葛城市で外壁の漆喰工事とトタン外壁の塗装

漆喰外壁補修工事・トタン塗装
葛城市
Before 施工前	After 施工後

外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

当事例では奈良県葛城市の築80年の住宅に漆喰工事と塗装工事を実施した内容を掲載しています。

▼奈良県葛城市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
葛城市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

漆喰工事と塗装工事前後の比較

まずは漆喰工事と塗装工事前後のビフォーアフターから紹介いたします！

漆喰外壁の現地調査

漆喰の主原料である消石灰には耐火性があるので、お城などの建造物に昔から使われてきました。

漆喰は呼吸する壁とも言われています。
その理由は調湿性の高さにあり、目に見えないくらいの細かな穴が空気の通り道となり湿度のコントロールを行うのです。

とても利便性の高い漆喰ですが、間違った知識で塗装をしてしまうと漆喰の細かな穴が塗料で塞がってしまいます。
更に逃げ場の失った湿気が外に出ようとする力で漆喰の膨れや浮きとなりすぐに剥がれてしまいます。

漆喰はひび割れなど形状の劣化がない場合、つまり黒ずみなどの軽微な劣化ですと漆喰専用の調湿性のある塗料でメンテナンスをすれば問題ありません。

しかし、こちらの建物のようにひび割れや剥がれなどの劣化がある場合は塗装というより左官工事が必要の領域です。
漆喰をすべて撤去して下地から漆喰を塗り直すという工事が必要です。

トタン部分の補修と塗装も錆止め効果のある塗料で塗装をすれば美観も長持ちしてくれます。

以下に今回ご提案した内容をまとめています。

お見積り内容や担当者の説明にご理解をいただけ、この度ご成約をいただきました。

▼外壁調査の内容をもっと詳しく知りたい方はこちら▼

葛城市で築80年近くの漆喰外壁の住宅へ外壁点検に伺いました

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葛城市の外壁漆喰工事と塗装工事の内容

補修工事

工事前の漆喰です。
漆喰の表面の凸凹で砂埃などの汚れが蓄積されやすく、黒ずみなどが目立っています。

漆喰の一部が剝がれていますね。
下地となるモルタルまで劣化が進んでいるので、漆喰を塗り直す前に左官補修から実施していきます。

モルタル部が崩れ下地となる木材が剥き出しになっているので、モルタルで左官補修をして埋めます。

左官補修をして元の外壁との段差を埋めるように平らに均していきます。

左官補修後の外壁です。

下地の痛みがある部位はすべて徹底的に補修いたしました。

漆喰工事

入念な下地補修を終えたらいよいよ漆喰を塗り直す作業に入ります。

まずは表面の漆喰を削って撤去します。

漆喰とモルタル下地を密着させるために専用の下塗り材を丁寧に塗布します。

漆喰がある部位の51㎡すべてに下塗り材をローラーで塗り込みます。

漆喰は中塗りと上塗りの2工程に分けて塗布します。

漆喰が施工された外壁です。

丁寧に鏝で漆喰を塗りこみ…

漆喰外壁の補修が完工りました！

トタン外壁の塗装

トタン部は塗料の密着を良くするためケレン作業をしてサビも落とします。

サビ止め効果のある下塗り塗料を全体に配っていき…

下塗り塗料が乾燥してから、仕上げのシリコン塗料を塗り重ねます。

トタン部の塗装完了です！
光沢が戻りましたね！

下が塗装前、上が塗装後です。

こちらの写真で見ると光沢感や美観の比較がより分かりますね。

すべてのトタン外壁の塗装が完了しました！
細部まで塗り残しや汚れがないか隈なく点検をし、足場解体後に清掃をしてお引渡しです。

葛城市の漆喰工事と外壁塗装工事完工

外壁の漆喰工事とトタン部の塗装工事が完工しました！

この度は由緒ある建物のメンテナンスを弊社に任せていただき、誠にありがとうございました。

万が一のご不便があればアフターフォロー対応に駆け付けますのでお気軽にご相談ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

▼2021年10月と2022年3月に計2回アフターフォロー対応をさせていただきました▼

葛城市で漆喰外壁の再発した割れに下地から手直しのアフターフォロー

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