外壁塗装は必要ない?必要ないのはタイル外壁の3.6%の住宅のみ

外壁塗装は必要ない?タイル以外は外壁塗装が必須

「自分の家はもしかしたら外壁塗装が必要ないかも」

「外壁塗装しなくていい家はあるの」

以上のように、外壁塗装が必要ないなら費用や時間をかけて施工したくないとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

外壁塗装は、一般的な住宅のほとんどで必要とご認識いただきたいと思います。もちろん、外壁の劣化状況や外壁材などによって塗装のタイミングは住宅によって異なります。しかし、塗装が必要な時期は必ず来て、一生涯において必要ない住宅は限りなく少ないとお考えいただきたいと思います。

当コラムでご紹介する内容
  • 外壁塗装は基本必要!
  • 外壁塗装が必要ないケースはタイルを使っている場合のみ
  • 外壁塗装が必要ないかどうかはプロの業者に判断してもらおう

住宅を長持ちさせる為に、外壁塗装の必要性についてご理解いただきたいと思います。

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監修者情報
監修者 榎本悟

榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


監修者 橋本卓哉

橋本卓哉

学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。

外壁塗装は基本必要!

外壁塗装は基本必要

外壁塗装は、一般的なほとんどの住宅で基本的に必要です。

外壁塗装は美観維持を維持し、住宅を長持ちさせるために欠かせないメンテナンスになります。また、定期的に外壁塗装を施工することで、塗装や補修費用が高額になるのを防ぐことも可能になります。

もちろん、外壁材や劣化症状・前回使用の塗料などで塗装時期は異なります。しかし、一生涯において外壁塗装が必要な時期が必ずあると、ご認識いただきたいと思います。

外壁塗装の施工は主に以下のような目的があります。

外壁塗装施工の目的
  • 雨風や紫外線から外壁を守る防水機能
  • カビ・コケ・汚れの発生を防ぐ保護機能
  • ひび割れや劣化の補修による建物の長寿命化
  • 色褪せや劣化の見た目を改善する美観維持

以上の効果が切れると、外壁の傷みや雨漏りの原因にも繋がります。

また、「必要ない」と考えていたとしても、以下のような症状が見られる場合は要注意です。

▼外壁塗装が必要な劣化症状▼

劣化症状 写真 緊急度
幅0.3mm以上の
ひび割れ
構造クラック ★★★★★
コーキングの
剥がれ・亀裂
コーキングの剝がれ・亀裂 ★★★★★
塗膜の剥がれ・浮き 塗膜の剝がれ ★★★★★
幅0.3mm未満の
ひび割れ
ひび割れ(ヘアークラック) ★★★★
カビ・コケ・藻 カビ・コケ・藻 ★★★
チョーキング現象 チョーキング現象 ★★
色褪せ 色褪せ ★★

以上のような劣化症状が確認できる場合は、塗装が必要なサインになります。

0.3mm以上のひび割れやコーキングの剝がれ・亀裂は、外壁塗装と一緒に補修工事も必要とご理解いただきたいと思います。

結論として、ほとんどの住宅が10~15年を目安に外壁塗装が必要不可欠で、必要ないのは一部の外壁材のみになります。次項では、外壁塗装が必要ない一部の外壁材について解説いたします。

外壁塗装が必要ないケースはタイルを使っている場合のみ

タイルは塗装によるメンテナンスは必要ない

外壁塗装が必要ないのは、タイルを使っている場合のみになります。

タイルは素材そのものが超高耐久で、紫外線や雨風などの外的要因に強く劣化が非常に遅いという特徴があります。劣化しやすい塗膜や樹脂を使っていないため、表面が傷んで塗装が必要になることはほとんどありません。変色や色褪せも起きにくいので、塗装による保護が必要ない建材になります。

しかし、タイルを使用している住宅は少なく、3.6%のみという外壁材別のシェア率調査があります。その結果から、外壁塗装はほとんどの住宅で必要と判断することができます。

※こちらのデータは2008年の調査結果になります。しかし、2025年の外壁材シェア率と大きく変わりはありません。

▼外壁材別のシェア率調査▼

外壁材別のシェア率

以上のように、外壁塗装が必要ないのはタイル外壁のみで、他の外壁材は必要であるとご理解いただきたいと思います。

また、タイルの外壁塗装は必要ありませんが、目地や下地・タイル自体の破損はメンテナンス必要と考慮いただきたいと思います。

引用:​多彩模様仕上げサイディングのメンテナンス​​​

外壁塗装が必要ないかどうかはプロの業者に判断してもらおう

プロの業者に判断してもらおう

外壁塗装が必要か必要ないかは、プロの業者に判断してもらうのが確実です。

外壁は、見た目だけでは劣化の深刻さを判断しにくい部分もあります。例えば、表面はキレイでも塗膜の防水性が失われていたり、目に見えないひび割れが入っていたりすることもあります。実際、塗装のタイミングを逃してしまい、雨漏りして初めて劣化に気づくというケースも珍しくありません。

自分の思い込みや判断で「塗装は必要ない」と決めつけると、住宅の劣化を見逃し大きなリスクを及ぼす可能性があるのです。

プロの業者に任せると、専門的な知識や視点から外壁塗装の必要性を判断しくれます。自分では気づかない劣化を見つけ、「すぐに塗装が必要」「数年は大丈夫」といった的確なアドバイスをもらうことができます。

「塗装が必要かどうか分からない」という方は、まずはプロによる無料点検を受けるのがおすすめです。南大阪ペイントセンターでは、無料点検・無料見積もりを行っています。ご相談だけでもお受けしておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。

まとめ

外壁塗装は、一般的なほとんどの住宅で基本的に必要になります。

外壁塗装が必要ないケースは、タイルを使っている場合のみになります。しかし、タイルを使用している住宅は少なく、3.6%のみという外壁材別のシェア率調査があります。その結果から、外壁塗装はほとんどの住宅で必要と判断することができます。

外壁塗装が必要ないかどうかは、プロの業者に判断してもらうのが確実です。プロの業者に任せると、専門的な知識や視点から外壁塗装の必要性を判断しくれます。

南大阪ペイントセンターでは、無料点検・無料見積もりを行っております。外壁塗装が必要かどうか分からないという方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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監修者 榎本悟

榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


監修者 橋本卓哉

橋本卓哉

学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。

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