✓現地調査のブログの概要
和歌山県橋本市の築19年の積水ハウスにお住まいのお客様より「積水ハウスの見積もりが高額だったため相見積もりをお願いしたい」とのお問い合わせをいただきました。
弊社のインスタグラムやホームページをご覧いただき、ハウスメーカー住宅の施工実績を評価いただいたことがきっかけでご依頼いただきました。
現地調査の結果、外壁の窯業系サイディングには汚れの付着やコーキング劣化といった経年症状が見られ、外壁塗装とコーキングの撤去打ち替えをご提案。
また屋根のスレート瓦には塗膜の褪色が進行しており、防水性能の低下が懸念されるため、屋根塗装をご提案しました。
さらにベランダや陸屋根の塩ビシート防水層は寿命を迎えていたため、塩ビシート防水工事をあわせて施工する必要がありました。
そのため、外壁塗装・屋根塗装・付帯塗装・防水工事といったトータルメンテナンスをご提案し、汚れや経年劣化の進行を防ぎながら長期的に美観と耐久性を守る工事内容となりました。
お客様は「白っぽい外壁からシックな雰囲気へイメージチェンジしたい」とカラーにもこだわりがあり、弊社の多彩模様塗料RSダイヤモンドシリーズの施工事例を気に入ってくださり、色味もほぼ決定されていました。
最終的には「豊富な実績」「わかりやすい説明」「専門性の高さ」を決め手としていただき、このたび外壁・屋根・付帯部の塗装および防水工事をご成約いただきました。
この度は数ある業者の中から南大阪ペイントセンターをお選びいただき、誠にありがとうございます!

南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
和歌山県橋本市で築19年の積水ハウスへ、建物全体の点検とお見積りを実施した内容を紹介しています。
▼和歌山県橋本市の外壁塗装業者選びについて詳しく解説▼
橋本市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者
▼積水ハウスの外壁塗装についてはこちらの記事で網羅的に解説をしています▼
積水ハウスの外壁塗装の6つのポイント【費用がわかる施工事例多数有】
南大阪ペイントセンターのインスタグラムをご覧になり塗装工事のご相談
築年数 | 19年 |
住宅メーカー | 積水ハウス |
きっかけ | メーカーの定期点検 |
外壁 | 窯業系サイディング |
屋根 | スレート瓦・陸屋根(塩ビシート防水) |
「積水ハウスの見積もりが高額だったため相見積もりをお願いしたい」と、お電話でご相談をいただきました。
積水ハウスからお見積もりを取得済みとのことで、積水ハウスの高額な見積もりにお困りになられたことがお問い合わせのきっかけです。
弊社のインスタグラムやホームページをご覧いただき、そこで多彩模様塗装に特化した事例や、ハウスメーカー住宅の豊富な施工実績をご覧いただき、弊社の専門性に信頼を感じていただきました。
お客様は「白っぽい外壁からシックな雰囲気へイメージチェンジしたい」とカラーにもこだわりがあり、仕上がりのイメージもほぼ決定されていました。
お問い合わせいただいたのは朝一でしたので、当日スケジュールを調整してその日の昼過ぎには現地調査にお伺いすることができました。
迅速な対応を評価いただき、アドバイザーの若槻が責任をもって診断を担当いたしました。
南大阪ペイントセンターでは、積水ハウスをはじめとしたハウスメーカー住宅の構造や仕様に精通した専門スタッフが対応しており、特に高意匠仕上げである多彩模様塗料の施工実績が豊富です!
