✓現地調査のブログの概要
兵庫県神戸市須磨区にお住まいのお客様より、積水ハウスでの外壁塗装と防水工事についてご相談をいただきました。
すでに積水ハウスからお見積もりを取られていたものの、金額が想定よりも高く他社での相見積もりをご検討されていたとのことです。
しかし一般的な塗装業者では「塩ビシート防水には対応できない」と断られることも多く、お困りのなか弊社のホームページをご覧になりお問い合わせをいただきました。
現地調査では築25年が経過したモルタル外壁（スタッコ仕上げ）やベランダの防水層の状態を丁寧に確認。
外壁のひび割れをはじめ経年による各所の劣化が見受けられましたので、今後のトラブルを未然に防ぐため補修を含めた外壁塗装とベランダの塩ビシート防水工事をご提案。
また、ベランダ手すり部分の笠木（かさぎ）にも著しい劣化が見られたため、雨水の侵入リスクを防ぐ目的で板金カバー工法による補修をご提案いたしました。
屋根については陶器瓦を使用されていたため再塗装の必要はありませんが、屋根板金部には塗装が可能なことをご説明いたしました。
後日、改めてお見積もりと施工内容をご説明してご成約をいただきました！
この度は数ある業者の中から弊社をお選びいただき、ありがとうございます。
南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
兵庫県神戸市須磨区で築25年の積水ハウスに、外壁・ベランダ防水などの建物全体の点検とお見積りを実施した内容を紹介しています。
▼兵庫店のページはこちら▼
兵庫で外壁塗装や屋根塗装をお考えなら【公式】南大阪ペイントセンターへ（兵庫店）
▼積水ハウスの外壁塗装についてはこちらの記事で網羅的に解説をしています▼
積水ハウスの外壁塗装の6つのポイント【費用がわかる施工事例多数有】
神戸市須磨区で積水ハウスのお見積もりのご依頼
| 築年数 | 25年 |
| 住宅メーカー | 積水ハウス |
| きっかけ | メーカーの定期点検 |
| 外壁 | モルタル（スタッコ仕上げ） |
| 屋根 | 陶器瓦 |
お問い合わせフォームより、外壁塗装のお見積もりのご依頼をいただきました。
さっそく営業担当の森より折り返しご連絡をさせていただき、詳しくご希望をヒアリングいたしました。
その中で、すでに積水ハウスからお見積もりを取られていたものの想定よりも費用が高額であったため、他社への相見積もりをご検討されたことを伺いました。
しかし、多くの一般的な塗装業者では塩ビシート防水に対応しておらず、なかなか条件に合う業者が見つからない中、弊社の積水ハウスの施工事例や塩ビシート防水工事の実績をご覧になり、お問い合わせをいただいたとのことです。
南大阪ペイントセンターでは外壁塗装はもちろん、塩ビシート防水の施工にも対応可能です。
積水ハウスをはじめとする大手ハウスメーカーにお住まいの方にも、安心してご相談いただける体制を整えております。
お問い合わせから現地調査までの流れは以下のページで詳しく解説しています。
積水ハウスの外壁と塩ビシート防水などの建物全体の調査
外壁にはモルタル外壁が使用されています。
モルタル外壁はセメントや砂などを混ぜ合わせた下地を職人が手作業で造り上げる大変意匠性の高い外壁材です。
ハウスメーカーならではの重厚感ある外観もモルタル外壁の特徴と言えます。
モルタルの仕上げにはスタッコ仕上げが採用されています。
細かな凹凸の模様があるデザイン性が高い塗膜が魅力ですが…
建物をすべて調査していると、写真のような縦に入るひび割れを複数確認しました。
モルタル外壁自体硬いのでひび割れしやすいのですが、スタッコ仕上げの塗料の中にセメントや砂などの骨材を混ぜているので硬く経年劣化でひび割れがより発生しやすいのです。
また、スタッコ仕上げ自体の防水性も失われていることが分かります。
触れると劣化した塗膜の粉が付着するので、現在の外壁の防水性はほぼないと言っていい状態でしょう。
そのため積水ハウスの見解通り、弊社も再塗装が必要と診断いたしました。
再塗装が必要なのは外壁以外にも軒天などの付帯部も塗装可能です。
塗装する箇所によって正しい塗料の選定をしないと早期剥がれにも繋がりますので、材質を見極めて確実に劣化状態を診断します。
「塩ビシート防水ができる業者がない」といったお困りに対しても、南大阪ペイントセンターでは塩ビシート防水の様々な工法に対応可能ですのでご安心ください！
写真ではわかりにくいですが、床材の下に塩ビシート防水が施工されています。
