平野区にて工場の折板屋根を遮熱塗料アレスクールで塗装しました

折版屋根とは?

今回ご依頼いただきましたのはとある工場です。この工場の屋根は折板屋根と呼ばれるものであまり聞きなじみのない屋根ですが、工場などでよく見かける金属屋根の事です。

鉄板を波型に成形しており断面がギザギザなのが特徴です。ギザギザに折り曲げることにより強度が高くなり、強度が高いことから大きな屋根や長い屋根を作ることができ工場などでよく使われます。

そんな鉄板屋根の塗装について今回ご説明したいと思いますのでぜひご覧ください♪

ハゼ式折板屋根

こちらが今回の工場の折板屋根です。この折板屋根は通常の屋根には必要な野地板を作る必要がないので工期も短く単価も安いです。工場の屋根に使われる折板屋根は主にハゼ式折板屋根です。ハゼ式折板屋根とはタイトフレームという金具から突出したボルトと鋼板の間を吊具という金具で固定する方法をとります。

折板屋根の劣化症状は?

折板屋根の主な劣化症状はどのようなものがあるのでしょうか?

屋根材の錆や色褪せ…屋根材の色褪せは防水機能の劣化のサインです。屋根材自体に防水機能は備わっていません。屋根材に塗っている塗料の塗膜が防水性機能を担っているのです。塗料が色褪せてきたという事は防水塗膜が剥がれてきたという事ですので、水はけが悪くなりカビや錆が生えてしまいます。カビや錆が生えているだけですと清掃をして塗装をしてあげたら解決するのですが、放置したままにしているとそこから腐敗し最終的には穴が開いてしまうこともありますので要注意です。

や変形…先ほどご説明した通り直せる所で直さないと穴が開いたり変形したりする場合があります。そうなってくると塗装だけでは追い付かず葺き替え工事やカバー工法が必要になってきます。

・釘やビスの錆…釘やビスが錆びてしまうとそこから屋根材の腐敗に繋がり雨水が侵入し雨漏りになるリスクが高まります。また釘やビスの緩みの原因にもなり大変危険です。

 

詳しい塗装工程を見ていきましょう

 

 

折板屋根

まずは業務用高圧洗浄機で清掃していきます。元々付着しているカビや錆などの汚れを除去する前にいきなり塗装をしてもすぐに塗装が剥がれてしまいます。一度全ての汚れを除去してから塗装することでより塗装が密着してくれるのです。

 

まずは下塗りを塗っていきます

屋根や外壁の塗装の基本は下塗り→中塗り→上塗りの三工程です。

初めに防錆効果のある下地強化剤で下塗りをしていきます。下塗り材は基本白色です。なぜ下塗りをしていくのかというと、その後の中塗り・上塗りをより密着させるためです。(お化粧もいきなりファンデーションを塗るよりも下地を塗ってからのほうがよれずに密着しますよね!それと同じです♪)

中塗り→上塗りをしていきます

中塗りと上塗りをしていきます。

中塗りと上塗りの塗料は基本同じものです。しかし弊社ではあえて少しだけ違う色の塗料を使用しています。なぜならば、塗り残しを徹底的に防ぐ為です。全くの同じ色の塗料を使用して中塗り上塗りを進めていくとどうしても塗り残しが発生してしまうので確実に塗り残しを残さないためにあえて少しだけ異なる色の塗料を使用します。

中塗り上塗りにはアレスクールという遮熱塗料を塗りました。アレスクールとは関西ペイントというメーカーから発売されている遮熱効果が得られる塗料です。ある実験ではアレスクール塗料を塗った部分だけ屋根の表面温度が-20度を実現できたという結果があり、室内温度も-5度を実現できました。室内温度が下がることによって夏の高熱費削減にも期待できます。また屋根は外壁以上に紫外線や日光の影響をうけやすいです。屋根にアレスクールを塗ることにより屋根の畜熱量が減り熱によって屋根を傷めるリスクも減ります。

折板屋根の塗装の完成です

折板屋根塗装完成

折板屋根の塗装が完成しました!折板屋根は一般的に耐久性が高いことで知られていますが塗装によるメンテナンスはもちろん必要です。折版屋根の塗装メンテナンス時期の目安は15年に一度とされています。金属の屋根なので長い年月雨水にさらされると錆がつきます。定期的なメンテナンスをしましょう。

折版屋根は一般的な屋根よりも形状が複雑なので丁寧な施工が必要になってきます。また、複雑な形をしている為塗装面積の出し方が難しいです。ですのでご自身でDIYされるよりも一度プロにご相談する事をお勧めします

無料点検も実施しております

南大阪ペイントセンターでは無料で事前点検をさせていただいております。

築年数的に一度点検はしてみたいけど色んな業者で比較してみたい…。という方も大歓迎です。

お気軽にご相談お待ちしております!

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