「せっかくの和風住宅、外壁の色選びで失敗したくない」そんなお悩み抱えていませんか?
日本の伝統美を感じさせる和風住宅は、外壁の色ひとつで印象が大きく変わります。
風情ある木材や瓦屋根などとの調和を大切にし塗装をすることでお住まいの魅力をさらに引き立てることができます
しかし実際には「選んだ色が派手すぎでまったく馴染まなかった。」「イメージと違って和風らしさを消してしまった」という失敗例も少なくありません。
こちらの記事では、和風住宅に合う人気の外壁色トップ5から、実際の弊社の施工事例、さらに失敗しないためのポイントなどわかりやすく解説します。

榎本悟
一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。

橋本卓哉
学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。
1.和風住宅に人気な外壁塗装の色トップ5
和風住宅の魅力は落ち着いた風情と自然素材の美しさです。外壁塗装もそんな和風の雰囲気を壊さず、かつ長く飽きのこない色が選ばれています。
以下に弊社にて特に人気の高い色を5つご紹介します
■1位. KP-131(淡いベージュ系)
自然な土壁を思わせる柔らかいベージュトーンのKP-131です。和の風合いを残しつつ、明るさと清潔感を与えてくれるため年齢層問わず人気です。
黒や茶の木部との相性も良く上品な印象に仕上がります。
実際に塗装したKP-131
■2位.KP-170(ブラウン系)
「落ち着き」と「和モダン」を両立したい方におすすめのKP-170です。ブラウン系のお色なので上品な印象に仕上がります。
庭木や瓦の色とも調和しやすくシックな和の雰囲気が出せます。
実際に塗装したKP-170
■3位.KP-352(黄味を帯びたアイボリー系)
ほんのり黄味を帯びたアイボリーのKP-352は、明るく柔らかな印象を与えつつ和の雰囲気も壊しません。
とくに、「外壁を明るくしたいけど派手にはしたくない」という方におすすめな万能色です。
実際に塗装したKP-352
■4位.KP-80(落ち着いたグレー系)
KP-80は落ち着いた青みがかかったグレーで、和風住宅にモダンな印象をプラスする人気色です。
木材や瓦とも相性が良く、汚れも目立ちにくいため実用性も高いです。
実際に塗装したKP-80
■5位.KP-75(明るいグレー系)
KP-757は明るいグレー系で柔らかく上品な印象を与える色味です。和風住宅にやさしさと暖かみをプラス木材との相性も抜群です。
実際に塗装したKP-75
2.弊社の和風の外壁塗装事例30選
ここからは実際の弊社の和風住宅の外壁塗装事例を使用塗料と使用色のご紹介と共に、30軒ご紹介していきたいと思います。
■事例1
こちらのお宅は、河内長野市の築35年のお宅です。モルタル外壁のボンタイル仕上げのお宅です。緑色の瓦屋根が素敵な和風住宅ですね!
RSシルバーグロスSIのKP-376色を使用して外壁塗装を行いシックな印象に仕上がりました!
■事例2
こちらのお宅は、高石市の築35年瓦屋根の和風住宅です。外壁材はモルタルのパターン仕上げです。
RSゴールドSIのRS-337色を使用しており、老若男女問わず人気の高いクリーム系のお色が素敵です。
■事例3
こちらのお宅は松原市の築45年のお宅です。外壁はモルタルで屋根は日本瓦の和風住宅です。
RSゴールドSIのRS-347色を使用しています。意外と和風住宅にも黄色系のお色は合うんですよ!
■事例4
こちらのお宅は、羽曳野市の築53年の和風住宅です。モルタル外壁のボンタイル仕上げのお宅です。
RSゴールドSIのE05-75A色を使用し、飽きのこないホワイト系の色でまとめた仕上がりです。
■事例5
こちらのお宅は藤井寺市の三階建ての和風住宅です。屋根材はスレート屋根です。
RSシルバーグロスSIのKP-70色(艶有り)を使用しています。
こちらもどんなお住まいにも合うホワイト系の外壁色で素敵です!
