スウェーデンハウスの木部塗装!木目を活かす専用塗料で北欧風を守る

スウェーデンハウスの木部塗装!木目を活かす専用塗料で北欧風を守る

スウェーデンハウスは、温かみのある北欧風の雰囲気が特徴的な住宅です。その外観を引き立てているのが、無垢材や木目を活かした木部です。

しかし、経年劣化による退色や劣化が目立ち、家の印象が古く見えてしまうことがあるかもしれません。木部塗装で自然な風合いを取り戻したいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

スウェーデンハウスの木部塗装は、木目を活かす専用塗料の使用がおすすめです。木目を活かす専用塗料を使うことで、北欧らしい質感や雰囲気を損なわない仕上がりにできます。

木部塗装だけなら「自分でやってみたい」とお考え方に、木部塗装の方法を解説いたします。また、DIYと業者依頼の違いが判断できるよう、費用や仕上がりの比較表をご用意しました。ご自身に合った方法を選ぶ際のご参考になさってください。

当コラムでご紹介する内容
  • スウェーデンハウスの木部塗装は木目を活かす専用塗料を使用
  • スウェーデンハウスの木部塗装の方法
  • 木部塗装をDIYした場合と業者に依頼した場合で比較
  • スウェーデンハウスの木部塗装をDIYする時の注意点
  • スウェーデンハウスの木部塗装は南大阪ペイントセンターにおまかせください!

▼スウェーデンハウスの外壁塗装についてはこちらの記事で解説しております▼

スウェーデンハウスの外壁塗装!北欧デザインを守り費用も抑える方法

外壁塗装をハウスメーカーで建てたお家の方へ

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監修者情報
監修者 榎本悟

榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


監修者 橋本卓哉

橋本卓哉

石綿作業主任者・建築物石綿含有建材調査者

学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。

スウェーデンハウスの木部塗装は木目を活かす専用塗料を使用

木部専用塗料(キシラデコール)

スウェーデンハウスの木部塗装は、木目を活かす専用塗料の使用がおすすめです。木部専用塗料の中でも、木材に浸透するタイプの塗料をお選びいただきたいと思います。

木部のサッシや玄関扉は、スウェーデンハウス特有の雰囲気を引き立てています。しかし、紫外線や雨風で劣化しやすく、放置すると色あせだけでなく腐食の原因にも繋がります。木部専用塗料で塗装して保護することで、スウェーデンハウス特有の北欧風の雰囲気を保つことができます。

代表的な木部専用塗料としてキシラデコールがあります。キシラデコールは浸透タイプで木材に浸透するので、木材の質感を活かした仕上がりが可能になります。スウェーデンハウスの木目を活かすには木部専用塗料の中でも、浸透タイプを選ぶのが重要になります。

その他にも木部専用塗料には造膜タイプがあり、浸透タイプと造膜タイプの違いがこちらになります。

木部専用塗料の浸透タイプと造膜タイプの違い
  • 浸透タイプ=被膜がなく木材に浸透するので木材の質感を活かした仕上がり
  • 造膜タイプ=塗膜で木材を覆い木目を活かせないが、被膜を作ることで耐久性が高い

木部専用塗料を選ぶ目安として、景観を損ねたくない場合は浸透タイプ、耐久性を確保したい場合は造膜タイプとお考えください。

スウェーデンハウス特有の北欧風の雰囲気を保つには、木部を活かす専用塗料の浸透タイプがおすすめです。

スウェーデンハウスの木部塗装の方法

スウェーデンハウスの木部塗装の方法を解説いたします。

木部塗装の基本の工程がこちらになります。

木部塗装の工程
  • やわらかいスポンジと水で洗浄
  • サンドペーパーで古い塗膜やささくれを研磨
  • 研磨で出た粉をウエスで清掃
  • 養生テープで周囲を保護
  • 塗装(中塗りと上塗りの2工程)

用意するもの

塗装する前に用意するがこちらになります。

▼用意するもの▼

道具 用途 目安の費用
木部専用塗料 木目を活かした塗装用 6,000円~/1L
刷毛 塗装用 600円~
養生テープ 塗らない箇所の保護 300円~
サンドペーパー(紙やすり) 下地の研磨 1,000円~/30枚入り
ウエス(雑巾など) 研磨後の粉の拭き取り 100円~
やわらかいスポンジ 洗浄用 100円~
手袋 手の保護 100円~
塗料入れ(バケツなど) 塗料の分け用 100円~

以上のような道具を揃えておくと、木部塗装の作業がスムーズに行えます。

下地処理

✔やわらかいスポンジで水洗い

やわらかいスポンジに水をつけ、木部表面の汚れやほこりをやさしく落とします。その後、完全に乾燥させます。(乾燥時間の目安:半日~1日)

✔サンドペーパーで軽く研磨

サンドペーパーを使って、古い塗膜やささくれがある表面を軽く研磨します。古い塗膜やささくれを整えることで、塗料の密着性が向上します。

✔研磨で出た粉を清掃

研磨で出た粉をウエスで拭き取ります。粉が残っていると塗装の仕上がりが悪くなる可能性がある為、しっかり拭き取ります。

✔養生テープで周囲を保護

窓や壁などに塗料がはみ出さないように、養生テープで保護します。養生が不十分なまま塗装を進めると、美観を損ねるだけでなく仕上がりの品質にも影響するので、非常に重要な工程になります。

