留守でも外壁塗装は可能!失敗しないためにできる対策とポイント

留守でも外壁塗装は可能!失敗しないためにできる対策とポイント

最近は共働きで働かれている方も多く日中ご自宅にいらっしゃらない方も多いのではないでしょうか。

そのため、「外壁塗装をしたいけど日中は留守にしているからできないのかな?」そんな悩みを持つ方も少なくありません。

結論から申しあげますと、外壁塗装は基本的に留守中でも施工が可能です。ただし注意点や事前に確認しておくべきこともあります。

この記事では外壁塗装中に留守にする際の注意点やポイント、よくある疑問をQ&A形式でわかりやすく解説しています。

この記事を読めば留守中でも安心して外壁塗装を任せられる準備が整いますよ!

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監修者情報
監修者 榎本悟

榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


監修者 橋本卓哉

橋本卓哉

学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。

1.基本的に外壁塗装中に留守にしても大丈夫

基本的に外壁塗装中に留守にしても大丈夫

結論から申し上げますと、外壁塗装は留守中でも施工可能です。実際には多くのご家庭で「日中は留守」という状況でも問題なく塗装工事は行われています。

ここからはなぜ留守でも外壁塗装ができるのか、そして逆に在宅が求められるケースはどんなときかについて、詳しく見ていきましょう。

1-1.留守でも外壁塗装ができる理由

塗装作業は基本的に屋外で完結するため、留守であっても外壁塗装は問題なく行えます。

足場の設置・解体、外壁の洗浄、下地処理、塗装、養生、清掃などすべて屋外での作業です。

また、職人たちは作業に必要な道具や塗料を全て自分たちで管理するため留守中でも問題なく作業を勧められる体制が整っています。水道や電源もこちらで確保します。

留守でも外壁塗装ができる理由

ちなみに…弊社ではお手洗いや室内の水道(洗面など)をお借りすることもありません!

1-2.留守でも外壁塗装はできるがこまめなコミュニケーションが必要

外壁塗装は留守中でも可能ですが、こまめなコミュニケーションが大切です。

外出中でも安心して工事を任せられるよう、進捗状況や気になる点はその都度確認しましょう。

 留守中の外壁塗装は交換日記に工事進捗を書いて、ポストに投函

弊社の場合ですと、写真のような交換日記に工事進捗を書いて、ポストに投函させていただいています。

「どれくらいの時間どんな作業を今日は職人さん達はしたんだろう?」

「今日は一体どこをどういう風に作業したのだろう?」

「何か不具合や破損させた等なかったかな?」

など…気になる所だと思います。

そういった不安を解消させる為に南大阪ペイントセンターではお客様と職人さんの間で交換日記という物をさせていただいております。

本日の作業内容は勿論、作業の写真撮影(写真の方は全工事終了後にお客様に御郵送させていただいております。)

お客様は日記を読んで毎日の作業内容を確認できます。その他何か質問があったりご要望があればお客様から日記に書き込んで職人にお渡し下さい。

また、業者によってはLINEや専用アプリを使ってリアルタイムで進捗を確認できるなど、留守中でも安心できる工夫がされています。

1-3.在宅が求められるケースは?

基本的に、留守であっても外壁塗装の作業は問題なく進めることが可能です。しかし以下のような場面では短時間でも在宅が必要になる場合があります。

※急な在宅を求められることはなく、あらかじめスケジュールを打ち合わせし、必要な場面で在宅をお願いしておりますのでご安心ください。

■敷地内の車や荷物の移動をお願いされるとき

留守でも外壁塗装は可能だが敷地内の車や荷物の移動をお願いされるときは在宅が求められるケースもある

作業の妨げとなる車や自転車、荷物はお客様ご自身で移動していただく時に在宅が求められることがあります。トラブル防止のため業者が勝手に移動させることはありません。

※移動さえしていただければ、その後留守にしてもかまいません。

■窓や給湯器カバーの開け閉め確認が必要なとき

高圧洗浄の作業の際に、窓や給湯器カバーの開け閉め確認をしていただくことがあります。高圧洗浄の水圧は非常に強く、ほんの少しでも窓が開いていると室内に水が侵入する可能性があるためです。

また、給湯器周りは外壁との間にわずかな隙間しかない場合が多く、そのままだと洗浄ノズルが届かない、傷めるリスクがあるという理由で業者がカバーを一時的に開けたり外したりすることがあります。

機器によっては住人の許可が必要だったり事前にガス業者との調整が必要な場合もあるため立ち合いが求められることがあります。

■塗装の最終点検や報告時

留守でも外壁塗装は可能だが最終点検や報告時には在宅が求められる

仕上がりの確認や施工の説明を行う際に立ち合いが求められる場合があります。

業者によっては「すべてお任せでOK」という場合もありますが、トラブルの回避のためにも重要なタイミングは事前に把握し日時調整をしておくと安心です。

2.留守でも安心できるように!トラブルを防ぐためのコミュニケーションポイント

外壁塗装中に留守にする場合、トラブルや行き違いを防ぐために業者とのコミュニケーションをしっかり整えておくことが大切です。

以下のポイントをおさえておくと安心ですよ!

