モルタルの外壁塗装を失敗しない為のポイント

モルタルの外壁塗装を失敗しない為のポイント

モルタル壁の外壁塗装は、家の寿命を延ばすために必須です。

そんな大切な役割がある外壁塗装だからこそ
「モルタルの外壁塗装を失敗せず成功させるにはどうすれば?」
とお困りではありませんか?

モルタルはセメントが主成分なので耐久性が高く、継ぎ目のない外壁は頑丈なイメージを持たれる方も多いでしょう。
その反面、ひび割れをしやすいという弱点もあります。

モルタルの特性をよく知り、お住まいの劣化症状と照らし合わせた適格なメンテナンスが、外壁塗装を失敗させず成功に導く秘訣なのです。

目次

1.モルタルの寿命を延ばす外壁塗装
1-1.最適なタイミングの外壁塗装が失敗しない秘訣
1-2.10年に一度の外壁塗装は費用削減可能
1-3.モルタル壁の仕上げの種類
2.まずはモルタルの劣化状態を確認
2-1.カビ・コケ・藻などの発生
2-2.色褪せやチョーキング
2-3.浮き・剥がれ
2-4.ひび割れ
3.劣化症状に応じたモルタルの補修
3-1.モルタルには弾性塗料がおすすめ
3-2.ひび割れ補修などの下地処理が超重要
3-3.パターン復旧(模様付け)
4.モルタルの外壁塗装の費用相場と施工事例
4-1.軽微なひび割れ補修+外壁塗装(総額80万円)
4-2.ひび割れ補修+外壁塗装(総額81万円)
4-3.モルタル左官補修+外壁塗装(総額71万円)
4-4.モルタル左官補修+外壁塗装(総額108万円※屋根塗装含む)
5.【まとめ】モルタルの外壁塗装は先延ばしにしない

モルタルの寿命を延ばす外壁塗装

塗り壁であるモルタルに「そもそも塗装は必要ないのでは?」と思われる方もいると思います。

外壁塗装の役割はモルタルなどの外壁材を塗料で覆うことで保護をしてくれます。防水性を高め雨風や紫外線から守ってくれるため、外壁塗装は必ず必要なのです。

▼モルタルの特徴について解説しています▼

最適なタイミングの外壁塗装が失敗しない秘訣

適正なメンテナンスでモルタルが長持ち

モルタル外壁の寿命は約30年。もちろん職人が手作業で仕上げることから、その寿命は多少前後します。
ただしこの寿命30年は適正なメンテナンスを行って、はじめて実現する寿命です。

お住まいがモルタル壁の皆さまは、いかに最適な時期に適正なメンテナンスをするかが大切になります。

モルタルに限らず、外壁塗装などのメンテナンスは約10年に一度とお考えいただければ大丈夫です。

10年に一度の外壁塗装は費用削減可能

10年に一度の外壁塗装は結果的にメンテナンス費用の大幅な削減になります。

外壁塗装には約100万円前後かかるので
「10年に一度の塗装を先延ばしにして、20年に一度にすれば費用削減になるのでは?」とお考えの方も少なくはないでしょう。

しかし、塗装を先延ばしにしても外壁の状態が良くなることは決してありません。

劣化放置は修繕費用などの思わぬ出費

ルタルの早目の外壁塗装が費用を抑える鍵

たとえば劣化を放置したまま20年過ぎ、外壁のひび割れから雨漏りが発生して基礎木材にシロアリ被害が…、なんて事例も少なくはありません。

結果的に劣化を放置した方が修繕費用が嵩むだけでなく、家の寿命も縮んでしまいます。
10年に一度外壁塗装をした家と比べると、メンテナンス費用も高額になってしまうのです。
「本当は100万円前後ですんだ外壁塗装が、先延ばしにすることで大がかりな補修工事が必要になりトータル200万円前後の出費が…」なんて事態も少なくはありません。

だからこそ、適切な時期に外壁塗装をすることで、結果的に一生涯にかかるメンテナンス費用を抑えれるのです。

関連ページ外壁塗装の時期は?塗り替え目安のタイミング

実際のご相談は築15~18年が多い

と、言っても実際に弊社にご相談いただくお客様は築15~18年程で塗装を検討される方がほとんどです。
築18年でも綺麗な状態を保っている外壁もあれば、築13年程度でもひび割れなどの劣化が見られるお家、様々あります。

お住まいの環境、新築時の外壁の状態によって異なるので一概に「築10年で必ず塗装です!」とは言えないのです。
「塗装をするorしない」どちらにせよ、お家の健康診断も兼ねて築10年(前回塗装から10年)を目安に無料点検などの外壁調査をご検討されると良いでしょう。

関連ページ無料点検ってどこまでしてくれるの?

