外壁塗装をする際にどんな色にするかは皆様悩まれるところです。
基本的にはカタログ内のどんな色でも塗装可能ですが、小さい色見本だけではなかなか判断が難しく、塗装後のイメージがわかりにくい場合もあります。
そういうときに有効なのがカラーシミュレーションです。
写真を加工して塗装完了後の全体像をイメージできるという便利なものです。
但しデメリットもありますので注意が必要です。
塗装前の写真です
こちらがカラーシミュレーションの画像です。
こうしてみると非常にイメージしやすいのがわかります。
もう1軒ご紹介
こちらのお客様は今の色からガラっと変えたいとのご要望でした。現状に似た色を塗る際はあまり必要ではありませんが、全く違う色を塗る際はカラーシミュレーションである程度イメージができるので安心といえます。
塗装前
プラン1
プラン2
プラン3
プラン4
このように数パターンの中から選択することもできます。
そして実際の工事完了がこちら
細かい変更点はありますが、プラン2で決定されました。
私から見ても非常にデザイン性の高い仕上がりになったと思います。
ただ、最初にも言いましたがデメリットもあります。
ここまでの写真を見てもわかるように、シミュレーションの色と実際の色は完全には一致しないという事です。
シミュレーションはあくまで写真を加工したものなので、同じ色でもパソコンや印刷するプリンター等の違いにより、どうしても差がでてしまうというデメリットがあります。
デザインの決定や大まかなイメージはカラーシミュレーションでもできますが、色の決定の際はこのようなA4サイズの塗り板という実際に塗料を塗った大きめの板で色を決定するのが確実かと思います。
カラーシミュレーションのメリット
・塗装後の全体的なイメージがしやすい
・数パターンの中から選択できる
・デザインの決定に有効
カラーシミュレーションのデメリット
・色は完全に再現できないので、色の決定には使えない
・カラーシミュレーションのみで判断せず塗り板も見て決定するとよい