2-1.問題があった場合はすぐに連絡を取れるようにしておく

何か問題が起きた場合すぐに連絡を受け取れるよう、緊急時の連絡先を共有しておきましょう。

業者によっては日報や写真付きの報告書を毎日提出してくれるところもあります。不在時のトラブルに備えて連絡手段を複数確保しておくと安心ですよ!

2-2.急な予定変更で留守になる場合はできるだけ早く業者に連絡をする

当初在宅予定だったのに外出しなければならなくなった場合は、決まり次第できるだけ早く業者に連絡しましょう。工程によっては立ち合いが必要な作業を調整する必要があるため早めの共有は大切です。

ですが、急な予定変更でも柔軟に対応してくれる業者が多いのでご安心ください。

2-3.緊急連絡先を業者に伝えておくと安心

留守中に思わぬトラブル(例:雨天による工事の中断、部材の破損、近隣からの苦情…etc)が発生することもあります。

その際すぐに連絡がとれるように携帯番号やLINEなどの連絡先を伝えておきましょう。

ご自身がすぐに対応できない場合に備えて、配偶者や家族、代理の連絡先も伝えておくと万が一のときでもスムーズに対応できます。

2-4.外出先で進捗状況を確認できる仕組みを整えておく

最近では日々の進捗を写真付きでLINEやアプリで報告してくれる業者も多くなっています。また、気になることがあればその都度担当者に連絡をされてもかまいません。

どのような手段があるのか事前に確認し、自分に合った方法で毎日の作業内容をチェックしましょう。

3.留守中の外壁塗装によくある質問6選

ここからは留守中の外壁塗装によくある質問をQ&A形式でお答えしていきたいと思います。

Q1.工事中に鍵を預けないといけない?

よく「留守にする間、鍵って預けないといけないの?」と質問をいただきますが、万が一のトラブルを避けるため、玄関の鍵を業者に預ける必要はありません。

水道や電源の使用も屋外の設備を活用することがほとんどであるため、室内に入らせていただく必要がないため鍵は不要です。

貴重金も必ず持ち出すか、鍵のかかる部屋や金庫に保管しておきましょう。

Q2.不在時にインターホンや宅配はどうなりますか?

基本的にインターホンや宅配を業者がお客様にかわって対応することはできません。トラブルを防ぐためですご了承ください。

「外壁塗装中につき不在です。御用の方は業者にお伝えください」「外壁工事中につきインターホン対応できません」などといった張り紙をしておくと、宅配便や訪問者にも状況が伝わりやすくなります。

特に宅配や郵便、セールスなどが多いご家庭には有効です。また、置き配指定や時間指定を活用すると便利です。

Q3.テレワークで仕事をしている。留守中と同じ対応できる?

テレワークで室内にいても外出しているのと同じように対応可能です。ただし騒音やにおいがストレスになることもあるため、作業日程を事前に確認しておくと安心です。

会議がある時間帯などは足場作業や洗浄の時間と被らないように配慮してもらうのもおすすめです。(騒音が発生するため)

Q4.留守中にできる防犯対策を教えて!

留守中の外壁塗装は防犯対策をしっかりと行う

足場が組まれると、普段は届かない場所からでも侵入しやすくなるためいつも以上の防犯対策が必要です。

対策例
・窓はしっかりと施錠する(2階やベランダ、小窓も全て)
・雨戸も閉める
・防犯カメラやセンサーライトなどの防犯機器を設置する
・留守中であることをSNSに投稿しない

留守の外壁塗装は防犯対策をしっかりと行う

参考記事:足場仮設中に気を付けたい!簡単にできる防犯対策6つ

Q5.留守にしている間、ご近所への配慮は大丈夫?

ご安心ください。多くの業者は事前に近隣へのご挨拶や工事内容の説明を行っています。

弊社でも工事前には近隣への挨拶まわりを行い工事の日程や作業時間、ご迷惑がかかる可能性のある内容(騒音や塗料のにおいなど)をしっかりとお伝えしています。

また、施工中も出来る限りご迷惑がかからないよう騒音対策や飛散防止対策、現場の清掃などを徹底しております。

施主様が留守でも近隣トラブルを防ぐための配慮を欠かしません。また、何かあったときに備え緊急連絡先の共有をしておくこともおすすめです。

Q6.ペットや植栽への配慮はどうなの?

ペットや植栽への影響にも配慮をした施工を行っています。

外壁塗装では塗料のにおいなどペットや植物にとってはストレスとなる要素があります。そのためペットの有無や植栽の位置などを事前に確認し、以下のような配慮を行っています。

・塗料の飛散防止ネットの設置
・植栽部分への専用カバーやシートでの保護
・必要に応じてペットや植栽の移動をお願い

特にペットに関しては、施工中に家を離れるかどうかなども含めて事前に相談しておくのがおすすめです。

参考記事:ペットがいても外壁塗装はできる!ペットの為にできる対策8つご紹介

4.まとめ

外壁塗装中に留守にしていても、基本的には問題ありません。

ただし防犯面や近隣への配慮など事前の準備と対策がポイントとなります。「留守だからこそしっかりと準備する」ことがトラブル防止とスムーズな工事につながります。

ご不安がある方は信頼できる業者としっかりコミュニケーションをとりながら進めていくことをおすすめします!

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一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


監修者 橋本卓哉

橋本卓哉

学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。

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