モルタル壁の仕上げの種類

モルタルの仕上げの種類

▼モルタルの仕上げ模様についてまとめたぺージ▼

リシン吹き付け

ザラザラとした感触が特徴。
安価に材料を抑えられることから、費用は比較的安いです。

その反面ザラザラとした表面には汚れが付着しやすく、塗膜も比較的薄いためひび割れには弱いです。

関連ページリシン仕上げとは?特徴と注意点について

吹き付けタイル

別名”ボンタイル”とも呼ばれる吹き付け方法。
ボコボコと水玉のような模様が特徴です。

塗膜が柔らかいのでひび割れしにくく、汚れにも強いです。

関連ページ外壁塗装の模様【ゆず肌仕上げ】ってなに?詳しくお話します

スタッコ吹き付け

セメントや砂などの骨材を混ぜて仕上げていき、ボコボコとした表面で塗膜も厚いのが特徴。

塗膜に厚みがあるのでひび割れには強いですが、凹凸に汚れが溜まりやすいです。

関連ページ外壁塗装の模様 スタッコ仕上げとは?特徴やメリットデメリット

まずはモルタルの劣化状態を確認

モルタルの劣化の初期症状は、チョーキング現象カビの発生などがあります。

これらの初期症状が見受けられるのは以下のとおりです。

初回の塗り替え 築約7~12年
塗り替え歴あり 前回塗り替えから約10~15年経過

緊急度別に劣化症状を掲載していますので、是非お住まいのモルタル外壁と照らし合わせてみてください。

カビ・コケ・藻などの発生【緊急度★☆☆☆】

カビ・コケ・藻

症状の原因

日当たりが良くない場所、風通しが塞がれている箇所に発生しやすいカビ・コケ・藻。

他の外壁と比較して凹凸のあるモルタル外壁はどうしても汚れを抱え込みやすいのです。
カビ・コケ・藻が直接的に外壁に悪影響を与えるわけではありません。しかし繁殖しやすい状況下ということは、外壁に水分が溜まりやすくなっている証拠なのです。

わたしたち人間も長時間湯舟に浸かると、皮膚がフヤフヤに柔らかくなりますよね。
それと同じように外壁も表面に水分がずっとある状態だと、建材自体が脆くなる可能性があります。
いずれにしても健康被害の影響や美観の問題からも、長時間放置はあまりおすすめしません。

対処方法

見つけ次第早めに清掃して落としてあげましょう。
長期間の放置は菌糸が根を張ってモルタルに食い込んでしまうので、汚れが落ちにくくなってしまいます。

掃除方法としては…

・基本は水洗い
・柔らかいスポンジやブラシを使用

基本は水洗い、掃除用具は外壁に傷が付かないように柔らかい素材のものを使用してください。

水洗いでも落ちない頑固な汚れの場合にのみ、外壁用洗剤をお使いください。

洗剤を使用する場合、すすぎが不十分で洗剤の成分が外壁に残ったままだと外壁の変色や劣化の可能性があります。
そういったリスクを最小限にするために、水洗いを推奨していますが、しっかりと洗い流していただけるなら洗剤の使用も問題ないのでご安心ください。

▼外壁の掃除方法を解説しています▼

それでも落ちない頑固な汚れは、塗装業者に相談された方が良いでしょう。
高圧洗浄だけで落とせるのかor汚れが付きにくいように防塵塗装が最適かなど、色々な選択肢があるので、この機会に専門業者に点検をお願いするのも良いと思います。

▼カビが発生する外壁を放置するデメリットについて解説▼

色褪せやチョーキング【緊急度★★☆☆】

チョーキング現象

症状の原因

色褪せは塗膜が劣化している証拠です。
外壁の色によっては色褪せが分かりにくいかもしれませんが、外壁に触れると白っぽい粉が付きませんか?

