松原市で雨漏り修理(ベランダが原因)

弊社の所在地でもある松原市にて雨漏り修理を実施した事例をご紹介します。

こちらのお客様は元々雨漏り修理のご依頼ではなく、外壁塗装と屋根塗装のみの工事をご依頼でした。
実際に点検させて頂くと雨漏りを発見!ベランダからの雨漏り跡がありました。
コーキングの打ち替えと外壁塗装でベランダからの雨漏りが止まる可能性があった為、ベランダ防水工事による雨漏り修理は一旦様子を見て実施することにしました。

しかし外壁塗装後にベランダ床より雨漏り跡が出来ていた為、ベランダ自体の防水面からの雨漏りの可能性が高いことが判明しました。
そこで塩ビシート防水工事で雨漏り修理を実施して、雨漏りが無事に止まった事例をご紹介します。

■こちらのお客様の施工事例→松原市にて3棟まとめての屋根・外壁塗装 フッ素の施工事例
■お客様の声→松原市にて3棟まとめて外壁工事 たいへん満足とお喜びの声!

雨漏り修理

ベランダの様子(外壁塗装前)

ベランダの天井(塗装前)

ベランダの天井(塗装前)

外壁塗装前のベランダ下天井の様子です。ご覧の通り、雨漏り跡により変色しています。

ベランダの天井(外壁塗装直後)

ベランダの天井(外壁塗装直後)

外壁塗装後の様子です。雨漏り跡が綺麗に消えていますね。

コーキングの亀裂も複数あった為、コーキングの打ち替えのみで雨漏りが改善する可能性がありました。
その理由もあり、ベランダ防水工事は行わずにコーキングの打ち替えと外壁塗装のみを実施して、ベランダ防水工事による雨漏り修理が必要かの様子を見ることにしました。

ベランダからの雨漏り(塗装後6ヶ月)

ベランダからの雨漏り(塗装後6ヶ月)

外壁塗装後に再び雨漏り跡が出来ました。これで原因は外壁の劣化から発生する雨漏りではなく、ベランダ自体の防水面から雨漏りがしていると特定できました。

雨漏りを改善する為にはベランダ防水工事が必要と判断させて頂き、雨漏り修理の実施したいと思います。

雨漏り修理は塩ビシート防水工事にて対応

今回の雨漏り修理には塩ビシート防水にてベランダ防水工事を対応します。
塩ビシート防水はベランダ下地に塩ビシートを直接貼り付けて防水層を作る防水工事の一種です。
優れた耐久性と防水性を兼ね備え、メンテナンス不要と言った点から、多くのお客様より支持を頂いている人気の防水工事です。

塩ビシート防水工事について詳しくはこちらの記事も是非ご参考ください
塩ビシート防水【防水工事の種類と耐久性の違いについて】

塩ビシート防水工事による雨漏り修理の施工前

ベランダの塩ビシート防水施工前

ベランダの塩ビシート防水施工前

ベランダ下地の防水層が所々剝がれています。防水層が剝がれると、ベランダ下地に雨水が染み込んでしまい雨漏りが発生します。

ベランダ防水施工前のドレン(排水口)

ベランダ防水工事施工前のドレン(排水口)

ベランダの排水箇所も、塗膜が剝がれていますね。細かい箇所ですが、雨樋と繋ぐ大切な役割がある場所なのでこちらも防水工事による雨漏り修理が必要です。

ベランダから見た雨樋(集水器)

ベランダから見た雨樋(集水器)

ベランダのドレンと繋がる雨樋です。外壁との間に亀裂が見受けられます。このような箇所からも雨漏りが発生する原因となる為、事前に修理が必要です。

雨漏り修理に塩ビシート防水を施工

塩ビシート防水施工後

塩ビシート防水工事施工後

ベランダに塩ビシート防水を施工させて頂きました。写真でも分かるように、塩ビシートがしっかりと雨水を弾いていますね。

塩ビシート防水の立ち上がり部分

塩ビシート防水の立ち上がり部分

塩ビシート防水の特性上、外壁と塩ビシートの間に継ぎ目が生じます。そこから雨漏りをしてはせっかくの雨漏り修理が台無しですよね。
だからこそ雨漏りがおきないように外壁との隙間の処理は念入りに実施します。

