松原市にて崩れた外壁の左官補修と塗装工事で築45年の住宅を一新

外壁塗装・左官補修・屋根漆喰工事・ウレタン防水
松原市
Before
施工前
After
施工後
施工地 松原市 築年数 45年
価格 125万円 工事期間 11日間
塗料名 関西ペイント RSシルバーグロスSI 水性ラジカルシリコン 塗料種別 ラジカルシリコン
面積 119m2 カラー RS-376(艶有)
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー
築年数 45年 工事期間 11日間
塗料名 関西ペイント RSシルバーグロスSI 水性ラジカルシリコン 塗料種別 ラジカルシリコン
面積 119m2 カラー RS-376(艶有)
塗料名 塗料種別
面積 m2 カラー

✓ご依頼までの背景

松原市にて築45年戸建て住宅外壁補修・塗装工事、ベランダ防水、屋根漆喰工事をご依頼いただきました。
「ベランダ付近から雨漏りしているので部分的に補修をお願いしたい」とのお電話がきっかけで、ご相談をいただきました。
築45年という長い年月の中で、一度も塗装工事をされていなかったこともあり、外壁や屋根の状態に不安を感じられていたそうです。

ホームページをご覧いただき、特に施工事例が充実していた点や松原市での施工実績の多さに信頼感を持ってくださり、お問い合わせくださいました。

現地調査では外壁のひび割れや塗膜の剥がれが多数見られ、部分的には下地のラス網まで露出している危険な状態でした。
また、ベランダの劣化による雨漏りが発生しており、ウレタン防水工事(通気緩衝工法)の必要性を診断しました。
さらに、屋根は日本瓦で棟部分ののし瓦が外れ、漆喰も崩れ落ちている箇所があり屋根補修と漆喰工事も同時にご提案いたしました。

こうした総合的な現状を踏まえ、外壁補修と塗装、ベランダ防水、屋根漆喰工事を組み合わせたトータルメンテナンスプランをご提案。
「無理な提案もなく、説明が丁寧で安心できた」とおっしゃっていただき、最終的に弊社にご依頼いただきました。

この度は数ある業者の中から南大阪ペイントセンターにご依頼いただき、誠にありがとうございました。

現地調査時のブログ松原市にてベランダからの雨漏りにお困りの築45年住宅の点検訪問
営業担当:橋本

✓ご依頼までの背景営業担当:橋本

松原市にて築45年戸建て住宅外壁補修・塗装工事、ベランダ防水、屋根漆喰工事をご依頼いただきました。
「ベランダ付近から雨漏りしているので部分的に補修をお願いしたい」とのお電話がきっかけで、ご相談をいただきました。
築45年という長い年月の中で、一度も塗装工事をされていなかったこともあり、外壁や屋根の状態に不安を感じられていたそうです。

ホームページをご覧いただき、特に施工事例が充実していた点や松原市での施工実績の多さに信頼感を持ってくださり、お問い合わせくださいました。

現地調査では外壁のひび割れや塗膜の剥がれが多数見られ、部分的には下地のラス網まで露出している危険な状態でした。
また、ベランダの劣化による雨漏りが発生しており、ウレタン防水工事(通気緩衝工法)の必要性を診断しました。
さらに、屋根は日本瓦で棟部分ののし瓦が外れ、漆喰も崩れ落ちている箇所があり屋根補修と漆喰工事も同時にご提案いたしました。

こうした総合的な現状を踏まえ、外壁補修と塗装、ベランダ防水、屋根漆喰工事を組み合わせたトータルメンテナンスプランをご提案。
「無理な提案もなく、説明が丁寧で安心できた」とおっしゃっていただき、最終的に弊社にご依頼いただきました。

この度は数ある業者の中から南大阪ペイントセンターにご依頼いただき、誠にありがとうございました。

現地調査時のブログ松原市にてベランダからの雨漏りにお困りの築45年住宅の点検訪問

※上記施工価格は足場工事・外壁塗装・左官補修・ウレタン防水・屋根漆喰・付帯塗装・共通工事の金額を掲載しています。(税抜き金額)
 
皆さま、こんにちは!