施工は床材を一時的にすべて撤去してから、新しい塩ビシートを施工する増し張り工法が可能です！
塩ビシート防水工事は専門性の高い施工のため、対応できる業者が限られています。
そのため、一般的な塗装店では取り扱いがないケースも少なくありません。
メーカー以外に依頼を検討される際には、この塩ビシート防水がネックになることが多く「どこに頼めばいいのか分からない」と業者選びに悩まれる方が多いのも実情です。
南大阪ペイントセンターでは塗装工事はもちろん屋根や防水といった各分野の専門職人と提携しており、積水ハウスの建物全体のメンテナンスをワンストップで対応できます！
紫外線や風雨の影響を受けやすい笠木部分は、雨漏りの原因となりやすい箇所のため確実な補修が重要です。
水の侵入口となりやすい笠木のジョイント部やビス周辺に劣化が進行していました。
塗膜の剥離や錆の発生が起こりやすくなっており、劣化が進む前に板金カバーによる保護をご提案しました。
玄関扉は本来メンテナンスは不要ですが、今回は劣化した美観を復元する目的でダイノックシート施工をご提案しました。
塗装では表現が難しい質感やデザイン性を持たせることができ、高級感ある仕上がりになります。
経年劣化で色褪せた玄関扉も、新築時のような印象に生まれ変わります。
屋根材には塗装メンテナンスが不要な陶器瓦が使用されていました。
積水ハウスの住宅ではこの陶器瓦が使われているケースが多いのですが、セメント瓦と外観が似ているため専門的な診断力が求められます。
今回はドローンを用いて屋根全体を撮影・点検し、瓦や周辺に破損箇所がないかを入念に確認。
その結果、陶器瓦本体に問題はなく屋根板金部分のみの塗装で十分と判断いたしました。
積水ハウスの外壁塗装・防水工事のご提案内容
ここまでの調査内容を踏まえて、後日改めてお見積もりと施工内容をご説明いたしました。
以下にお客様にご提案した内容をまとめています。
お見積もり内容
| 劣化部位 | ご提案 | 理由 |
| 外壁（モルタル） | 外壁塗装 | 塗膜の防水性低下 |
| 付帯部（雨樋・シャッターボックス・軒天・スリムダクト・屋根板金・谷樋・軒天・破風板・テラス木部） | 付帯塗装 | 美観の向上・防水性の維持のため |
| ベランダ | 塩ビシート防水 | 防水層の寿命 |
| 笠木 | 板金カバー工法 | 笠木の劣化 |
| 玄関扉 | ダイノックシート張り | 美観の復活 |
お見積り金額
使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積もり金額も塗料によって変動します。
以下の金額は外壁塗装・コーキング工事・塩ビシート防水など全て含んだ総額を掲載しています。
※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての内容をご覧いただけます。
| プラン名 | 使用塗料 | 耐用年数 | 保証 | 小計 |
| プランA | 外壁：超高耐久無機プラン |
20年 | 12年 | ¥2,227,273 |
| プランB | 外壁：超低汚染型フッ素プラン | 20年 | 12年 | ¥2,108,273 |
| プランC | 外壁：超低汚染型シリコンプラン | 13-16年 | 10年 | ¥2,025,473 |
| プランD | 外壁：ラジカルシリコンプラン | 13-16年 | 10年 | ¥1,942,673 |
| プランD | 外壁：シリコンプラン | 7-10年 | 5年 | ¥1,901,273 |
お見積り内容や担当者の説明にご理解をいただけ、プランAの外壁：超高耐久無機プランを使用した塗装工事の成約をいただきました。
この度は数ある塗装業者の中から弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます！
当ページに関するご相談はもちろんのこと、塗装に関するちょっとした疑問や、ハウスメーカー住宅の塗装についてのお悩みにも対応しております。
「ハウスメーカーでしか塗装できません」と言われたとお客様からお聞きすることがありますが、これは各メーカー特有の外壁仕様や工法に精通していない業者が多いためです。
南大阪ペイントセンターでは、実際にハウスメーカー物件の施工経験が豊富な職人と提携しており、積水ハウスをはじめとしたハウスメーカーの仕様にも柔軟に対応可能です。
「うちは対応してもらえるの？」「どんな塗料が合うのか分からない」など、どんな小さなご不安でも構いませんので、まずはお気軽にご相談いただけますと幸いです！