塗装

下地処理が完了したら、塗装の工程に入ります。木部塗装は基本的に中塗りと上塗りの2工程で行います。

✔木部塗装(中塗り)

木部塗装(中塗り)

専用塗料を刷毛に取り、木目に沿って薄く塗ります。厚塗りは垂れやムラの原因になります。

✔木部塗装(上塗り)

木部塗装(上塗り)

1回目の塗装乾燥後(1日程度)、同じ専用塗料を塗り重ねます。2回塗料を塗り重ねることで色ムラを防ぎ、耐久性が向上します。2回目の塗装が乾燥してから、養生テープを剥がします。

木部塗装をDIYした場合と業者に依頼した場合で比較

スウェーデンハウスの木部塗装をお考えの皆様が、DIYと業者依頼のどちらにすべきか判断できるよう比較表をご用意いたしました。

▼木部塗装のDIYと業者依頼の比較表▼

項目 DIY 業者依頼
費用
仕上がり
手間 ×
安全性

塗装の経験が何度もあり、費用を安く抑えたい方にとってはDIYはおすすめかもしれません。

しかし、素人の方がDIYで木部塗装を行うのはおすすめできません。スウェーデンハウスの木部は北欧風の雰囲気を大切にする為、仕上がりの美しさや耐久性が重要になるからです。素人の方がDIYすると、次のような仕上がりトラブルが起きやすくなるかもしれません。

木部塗装でのDIYの仕上がりトラブル
  • 塗料の垂れ=厚塗りや刷毛の使い方が不慣れだと、塗料が垂れて木目が汚れる
  • 塗料のはみ出し=養生不足だと、外壁などに塗料が付着してしまう
  • 色ムラ・塗り残し=塗装の際に刷毛の方向が一定でないとムラになり、見た目が悪くなる
  • 研磨不足による剥がれ=適切な下地処理ができないと、塗料が密着しない

また、安全面でのリスクもあります。低い位置の窓枠下部であれば塗装がしやすく、安全も比較的確保できます。しかし、窓枠の上部は高さがあり、脚立を使用する必要があります。作業に気を取られて足元に気を配れず、転倒してしまう可能性があるかもしれません。

スウェーデンハウスの木部塗装は、木部を保護することが最大の目的です。DIYでの塗装に少しでも不安がある場合は、仕上がりや安全面を考え業者に依頼することをおすすめいたします。

スウェーデンハウスの木部塗装をDIYする時の注意点

スウェーデンハウスの木部塗装をDIYする時の注意点があります。

もっとも注意していただきたい3つの内容がこちらになります。

木部塗装をDIYする時の注意点3つ
  • 木目を活かす木部専用塗料を選ぶ
  • 厚塗りしない
  • 高所作業は行わない

木目を活かす木材専用塗料を選ぶ

木部塗装には木部専用塗料を選ぶ

スウェーデンハウスの木部塗装では木材専用塗料を使用し、木材専用塗料のなかでも浸透タイプを選ぶ必要があります。木材専用塗料は木の特性を考慮し、長く美しく守るために作られた塗料になります。

木は呼吸をしていて、湿気を吸ったり吐いたりしています。その木の呼吸を邪魔しないように、湿気が内部にこもらず劣化しにくい木材専用塗料を使用する必要があります。

また、木には油分や樹液なとがあり、通常の塗料だと密着しにくくなります。木材専用塗料は木に密着し色が安定する為、長持ちしやすい特徴があります。

木部に木材専用塗料と通常の塗料を使用した場合の違いがこちらになります。

塗料 仕上がり 耐久性 木への負担
木材専用塗料 木目が美しく自然 剝がれにくく長持ち 呼吸できる
通常の塗料(壁用など) 木目が消える 早期の剝がれ・色落ち 呼吸できない

スウェーデンハウスの住宅は、木目や質感・自然な風合いが特徴的です。

木目を残して住宅の雰囲気を損なわないように、木材専用塗料を使用した施工で満足のいく仕上がりにしていただきたいと思います。

厚塗りしない

厚塗りしない

スウェーデンハウスの木部塗装をDIYする場合、厚塗りしないように注意が必要です。厚く塗ると耐久性が高くなるとお考えの方がいらっしゃるかもしれませんが、木を早く痛ませる原因になってしまいます。

前項でもご紹介したように、木は呼吸をしています。正しい木材専用塗料を選んでも厚塗りすると塗膜が硬く分厚くなり、木の呼吸を妨げてしまいます。特にスウェーデンハウスの木部は天然木が多い為、木の呼吸を妨げない塗り方が大切です。