松原市の外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

当事例では松原市の築45年の戸建て住宅に補修工事と外壁塗装・雨漏り修理などトータルメンテナンスを実施した内容を掲載しています。

無料見積もりを依頼する

【ビフォーアフター比較】松原市で実施した外壁塗装と左官補修前後の比較

まずは塗装工事前後の比較写真から紹介いたします!

松原市の左官補修と外壁塗装前の戸建て住宅 松原市の左官補修と外壁塗装後の戸建て住宅
左官補修と外壁塗装前の戸建て住宅 左官補修と外壁塗装後の戸建て住宅
松原市の外壁塗装前の戸建て住宅 松原市の外壁塗装後の戸建て住宅
雨染みのある軒天 雨漏りが解消された塗装後の軒天
塗装前のサッシ廻りと雨戸 塗装後のサッシ廻りと雨戸
外壁塗装前の裏面の外壁 外壁塗装後の裏面の外壁
外壁塗装前のサンルーム周辺の外壁 外壁塗装後のサンルーム周辺の外壁
塗装工事前の正面外壁とアスファルトシングル 塗装工事後の正面外壁とアスファルトシングル
塗装工事前のアスファルトシングル 塗装工事後のアスファルトシングル
漆喰工事前の瓦が欠落した日本瓦 漆喰工事後の日本瓦
漆喰工事前の日本瓦 瓦の欠落が補修された日本瓦
漆喰工事前の日本瓦全景 漆喰工事後の日本瓦全景

【現地調査】外壁が崩れた築45年住宅の調査

松原市の雨漏り調査に伺った築45年の戸建て住宅

築年数 45年
きっかけ ベランダ付近からの雨漏り
外壁 窯業系サイディング
屋根 スレート瓦

ベランダ付近からの雨漏りにお困りで、南大阪ペイントセンターへお電話にてご相談をいただきました。

お客様によると「部分的に補修して直せればと考えていたが、築年数も経っているので全体的な状態も見てもらいたい」とのことで、弊社ホームページをご覧になりご連絡くださいました。

築45年のお住まいはこれまで外壁塗装をされたことがなく、現地調査に伺ったところ外壁はかき落とし仕上げがボロボロに劣化し、一部では下地のラス網が露出している箇所も確認されました。
このままでは雨水の浸入によって外壁材の強度がさらに低下する恐れがある状態でした。

