夜露があると屋根塗装はできない!理由や失敗しないための対策4選

夜露があると屋根塗装はできない!理由や失敗しないための対策4選

屋根塗装は天候や気温・湿度などによって仕上がりが左右されますが、中でも気を付けて頂きたいのが夜露(よつゆ)です。

夜露とは空気中の水分が蒸発されて現れる現象のことですが、この夜露が発生すると屋根塗装を中断しなくてはなりません。

この記事でわかること
・夜露があると屋根塗装できない理由
・屋根塗装を失敗しないためにできる夜露対策 など

 

夜露があると屋根塗装できない理由2つ
・施工不良の原因になるから
・作業に危険が伴うから

屋根塗装を失敗しないためにできる夜露対策4つ
・夜露が完全に乾燥するまで塗装は行わない
・夕方になるまでに塗装を終える
・塗装時期をずらす
・夜間はシートを被せておく

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夜露があると屋根塗装ができない理由

屋根に夜露が付着していると屋根塗装はできません。

そもそも夜露とは?

 夜露があると屋根塗装はできない!理由や失敗しないための対策4選

夜露とはその名の通り「夜におちる露」のことで空気中の水分が蒸発して現れる現象のことを指します。結露と良く似ていますが、結露は外気によって冷やされ、夜露は気化熱によって冷やされるといった違いがあります。

わかりやすく言いますと結露は窓の内側、夜露は屋根など外部につくのが特徴です。

そんな夜露ですが、なぜ屋根に付着していると屋根塗装ができないのでしょうか?

理由1.施工不良の原因になるから

夜露があると屋根塗装はできない!理由や失敗しないための対策4選 夜露は施工不良の原因になる

一つ目の理由は「施工不良の原因になるから」です。

屋根塗装を行う時は、屋根表面がしっかりと乾燥している必要があります。なぜならば屋根に水分が付着していると塗料と屋根表面の密着度が低下し塗膜が安定しません。

そのため、すぐにボロボロと塗膜が剥がれ施工後すぐに不良が生じることでしょう。また、塗膜が白亜化してしまい見た目も悪くなってしまいます。

理由2.作業に危険が伴うから

夜露があると屋根塗装はできない!理由や失敗しないための対策4選 夜露は塗装時に危険が伴う

二つ目の理由は「作業に危険が伴う」ためです。

夜露で濡れた状態の屋根に登ると、大変滑りやすく職人の安全性が確保できません。また、無理な体制で作業を進めてしまうと仕上がりにも影響をもたらします。

屋根塗装を失敗しないためにできる夜露対策4つ

では、実際に屋根塗装を失敗しないためにできる夜露対策はどのようなものがあるのでしょうか?4つにわけてお話していきたいと思います。

対策1.夜露が完全に乾燥するまで塗装は行わない

夜露があると屋根塗装はできない!理由や失敗しないための対策4選 完全に乾燥するまで塗装はできない

少し涼しくなってきた秋頃~冬にかけて夜露は発生しやすいです。この場合、夜露が完全に乾燥するまで塗装は行いません。

したがって夜露が発生しやすい時期は作業時間を太陽が昇ってきた昼頃にずらす可能性もあります。

屋根は太陽に一番近く紫外線を直に受ける箇所でもありますので1~2時間程度太陽に当たれば夜露は乾くとされています。(屋根の立地や形状によっても異なります)

対策2.夕方になるまでに塗装を終える

夜露は涼しくなってきた夕方~朝方にかけて発生しやすいです。そのため、夕方まで(特に冬場は15時まで)に作業を終える必要があります。

無理に作業を進めてしまいますと、塗料が乾燥するまでに夜露が発生してしまい塗装面が白っぽくなってしまいます。

そうなれば塗り直しが必要でコストも時間もかかるでしょう。夜露対策のためには、無理のない範囲で作業を進めます。

対策3.塗装時期をずらす

夜露は秋頃から冬にかけて発生しやすく、特に11月から2月は一番注意が必要な時期となります。

また、屋根塗装は気温5℃以上・湿度80%以下の環境で行うことが必要です。つまり、屋根塗装は夜露が発生しやすい冬場よりも春から秋にかけて行うことが望ましいとされています。

ですが、適切な方法で屋根塗装を行えば冬でも安心して塗装が可能です。夜露が気になる場合は、業者とよく相談して進めましょう。

対策4.夜間はシートを被せておく

養生シート施工

業者によっては夜間に夜露対策としてシートを敷いてくれる業者もございます。

全ての夜露を完全に防げるといったわけではありませんが、布シートや結露シートを被せておけばある程度の夜露は予防することができるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

夜露は秋頃~冬にかけて発生しやすく自然現象ですので避けることはできませんが、幸いにも対策は可能です!上手に対策を行い屋根塗装を成功させましょう。

夜露があると屋根塗装できない理由2つ
・施工不良の原因になるから
・作業に危険が伴うから

屋根塗装を失敗しないためにできる夜露対策4つ
・夜露が完全に乾燥するまで塗装は行わない
・夕方になるまでに塗装を終える
・塗装時期をずらす
・夜間はシートを被せておく

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