こんにちは!南大阪ペイントセンターのウエノです。
皆様はベランダの外壁塗装には何が必要かご存じでしょうか?
ベランダはお家の外壁塗装と同じ下塗り→中塗り→上塗りの工程で終わりではないのです。
ベランダの床面には年中雨風が降り注ぎ、雨水が壁に沿って階下へ流れていきます。
その為、水の侵入を防ぐ防水塗装が必要になってきます。
ベランダの外壁塗装は、外壁塗装業者で防水塗装の施工実績がある業者を選ぶ必要がございます。
お家のベランダに問題が生じた時、どうしたらいいのか少しでもご自身で判断できたら安心できるのではないでしょうか。
皆様がご自身でご判断していただける【ベランダ劣化状況判断シート】をご用意させていただきました。
お家のベランダ劣化状況を見極めて防水塗装の知識をお伝えさせていただきます。
また、ベランダは紫外線や雨風から保護して美観を維持するために外壁塗装も必要となってきます。
ベランダは少し雰囲気を変えたいお客様にぴったりの場所なのです。
ベランダの色の組合わせの施工事例も一緒にご紹介したいと思います。
ベランダについて今まさに悩んでいる皆様に、早めの対策で快適な暮らしが続くようお手伝いできればと思います。
ベランダ劣化状況別!こんな時どうする?【ベランダ劣化状況判断シート付】
お家のベランダに問題が起こった時、どう判断すればいいかわからない場合があるかもしれません。
「家のベランダはひどい状態なのか?」
「まだ様子を見ても大丈夫なのか?」
「直ぐに補修をしないといけないのか?」
皆様がお悩みになる問題を劣化の症状に分けて解説していきたいと思います。
ご自身で判断していただきやすいよう【ベランダ劣化状況判断シート】もご用意いたしました。
ぜひ参考にご利用いただければと思います。
カビ・コケ
ベランダのカビ・コケの発生は見た目を悪くするだけでなく防水機能が低下しているサインなのです。
放っておくとアレルギーなどを引き起こし人体への影響が出る恐れがあります。
早めの除去をおすすめいたします。
防カビ・防藻成分の入った塗料もございますので根元から撃退するには塗装業者へ相談するといいでしょう。
少しのカビ・コケを取りたい方には、販売している専用の洗浄剤で対処できるかもしれません。
笠木のサビ
笠木(かさぎ)とはベランダなどの手すりの上端に取り付ける仕上げ材を言います。
笠木はベランダに入り込もうとする雨を外部に受け流す役割をしている重要な部分なのです。
その笠木がサビてしまうとベランダ自体を雨から守れなくなり、ベランダに大きな被害を及ぼす結果になってしまいます。
サビの補修はケレンで下地処理後に防錆塗料で塗装します。
ベランダの劣化が進む前に、塗装業者での補修をおすすめいたします。
ひび割れ
ベランダにひび割れが見られる場合は、コーキング工事が必要です。
ひび割れの部分から雨水が侵入してきて、放っておくと下地の腐食の原因になります。
塗装業者に依頼してコーキング工事後、防水材で処置を行ってもらい雨水の侵入を防ぎましょう。
剝がれ・浮き
ベランダの剝がれは、表面だけ剥がれている状態か下の防水層までダメージを受けているかを確認してもらう必要があります。
ベランダの浮きは、中に水や空気が溜まっている可能性がございます。
これらはダメージ箇所から雨水が入ってきて雨漏りのリスクが高まる恐れがあります。
どちらも補修が必要となってきますので塗装業者に相談するのをおすすめいたします。
水たまりができる
ドレン(ベランダの排水部分)が劣化していたり、ベランダの防水機能が低下していると水たまりができてしまいます。
防水機能がうまく働かないため、雨水を排出できなくなってしまうのです。
この水たまりが雨漏りの原因に繋がってしまいます。
塗装業者に相談する際には、ドレンの防水工事の内容も伝えておくといいかもしれません。
また、ドレンにゴミが詰まっていないか定期的に掃除をするのもおすすめいたします。
雨漏りがある
ベランダに雨漏り跡がある場合は要注意です。
雨漏りに気付かなくても雨水が大切なお家に侵入している可能性がございます。
雨漏りの侵入を放置しておくと天井がめくれたり腐食が進行してしまいます。
上から入ってくる雨水はお家全体に被害をもたらしてしまうのです。
早急に塗装業者に相談し補修工事に取り掛かってもらう必要があるでしょう。
ベランダの問題には防水塗装を~3つの種類を解説~
ベランダで必ず必要となってくるのが防水工事です。
ベランダ防水工事には大きく分けて3種類あります。
3種類とも特徴や施工方法が異なりますので、ご紹介したいと思います。
塩ビシート防水
塩ビシート防水とは防水性や耐久性に優れた防水シートを貼る方法で、防水工法の中で最も防水力が高い工法です。
一度施工するとメンテナンスが不要で15年~20年ほど長持ちします。
塩ビシート防水は既存の塩ビシートがあっても上から新しい塩ビシートを貼り付けて施工します。
廃材撤去費用がかからず二重防水ができる優れた機能を持っているのです。
塩ビシート防水には、機械固定工法と密着工法がございます。
機械固定工法は固定ディスクを使用して機械で防水シートを固定していく工法です。
下地の劣化が激しく進んでいる場合に向いています。
密着工法は塩ビシートを接着剤で密着させて貼っていく工法です。