外壁や屋根の劣化状況を正確に診断し、耐久性と美観を両立する最適なプランをご提案いたしますので、どうぞ安心してお任せください。
南大阪ペイントセンターのインスタグラムは以下からご覧いただけます。
https://www.instagram.com/minamiosaka_paint/
お問い合わせから現地調査までの流れは以下のページで詳しく解説しています。
和歌山県橋本市の積水ハウスの外壁・屋根・防水層の調査
外壁全体を確認すると、黒い汚れが目立つ状態でした。
窯業系サイディングは大手ハウスメーカー住宅でも多く採用されている外壁材で、高い耐久性を持っています。
しかし、立地環境や風向き、周囲の植栽などの影響により、どうしても汚れやカビ・藻の付着は避けられません。
汚れ自体はすぐに構造的な問題を引き起こすものではありませんが、放置すると美観を損ねるだけでなく、防水塗膜の劣化を早めてしまう可能性があります。
今回のようなタイミングで塗装によるメンテナンスを行うことで、耐久性と美観の両方を長く維持することができます。
窯業系サイディングのはボード同士の継ぎ目にコーキングが充填されています。
積水ハウスでは稀にコーキングの代わりにガスケットと呼ばれるパッキン状の目地材が使用されているケースもあります。
現地調査の結果、コーキングに大きなひび割れや破断といった深刻な劣化は見られませんでしたが、築年数を考えるとちょうどメンテナンス時期に差し掛かっている状況です。
外壁塗装と合わせてコーキング打ち替え工法で新しくすることで、建物全体の防水性能をしっかりと回復させることができます。
窓まわりのサッシと外壁との取り合い部分にもコーキングが施工されています。
サッシ廻りは特に雨水が侵入しやすい箇所であり、経年により細かいひび割れや痩せ発生すると雨漏りのリスクにつながります。
外壁塗装の際には増し打ち工法で新しいコーキングを充填し、防水性を強化することをご提案いたします。
南大阪ペイントセンターではコーキングの種類も耐久性や柔軟性を考慮したものを使用します。
今回は耐用年数の長い塗料での塗装を希望されましたのでオートンイクシードという高耐久のコーキング材を提案いたしました。
換気口の周辺には黒ずみ汚れが目立って付着していました。
換気口は湿気を含んだ空気が排出されるため、汚れやすい部分の一つです。
高圧洗浄によって可能な限り汚れを除去したうえで塗装を施すことで表面に新しい保護膜を形成し、再び汚れが付着するのを抑える効果が期待できます!
さらに今回のお客様のご要望である「白っぽい外壁からシックな雰囲気へ」のイメージチェンジに合わせ、落ち着いたトーンの色を選ぶことで仮に汚れが付着しても目立ちにくく、長く美観を維持できる仕上がりをご提案いたします。
外壁や屋根の塗装とあわせて重要なのが付帯部(ふたいぶ)と呼ばれる建物の細部パーツのメンテナンスです。
付帯部は一見すると目立たない部分ですが、建物全体の印象や耐久性に大きな影響を与えます。
そのため、外壁・屋根と同じタイミングでしっかり点検・塗装を行うことが基本となります。
今回の現地調査でも、以下の付帯部に塗装が必要な状態が確認されました。
- 雨樋
- スリムダクト
- 破風板・鼻隠し
- シャッターボックス
- バルコニー笠木
- 軒天井
特に積水ハウスの住宅では、こうした付帯部の素材や構造が一般住宅と異なる場合が多く見られます。
そのため、下塗り材の選び方や施工手順を誤ると、せっかくの塗装が長持ちしないこともあります。
南大阪ペイントセンターでは大手ハウスメーカー住宅の施工実績が豊富な職人が細部まで丁寧に対応し、建物全体を長く守るためのトータルメンテナンスをご提案しておりますのでご安心ください!
こちらはベランダの笠木(かさぎ)と呼ばれる部分です。
笠木はベランダの上部を覆う金属パーツで、雨水の侵入を防ぐ大切な役割を担っています。
劣化が進んでしまうと内部に雨水が染み込み、下地の木部を腐食させてしまう恐れがあるため要注意の部位です。
今回の調査では表面の塗膜に劣化が見られる程度で、大きな破損やサビは確認されませんでした。
そのためコーキングを打ち直したうえで、付帯部専用塗料で塗装を施すことで十分対応可能と診断いたしました。
もし劣化がより進んでいた場合には、板金カバー工法など塗装以外の工事が必要になるケースもありますが、今回は塗装メンテナンスで問題なく仕上げられます。
ベランダのもうひとつ重要な部位が防水層です。
写真では床材が敷かれているため直接は見えませんが、この下には塩ビシート防水が施工されています。
塩ビシート防水は耐用年数が一般的に15~20年といわれており、今回の築19年という年数から考えると、ちょうど寿命に差し掛かるタイミングです。
そのため、新たな塩ビシート防水の施工をご提案いたしました。
屋根の状態を確認するために、ドローンによる点検を行いました。
今回のお住まいは片流れ屋根のスレート瓦と、陸屋根部分が組み合わされた構造になっています。
ドローンを屋根に近づけ、スレート瓦の状態を詳細に確認しました。
塗膜の退色が進んでいることは確認できましたが、瓦自体の欠けや割れといった重大な破損は見られませんでした。
この状態であれば、屋根葺き替えやカバー工法といった大がかりな工事は不要で、屋根塗装によるメンテナンスで十分対応可能です!