これはチョーキング現象を言い、紫外線などの影響で塗膜が劣化し、顔料のみが粉状となって表面にでてくる現象です。

対処方法

塗膜の劣化が進んで塗り替え時期をお知らせしてくれるサインです。

残念ながら色褪せやチョーキング現象があると塗膜の防水性がない証拠なので、外壁塗装をご検討された方が良いでしょう。

浮き・剥がれ【緊急度★★★☆】

浮き・剥がれ

症状の原因

メンテナンスをせず長年放置していると、塗膜の浮きや剥がれが発生します。

これは塗膜が劣化して下地との密着力がなくなり、内部に湿気が溜まってやがて膨れや浮きになります。
浮いてしまった部分の塗膜は脆く崩れやすいので、少し触れるだけでポロポロと塗膜が剝がれてしまいます。

対処方法

モルタルに浮きや剥がれがある場合は、劣化した塗膜の部分を削り取って補修を行います。
補修をしてから、通常の外壁塗装の工程に入ります。

できるだけ早目にご相談された方が良い症状です。

ひび割れ【緊急度★★★★】

ひび割れ(クラック)

症状の原因

素材の特性によるものですが、モルタルは寒暖差によって収縮と膨張を繰り返します。
その特性上、どうしてもひび割れが発生しやすいのです。

対処方法

ひび割れの深さによって補修方法が異なります。

ヘアークラック

ひび割れの幅が、髪の毛ほどの細さで幅0.3ミリ以下のものです。
コーキングでひび割れを埋めて、微弾性の下地で目視で確認できない細かなひび割れを保護していきます。

構造クラック

幅0.3ミリ以上の大きいひび割れは雨水侵入の可能性があるので、早目の対応が必要です。
ひび割れの深層内部まで補修するために、ひび割れ周辺に溝を作ってからコーキング材を充填させます。

構造クラックの補修については、次の項目で詳しくご紹介していきますね。

劣化症状に応じたモルタルの補修 

モルタルには弾性塗料がおすすめ

ゴムの様な柔軟性と弾力性を兼ねそなえた”弾性塗料”がおすすめです。

モルタルは気温や湿度の影響により、外壁が収縮を繰り返してひび割れしやすいです。
しかし弾性塗料を使うことで、外壁の収縮に柔軟に付いていくのでひび割れを防ぐことができます。

関連ページひび割れには弾性塗料?特徴やメリットを解説します!

ひび割れ補修などの下地処理が超重要

雨水の侵入経路となるひび割れは、しっかりと補修してから塗装工事をします。
塗装を長持ちさせる秘訣は”下地処理だというのは塗装業界では常識なのです。優良業者であれば下地処理が一番大事な工程だと知っているので入念に作業するはずです。

ひび割れにコーキングを充填

モルタルの段差を埋める為左官補修

補修方法はひび割れ大きさによって変わりますが、写真のような構造クラックには大がかりな補修が必要です。
電動サンダーでひび割れに切り込みを入れて、ひび割れの根本を見つけてコーキング工事や左官補修を行います。

▼詳しいひび割れの補修方法は下記ページでも解説▼

パターン復旧(模様付け)

左官補修跡と既存のモルタルの模様が異なる

モルタルを左官補修した場合、補修した部分だけ元々あるモルタルの模様と違ってきますよね。

モルタルの補修跡にパターン付け

そのまま塗装すると、どこを補修したか目立ってしまいます。
それを防ぐために、左官補修をした箇所にパターン付け(模様付け)を行います。

外壁塗装と補修後のモルタル

その後、塗装の工程を終えたモルタル外壁の補修跡はかなり目立ちにくくなりました。

モルタルの外壁塗装の費用相場と施工事例

軽微なひび割れ補修+外壁塗装(総額80万円)

モルタルの施工事例(総額80万円)

▼施工事例はこちらから▼

ひび割れ補修+外壁塗装(総額81万円)

モルタルの施工事例(総額81万円)

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モルタル左官補修+外壁塗装(総額71万円)

モルタルの施工事例(総額71万円)

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モルタル左官補修+外壁塗装(総額108万円※屋根塗装含む)

モルタルの施工事例(総額108万円)

▼施工事例はこちらから▼

【まとめ】モルタルの外壁塗装は先延ばしにしない

劣化症状が見られる前に、メンテナンスをするのがモルタルにとってベストです。

モルタルはその特性上、ひび割れなどの劣化症状は付きもの。
しかし手塗りの職人技ならではの、世界でたった1つのオンリーワンの外壁を生み出せるのもモルタルの素晴らしいところです。

早目のメンテナンスや点検が、結果的にモルタルの寿命を延ばし、メンテナンス費用を抑えることに繋がります。

モルタルと長く付き合うためにも、大きな補修が必要になる前にしっかりとメンテナンスをご検討いただければ幸いです。

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