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東大阪市で窯業系サイディングの戸建て住宅へコーキング打ち替え工事を実施した内容を掲載しています。
雨漏り症状がある外壁を調査したところ、雨漏りの原因は目地のコーキングの劣化して雨水が入り込んでいたと判明。
ボードの継ぎ目にある古くなったコーキングを新しいコーキングへ交換するご提案し、コーキング打ち替え工事を実施することになりました。
東大阪市の皆さま、こんにちは！
塗装工事専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
コーキングが傷んだことで雨漏りするケースは非常に多いです。
窯業系サイディングの外壁はパネル状になったボードの継ぎ目にあるコーキングが非常に大切です。
当ブログでは古く傷んだコーキングを新しいコーキングへ交換する撤去打ち替え工法の内容を詳しくご紹介しています。
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現地調査のブログ⇒東大阪市で雨漏り原因の調査！築12年のサイディングの一軒家
コーキング打ち替え工事のビフォーアフターの比較
まずはコーキング打ち替え前後の比較からご紹介いたします。
ご相談のきっかけはコーキングの劣化による雨漏り
「2箇所から雨漏りがある」とご相談をいただき、雨漏りの原因究明のため調査に伺いました。
点検をしたところ、雨漏りの原因は目地のコーキングの劣化によるものだと分かりました。
雨漏りの原因であるコーキングの劣化状態を詳しく見て行きましょう。
横目地のコーキングの劣化による雨漏り
お客様のお困りである雨漏りの原因を調査したところ、横目地のコーキングが剝がれてそこから雨漏りしていると判明しました。
窯業系サイディングボードの継ぎ目には、隙間を埋めるようにコーキングと呼ばれるゴムのような部材が埋め込まれています。
コーキングが劣化することで雨水の侵入経路ができるので、雨漏り被害へと拡大します。
建物裏のお部屋の雨漏りは、写真赤線部分のコーキングが劣化したことによって発生したと推測されます。
縦目地のコーキングの劣化による雨漏り
もう1つの雨漏りは軒裏部分のすぐ上の縦目地から雨水が侵入していたことが発覚。
窯業系サイディングの外壁の場合ボードの下に二次防水の役割がある防水シートが施工されています。
本来コーキングに隙間ができたからと言って、すぐにお部屋まで雨水が侵入することはありません。
ですが防水シートに何らかの不具合がある場合は、コーキングの隙間から入った雨水が直接雨漏り被害へと直結してしまいます。
おそらく防水シートにも不具合があることで、コーキングの痛みが雨漏りの原因になっていることが分かりました。
コーキング撤去打ち替え工法のご提案
建物全体的にコーキングの劣化が多々見られるので、お家丸ごとのコーキング撤去打ち替えをご提案いたしました。
雨漏りがない場所もコーキングが剝がれています。
本来コーキングの剥がれだけでは防水シートがあるおかげで屋内にまで雨水がすぐに侵入することはほぼありません。
ですが、雨漏り箇所に関しては防水シートが何らかの不具合を起こして雨漏りしていると推測されます。
それに加え仮に防水シートで正常な二次防水機能があったとしても、ボードの隙間に湿気が侵入することでボードの浮きや反りの原因となってしまいます。
以上の理由から雨漏りがない箇所に関しても、コーキング打ち替え工事をされるのがベストです。
▼窯業系サイディングのコーキングの重要性ついてもっと詳しく知りたい方はこちら▼
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東大阪市でコーキング打ち替え工事を実施した内容
傷んだ目地のコーキングです。
コーキングの耐久性は約10年ですので、築12年のこちらの建物はちょうどコーキングの交換時期だったと思います。
雨漏り症状がない部位ですが、コーキングが縮んで目地に隙間ができていますね。
目地内部のコーキングをカッターなどを使用して取り除きます。
コーキングが取り除かれた目地を清掃してプライマーを塗布します。
専用の溶剤を使用して清掃する理由は、目地内部に汚れが残っているとコーキング材が密着しにくいからです。
プライマーは接着剤の働きがあるので、目地とコーキング材の密着を高めてくれます。
コーキング材を打つ前の下準備が、コーキングが長持ちする秘訣なのです。
目地に新しいコーキングを打ちます。
空気が入ると剝がれやすくなるので、奥から一定のスピードでコーキング材を充填させます。
コーキング打ち替えが完了しました！
この後にコーキングの上から塗装をします。
塗料でコーキングが保護されるので、直接紫外線に当たることがなく新築時よりコーキングが長持ちしてくれますよ。
玄関やサッシ周りのコーキングも打ち替えを実施しました。
本来玄関周りなどは”打ち替え”ではなく”増し打ち”で実施することがほとんどです。
増し打ちは既存のコーキングを撤去せずに、その上からコーキングを打つ工法のことです。
”増し打ち”をしなかった理由は、既存のコーキングの痛みが激しかったため今回は”打ち替え”で工事しました。
コーキング打ち替え工事完了
コーキング打ち替え完了写真を見て行きましょう。
ボードの継ぎ目以外にも、ベランダからのドレン周辺もぐるりと囲むようにコーキングで隙間を埋めます。
コーキング打ち替え工事は、足場を建てた翌日からスタートします。
つまり工事2日目からコーキング工事が始まるので、実質的に外壁塗装の中で一番最初の工程なのです。
コーキング打ち替え後に、全体の洗浄と外壁塗装を実施しました！
全体の外壁塗装完工の様子です。
▼全体の施工内容をＵＰしました（2022/12/19更新）▼
コーキング打ち替えは基本的に外壁塗装とセットで行うとご認識ください。
もちろんコーキング工事だけでも対応は可能ですが、コーキングの上から塗料で保護する方が格段に長持ちします。
コーキング打ち替えにかかった費用
| 工事内容 | m数 | 単価 | 金額 |
| コーキング撤去・打ち替え（サッシ周り） | 106m | 850円 | 90,100円 |
| コーキング撤去・打ち替え（目地 | 157m | 850円 | 133,450円 |
| コーキング増し打ち（軒天周り） | 35m | 500円 | 17,500円 |
| 計 | （税抜）241,050円 |
上記の表はコーキング工事のみの費用を掲載しています。足場代などは別途ですのでご注意ください。
単価については使用するコーキング材や外壁材によって変動します。
基本的に増し打ちの方が打ち替えより安価です。（増し打ちは撤去の工程がないので安価）
あくまでも今回の建物のケースでのコーキング工事の金額ですので、詳しいm数や金額の算出は一度プロの業者にご相談いただくのが良いと思います。
コーキングや外壁塗装だけでなく、お住まいのあらゆる外装工事に対応しています。
お困りやご質問があればお気軽にご相談いただければ幸いです。
