外壁塗装の見積りは相見積もり必須!良い見積書の見極めポイント6つ

外壁塗装の見積りは相見積もり必須!

外壁塗装を依頼する際に、1社の見積りだけで塗装工事を行おうとしていませんか。

1社の見積りだけでは、あなたの住宅にとって正しい塗装工事が行われるのか判断できません。

結論!外壁塗装の見積りは、必ず相見積もりを取って比較してください。

相見積もりを取る上での注意点をご紹介いたします。

当コラムの内容は
  • 外壁塗装を業者へ見積りを取る時の5つのポイント
  • 見積書が適正か見極めるポイント6つ
  • 実際に弊社で作成した4つの見積書をご紹介

 

相見積もりを取る手間はかかりますが、あなたの住宅の為の正しい見積りを提示してくれる業者を選べるようお伝えいたします。

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外壁塗装を業者へ見積りを取る時の5つのポイント

外壁塗装の見積りは、必ず相見積もりを取るのをおすすめいたします。1件だけの見積りでは、費用や工事内容が適切か判断するのが難しいからです。

相見積もりを取る場合は、依頼する際に注意点がございます。注意点を考慮しながら相見積もりを取ると、適切な見積書を得ることができるかもしれません。

相見積もりを取って適切な見積書か判断し、優良業者を見極めて依頼するのが重要なのです。

相見積もりは3社以上から取る

相見積もりは3社以上から取る

外壁塗装の見積りで、相見積もりは3社以上から取りましょう。1社の見積りだけだと塗装の知識がない場合、適正な価格を判断するのが難しいのです。

例えば、A社・B社・C社から相見積もりを取った場合
  • A社とB社は屋根の劣化が見られず屋根塗装不要
  • C社は屋根塗装15万円の見積り

 

以上のことから判断すると、屋根塗装の必要がないのにC社は儲けのために工事を提案したと分かるかもしれません。

3社以上から相見積もりを取ると、専門的な知識がなくても価格や工事内容を比較できます。3社の見積りは全て同じにならないかもしれませんが、目安を知るきっかけとなるでしょう。

相見積もりの際に工事内容を詳しく聞く

相見積もりの際に工事内容を詳しく聞く

相見積もりを取る際に、それぞれの業者に見積りで提示された工事内容を詳しく聞いてください。工事内容を詳しく聞いておくと、塗装工事の中身を公平に比較でき判断しやすいでしょう。

工事内容の違いによって、見積りの価格や工事方法に大きな違いが出てしまいます。工事内容が分からないと、どの業者が優れた提案をしているのか客観的に判断するのが難しくなるのです。

例えば、0.3mm未満のひび割れ補修がある場合
  • A社(下塗りに弾性塗料の塗布で補修)
  • B社(コーキング補修)
  • C社(Vカット後にコーキング補修)

 

以上のケースでは、A社の提案が正しくなります。

不誠実な業者を見極める為に、工事内容を詳しく聞いて理解するのが重要になります。

塗料グレード別に数プラン提示してもらう

塗料のグレード比較

塗料のグレード別に数プランの見積りを提示してもらいましょう。塗料はグレードによって価格や耐久性が異なります。

他社とのグレード別の価格の比較や、グレード別でどのような塗料を使用するのか確認できます。グレード別の見積りを比較すると、異なる品質の塗料を使用する場合の費用差が分かるのです。

南大阪ペイントセンターでは、塗料のグレード別に4~5プランをご提案させていただいております。費用や塗料の性質によって、お客様が分かりやすく選んでいただけるようご提案いたします。

相見積もりを取ることを伝える

相見積もりを取ると塗装業者に伝えておくといいでしょう。

相見積もりを取ると伝えると、嫌な顔をされないか心配する方がいらっしゃるかもしれません。しかし、相見積もりを取ると伝えて嫌な顔をする業者は、誠実な業者と言えないかもしれません。

相見積もりを取ると伝えても技術に自信がある業者は、丁寧な見積りと詳細な説明をしてくれるでしょう。その為、相見積もりを取ると伝えることが、優良業者を見抜く第一歩となるかもしれません。

南大阪ペイントセンターでは、相見積もり大歓迎です。ぜひ一度、ご相談だけでもお待ちしております。

施工実績や口コミを調べて依頼する

施工実績や口コミを調べて依頼する

相見積もりを取る場合は、施工実績や口コミを調べて依頼してください。3社以上から相見積もりを取っても、施工実績が少なく口コミの評価が低いと適切な見積りを得るのが難しくなってしまいます。

施工実績や口コミは業者のサイトで確認できるので、事前にチェックしておくといいでしょう。

南大阪ペイントセンターでは、施工いただいたお客様からGoogle口コミ100件の★4.9の高評価を頂いております。私たちの施工実績をお確かめいただき、ぜひ頂いたお客様の声をご参考になさってください。