立ち上がりとなる部分に金物を取付けて、塩ビシートを金物に固定してから、金物と外壁の隙間にコーキングを打ちます。

塩ビシート防水施工後のドレン部分

塩ビシート防水工事施工後のドレン部分

ベランダの排水箇所には改修ドレン工事を実施。既存のドレンに新たなドレンを取付ける工事方法で、排水箇所からの雨漏りを防ぎます。

雨樋と外壁の隙間もコーキング

雨樋と外壁の隙間もコーキング

外壁と雨樋の隙間にもコーキングを打ちます。雨樋の中から見えるものが、改修ドレンの際に新たに取り付けたドレンです。

笠木と外壁の取り合いコーキング埋めにて雨漏り補修

笠木と外壁の取り合いコーキング埋めにて雨漏り補修

ベランダの笠木と外壁の隙間も、笠木内部から雨漏りが発生しないように丁寧にコーキングを打ちます。考えられる隙間を全て無くして、徹底的に雨漏り修理を行いました。

雨漏り修理後の様子

ベランダからの雨漏り跡

ベランダからの雨漏り跡

ベランダ防水工事をしてから、雨漏り跡は広がっていませんね。塩ビシート防水を実施したことで、雨漏り修理が成功!無事に水が止まりました。

ベランダ防水後の天井塗装

ベランダ防水後の天井塗装

もちろん雨漏り跡はそのままにはせず、再度塗装をさせて頂きました。雨漏り跡が綺麗に消えましたね。

『最初からベランダ防水工事をして雨漏り修理を実施すれば良かったのでは?』
と疑問に抱かれる方も多いと思います。

しかしベランダ防水は決して安価な防水工事ではありません。外壁修理だけで雨漏りが止まるのであれば、それでお客様のご負担が少しでも軽減されるので、今回は初めから防水工事による雨漏り修理をせずに様子見をさせて頂きました。

雨漏り修理の費用は?(約10万円)

雨漏り修理にかかった費用は95000円(税別)なりました。(外壁塗装などの費用は除く)

約10万円の施工費用というのは、ベランダの防水性が原因だったので、FRP防水の上に塩ビシート防水を施工させていただいたものです。

放置すれば30万〜50万損があったかも・・・

今回の例でいうと、ベランダ床から雨水が侵入し、1階の天井まで雨漏りしていたので、その間の構造木部の腐食が起こり、その部分をごっそり新設する必要があります。また、別の箇所への雨漏りも進行すれば、木部の交換および、室内の天井やクロスも張り替えを行う必要がありました。雨漏りをしばらく放置すれば、被害額でいうと30万から50万位は必要になった可能性もあります。

雨漏り修理は早目・早めがおすすめ

雨漏り修理はいうまでもなくできるだけ早目に対応を頂くことを強くおすすめします。
その理由は雨漏り=お住まいの寿命を縮めるということに繋がるからです。

雨漏りをしているということは、建物がもつ本来の防水機能が失われているということです。つまり雨水が基礎にまで侵入して、木材が湿気てしまい、シロアリなどの被害にも繋がりかねません。

建物を劣化させてしまう大部分の原因は湿気や雨水の侵入です。できれば定期的なお住まいのメンテナンスで雨漏り自体を防ぎたいところですが、雨漏りが起きてしまったとしても早目に雨漏り修理をすることで大切なお住まいを守ることにも繋がるのです。

現在なんとなく何か気になる事があるならお気軽にご相談ください。

まずは雨漏り修理の点検がおすすめ

南大阪ペイントセンターは塗装工事だけに限らず、雨漏り工事や点検などの小工事にも対応させて頂く工事店です。

工事のご依頼前にお客様に少しでも安心して頂けるように、雨漏り修理の事前点検からお見積り金額のご提示も全て無料で行っております。
お困り箇所以外のお住まい全体の点検を実施して、お客様にとって最適なご提案をさせて頂いております。

今回のお客様のように『外壁塗装と屋根塗装のみ』のご依頼でしたが、お住まい全体の点検と調査をさせて頂き、雨漏りの原因が判明致しました。お客様ご自身でも気づかれない箇所を、プロの目でしっかりチェックさせて頂きます
まずはお気軽にご相談を頂ければと思います。

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雨漏り修理の参考になるリンク

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