業効率が良いとお考えいただきたいと思います。

外壁塗装の吹き付けのデメリット

吹き付けで外壁塗装を施工する場合のデメリットがあります。

吹き付けのデメリット
  • 塗料が飛散する
  • 風に影響される
  • 高い技術や経験が必要になる

それでは詳しくご紹介いたします。

塗料が飛散する

塗料が飛散する

吹き付け塗装は塗料が細かい霧状に噴霧される為、塗料の飛散が発生しやすくなります。そのため、塗装業者は塗料飛散防止の対策を行う必要があります。

弊社では塗料の飛散を防止する為に、飛散防止シートの内側をブルーシートで覆って塗料飛散を防いでいます。その写真がこちらになります。

塗料飛散防止対策のブルーシート

風が強い日はブルーシートで覆っていても、塗料の飛散防止の為に作業は中止しております。

塗装業者が行うべき塗料飛散防止対策が以下の通りです。

塗装業者の塗料飛散防止対策
  • 養生作業(住宅を飛散防止シートで覆い、窓などを養生する)
  • 風対策(風が強い日は吹き付け塗装の作業を中止する)
  • 近隣住民への挨拶(塗料が飛散しやすい日など工事内容を説明する)

以上のような対策を行わない業者に依頼すると、お客様だけでなく近隣の方へも迷惑をかけてしまいます。

契約前の見積りの時点で、吹き付け塗装の塗料飛散の対策について業者に質問しておくのが重要です。

風に影響される

風に影響される

吹き付け塗装は風に影響されるというデメリットがあります。

吹き付け塗装は、スプレーガンを使って塗料を霧状にして外壁に噴霧します。このとき、塗料は粒子として空中を飛ぶ為、非常に軽く風に流されやすい特性があります。

風の影響によって起こる吹き付け塗装の問題点がこちらになります。

風の影響による問題点
  • ムラができる=塗るべき場所に届かず塗り残しができる・意図しない場所に厚く塗られてしまう
  • 飛散による近隣トラブル=塗料が風で流され近隣の住宅や車に飛散する
  • 作業効率の低下=何度も手直しが必要になる

風の強い日に吹き付け塗装をすると、以上のようなリスクが考えられます。

風の強い日の吹き付け塗装は不可能とご理解いただき、工期が伸びる可能性もあるとお考えいただきたいと思います。

高い技術や経験が必要になる

高い技術や経験が必要になる

吹き付け塗装は、職人さんの中でも任せられる人と任せられない人がいるほど高い技術が必要な施工方法になります。

私の肌感覚的には、世の中の20~30%程の職人さんしか吹き付け塗装を完璧に仕上げられないかもしれません。弊社は多くの職人が在籍していますが、弊社の職人の約30%しか対応できないほど吹き付けは難しい作業になるのです。

弊社では、実際にお客様へ吹き付け塗装のデメリットについても詳細にご説明しております。弊社では吹き付け塗装ができる職人を見極めて、吹き付け塗装をご希望のお客様の住宅を施工しております。

吹き付け塗装に高い技術や経験が必要とされる理由がこちらになります。

吹き付けに技術や経験が必要な理由
  • 均一な仕上がり(均一に仕上げる技術)
  • 塗料の配合(塗料の配合が仕上がりに影響)
  • 下地処理(塗装前の下地処理が重要)
  • 天候の管理(風・温度・湿度の管理が仕上がりに影響)
  • 塗料飛散対策(養生の善し悪しが仕上がりに影響)

業者を選ぶ際は吹き付け塗装の施工事例があるか確認し、口コミの評価をチェックする必要があります。

外壁塗装の吹き付けに関するQ&A

外壁塗装の吹き付けに関する疑問をQ&Aでお伝えいたします。

吹き付け塗装にご不安のある方のご参考にしていただきたいと思います。

近隣の住宅や車に塗料が飛散しない?

近隣の住宅や車に塗料が飛散しない?

A:万全の飛散防止対策をしておりますので、ご安心ください

吹き付け塗装では塗料飛散防止対策として、作業前に必ず「飛散防止ネット」や「ビニールシート」でしっかりと養生します。また、風の強い日には無理に作業を行わず、天候を見ながら安全第一で進めます。近隣のお宅や車にも十分配慮しておりますので、トラブルなく工事を終えることができます。

吹き付け塗装は悪徳業者のイメージがあるけど大丈夫?

吹き付けは悪徳業者ではない?

A:吹き付け塗装の施工が悪徳業者ということは一切ございません

モルタルなど昔からある外壁から現在の外壁まで、塗装仕上げの場合は90%以上が吹き付け塗装です。これは大手ハウスメーカーや地域密着型の塗装業者でもすべて同じになります。

吹き付け塗装が悪徳業者だと広まったのは、過去に悪徳業者が好んで吹き付けセラミック塗料を使用していたからになります。その悪いイメージが吹き付け塗装に対し未だに残っているようです。

吹き付け塗装は、意匠性が高く高級感を演出できる塗装になります。施工事例や口コミの評価が高い業者なら、丁寧で高品質な吹き付け塗装が可能です。

地面に付いた塗料はどうしているの?

地面に付いた塗料はどうしてる?

A:地面にも丁寧に養生し、塗料が付かない対策をしています

塗装前にはコンクリートや植木まわりなど、塗料が付く可能性のある場所をすべて養生シートでしっかり保護します。万が一、施工中に塗料が付着した場合も、すぐに拭き取りや洗浄を行っておりますのでご安心ください。

ローラーを選んだ方がいい場合はある?

ローラーを選んだ方がいい場合は?

A:はい。住宅の条件や仕上がりの希望によってはローラー塗装が適している場合もあります

ローラー塗装がおすすめのケースがこちらになります。

ローラー塗装がおすすめのケース
  • 近隣との距離が非常に近く、飛散リスクを極力避けたい場合
  • 塗装面がフラットで、模様をつける必要がない場合
  • 施工音や飛散をできる限り抑えたい場合
  • 細かい部分が多く、吹き付けよりもローラーの方が作業しやすい場合

ローラー塗装は、塗料の飛び散りが少なく塗膜が厚くなりやすいという利点もあります。吹き付けかローラーかは、住宅の構造や仕上がりの希望・周辺環境を考慮して最適な方法をご提案しております。

まとめ

外壁塗装の吹き付けとは、スプレーガンを使用して塗料を噴霧する方法です。その他にもローラー塗装があり、住宅の構造や希望の仕上がりを考慮し適した方法を選ぶ必要があります。

外壁塗装の吹き付け種類5選がこちらになります。

外壁塗装の吹き付け種類5選
  • 多彩模様
  • リシン
  • スタッコ
  • 吹き付けタイル
  • 一般的な塗料

以上の吹き付け種類は外壁材によって向き不向きがある為、ご自宅に適した方法を選ぶ必要があります。

外壁塗装の吹き付けにはメリット・デメリットがございます。メリット・デメリットをよく理解し、吹き付け塗装が合っているか確認するのが重要です。

南大阪ペイントセンターでは、吹き付け塗装の事例が多数ございます。吹き付け塗装に対するご心配やご不明な点などのご相談もお受けしております。

外壁塗装の吹き付け塗装をお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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監修者 榎本悟

榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


監修者 橋本卓哉

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