見積りが適正か見極めるポイント6つ

塗装業者から見積書を提示された時、受け取った見積りが適正かを見極める必要があります。見積りが適正か見極められないと、余計な費用が必要になったり仕上がりに欠陥が出てしまうかもしれません。

見積りが適正か見極めるポイント6つ
  • 工事内容が詳細に記載されているか
  • 塗料名やグレードが明記されているか
  • 数量や単位に「一式」の表記が多くないか
  • 塗装面積が多く見積もられていないか
  • 補修工事が入っているか
  • 不要な工事が入っていないか

 

以上のことに注意して見積りを確認するのが重要です。

それでは、詳しくご説明いたします。

工事内容が詳細に記載されているか

見積書の工事内容の記載比較

見積書の工事内容が詳細に記載されているか確認してください。

良い見積書と悪い見積書の赤枠を比較すると
  • 悪い見積書(工事内容の記載が簡単で、どんな施工をするのか見積書を見るだけで判断できない)
  • 良い見積書(工事内容が一目で理解でき、どんな施工が行われるのか判断できる)

 

良い見積書のように工事内容が詳細に記載されていないと、本当に補修を行ったのか判断がつかない場合があるのです。

お客様に信頼・安心してもらえるよう、誠実な業者は工事内容を詳細に記載しているので確認するのが重要です。

塗料名やグレードが明記されているか

見積書の塗料名やグレードの記載比較

見積書に塗料名やグレードが明記されているか確認してください。

良い見積書と悪い見積書の赤枠を比較すると
  • 悪い見積書(外壁塗装と屋根塗装が施工されること以外分からない)
  • 良い見積書(工程ごとに使用される塗料の名前が分かる)

 

良い見積書のように塗料の名前が明記されていると、依頼した通りの塗料を使用してくれると確認できます。しかし、悪い見積書だと、本当に依頼した塗料が使用されるのか信用できなくなってしまいます。

また、塗料のグレードによって費用や耐久性が異なります。青枠のように塗料のグレードがはっきり明記されていると、分かりやすく安心できます。

塗料に関して良い見積書のように、はっきりと詳しく明記されている見積りを提示する業者を選ぶのをおすすめいたします。

数量や単位に「一式」の表記が多くないか

見積書の数量や単位に「一式」の表記が多くないか比較

見積書の数量や単位に「一式」の表記が多くないか確認してください。

mや㎡で計算できない場合は、「一式」の表記になってしまいます。しかし、外壁塗装や屋根塗装で「一式」の表記が多い場合は、その見積書を疑ってもいいかもしれません。

良い見積書と悪い見積書の赤枠を比較すると
  • 悪い見積書(全ての数量や単位で「一式」の表記になっている)
  • 良い見積書(mや㎡で計算できない場合のみ「一式」の表記になっている)

 

良い見積書のように、「一式」の表記ばかりでない見積書は、信用できる見積りと言えるでしょう。

「一式」の表記がある場合でも、「一式」の理由を丁寧に説明してくれると信頼できる業者と言えるでしょう。

塗装面積が多く見積もられていないか

見積書を見て、塗装面積が多く見積もられていないか確認するのが重要です。

目安の塗装面積になりますが、計算する方法をご紹介いたします。

1坪×3.3㎡=延床面積

延床面積×係数(1.7)=塗装面積

 

係数とは=屋根や外壁の凹凸部分の正確な面積を出す為に係数を使って計算します。

▼坪数別の塗装面積の目安▼

坪数 延床面積 塗装面積
20坪 66㎡ 112㎡
25坪 82.5㎡ 140㎡
30坪 99㎡ 168㎡
35坪 115.5㎡ 196㎡
40坪 132㎡ 224㎡
50坪 165㎡ 281㎡
60坪 198㎡ 337㎡

しかし、坪数だけで正確な塗装面積を判断するのは困難です。同じ坪数でも階数や家の形によって塗装面積が異なってきます。

おおよその目安として、上記の計算方法で塗装面積の参考にしていただきたいと思います。

どのような住宅の塗装面積が多くなるのかを知りたい方は、以下の記事もご参考になさってください。

外壁塗装が高いと感じる8つの理由!適切な価格か判断する方法を解説​​​

補修工事が入っているか

見積書を見て、補修工事が入っているか確認するのが重要です。

相見積もりを取った場合、少し費用が高くても補修工事が入っている見積りの方が信用できます。補修工事をせずに安いだけの見積りでは、工事をしても家の耐久性に不安が残り十分な補修ができていないのです。

