ヘーベルハウスの10年点検の内容や費用についてご不安はありませんか。
ヘーベルハウスの10年点検を迎える方に、これだけは知っておいて欲しい10の内容がございます。10年点検が初めての方でも点検内容や費用についてご理解いただけます。
ご紹介する10の内容で、ヘーベルハウスの10年点検に関する皆様の疑問を解決できればと思います。
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ヘーベルハウスの10年点検で知っておいて欲しい10の内容
ヘーベルハウスの10年点検でこれだけは知っておいて欲しい10の内容がございます。これからご紹介する10の内容をご理解いただくと、ヘーベルハウスの10年点検での基本的な内容を抑えることができます。
10の内容をご理解いただき、実際のヘーベルハウスの10年点検時にお役立ていただきたいと思います。
10年点検のお知らせはヘーベルハウスから事前に届く
ヘーベルハウスの10年点検のお知らせは、ヘーベルハウスから事前に届きます。
点検の希望日時と気になっている点などを記入し、ヘーベルハウスに返送します。返送後に担当者から電話があり、10年点検の日時が決定します。
土日に点検希望の場合は混んでいるので、日程調整が必要になる可能性があるかもしれません。
ヘーベルハウスの10年点検は必ずヘーベルハウスから連絡があるので、10年点検について問い合わせる心配はないでしょう。
基本的な点検は外回りと水回り
ヘーベルハウスの10年点検の基本的な点検内容は、外回りと水回りが中心になります。
詳しい点検内容はこちらになります。
▼ヘーベルハウスの10年点検内容▼
点検箇所 | 点検内容 |
基礎 | 基礎表面の構造上問題のあるひび割れの有無 |
外壁 | 外壁のひび割れや剥がれの有無 |
コーキングの劣化 | |
屋根・軒天 | 屋根や軒天の破損や劣化 |
防水シートの劣化 | |
給排水設備 | 排水桝の劣化 |
水道メーターで漏水の確認 | |
ベランダ | 防水シートの劣化 |
ドレンの劣化や泥・枯葉等の詰まり | |
天井・屋根裏・梁 | 鉄骨やへーベル版に異常がないか |
床下 | 床下の内部基礎に異常がないか |
配管からの漏水がないか | |
屋外設備 | 配管からの漏水がないか |
水道管のサビや汚れによる赤水の症状がないか |
ヘーベルハウスの10年点検は、以上のような点検内容になります。
外壁や屋根の劣化はもちろんですが、水による被害が住宅の劣化を進行させるので水回りも入念な点検があるのかもしれません。
10年点検の点検時間は約2時間
ヘーベルハウスの10年点検の点検時間は約2時間になります。
外回りと水回りを中心に床下や屋根裏に入って入念に点検を行うので、時間がかかってしまうのでです。点検に約2時間かかりますが、10年の節目に入念な点検をしてもらうと安心できるでしょう。
点検中は何かあれば声をかけてくれるので、差し入れなども必要なく基本的にはお任せで問題ありません。
10年点検の費用は無料
ヘーベルハウスの10年点検の費用は無料になります。
他のハウスメーカーでは、10年点検の際に防蟻工事を行うのが必須になっていて費用が必要になる場合があります。ヘーベルハウスは鉄骨なのでシロアリ被害は少ないという理由で、防蟻工事の施工を必須にしていません。
しかし、ヘーベルハウスの住宅でシロアリ被害にあったとのケースもあります。その際は、有償でシロアリ被害の補修工事を行わなければいけません。ヘーベルハウスはシロアリ被害は少ないがゼロとは言っていないので、築10年過ぎていれば自己負担での補修になります。
そのため、ヘーベルハウス住宅は自分でシロアリ対策の時期を考慮し、必要に応じて防蟻工事を行うのが重要です。防蟻工事はヘーベルハウスに依頼すれば行ってくれるので、気になる方は問い合わせるといいかもしれません。
気になる箇所は希望すれば点検してくれる
ヘーベルハウスの10年点検で、気になる箇所があれば点検をしてもらいましょう。
基本的な点検は外回りと水回りの為、室内の点検はありません。室内で気になる箇所があれば、ヘーベルハウスに点検の依頼をすれば点検してくれます。
ただし、気になる箇所の点検を希望する場合、気をつけていただきたい点が2つございます。
- 追加で点検希望の場合でも費用は必要ないか
- 点検希望した箇所の修理が必要な場合はヘーベルハウスで有償補修が必要か
以上に注意して、10年点検の機会に気になる箇所の点検もまとめて依頼するのをお考えいただきたいと思います。
10年点検で補修箇所があれば有償補修
