堺市にてベランダ防水工事を実施して雨漏りが改善

ベランダ防水工事
堺市
Before
施工前
After
施工後
施工地 堺市 築年数 20年
価格 10万円 工事期間 2日間
塗料名 田島ルーフィング ビュートップ(10年保証) 塗料種別
面積 m2 カラー
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー
築年数 20年 工事期間 2日間
塗料名 田島ルーフィング ビュートップ(10年保証) 塗料種別
面積 m2 カラー
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー

ご依頼のきっかけ
堺市の築20年のお宅から、「雨漏りがする」とのご相談をいただきました。
無料点検の結果、雨漏りの原因は2階ベランダの防水層の劣化によるものと判明。このままでは雨が降る度に雨漏り被害が拡大してしまうため、根本の雨漏り原因を取り除くためにも、ベランダ防水工事をご提案いたしました。

 

堺市のベランダ防水事例の紹介

こんにちは!南大阪ペイントセンターのマナベです。

堺市の皆さま、ベランダの防水工事をされたことはありますか?

もしまだされたことがない方はベランダの防水機能がなくなってしまうと、実はベランダから雨水が染み込んでいき深刻な雨漏り被害に繋がることはご存知でしたか?

今回ご相談いただいた堺市のお宅も、まさしくベランダが原因で屋内に雨漏り被害があったのです。

このページでは…

・ベランダからの雨漏り被害の様子
・ベランダ防水ご提案の理由
・実際のベランダ防水施工内容
・ベランダ防水の適切なタイミング

以上の内容をご紹介しています。

ベランダ防水を今まで一度もしたことがない、今後の雨漏り対策について不安がある、そういったお悩みがある方はご参考いただけると嬉しいです。

ベランダ防水を知ることはお住まいを長く快適に暮らすためにも繋がるので、是非ともベランダ防水に関する知識を深めて、大切なお住まいを守りましょう!

▼堺市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
堺市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

目次

ベランダからの雨漏り被害の調査

雨漏り被害の確認

屋内からの雨漏り箇所

「強い雨が降るたびに、雨染みが広がっていく」と、雨漏りにお困りのお客様。

確認させていただくと、1階の和室天井には雨漏り跡が見受けられます。

雨漏り箇所すぐ上はベランダ

ベランダに雨漏り原因のひび割れを確認

雨漏り箇所すぐ上は2階のベランダです。

ベランダの状態を確認すると、ベランダ床に複数のひび割れが確認できました。

コーキング補修をするも改善せず

ベランダのコーキング跡

お客様ご自身でホームセンターでご購入されたコーキング材で補修されたようですが、残念ながら雨漏りは改善されませんでした。

雨漏り改善のため、ベランダ防水のご提案

ベランダ防水ご提案理由

・ベランダ劣化状態(複数のひび割れ)
・これまでベランダ防水工事は未実施

ご提案の背景

雨漏りは確実にベランダ防水層が原因でした。
新築時から今まで一度もベランダのメンテナンスをされたことがないという点を考慮して、ベランダ防水工事をご提案。

ベランダの防水層は築15年~で防水機能がほとんど失われるので、放置しているとどんどん雨水を吸い込んでしまうのです。

ベランダ防水の工事方法

ベランダ防水には大きく分けて、3種類の防水工事があります。

・塩ビシート防水
・ウレタン防水
・FRP防水

ウレタン防水・FRP防水は防水塗料による工事なので、ひび割れが多数あったベランダにはあまり向いていません。

その理由は塗料を塗る前に、まずひび割れをしっかり補修してから工事を行う必要があるので、補修費用も嵩み工期も長くなりやすいです。
長期間普段使われるベランダを使用できないとなると、大変なストレスになってしまいますよね。

ベランダ防水には塩ビシート防水を選択

お客様と相談をした結果…

・ひび割れの有無に関わらず、施工可能
・15-20年間メンテナンスフリー
・コストパフォーマンスが一番良い

という3つの理由から、ベランダ防水には塩ビシート防水を実施することに決まりました。

それでは次項から詳しいベランダ防水工事の様子をご紹介していきます。

▼防水工事の種類について詳しくは下記ページでも解説しています▼

 