機械固定工法より費用を抑えられ工期も短縮できます。
耐久性やメンテナンスを考えると、防水塗装の中で塩ビシート防水が一番おすすめだと言えるでしょう。
ウレタン防水
ウレタン防水はウレタン樹脂を1回から必要に応じて2回・3回と塗り重ねて防水の膜を作る工法です。
塗料による防水なので複雑な形状のベランダにも施工可能です。
ひび割れが見られる場合は、先ずひび割れをしっかり補修してからの防水工事となります。
密着工法(プライマー塗布後、ウレタン樹脂を塗り重ねて密着させる工法)
クロス工法(プライマー塗布後、補強用のクロスシートを貼る方法)
通気緩衝工法(通気緩衝シートを貼って湿気を逃がす空間を設ける工法)
※いずれも最後はウレタン樹脂とトップコートによる仕上げとなります。
防水塗装の中でも一番安価で施工できますが、耐久年数は5~7年と短く長持ちしません。
湿気の押し上げによる塗膜の浮きや割れが発生する恐れがあります。
FRP防水
FRP防水はガラス繊維の含んだマットを貼り付けて防水層を作る工法です。
ウレタン防水より耐久性は高いですが、塗る回数が多く費用は高額です。
ウレタン防水と同じく湿気の押し上げによる塗膜の浮きや割れが発生する恐れがあります。
また、ひび割れにあまり強くないのでひび割れを懸念される方には不向きでしょう。
ベランダの外壁塗装で陥る後悔
ベランダの外壁塗装で後悔をしないためにも、是非知っておいていただきたいと思います。
失敗しないために、ご参考になれば幸いです。
ベランダ単独で外壁塗装をする
ベランダを防水塗装のみなら必要ないですが、外壁塗装する時には足場仮設が必要になってきます。
そのため、ベランダ単独で外壁塗装をすると足場代が必要になってきます。
足場代は建物の階数などによって異なりますが、一般的な30坪の住宅で約20万円以上はかかります。
ベランダ塗装のみだと一生涯にする補修工事費用がかさんでしまいます。
お家の外壁塗装とまとめて工事をすると足場代も1回で済み節約できるのです。
DIYで解決しようとする
ベランダのサビや少しのひび割れなら、ご自身でDIYで補修しようとお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし、DIYで補修すると結果的にお家の劣化を助長して、返って状態を悪化させてしまうかもしれません。
適切な補修の判断が出来ず補修すべき箇所を見落としてしまい、結局業者へ依頼しないといけなくなる可能性がございます。
そうなると、DIYのために揃えた材料も無駄になり結果的にはさらにコストがかかってしまうのです。
少しの補修でも大切なご自宅に長くお住い頂けるよう、塗装業者にご相談されることをおすすめいたします。
ベランダの色で雰囲気を変えよう!施工事例をご紹介
少し雰囲気を変えたいという方は、ベランダの色を変えるだけでお家全体の雰囲気を変えることができます。
南大阪ペイントセンターの施工事例をご紹介いたします。
ご自宅のベランダの色を変更の際には、ご参考になさってください。
▼羽曳野市の住宅【外壁:パストグリーン ベランダ:ミッドナイトブルー】▼
寒色系で統一し、モダンな印象を受けます。
▼東大阪市の住宅【外壁:ベージュ ベランダ:ブラウン】▼
同系色で統一感があり、暖かみのある印象を受けます。
▼大阪市の住宅【外壁:ベージュ ベランダ:グリーン】▼
カジュアルな雰囲気で、ベランダの色がアクセントになっています。
▼藤井寺市の住宅【外壁:ブラウン ベランダ:ホワイト】▼
茶色と白色のコントラストがベランダをより引き立てます。
このように色の組み合わせは、お客様のよって様々ございます。
色を決める際にはカラーシミュレーションもございますので、ご活用いただければと思います。
南大阪ペイントセンターではカラーシミュレーションと一緒に外壁の無料点検も可能です。
ご相談だけでもお気軽にご連絡お待ちしております。
まとめ
ベランダの外壁塗装は、劣化状況によって対応していかなければなりません。
ベランダの少しの補修なら、「急がなくても大丈夫」や「DIYで出来る」と思っていては後悔するかもしれません。
ベランダの少しの劣化でも雨水はどんどん侵入してきているのです。
皆さんが知らない間にもうすぐそこまで侵入してきて、大切なお家がダメージを受けている可能性がございます。
時間が経てば経つほど劣化が進行してしまうので、早めの対処が必要なのです。
防水工事には種類があって費用を考えるとお悩みになるでしょう。
しかし、塩ビシート防水が一番耐久性が高く長持ちするので長い目で見ればお得で安心できるかもしれません。
ベランダ補修はお家の外壁塗装と一緒に工事をすれば、一生涯での工事費用を必ず節約できます。
費用や手間のためにも、できれば一緒に補修されるのをおすすめいたします。
防水工事で完全に雨水をシャットアウトし、色で雰囲気を変えて満足いくベランダに仕上げましょう。
ご自身の手で長く暮らせるお家にするために、先ずはベランダに目を向けてみてはいかかでしょうか。
南大阪ペイントセンターではベランダの外壁塗装・防水塗装を施工しております。
ご相談やお悩みだけでもお受けいたしておりますので、是非ご連絡いただければと思います。