塗装によって防水性と美観を回復させることで、今後10年以上安心して住まえる屋根に仕上げることができます。
続いて陸屋根部分の塩ビシート防水を確認しました。
写真の通り防水シートはつなぎ目を接着して雨水を遮断する仕組みになっていますが、経年によりシートが浮いたり剥がれたりするとそこから雨水が侵入してしまう恐れがあります。
築年数や現状から判断しても今回がまさに防水層の更新時期ですので、新たに塩ビシート防水工事をご提案いたしました。
実はこの塩ビシート防水は施工できる業者が限られており、一般的な塗装店では対応できないケースも少なくありません。
南大阪ペイントセンターでは、塩ビシート防水を専門に扱える防水職人と提携しているため、ハウスメーカー住宅特有の仕様にも安心して対応することができます。
画像出典:関西ペイントカタログ
外壁のデザインについては弊社の施工事例で多彩模様塗料であるRSダイヤモンドシリーズの事例をご覧いただいていたことから、色味もほぼ決定されていました。
多彩模様塗料とは複数の色をランダムに吹き付けることで天然石調の風合いを表現できる塗料です。
通常の単色塗装では出せない高級感・奥行き・立体感が魅力です。
積水ハウスをはじめとする大手ハウスメーカーにお住まいのお客様の中でも多彩模様塗料は大変人気が高く、特に意匠性や住宅の品格を大切にされる方に選ばれています。
こちらは塗装後のお写真を掲載しています。
「白っぽい外壁からシックな雰囲気へイメージチェンジしたい」とのご要望もあり、お客様と相談を重ねた結果多彩模様塗料を2色使用するデザインに決定いたしました!
玄関上にはAZE-308でアクセントカラーに、ベースカラーはAZE-305とどちらもブラウンべ―スのお色ですが、わずかに色のトーンが違いますのでさりげない高級感を演出できる配色になっています。
南大阪ペイントセンターからの積水ハウスの住宅へお見積もりとご提案内容
すべての調査が終了しました!
以下にお客様にご提案しましたお見積もり内容をまとめています。
お見積もり内容
劣化部位 | ご提案 | 理由 |
外壁(窯業系サイディング) | 外壁塗装(多彩模様塗料) | 塗膜の防水性低下 |
目地 | コーキング撤去打ち替え | コーキングの劣化 |
サッシ・軒天廻り | コーキング増し打ち | コーキングの劣化 |
付帯部(雨樋・シャッターBOX・スリムダクト・破風板・鼻隠し・バルコニー笠木・軒天井) | 付帯塗装 | 美観の向上・防水性の維持のため |
屋根(スレート瓦) | 屋根塗装 | 塗膜の防水性低下 |
ベランダ・陸屋根 | 塩ビシート防水 | 防水層の寿命 |
お見積り金額
使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積もり金額も塗料によって変動します。
以下は外壁塗装・コーキング工事・屋根塗装・塩ビシート防水を含めた総金額を掲載しています。
※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての内容をご覧いただけます。
プラン名 | 使用塗料 | 耐用年数 | 保証 | 小計 |
プランA | 外壁:超低汚染型無機フッ素プラン | 20年 | 12年 | ¥2,573,050 |
屋根:遮熱フッ素プラン | 17-19年 | 10年 | ||
プランB | 外壁:超低汚染型シリコンプラン | 16年 | 10年 | ¥2,218,750 |
屋根:遮熱シリコンプラン | 16-18年 | 7年 | ||
プランC | 外壁:吹付け多彩模様フッ素プラン | 18年 | 12年 | ¥2,545,455 |
屋根:遮熱フッ素プラン | 17-19年 | 10年 | ||
プランD | 外壁:吹付け多彩模様シリコンプラン | 16年 | 10年 | ¥2,459,950 |
屋根:遮熱シリコンプラン | 16-18年 | 7年 |
お見積り内容や担当者の説明にご理解をいただけ、プランAの外壁に関西ペイント RSプライムPro無機MIXと屋根に関西ペイント RSルーフ2液Fを使用した塗装工事の成約をいただきました。
施工の詳細は後日、別途施工事例ページでご紹介予定ですので、ぜひご覧ください!
この度は、数ある塗装会社の中から南大阪ペイントセンターにご縁をいただき、誠にありがとうございました。
積水ハウスからの見積もりが高額であったことから、専門性と実績を重視して弊社へご相談いただけたことは、私たちにとっても大変光栄なことです。
南大阪ペイントセンターにはハウスメーカー住宅の構造や仕様を熟知したスタッフが在籍しております。
塩ビシート防水に対応できる技術力、そして天然石調の美しい仕上がりを叶える多彩模様塗装など、ハウスメーカー住宅特有の課題に対応できる確かな技術と経験を持っております。
これからも大切なお住まいを長く美しく保つために、正確な診断と丁寧なご提案をお約束いたします。
ハウスメーカー住宅の塗装をご検討の方や「塩ビシート防水や多彩模様塗装に対応できる業者が見つからない」とお悩みの方は、どうぞお気軽に南大阪ペイントセンターまでご相談ください。
皆さまからのお問い合わせを、スタッフ一同心よりお待ちしております