■事例6
こちらのお宅は守口市の築28年の住友林業の和風住宅です。木部との相性が素敵なお住まいです。外壁材はモルタルです。
RSゴールドSIのRS-337を使用し、肌色のようなクリーム系のお色を使用することで暖かみのある印象に仕上がりました。
■事例7
こちらのお宅は羽曳野市の築40年の和風住宅のお住まいです。外壁材はモルタル、屋根材は日本瓦です。
RSシルバーグロスSIIのRS-357色を使用し、外塀も外壁と合わせることでまとまりのある仕上がりになりました。
■事例8
こちらのお宅は築35年のお宅です。
外壁材はモルタルボンタイル仕上げ、屋根材は陶器瓦を使用した和風住宅です。
RSシルバーグロスSIの72-70D色(艶有り)を使用しています。ブルー系の外壁色を使用していますが個性的になりすぎずクールな印象に仕上がりました。
■事例9
こちらのお宅は河内長野市の築41年のお宅です。お庭の植栽が素敵な和風のお住まいです。
外壁材はモルタル、屋根材はモニエル瓦を使用しています。
こちらのお宅ではRSシルバーグロスSIのRS-133色(艶有り)を使用して外壁塗装を行いました。クリーム、ベージュ系のお色は誰からも愛される素敵な外壁になりますよ!
■事例10
こちらのお宅は松原市の築50年のかきおとし外壁の和風住宅です。屋根材は日本瓦を使用しています。
アレスダイナミックMUKIを使用し、ホワイト系の色でスタイリッシュな仕上がりになりました。
■事例11
こちらのお宅は、築45年、かきおとし外壁の松原市の和風住宅です。
RSシルバーグロスSIのRS-376色(艶有)を使用しています。ブラウン系のお色でシックな印象になりました。
■事例12
こちらのお宅は堺市の築35年の和風住宅です。外壁材はモルタル、屋根材は日本瓦を使用しています。
RSゴールドSIのRS-127色を使用して外壁塗装を行いました。クリーム、ベージュ系のお色は汚れも目立ちにくく人気の高いお色です。
■事例13
こちらのお宅は築42年羽曳野市の和風住宅です。外壁材はモルタルセラミック仕上げ、屋根材は日本瓦を使用しています。
コスモシリコンを使用して外壁塗装を行いました。19-20B色(ベース)22-30B色(凸部分)RS-170(その他単色)を使用しています。こちらのお宅は3色を使い塗装しました。
■事例14
こちらのお宅は大阪市生野区の築30年の三階建ての和風住宅です。外壁材はモルタルボンタイル仕上げ、屋根材は日本瓦を使用しています。
アレスダイナミックMUKIの05-90B色を使用し、ピンクがかったホワイト系のお色で素敵です!
■事例15
こちらのお宅は河内長野市の築39年の和風住宅です。外壁材はモルタルセラミック仕上げ、屋根材は陶器瓦を使用しています。
RSダイヤモンドを使ってメイン色をAZE-303、アクセント色をAZE-304で塗装しています。メインとアクセントの組み合わせがマッチしていますね。
■事例16
こちらのお宅は、奈良県生駒市の築35年の和風住宅です。外壁材は金属サイディングを使用されています。
RSシルバーグロスSI のF22-85B色を使用して外壁塗装をしました。ブラウンと相性抜群のお色で外壁塗装をしました。
■事例17
こちらのお宅は羽曳野市の築30年の和風住宅です。外壁材はサイディングです。
シルバーグロスSIのRS-347色を使用して外壁塗装しました。イエロー系で個性ある素敵な仕上がりになりました!
■事例18
こちらのお宅は松原市の築40年の和風住宅です。
外壁材はモルタルで、コスモシリコンのKP-147色を使用しています。グリーンととてもマッチしています!
■事例19
こちらのお宅は 松原市の築30年の3階建ての和風住宅です。
モルタル外壁で、RSゴールドSIのKP-310色(ベース)KP-379色(ベランダ)を使用しています。和風住宅もツートン仕上げがとっても人気なんです!
■事例20
こちらのお宅は堺市南区の築50年パナホームの和風住宅です。
断熱塗料ガイナの22-85B色を使用しています。シンプルで飽きのこない色だからこそ和風住宅との相性が抜群です。
■事例21
こちらのお宅は大阪市住吉区築30年のセキスイハイムの和風住宅です。
アレスダイナミックMUKIのRS-350色(外壁)L21-60H色(外塀)を使用しています。外壁をベージュ系、外塀をイエロー系でまとめました。
■事例22
こちらのお宅は河内長野市の築35年、住友林業の和風住宅です。漆喰が重厚感のある印象です。
アレスダイナミックTOPのL35-80D色を使用しています。淡いグリーンがとっても爽やかな印象です!
