「外壁塗装でカーポートは邪魔になる?」
「取り外さないといけないの?」
といった疑問はありませんか。
結論、外壁塗装工事では足場を設置するためにカーポートのパネルを外すケースがほとんどです。
ただしカーポートを外さなくても良いケースがあります。
それは外壁からカーポートが1m以上離れている場合です。
足場からカーポートが離れていれば、あえてパネルを外さなくても足場設置は可能なのです。
・カーポートを取り外すかどうかの基準
・カーポートと取り外しから足場工事の全容
外壁塗装でカーポートを取り外すかの基準
外壁塗装では足場を設置する際に、カーポートを撤去させていただく場合があります。
敷地内の駐車スペースにカーポートやサイクルポート、ベランダルーフなどが設置されている住宅が多くあります。
そのほとんどがポリカーボネートやアクリル板といった半透明なパネルを使用されており、その上から足場を組む事が出来ないためパネルを取り外す必要があるのです。
つまり足場を設置する場所にカーポートがなければ、パネルを取り外す必要はありません。
具体的な基準は以下のとおりです。
外壁からカーポートの距離 | 1m未満 | 1m以上 |
対応方法 | カーポートを取り外す | カーポートを取り外さない |
厳密には2階の軒部分の長さによって変わるため、場合によっては外壁から60~70cmの距離しかなくてもカーポートを外さないケースはあります。
ただし中々お客様では2階の部分まで計測するのは難しいと思いますので、基準は「外壁から1m離れているか」を見ていただくと良いでしょう。
外壁塗装工事に足場工事は必須!
写真は外壁に隣接するポリカーボネート製のカーポートです。
この様に外壁にルーフが取り付けられている様な場合、基本的には工事前に取り外して、工事終了後に再度取付けを行います。
赤印で囲んだ辺りが足場が組まれる位置です。
カーポートパネルを外すと支柱だけが残る為、足場を組むスペースが開きますよね。
そうする事で地面からしっかり安全に足場を組む事が出来る様になります。
実際のカーポートパネル取り外しを紹介
こちらのお宅も足場を組む為にカーポートパネルを外します。
一般的に写真の様にパッキンとビスで止まっている事が多いので全て外しパネルを取り外します。
工事完了後は再度取付けを行う為、割れたり傷付けたりしない様慎重に取り外しを行いました。
可能な範囲で足場を立てるのに必要な部分だけパネルを外す場合もあります。
今回はカーポートパネルを全面取り外しパネルの洗浄もさせて頂きました。
工事完工後にカーポートパネルの再取付け
外壁塗装完了後パネルをはめ直します。
パネルの種類によっては劣化すると素材が固くなり割れやすくなっている物もあります。
取り外し作業により割れてしまう事もある為、仮撤去やパネルの復旧が難しい場合もあります。
今回はカーポートパネルの全面撤去と洗浄をさせて頂きました。この様な箇所は強い日差しを日々浴びている箇所です。劣化が気になる場合は同時にパネルの交換をされる方もいらっしゃいます。
リフォームを検討しているけど敷地にスペースが無い、隣地との間がほとんど開いていない為工事出来るか心配だ。
などのお問合せも数多く頂いております。また、パネルの種類や劣化度合いによって着脱が難しい場合もあると記述しましたが、現地の調査を行う際にしっかり確認させて頂き、最善な方法をご提案させて頂きますのでご安心くださいね。
お住まいに関するお悩み事、ご質問などは南大阪ペイントセンターまでお気軽にお問合せ下さい(*^-^*)