また、厚塗りするとムラが出やすく、塗料が垂れる原因にもなります。塗料の厚さが均一にならない為、剥がれや変色・腐食が起こりやすくなる可能性があります。

そのため、DIYで木部塗装をする場合は、薄く均一に中塗りと上塗りに分けて塗ることが大切です。

高所作業は行わない

高所作業は行わない

スウェーデンハウスの木部塗装で、高所作業が必要になる場所のDIYは行わないようお願いいたします。

窓枠などの木部は脚立や梯子を使う場面が多く、塗装に集中しすぎると足元への注意が薄れてしまいます。転倒や落下に繋がる危険が非常に大きくなってしまいます。

スウェーデンハウスの窓枠を例にとると、1階の窓枠の下側は手が届き比較的安全かもしれません。しかし、窓枠の上側は手か届かず、脚立が必要になってしまいます。さらに2階の窓枠になると、梯子が必要になり安定した姿勢を保つことができません。少しの揺れで落下しやすく、大怪我に繋がってしまいます。

手が届く範囲の木部塗装はDIYでも可能ですが、高所の場合は安全のために必ず業者に依頼するようお願いいたします。

南大阪ペイントセンターのスウェーデンハウスの木部塗装の施工事例

弊社では、スウェーデンハウスの木部塗装の施工事例があります。

✔スウェーデンハウスの木部塗装の施工事例(木部塗装のみの費用:42,000円)

スウェーデンハウスの木部塗装の施工事例(ビフォーアフター)

詳しい内容はこちら>

こちらは弊社で施工したスウェーデンハウスの木部塗装の事例になります。外壁・屋根塗装と同時に木部塗装を施工しました。

経年劣化から木部が色あせていました。木部を保護し劣化の進行を防ぐ為に、木部専用塗料で施工しました。

こちらの事例の木部塗装のみの費用は、42,000円(税抜)でした。外壁塗装などと同時施工の場合、木部塗装の費用は2,000円~/㎡となっています。(※劣化症状などによって異なります)

こちらの住宅は外壁・屋根塗装なども同時に施工し、総額約190万円(税抜)の工事になりました。

スウェーデンハウスの木部塗装は南大阪ペイントセンターにおまかせください!

スウェーデンハウスの木部塗装は、南大阪ペイントセンターにおまかせください。

南大阪ペイントセンターは、ハウスメーカー認定施工店です。ハウスメーカーの厳しい基準を参考に、長年多くのハウスメーカーの施工に携わってきました。南大阪ペイントセンターはハウスメーカー基準で、ハウスメーカーと同様の外壁塗装の施工や補修を行います。

また、徹底した診断力・提案力で、お客様のお住まいに必要なメンテナンスを見極める自信があります。一般的な業者では、30~60分かけて点検をする場合が多いです。しかし、南大阪ペイントセンターでは劣化状況を正確に把握する為に、60~90分の入念な点検を行っております。また、高所や細かな劣化を見逃さない為に、ドローンを使用した点検を行っております。

このような診断力に基づき、塗料グレード別で3~5の塗装プランをご提案しております。自社施工で中間マージンも発生しない為、お客様のご要望やご予算に合わせて、最適な塗装方法をお選びいただけるのも当社の強みです。

塗料の種類によって最長15年の保証があり、自然災害や人力による破損以外であれば保証期間内は無償で対応させていただいております。万が一工事後に不具合が起こった場合は、最短翌日でご訪問し住宅の状況をご確認させていただいております。

南大阪ペイントセンターがおすすめの理由
  • スウェーデンハウスの木部塗装の施工実績がある
  • ハウスメーカー認定施工店で厳しい施工基準に対応
  • 徹底した判断力・診断力で必要なメンテナンスを見極め
  • 中間マージンがなくご予算に合わせて最適な塗装方法をご提案
  • 塗料の種類によって最長15年保証で、保証期間内は無償対応

スウェーデンハウスの木部塗装のメンテナンスをご検討中の方は、ぜひ一度南大阪ペイントセンターまでお問い合わせください。

南大阪ペイントセンターでは、スウェーデンハウスのメンテナンスをおまかせいただけます。大阪エリアの方はお問い合わせいただきましたら最短翌日にはご訪問にお伺いし、無料点検・無料見積もりをさせていただきます。

お問い合わせ・ご相談

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まとめ

スウェーデンハウスの木部塗装は、木目を活かす専用塗料を使用する必要があります。

木部塗装だけならDIYが可能かもしれません。しかし、費用や仕上がり・手間・安全性などを考慮し、少しでも不安を感じる場合は業者に依頼するのがおすすめです。

スウェーデンハウスの木部塗装をDIYする時の注意点がこちらになります。

木部塗装をDIYする時の注意点3つ
  • 木目を活かす木部専用塗料を選ぶ
  • 厚塗りしない
  • 高所作業は行わない

南大阪ペイントセンターでは、スウェーデンハウスの木部塗装の施工実績があります。徹底した診断力・提案力で、お客様のお住まいに必要なメンテナンスをご提案いたします。

大阪エリアの方はお問い合わせいただきましたら最短翌日にはご訪問にお伺いし、無料点検・無料見積もりをさせていただきます。スウェーデンハウスのメンテナンスをご検討中の方は、ぜひ一度南大阪ペイントセンターまでお問い合わせください。

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榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


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石綿作業主任者・建築物石綿含有建材調査者

学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。

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