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羽曳野市の築35年の戸建て住宅のお客様より「壁のひび割れを何とかしたい」とご相談をいただきました。
約20年前(築15年)に中古でご購入され、その少し前に一度塗装でメンテナンス済のようです。
モルタル壁に大きいひび割れを見つけられご自身で補修をされており、今回の塗装工事できっちりとしたひび割れ補修をご希望です。
羽曳野市の皆様、こんにちは!
外壁工事専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
羽曳野市で実施した築35年のモルタル壁の戸建て住宅に点検とお見積りを実施した内容をご紹介いたします。
モルタル壁の大きなひび割れが気になりご相談
築年数 | 約35年 |
きっかけ | ひび割れを補修したい |
外壁材 | モルタル(セラミック仕上げ) |
屋根材 | モニエル瓦 |
約20年前にご購入されるよりも少し前に一度塗装工事済の戸建て住宅。
お客様ご自身は今回がはじめての塗装工事で築35年という節目に「きっちりとした工事をしたい」とのご要望です。
ひび割れのあるモルタル壁の住宅の点検開始
外壁材はモルタルが使用されており、セラミック塗料で仕上げられています。
セラミック塗料は砂状のものを樹脂で固めており、まるで御影石のような重厚感を出すことができる塗料です。
しかしその反面、一般的な塗料の比べて硬いのでひび割れがしやすいというデメリットがあります。
セラミック塗料で仕上げたモルタル壁は、指で触れるとセラミック塗料内部の砂がサラサラと崩れ落ちていきます。
このまま通常の3回塗りの塗装(下塗り・中塗り・上塗り)をしても、既存のセラミック塗料が崩れて長持ちしてくれません。
そこで3回塗りの前に砂状になった外壁にシーラーを浸み込ませて、がっちりと外壁を固める必要があります。
シーラーを含めた計4回塗りが今回必要となる工程です。
▼セラミック塗料について詳しくはこちら▼
セラミック塗料って一体何?普通の塗料とどうちがうの?
モルタル壁のひび割れをお客様ご自身で補修された跡がありますね。
前項でもお伝えしたとおり、セラミック塗料はひび割れに弱いです。
そもそもモルタル壁自体も、わずかな温度変化や軽微な揺れでひび割れしやすいという特徴があります。
今回でしっかりと補修をさせていただきますので、一度施工いただいたコーキングを撤去する必要があります。
少なくともセラミック塗料が施工されたモルタル壁には10~15年に一度定期的にメンテナンス塗装をすることがおすすめです。
経年劣化とともにモルタル壁の至る所にひび割れが現れ、コーキングで補修された跡がお客様のご不安なお気持ちを物語っているようです。
今回ご提案する補修方法としては、ひび割れしているモルタル壁を部分的に撤去して下地から左官補修をさせていただきます。
その上からシーラーとひび割れに強い微弾性の下塗り塗料を用いて、ひび割れにしにくいモルタル壁へと蘇らせる方法です。
住宅街ですので足場が建てれるかという点ですが、隣家から30~40㎝程のスペースがあれば十分足場は建てれますのでご安心くださいね。
屋根材はモニエル瓦が使用されています。
モニエル瓦自体には雨水を弾く防水性がないので、塗装で防水性をプラスしてあげる必要があります。
外壁点検後のお見積り内容と金額
お見積り内容と金額
劣化部位 | ご提案 | 理由 |
モルタル壁 | ひび割れ補修・外壁塗装(4回塗り) | ひび割れと塗膜の劣化 |
モニエル瓦 | 屋根塗装 | 防水性の低下 |
付帯部(雨樋・雨戸など) | 付帯塗装 | 保護と美観向上 |
足場仮設費用などの共通工事や補修工事をすべて含んで約115万円~150万円(税別)のお見積もり金額をご提示いたしました。
お見積り後のお客様の声
Q.いろんな業者さんがある中で、何が決め手となって私たちにご依頼くださいましたか?
A.実績があり、工事内容がきっちりしていたから
点検後のご提案内容とお見積りにご納得いただき、この度ご成約となりました。
南大阪ペイントセンターにご相談をいただき、誠にありがとうございます!
塗装後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。
▼施工事例UPしました(2022/10/26更新)▼