また、屋根には日本瓦が使用されていましたが、棟部分ののし瓦が外れていたり、漆喰の変色・崩落が進行していたため、早急なメンテナンスが必要と判断しました。

さらに雨漏りの原因と考えられるベランダについては、防水層の劣化が見受けられたため、ウレタン防水工事をご提案させていただきました。

軒天の雨染み
まずは雨漏りの状況確認から行いました。
ベランダ下の軒天を拝見すると、雨染みがはっきりと確認できます。

これは長年の雨水の侵入によって染み込んだもので、放置すると木部の腐食やさらなる雨漏りにつながる恐れがあります。

雨漏り調査では「どこから水が入っているのか」という原因究明が重要ですので、こうした症状を一つひとつ丁寧に確認しながら、再発防止に必要な工事をご提案いたします。

床材がおかれたベランダ
次にベランダの点検を行いました。

床材の下を確認すると、ベランダ床からの雨水浸入が雨漏りの主な原因の一つと考えられます。

そのため、ウレタン防水(通気緩衝工法)による改修をおすすめいたしました。

通気緩衝工法とは、防水層と下地の間に専用のシートを敷き込むことで湿気の逃げ道を確保し、膨れや剥がれを防ぐ工法です。

雨漏りをしっかり止めつつ、長期的に安心できる状態に整えるためには非常に有効な施工方法です。

▼ウレタン防水工事ついて詳しく解説▼
ウレタン防水工事とは?特徴や費用・施工方法までまとめて解説

コーキングが劣化した笠木
さらに、ベランダ笠木部分の劣化も見られました。

コーキングの劣化や隙間から雨水が侵入する可能性が高く、雨漏りの原因は一か所ではなく複数箇所が重なっているケースが少なくありません。

こうした細部まで丁寧に補修を行い、そのうえで外壁や付帯部の塗装を実施することで、防水性を高めると同時に美観も取り戻すことができます。

大きなひび割れのある外壁
築45年のこれまで一度も塗装をされていない外壁には、大きな縦方向のひび割れが確認できました。

部分的な補修を希望されていましたが、お住まいを長く快適に維持していくためにはこのままでは雨水が外壁から浸入し、さらなる雨漏りにつながる可能性が高い状態です。

私たちは「ただ希望通りに工事をする」のではなく、しっかりとヒアリングを行い、お客様の暮らしに寄り添ったご提案を大切にしています。

部分補修で一時的に安心を得るのではなく、将来を見据えた全体的なメンテナンスをご提案させていただきました。

膨れて塗膜が剥がれ 応急処置された跡がある外壁
外壁の一部では塗膜が完全に剥がれ落ち、膨れ上がってしまっている箇所もありました。

さらに応急処置をされた跡も確認でき、これまで「何とか保たせてきた」ことがうかがえます。

しかし、現状では外壁材自体が水を吸い込みやすく、建物内部への影響が懸念される危険な状態です。

こうした症状を放置すると補修範囲が広がってしまうため、早急な対応が必要となります。
「今どのように直すことが最善か」を専門的な視点で判断し、お客様にとって無理のない方法で最適なプランをご提案します。

ラス網が露出した外壁
外壁の欠落した箇所からは、本来見えるはずのないラス網(モルタルを保持するための金網)が露出していました。

この状態は建物にとって非常に危険で、雨水が内部へ直結してしまう恐れがあります。

とはいえ、ご安心ください!
南大阪ペイントセンターには50年以上のキャリアを持つベテランの左官職人が在籍しており、欠落した箇所でもしっかりと補修が可能です。
長年の経験と確かな技術を活かし、美観だけでなく耐久性も取り戻せるように丁寧に施工いたします。

色褪せた雨樋
外壁だけでなく、付帯部である雨樋にも経年劣化が見られました。

雨樋は単なる「雨水を流すパーツ」ではなく、住まいを雨から守る大切な役割を担っています。
塗装によって見た目を美しく蘇らせることはもちろん、紫外線や風雨から樋自体を保護することで、長持ちさせることができます。

外壁塗装と同時に施工することで仕上がりの統一感も生まれ、お住まい全体が一層引き締まった印象になります。

色褪せうやひび割れのあるタイル外壁
玄関まわりは重厚感のあるタイル仕上げとなっていました。

本来タイルは塗装不要の素材ですが、今回は経年により汚れやひび割れが目立ち始めており、お住まい全体の印象を損ねてしまっている状態でした。

そこで今回は、タイル専用の下塗り材を使用した特別な塗装をご提案いたしました。
タイルの質感を損なわず、より美しく・長く保てる仕上がりを目指しています。

下屋根のアスファルトシングル
下屋根にはアスファルトシングルが使用されていました。
アスファルトシングルは軽量でデザイン性に優れた屋根材ですが、年数が経過すると表面の色褪せや劣化が進みやすい特徴があります。

紫外線や風雨による色褪せが見られましたが、塗装によって美観を取り戻すことが可能です。
外壁と合わせて塗装することで、建物全体の印象がぐっと引き締まり、住まい全体が新築のように蘇ります。

お客様の「せっかく工事をするなら見た目も綺麗にしたい」というお気持ちに寄り添いながら、耐久性と美観を両立できる塗装をご提案いたしました。

日本瓦のドローン点検 
築45年前後のお住まいでは、日本瓦が使用されているケースが多く、今回も立派な日本瓦が確認できました。
日本瓦の最大の特徴は「塗装が不要」な点にあります。

しかし「塗装が不要=メンテナンス不要」というわけではありません。
瓦そのものは耐久性が高いものの、瓦を固定する漆喰などの劣化が避けられません。

のし瓦が2箇所外れた日本瓦
屋根の棟部分では、のし瓦が2箇所外れてしまっているのを確認しました。

さらに漆喰部分も変色が進み、ほとんどが崩れ落ちている状態です。

漆喰は屋根瓦をしっかり固定し、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を担っています。
その漆喰が失われると、瓦のズレや落下、雨漏りといった深刻な被害につながりかねません。