ヘーベルハウスの10年点検で補修箇所があれば、ヘーベルハウスでの有償補修が必要になります。
ヘーベルハウスの初期保証は30年となっていますが、30年間無料という意味ではないとご理解いただきたいと思います。初期保証の30年は、築30年間は無償点検という意味で無償補修というわけではないのです。
無償補修の期間は築10年以内に補修が必要な場合のみで、築10年以降は有償補修になってしまうのです。10年点検時は築10年経過している為、補修箇所はヘーベルハウスが提案した補修内容での有償補修が必要になります。
- 築10年以内は無償補修(瑕疵担保責任期間)
- 築10年以降は有償補修
以上のように、築10年以内は瑕疵担保責任と言って、欠陥があれば売主が買主に法律上の責任を負うと決められています。
そのため、10年点検時に補修箇所があれば有償補修になる仕組みになっているとご理解いただきたいと思います。
10年点検で気になる箇所の洗浄は有料
ヘーベルハウスの10年点検の際に、気になる箇所の洗浄をお願いしたい場合は有料になります。
10年も経てば汚れが蓄積し、車の点検のように10年点検と一緒にキレイに掃除してもらえるわけではありません。ハウスメーカーの場合は、何をするにも基本は有料になると考えておいた方がいいかもしれません。
ヘーベルハウスの洗浄料金の目安は以下の通りです。
▼ヘーベルハウスの洗浄料金の目安▼
排水管洗浄(一世帯) | ¥30,800 |
外壁洗浄 | ¥88,000 |
フローリング洗浄・ワックス | ¥19,800 |
キッチン換気扇の洗浄 | ¥16,500 |
浴室洗浄 | ¥25,300 |
有料でも掃除を依頼したい方は、上記の料金を参考に依頼するのをおすすめいたします。
補修箇所がなければそのまま延長保証
ヘーベルハウスの10年点検で補修箇所がなければ、そのまま延長保証が受けられます。
補修箇所がなければ延長保証を受けるための費用は必要ありません。10年延長保証になり、次回の15年点検を行ってもらえるという保証になります。延長保証は安心のためのお守りと思っておいた方が良いかもしれません。
10年延長保証(※15年点検の無償点検付き)
実際に15年点検を行ってくれるだけで、15年点検までに補修が必要になれば有償補修になってしまいます。延長保証は次の点検に来てくれる保証とお考えいただきたいと思います。
補修箇所を有償補修すれば延長保証
ヘーベルハウスの10年点検で、補修箇所があれば有償補修が必要になります。
有償補修をヘーベルハウスで行うと、10年の延長保証が受けられます。10年の延長保証は、前項と同じように次回の点検に来てくれる保証になります。
補修内容はヘーベルハウスで提案された内容で施工する必要があります。ヘーベルハウスのメンテナンス費用は塗装業者に比べると約30~40%高額になるので、補修するかの検討が大事になります。
10年点検後もヘーベルハウスの点検を希望する方は、ヘーベルハウスで有償補修をおすすめいたします。
補修箇所をヘーベルハウスで補修しなければ延長保証なし
ヘーベルハウスの10年点検で補修があればヘーベルハウスで補修しないと、10年延長保証を受けれません。
ヘーベルハウスの延長保証が受けられないと、次回の15年点検を行ってもらえません。そのため、15年点検を重視する場合は、補修箇所はヘーベルハウスで有償補修する必要があります。
- 15年点検を重視⇒ヘーベルハウスで有償補修が必要
- 15年点検を重視しない⇒外壁塗装専門業者での補修も検討
10年延長保証と言っても次回の点検に来てくれるだけで、10年間の無償補修という意味ではありません。
南大阪ペイントセンターでは、ヘーベルハウスの施工実績が多数ございます。ヘーベルハウスの高額なメンテナンス費用にお困りの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
ヘーベルハウスの10年点検を受ける前に、知っておいて欲しい10の内容があります。
- 10年点検のお知らせはヘーベルハウスから事前に届く
- 基本的な点検は外回りと水回り
- 10年点検の点検時間は約2時間
- 10年点検の費用は無料
- 気になる箇所は希望すれば点検してくれる
- 10年点検で補修箇所があれば有償補修
- 10年点検で気になる箇所の洗浄は有料
- 補修箇所がなければそのまま延長保証
- 補修箇所を有償補修すれば延長保証
- 補修箇所をヘーベルハウスで補修しなければ延長保証なし
以上の内容をご理解いただき、ヘーベルハウスの10年点検の際にお役立ていただきたいと思います。