■事例23
こちらのお宅は大阪狭山市の築40年の和風住宅です。瓦屋根が和の趣を演出します。
アレスダイナミックTOPのKP-127色を使用して外壁塗装を行い、落ち着きのあるモダンな仕上がりになりました。
■事例24
こちらのお宅は松原市の築40年の和風住宅です。
外壁材はモルタルで、アレスダイナミックTOPのKP-336色を使用しています。
1トーン明るく仕上がり和風住宅本来の印象を引き出すことが出来ました。
■事例25
こちらのお宅は八尾市の築48年の和風住宅です。
外壁材はモルタルで、コスモシリコンのKP-337色を使用しています。
緑の屋根と相性抜群なベージュ・クリーム系のお色です。
■事例26
こちらのお宅は藤井寺市のモルタル外壁の和風住宅です。植栽と外壁との和の調合が素敵なお住まいです。
アレスダイナミックTOPのKP-110色を使用して外壁塗装を行いました。
ホワイト系でまとめ周囲の景観とのバランスも抜群です。
■事例27
こちらのお宅は松原市の築40年の和風住宅です。瓦屋根が和の重厚感を引き立てていますね。
外壁材はモルタルで、アレスダイナミックTOPのKP-111色を使用しています。
白・ベージュ系でまとめ落ち着きのある印象に仕上がりました。
■事例28
こちらのお宅は羽曳野市の築45年の和風住宅です。
茶色の瓦屋根が素敵なお住まいです。
アレスアクアセラシリコンのKP-121色を使用して外壁塗装を行いました。ブラウンの屋根との相性も抜群です。
■事例29
こちらのお宅は大阪市東住吉区の築25年の和風住宅です。
コスモシリコンのKP-379色を使用しています。ブルーグレー系のお色でかっこよくクールな印象に仕上がりました。
■事例30
こちらのお宅は大阪市東住吉区の3階建ての和風住宅です。
パーフェクトトップのND-155色を使用しています。ホワイト系の色で3階建てのお住まいがぐっと引き締まった印象に仕上がりました。
3.和風の外壁塗装で失敗しないためにできるポイント
ここまで和風の外壁塗装の人気色や実際の施工事例をご紹介してまいりました。ここからは和風の外壁塗装で失敗しないためにできるポイントを5つご紹介します。
3-1.和風住宅本来の印象を崩さないこと
和風住宅は落ち着きや趣を大切にする日本独自の建築様式です。外壁塗装を行う際は、その風情や伝統的な雰囲気を損なわないようにすることが大切です。
たとえば、洋風な建物で使用されるような鮮やかなビビットカラーや光沢の強い塗料は和風住宅には不向きです。
もとの木材の色味や漆喰の質感を意識し、自然素材に近いマットな塗料を選ぶと違和感のない仕上がりになるためおすすめです。
3-2.配色や周囲の景観とのバランスに気を付ける
和風住宅は、その立地環境とのバランスも大切です。近隣に同じような木造家屋や自然豊かな風景が広がる地域では、周囲の景観を壊さない配色選びも重要です。
外壁だけでなく、屋根、雨戸、木部など全体のトーンを整えることで統一感のある美しい仕上がりになります。
色見本だけでなく、周囲の建物や自然とのバランスを写真で見比べるなどし決定すると失敗しにくいためおすすめです。
3-3.和風住宅に合った塗料を選ぶ
和風住宅には、素材の特徴を活かせる塗料選びが大切です。たとえば呼吸するように湿気を逃す「透湿性」のある塗料は漆喰や土壁との相性が良く、外壁材の劣化を防ぎます。
また、木部には木材専用の保護塗料や自然系塗料を使うと素材の風合いを保ちながら耐候性も高めることができます。
3-4.カラーシミュレーションを活用する
和風住宅の外観は少しの色のちがいでも印象が大きく変わります。
実際に塗装してから「イメージとちがった」とならないように、事前にカラーシミュレーションを活用することをおすすめします。
最近では写真をもとにリアルな仕上がりをイメージできるアプリなども増えており、外壁、屋根、木部など細かい部分ごとの色のバランスも確認できます。
弊社でも無料でカラーシミュレーションを実施しておりますのでお気軽にご相談くださいね!
参考記事:外壁塗装の色選びに無料シミュレーションができるサイト・アプリ9選
3-5.木材や腐敗の劣化に注意する
和風住宅には柱や軒など木材がむきだしの箇所が多くあります。木部や雨風や紫外線の影響を直接受けるため、塗装前の点検と下地の処理がとても重要になってきます。
すでに腐食が進行している場合は塗装だけでは改善できず、補修や交換が必要になる場合があります。
定期的なメンテナンスと防腐・防カビ・防虫効果のあると慮うで木材をしっかりと保護することで和風住宅の美しさを長く保つことができます。
4.まとめ
和風住宅は単に色を塗り替えるのではなくその住宅がもつ「和の美しさ」や「自然との調和」が大切です。
伝統的な美しさを守りながら、現代の塗料技術をうまく活用することで、耐久性と美観の両立が可能になります。
失敗を防ぐためには事前の色選びやイメージがとても大切です。ぜひ弊社の施工事例やカラーシミュレーションなどをご活用ください!