今回の調査では、屋根補修と併せて漆喰工事をご提案させていただきました。

瓦屋根は重厚で耐久性に優れていますが、定期的に適切なメンテナンスを行うことでさらに長く安心して住み続けていただけます。

現地調査の結果、お客様へ提案した工事内容と金額を以下にまとめています。

※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。

各プランの内訳明細書には塗装箇所の㎡数・使用塗料(メーカー名も含む)・塗料単価など、不透明な金額がないように明記しています。

劣化部位 ご提案 理由
外壁(かきおとし) 左官補修・外壁塗装 ひび割れ・膨れ・剥がれ
アスファルトシングル・タイル 塗装工事 塗膜の劣化
付帯部(雨樋・雨戸・小庇・手すり・笠木・玄関上木目軒天) 屋根塗装 塗膜の劣化
屋根(日本瓦) 漆喰打ち替え 漆喰の劣化・瓦の欠落
ベランダ ウレタン防水(通気緩衝工法) 雨漏り

※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての内容をご覧いただけます。

プラン名 使用塗料 耐用年数 保証 小計
プランA 外壁:超低汚染型シリコンプラン 13-16年 10年 ¥1,363,636
プランB 外壁:ラジカルシリコンプラン 13-16年 10年 ¥1,254,545
プランC 外壁:シリコンプラン 7-10年 5年 ¥1,181,818

ご検討いただいた結果、プランBのラジカルシリコン塗料を使用した塗装ご成約をいただきました!

▼外壁調査の内容をもっと詳しく知りたい方はこちら▼

【施工内容】左官補修と外壁塗装工事の実施

外壁の左官補修

外壁が崩れた補修前のかきおとし外壁
長年の経年劣化により外壁が崩れ、下地のラス網(金属の網)が見えている状態でした。

ここまで劣化すると、塗装だけでは改善できません。
まずは脆くなった部分をすべて撤去し、いちから外壁を新しく形成していく必要があります。

「ただ塗る」ではなく「住まいを守るために土台から直す」ことが、私たちの補修工事の基本姿勢です。

脆くなった外壁を撤去して下地が見えた状態
劣化した外壁をサンダーやハンマー、手作業で丁寧に落としていきます。
古い防水シートも剥がし、下地の木材まで確認できる状態にしました。

ここで手を抜かず徹底的に撤去しておくことで、新しい外壁が長持ちします。

防水シートとラス網の設置
撤去が終わった壁には新しい防水シートを貼り、その上から「ラス」と呼ばれる格子状の金属網を設置しました。

ラスはモルタルをしっかり密着させ、ひび割れを防ぐ重要な役割を果たします。

防水シートとラス網設置後の外壁
防水シートとラス網の設置が完了しました。

見えなくなってしまう部分だからこそ、適切な素材と正しい施工が欠かせません。
将来の耐久性を大きく左右する工程です。

モルタルで左官補修
外壁を撤去した部分は厚みがあるため、一度にモルタルを塗ると割れの原因になります。

そのため2回に分けて、下塗りから丁寧に厚く塗り込んでいきます。
長もちする外壁をつくるために、地道で確実な工程を重ねています。

左官補修後のモルタル
1回目のモルタル塗りを終えた状態です。

まだ表面はざらついていますが、この段階でしっかりと下地をつくることが、仕上がりの美しさと耐久性につながります。

左官補修で平坦に整えたモルタル
2回目のモルタルを重ねることで、表面をなめらかに整えました。

厚みを持たせたうえで平らに仕上げることで、次の塗装工程に適した下地が完成します。
左官職人の技術が光る工程です。

乾燥後の左官補修後の外壁
モルタルをしっかり乾燥させている様子です。
ここで十分に乾燥時間を確保しないと、後々のひび割れや浮きの原因になります。

見えない部分であっても正しい施工手順を守ることが私たちのこだわりです。

Vカット補修の工程
外壁に入っていたひび割れはVカット補修で対応しました。

これはひび割れ部分をV字にカットしてから補修材を充填する方法で、表面だけ埋めるよりも密着性が高く、再発を防ぎやすい工法です。
ひとつひとつのひび割れを丁寧に処理することで、塗装後も安心して長くお住まいいただける仕上がりになります。