堺市のベランダ防水の施工内容

塩ビシート防水は、ベランダにポリ塩化ビニルというシートを貼り付けて、防水層を作り出す工程です。

工期は約2日間、今回は機械を使用しない密着工法を採用しているので、機械の騒音がせず住宅街でも安心の工法です。

関連ページ塩ビシート防水【防水工事の種類と耐久性の違いについて】

ベランダと塩ビシートにプライマー塗布

ベランダにプライマーを塗布

ベランダ全体の清掃を終えたら防水工事開始です!
塩ビシートを貼る箇所全体にプライマー(接着剤)を均一に塗り広げます。

ベランダの室外機も退かして施工

もちろん、エアコン室外機の下もしっかり施工します!
ベランダ防水工事中でもエアコンは問題なく使用できますので、ご安心ください(^-^)

塩ビシートにプライマー塗布

塩ビシートの裏側にも、同様にプライマーを塗り広げて、事前準備は完了。
いよいよ次の工程から、塩ビシートをベランダに密着させます。

ベランダに塩ビシート貼り付け

ベランダに塩ビシートを貼り付け

ベランダに塩ビシートを敷いて密着させます。

塩ビシート同士を熱融着

シート同士が重なりあう箇所は、シート同士を熱で溶かして密着させます。
写真では中々伝わりにくいですが、実はこの機械から約800℃もの温風がでているので、シート同士の継ぎ目を溶かしてシームレスに近い状態にします。

塩ビシートの継ぎ目をシール材で保護

熱融着したシート同士の継ぎ目には塩ビシートと同素材のシール材を塗布して、雨水がシートの隙間に入り込まないように隙間をなくします。

熱融着とシール材の保護、という二段階で密着させることで徹底的に雨水の侵入経路を防ぐのです。

ベランダの改修ドレン工事

ベランダの改修ドレンの工程

ドレン(ベランダの排水部分)内部も防水工事をします。

というのも、ドレン内部にひび割れなどの劣化があると、その内部から家の基礎に雨水が染み込んでいき、雨漏りの原因になってしまうからです。

写真のように、ドレンに筒状にした塩ビシートを差し込み、新しいドレンを作ります。

屋外から見た改修ドレン

家の外からドレンを見ると、このように新たに作った筒状のドレンが見えます。
古くなったドレンの中に、新しいドレンを作ったことで、ドレン内部から雨漏りの心配はなくなりました。

ベランダのコーキング工事

ベランダ防水の仕上げにコーキング工事

塩ビシートとベランダに隙間を埋めるために、コーキング材を充填します。

コーキングを完全に乾燥する前に、ヘラで表面を滑らかに整えます。

ベランダの笠木の隙間

ベランダの笠木(かさぎ)の隙間から雨水が侵入してしまうと、基礎内部までの雨漏りになる危険性があります。

笠木の隙間にコーキング材充填

一見、「雨漏りと関係ないかな?」と思うような隙間も、思わぬ雨漏り被害を引き起こしかねないので、しっかりと隙間をコーキング材で埋めます。

ベランダ防水完了(雨漏り改善)

ベランダ防水施工後の全体像

ベランダ防水工事が完了しました!

ベランダ防水施工後のベランダ

塩ビシートの立ち上がりも、しっかりとコーキングで保護されています。

これでベランダからの雨漏りの原因を完全に取り除くことができました!

ベランダ防水は築10~15年のタイミングがベスト

ベランダ防水は早目の相談がベスト

ベランダ防水は築10~15年のタイミングが一番良いとされています。

その理由は、今回のようにベランダの防水層が劣化するとベランダ床から雨水が染み込んでしまい、やがて階下までの雨漏り被害になるからです。

雨水が基礎の木材にまで染み込んでいる状態なので、雨漏り被害だけではなく木材の腐食やシロアリ被害になる、というケースも少なくありません。

だからこそ、ベランダのひび割れや痛みに気づかれたら、早目はやめの対応が大切なのです。

ベランダだけの相談でも大歓迎です!

「ベランダだけでも点検に来てもらえる?」
「雨漏りの点検だけでもして欲しい」
そういったご不安やお悩み、一緒に解決できるお手伝いができればと思います。

意外に思われるかもしれませんが、雨漏りの原因で多いのは今回のようなベランダの防水層の痛みによるものです。

もちろん屋根からの雨漏り、外壁からの雨漏り、といったケースも多いです。しかし、どの場所からの不具合であっても専門知識豊富なプロの目で、その箇所の補修に特化した職人で対応できます!

お住まいのことならベランダ以外にも、どんなことでもご相談は大歓迎です(^-^)

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