▼補修工事が入った見積書がこちら▼

補修工事が入った見積書

詳しい内容はこちら>​​​

上記の見積書をご覧いただくと、赤枠が補修工事になっています。塗装工事を施工して長く暮らせる住宅にするには、補修工事は欠かせないのです。

初めは安く見積もっておいて、後から追加料金を請求するなどの悪質な業者も存在します。初めから補修箇所を見極めて見積りを提示してくれる業者が、信頼でき安心して任せられるでしょう。

不要な工事が入っていないか

不要な工事が入っていないか

見積書を見て、不要な工事が入っていないか見極めるのが大切です。

利益を最優先に考える業者の場合、補修時期に達していないのに補修が必要と見積りを提示するかもしれません。その為に、補修が本当に必要か判断する力が必要となって来るのです。

ご自身で判断する為のチェックポイントをご紹介いたします。

  • 現地調査を受ける(30分~1時間程の入念な調査)
  • 相見積もりで比較する(数社の相見積もりで工事の内容を見極める)
  • 工事内容について業者に質問する(誠実な業者なら補修理由を詳しく説明してくれる)

 

丁寧な調査と工事の詳細を説明してくれる業者なら、皆様の住宅にとってより良い工事を施工してくれるでしょう。

実際に弊社で作成した4つの見積書をご紹介

弊社で施工した見積書を解説します。

皆様の手元にある見積書を確認しながら、見積りの内容をチェックしていきましょう。それぞれの見積書の中で、重要ポイントをピックアップしてご紹介いたします。

皆様が分かりにくいと感じている見積書を、詳しくご説明させていただきます。

左官補修とひび割れVカット補修した見積書

左官補修とひび割れVカット補修した見積書

詳しい内容はこちら>

赤枠をご覧いただくと、左官補修とひび割れVカット補修を施工したのが分かります。数量が1式になっているのは、㎡やmで表記するのが難しい為「一式」の表記となっています。

青枠をご覧いただくと、ラジカルシリコンプランで施工したのが分かります。塗料のグレードが記載されているかが重要になります。塗料のグレードは外壁塗装の工事内容をチェックしてください。

緑枠をご覧いただくと、付帯塗装でベランダの防水工事と手摺などを塗装したのが分かります。ベランダの防水の寿命が過ぎていた為、塩ビシート防水を施工して防水性を高めました。ベランダの補修も㎡やmでの表記ができなかった為、数量が1式になっています。

幕板を板金カバー補修した見積書

幕板を板金カバー補修した見積書

詳しい内容はこちら>

青枠をご覧いただくと、付帯塗装の工程に板金カバー補修したのが分かります。mで表記できたので、金額が明確になっています。

赤枠をご覧いただくと、ひび割れVカット補修が施工されています。数量が1式になっていますが、ひび割れ箇所が少ないので前項の見積書のひび割れ補修より安くなっています。

緑枠をご覧いただくと、ベランダに防水工事が施工されたのが分かります。痛みはなかったので、トップコートを4か所に塗布して防水効果の長持ちをアップしました。

雨漏りをコーキング補修した見積書

雨漏りをコーキング補修した見積書

詳しい内容はこちら>

赤枠をご覧いただくと、サッシと軒天のコーキング補修が施工されています。雨漏りの原因だったサッシと軒天をしっかりコーキングで補修しました。

青枠をご覧いただくと、弾性の下塗り塗料を使用したのが分かります。こちらの住宅のひび割れはヘアークラックだった為、弾性塗料の塗布でひび割れを埋めることができました。大掛かりなひび割れ補修を施工しなくても、問題なくひび割れ補修完了です。

ベランダを防水リフォームした見積書

ベランダを防水リフォームした見積書

詳しい内容はこちら>

赤枠をご覧いただくと、ベランダの塩ビシート防水と新しいジョイントタイルを貼ったのが分かります。ベランダの防水機能が寿命になりジョイントタイルも劣化していた為、交換することになりました。

青枠をご覧いただくと、ベランダ手摺りを塗装したのが分かります。こちらの見積りのベランダは塗る手間が多い為、単価が少し高くなっています。

緑枠をご覧いただくと、玄関扉にシートを貼り枠の部分を塗装したのが分かります。玄関扉に傷などが目立つ場合は、シートを貼って保護すると美観が向上します。

まとめ

外壁塗装の見積りは、必ず相見積もりを取るのが重要になってきます。相見積もりを取る際の注意点を理解すると、皆様の住宅に必要な正しい見積りを手に入れることができるでしょう。

正しい見積りかを確認するには、6つのポイントがございます。

見積りが適正か見極める6つのポイントは
  • 工事内容が詳細に記載されているか
  • 塗料名やグレードが明記されているか
  • 数量や単位に「一式」の表記が多くないか
  • 塗装面積が多く見積もられていないか
  • 補修工事が入っているか
  • 不要な工事が入っていないか

 

以上の点に着目し、皆様の住宅に必要な塗装工事が施工されるよう、見積りを取る段階から注意する必要があるのです。

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