高圧洗浄工事

高圧洗浄工事
モルタルの乾燥を終えた後は、高圧洗浄機で外壁全体の汚れ・古い塗膜・カビやホコリをきれいに洗い流します。

アスファルトシングルの高圧洗浄
塗装は下準備の良し悪しで耐久性が大きく変わるため、どの工程よりも丁寧に行うことが重要です。

南大阪ペイントセンターでは、この「見えない基礎部分」にこそ力を入れています。

塗装工事

タイルのひび割れ
外壁だけでなく、玄関まわりのタイル部分にもひび割れが見られました。

長年の使用で細かなひび割れが起きるのは自然なことですが、そのまま放置すると美観だけでなく強度にも影響が出てしまいます。

タイルのひび割れ補修
ひび割れ部分には専用のコーキング材を充填し、隙間なく補修を行いました。

補修直後はどうしても補修跡が目立つ状態になりますが、このあと塗装を重ねることで自然に馴染み、ほとんどわからなくなりますのでご安心ください。

タイルの下塗り
補修後のタイル部分には、まず専用の下塗り材を使用しました。

外壁とは材質が異なるため、適切な下塗りを行わないと塗料の密着が悪くなり、早期剥がれの原因になります。
タイル専用塗料を用いることで、表面と塗料の密着性を高め、耐久性を確保します。

素材の違いを理解したうえで最適な材料を選定することも、専門店ならではの強みです。

タイルの中塗り外壁の下塗り
中塗り・上塗りには外壁と同じ仕様の塗料を使用しました。
採用したのは、関西ペイント RSシルバーグロスSi(水性ラジカルシリコン)です。

紫外線に強く、耐候性に優れ、長期間美観を維持できるのが特長の塗料です。
ローラーで一面ずつ丁寧に塗布し、塗りムラを防ぎながら厚みを確保しました。

外壁と同仕様にすることで、住宅全体が統一感のある美しい仕上がりになります。

外壁の下塗り1回目
かきおとしの外壁は、通常の3回塗りではなく「下塗りを2回行う4回塗り」で施工しました。

脆くなった下地には通常よりも工程を重ねることで、塗料の密着性を高めてひび割れや剥がれを防ぎます。

まず1回目の下塗りには、関西ペイント エコカチオンシーラーを使用。
ローラーで均一に丁寧に塗布し、外壁と塗料をしっかり密着させる土台をつくりました。

外壁の下塗り2回目
続いて2回目の下塗りにはアレスダイナミックフィラー(微弾性フィラー)を使用しました。

フィラーはひび割れに追従し、防水性を高める効果があります。
特にこちらの住宅のように築年数が経過した建物では、下地に細かいひび割れが多いためこのフィラーの塗布は非常に有効です。

外壁の中塗り外壁の上塗り
仕上げの中塗り・上塗りには、タイルと同様に関西ペイント RSシルバーグロスSi(水性ラジカルシリコン)を採用しました。

今回選んでいただいたお色は、落ち着いた雰囲気のブラウン(RS-376)。

外壁全体が引き締まり、重厚感と高級感のある印象に仕上がります。
塗装はローラーで手塗りし、塗膜の厚みを確保しながら丁寧に施工しました。

耐候性・美観性・防汚性に優れた塗料で、長く快適にお住まいいただけます。

付帯塗装

木目の軒天
雨漏りの跡が気になっていた木目調の軒天にも塗装を行います。

軒天の中塗り
調色を行いRS-110(アイボリー系の人気色)を塗布しました。
雨染み跡が目立たなくなり、明るく清潔感のある印象へと一新されます。

まずは中塗りで均一な下地を整え、仕上がりの美しさと耐久性を確保します。

軒天の上塗り
中塗りの後、さらに上塗りを重ねて仕上げます。

二度塗りを行うことで、色ムラを防ぎ、美しい発色と耐久性を高めることができます。
こちらのお住まいでは、軒天や雨樋などの付帯部は基本的に弱溶剤シリコン塗料で塗装しました。

