| 塩ビシート防水(絶縁工法) | |
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大阪市住吉区
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Before 施工前 |
After 施工後 |
| 施工地 | 大阪市住吉区 | 築年数 | 28年 |
| 価格 | 47万円 | 工事期間 | 4日間 |
| 塗料名 | 田島ルーフィング ビュートップ | 塗料種別 | |
| 面積 | 17m2 | カラー | |
| 塗料名 | 塗料種別 | ||
| 面積 | m2 | カラー |
| 築年数 | 28年 | 工事期間 | 4日間 |
| 塗料名 | 田島ルーフィング ビュートップ | 塗料種別 | |
| 面積 | 17m2 | カラー | |
| 塗料名 | 塗料種別 | ||
| 面積 | m2 | カラー |
✓ご依頼までの背景
ヘーベルハウスの定期点検を受けた大阪市住吉区のお客様より、メンテナンスのご相談を頂きました。
ヘーベルハウスで見積りをしてもらったところ、外壁塗装・ベランダ防水工事・屋根工事をトータルすると700万円以上の大変高額な見積り金額にお困りでした。
さっそくお伺いして1時間近く建物の状態を拝見し工事内容の詳細とお見積りをご提案いたしましたところ、工事のご成約をいただきました!
当事例では2箇所のベランダへ防水工事を実施した内容を紹介いたします。
現地調査時のブログ⇒大阪市住吉区でハウスメーカーの定期点検を受けて外壁塗装のご相談
外壁塗装の事例⇒大阪市住吉区で旭化成ヘーベルハウスの外壁塗装(多彩模様仕上げ)
屋根カバー工法の事例⇒大阪市住吉区で屋根カバー工法と樋交換工事(旭化成ヘーベルハウス)
外装工事専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
ヘーベルハウスなどの大手ハウスメーカーからの見積りを受けて、弊社へご相談いただくケースは少なくありません。
熟考した結果、防水工事だけ弊社に依頼されるお客様もいらっしゃいます。
当事例では大阪市住吉区で旭化成ヘーベルハウス住宅で実施しましたベランダ防水工事の内容をご紹介いたします(^-^)
▼大阪市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
大阪市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者
▼ヘーベルハウスの外壁塗装についてはこちらの記事で網羅的に解説をしています▼
ヘーベルハウスの外壁塗装で重要なポイントは6つ!費用の不安も解決
ヘーベルハウスのベランダ防水工事前後の比較





ベランダ防水工事前の事前調査
大阪市住吉区の旭化成ヘーベルハウスの概要

| メーカー | 旭化成ヘーベルハウス |
| 築年数 | 28年 |
| きっかけ | ヘーベルハウスの定期点検を受けて |
| 外壁 | ALC |
| 屋根 | スレート瓦 |
ヘーベルハウスの築28年の戸建て住宅にお住まいのお客様からのご相談です。
これまで外壁塗装工事は一度ご経験済みですが、屋根とベランダのメンテナンスは今回がはじめてです。

ベランダには塩ビシート防水が施工されています。
最近の新築やハウスメーカーではベランダに塩ビシート防水が施工されているケースがほとんどです。
塩ビシート防水の寿命は約15~20年とされており、築28年ですと防水機能の寿命が過ぎています。
屋内へも雨漏り被害こそありませんでしたが、ベランダ防水層に雨が染みた跡があります。
雨水を弾く力がなくなったことが窺え、塩ビシートを新たに貼り直す時期とも言えます。

塩ビシート防水はその名称のとおりシートを繋ぎ合わせて防水層を作りだす工法です。
弱点としてはシートの継ぎ目が劣化してしまうと、その隙間から雨水が侵入してしまいます。
破けこそありませんでしたが、寿命が過ぎると耐久性にも影響が出るので継ぎ目が劣化して雨漏りの心配もでてきます。
メンテナンスのご提案としては、現状の塩ビシート防水の上から新しい塩ビシート防水を施工する方法です。
塩ビシート防水は既存の防水層の撤去が必要なく、上から防水層を重ねることが可能です。
撤去費用がかからず塩ビシート防水自体も約15~20年の耐久性なので、非常にコストパフォーマンスが高い防水工法なのです。
▼塩ビシート防水について詳しく解説▼
塩ビシート防水【防水工事の種類と耐久性の違いについて】

