防水工事の種類と耐久性の違いについて③ 塩ビシート防水

防水工事の種類と耐久性の違いについて 第③回目は塩ビシート防水です。

 

現状では耐久性・防水の信頼性において最高ともいえる性能の防水工法です。塩ビシート防水にも2種類あり、機械固定工法密着工法があります。

 

塩ビシート防水 機械固定工法

塩ビシート防水機械固定工法とは、その名の通り機械によりシートを固定していく工法で、下地とシートの間に空間を設けるため、湿気の押し上げによる浮きが発生せず、現状では耐久性・防水性とも最高ランクの工法です。下地と密着していないため絶縁工法ともいいます。

塩ビシート防水 機械固定

まず絶縁シートというシートを貼っていきます

 

塩ビシート防水 機械固定

端部は金物で固定し

 

塩ビシート防水 機械固定

シートの目印の箇所にドリルで穴を開け、固定用のディスクを打ち込んでいきます

 

塩ビシート防水 機械固定

そして塩ビシートを貼りつなぎ目を貼り合わせます

 

塩ビシート防水 機械固定

立ち上がりも貼り合わせ

塩ビシート防水 機械固定

端部は金物で固定し、金物と外壁の隙間はコーキングで埋めます

 

塩ビシート防水 機械固定

さらにシートのつなぎ目は特殊な溶剤で接着します

 

塩ビシート防水 機械固定

そしてディスクの部分のみを熱で溶着していきます。逆にディスクの部分以外は下地と接着しておらず、空気の層が出来ています。

 

塩ビシート防水 機械固定

そして完成です

 

塩ビシート防水 密着工法

塩ビシート防水密着工法とは、下地と塩ビシートを接着剤で密着させて貼っていく工法です。

機械固定工法よりも安価で施工でき、工期も短縮できます。

 

塩ビシート防水 密着工法

下地調整後、プライマーを塗り

 

塩ビシート防水 密着工法

シートの裏にも接着剤を塗り、下地と貼り合わせます

 

塩ビシート防水 密着工法

立ち上がりは同じ様に金物で固定します。

塩ビシート防水 密着工法

そして機械固定工法と同じ様に接合部をきっちり密着させて完成です。

 

塩ビシート防水のメリットデメリット

メリット

・一般的な防水工法の中では耐久性や防水性が圧倒的に高い(15~20年)

・下からの湿気の押し上げにも強い。(密着工法の場合はシートが浮いてしまう可能性はあるが、シート自体は非常に破れにくいので雨漏りはしない。)

・どんな下地にも施工可能

・定期的なメンテナンスが不要で、20年後に再度シートを貼ることが可能

デメリット

・ウレタン防水に比べ施工金額が高価

機械固定工法の場合、ドリル使用時に騒音がする

・ウレタン防水やFRP防水と違い、継ぎ目がある

・専門の技術や道具が必要で、限られた業者しか施工が出来ない

 

塩ビシート防水が一番お薦め

ここまで主な3種類の防水工法をご紹介してきましたが、南大阪ペイントセンターでは、きちんとした防水をお考えの場合はこの塩ビシート防水をお薦めしています。

ウレタン防水やFRP防水の場合、施工後にフクレや剥がれの発生が生じたケースがありましたが、塩ビシート防水の場合は今のところ一度も施工後の問題は発生していません。

金額は高額になりますが、耐久性や施工後の信頼性を考えると、トータル的には他の防水材よりも安くつきます。

ビルやマンションの屋上、大手ハウスメーカーのベランダにはほとんどが使用されており、その信頼性の高さを証明しています。

 

フリーダイヤル0120-306-912
フリーダイヤル0120-306-912