堺市中区で他の外壁塗装業者から棟板金が落下するかもと言われご相談

✓ブログの概要
堺市中区で外壁・屋根の点検とお見積りを実施した内容を掲載しています。
他の業者から「棟板金がかなり危ないので、このままだと道路下に落下して大変なことになる」と言われ大変ご不安な思いをされたお客様。
はじめての塗装工事で業者選びに慎重になられていたお客様は弊社他4社へ相見積もりを依頼されています。

マナベ

こんにちは！
南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

当ブログではご成約をいただくまでの外壁塗装の点検の様子とお見積り内容を紹介いたします。

1.「棟板金が落下するかも」と言われ塗装工事の依頼を決断
2.屋根の棟板金と外壁など建物全体の調査
3.外壁塗装のご提案内容と見積り金額
4.その他の堺市の塗装工事のお見積り点検の事例

「棟板金が落下するかも」と言われ塗装工事の依頼を決断

堺市中区の戸建て住宅の概要

築年数	20年
きっかけ	訪問販売業者からの棟板金の指摘
外壁	モルタル壁　スタッコ仕上げ
屋根	スレート瓦

訪問販売業者から「棟板金がかなり危ないので、このままだと道路下に落下して大変なことになりますよ」との指摘を受けられたお客様。

大変ご不安な思いをされ数社へ相見積もりの依頼をされました。
屋根の状態を含めドローンで詳細に建物全体を調査いたしますのでご安心ください！

屋根の棟板金と外壁など建物全体の調査

まずはご不安がある屋根の状態をドローンで点検をします。
屋根材はスレート瓦が使用されており、瓦の棟部分は板金で覆われています。

写真赤枠が棟板金です。

屋根材であるスレート瓦は非常に薄く屋根に直接登ると瓦を割ってしまう可能性があるので、ドローンでできるだけ近くを撮影します。
棟板金を固定する釘がわずかに緩んでいますが、今すぐ落下するという緊急性が高い危険な状態ではありません。

実は屋根の劣化の指摘は訪問販売業者がよく使用する手口なのです。
お客様からは見えない屋根の劣化を指摘することで不安を煽り、契約へと繋げることを目的としています。

対策としてはその場で契約をせず、複数の業者へ本当に危険な状態かを見てもらうと良いでしょう。
今回のように、複数の業者へ相見積もりをとられて正解だと思います。

▼堺市で優良業者を見極める方法▼
堺市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

棟板金というよりは屋根材であるスレート瓦の劣化の方が気がかりです。
築20年でこれまで塗装工事をされていないので、スレート瓦の防水効果がゼロに近くなっています。

新築時は工場であらかじめ防水塗膜で保護されたスレート瓦を使用します。
しかし築10年を目安に塗膜の寿命がきてしまうので、防水効果もなくなってしまいます。

その証拠にスレート瓦の一部が雨水を含んで変色していることが分かります。
対策としては板金の緩みを補強して、板金とスレート瓦を塗装することで屋根材の防水性が復活し屋根の寿命を延ばすことが可能です。

外壁はモルタルが使用されています。
表面の塗膜はスタッコ仕上げといって、凹凸のあるポコポコとした塗膜です。
厚みがあるので耐久性が高い反面、凹凸があるので砂埃を抱え込みやすく汚れが目立つのが難点です。

お客様も外観の汚れを気にされており、この機会に汚れが目立ちにく色での塗装をご希望でした。

モルタル外壁はひび割れが見られます。
特性上ひび割れをしやすいので、モルタル外壁にはひび割れを埋めるフィラーと呼ばれる下塗り塗料が必須です。

雨樋を固定する金具も錆びてしまっています。
錆びを放置すると材質自体を脆くさせてしまうため、ヤスリで錆びを落としてから錆止め塗料を塗って塗装する必要があるでしょう。

外壁塗装のご提案内容と見積り金額

お見積り内容

劣化部位	ご提案	理由
外壁（モルタル）	外壁塗装	塗膜の劣化とひび割れのため
屋根（スレート瓦）	屋根塗装・板金補修	塗膜の劣化
ベランダのFRP防水	FRPトップコート塗布	防水層のメンテナンス
付帯部（雨樋・スリムダクト・シャッターBOX・水切り・軒天・破風板）	塗装工事	美観の向上・防水性の維持のため

お見積り金額

※使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。

塗料別見積もり案	見積もり金額（税抜き）
超高耐久HRC次世代塗料	¥1,409,091
超低汚染型無機フッ素塗料	¥1,063,636
超低汚染型シリコン塗料	¥954,545
ラジカルシリコン塗料	¥890,909
シリコン塗料	¥836,364