建物全体を約1時間ほどかけて点検をしたところ、外壁塗装+屋根工事+防水工事の総額495万円~573万円ほどのお見積りとなりました。
この度建物全体のメンテナンスのご用命をいただきました!
▼現地調査の詳しい内容▼
大阪市住吉区でハウスメーカーの定期点検を受けて外壁塗装のご相談
旭化成ヘーベルハウスの住宅にベランダ防水工事を実施
端部の金物撤去

塩ビシートの立ち会がりを固定する金物を撤去します。
ケレン作業

塩ビシートを取り付ける準備として、ヘラや下地の凹凸を削りフラットな状態へ整えます。
どのような下地でも施工できる塩ビシート防水ですが、あまりに凹凸がありすぎると剥がれの原因ともなるのでしっかりとケレンで下地調整を行います。
仕上げに汚れを洗浄して、下地処理の完了です。
絶縁シートの敷き込み

塩ビシートを敷く前に絶縁シートを敷きます。
絶縁シートを先に設置することで、塩ビシート内に湿気が籠りにくくなるのです。
塩ビシート防水の膨れを抑えてより耐久性を確保できます。
金物の取り付け

立ち上がりや入隅などの端部に新しい金物を取り付けて、塩ビシートを固定させる土台を作ります。

絶縁シートと金物を取付けた全景です。

より広い面積のもう1つのベランダには塩ビシートと固定させるための専用のディスクを取り付けます。

等間隔でディスクを取り付け絶縁シートの取り付けが完了しました。
改修ドレン

排水用のドレン内部も筒状にした防水層を取り付けます。
改修ドレン工事と言い、防水工事ではこの改修ドレンがとても重要視されます。
なぜかと言うとドレン内部の防水層が劣化しているとそこから雨漏り症状へ発展しやすいからです。
ですのでベランダの防水工事の際は見積書に「改修ドレン」の項目があるか確認された方が良いでしょう。
塩ビシートの敷き込み


絶縁シートの上から塩ビシートを敷き込みます。

塩ビシート同士の継ぎ目を溶着液と熱風機を使って溶着して隙間を埋めます。

入隅や出隅にフィットするように専用のコーナーパッチ(円状の塩ビシート)を取付けて、あらゆる隙間を埋めます。
ディスクと塩ビシートの融着

先ほど絶縁シートの上に取付けたディスクを塩ビシートの上から熱融着させます。

ディスクと塩ビシートが固定されました!
今回施工した塩ビシート防水の絶縁工法は別名機械固定工法とも呼ばれ、接着剤を使用せず専用ディスク部分だけを機械で融着させる工法です。
ディスク部しか融着されていないので、塩ビシート内部の空間が保たれ湿気によるシートの膨れが起きない仕組みです。
防水工事の中でも塩ビシート防水の絶縁工法は特に耐久性の高い工法なのです。
立ち上がりのコーキング

立ち上がりと外壁の間をコーキングを充填させ隙間を埋めます。

ヘラで平らに均してコーキング処理完了です。
仕上げのシール処理

熱融着させた塩ビシート同士のジョイント部分をシール材で保護します。

塩ビシート防水(絶縁工法)が完工しました!
旭化成ヘーベルハウスのベランダに塩ビシート防水完工
冒頭でもご紹介した完工後のベランダの様子をもう一度みてみましょう。


外壁塗装だけではなく、ハウスメーカーへの防水工事の施工も承っています。
工事のお見積りやご質問はお気軽にご相談いただけますと幸いです。
この度は弊社にご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
アフターフォローも行っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。





