付帯部の塗料選びは建物の仕様や素材によって最適なものが異なるため、現場調査を行いながら部位ごとに適切な材料を選定するのも、塗装専門店ならではのこだわりです。

アスファルトシングルの下塗り

下屋根部分にはアスファルトシングルが使用されていました。

水系カスタムシリコンⅡを使用し、耐候性・防水性を向上させました。

アスファルトシングルの中塗り
アスファルトシングルの上塗り
お色はバイエルンブラウンです。

ローラーで一枚一枚丁寧に塗布することで、屋根全体の美観を整えるだけでなく、今後の雨漏りリスクを軽減する効果も期待できます。

ベランダ手すりのケレン
ベランダの手すり部分も塗装を行いました。

金属部位はどうしてもサビが発生しやすく、劣化が進むと見た目だけでなく安全性にも影響してしまいます。

塗装の持ちを大きく左右するのはどれだけ丁寧にサビ落とし(ケレン作業)を行えるかです。

入念にケレンを行い、旧塗膜やサビを可能な限り除去してから塗装に入ります。
こうした下地処理が、数年後の状態を大きく変える大切なポイントです。

ベランダ手すりの中塗りベランダ手すりの上塗り
下地処理のあと、弱溶剤シリコン塗料を使用して中塗り・上塗りを丁寧に重ねました。

色は先ほどのアスファルトシングル屋根と同じバイエルンブラウンに調色し、建物全体のカラーに統一感を持たせています。

色合いをそろえることで住まい全体がまとまり、引き締まった美しい外観に仕上がります。

雨樋の塗装工程
雨樋も塗装しました。

こちらもまずはケレンで汚れや劣化した塗膜をしっかり除去。
その後、中塗り・上塗りを行い、耐久性と美観を両立させています。

こちらもバイエルンブラウンで統一し、他の付帯部との調和を図りました。
細部まで色合わせを徹底することで、外観に落ち着きと高級感が生まれます。

雨戸の塗装工程
雨戸についても同様にケレン処理ののち、中塗り・上塗りを実施しました。

こちらは軒天と同じRS-110(アイボリー系)に調色し、明るくやさしい印象に仕上げています。

雨戸は住まいの表情を大きく左右する部分でもあるため、外壁や付帯部との色のバランスを考慮しながら、調和のとれた配色で施工を行いました。

庇の塗装工程
庇(ひさし)も同様に丁寧に塗装しました。
庇は雨風を直接受けやすい部分で、劣化が進むと防水性が失われてしまいます。

そのため下地処理をきちんと行った上で、耐候性の高い塗料を用い、長持ちする仕上がりを実現しました。

交換前の波板
最後に、劣化していた波板を新しいものへと交換します。

波板交換後
交換後の波板です。
波板は経年で変色や割れ、欠けが発生しやすく、放置すると強風時の破損につながることもあります。

新しい波板に取り替えることで、美観だけでなく機能性も回復。
住まいをしっかり守れる状態となり、お客様にも安心していただけました。

【完工】松原市の外壁塗装と左官補修工事完工

松原市の左官補修と外壁塗装後の戸建て住宅
外壁塗装工事の完工です!

完工後にお客様からアンケートを頂戴しましたので、ご紹介いたします。

完工後のお客様の声

お客様の感想
Q.塗装をする前にどんなことで困っていましたか?

A.ずっと放置していたので、どれくらい費用がかかるのか
どこに電話すればいいのかなど困っていました

Q.いろんな業者さんがある中で、何が決め手となって私たちにご依頼くださいましたか?

A.松原市での実績が多かったこと
50年塗装業から長いので安心があった
橋本さんも無理な提案はなく、話しやすかったこと

Q.実際に仕事を終えて良かったことがあれば教えてください。

A.左官さんもベテランの方が来てくれ、本当に綺麗にしてくれた。

塗装の木下さんは日記に書かれている事だけでなく、細かくその日の終わったことも教えて下さり、古い気の部分の色の提案や塗料のにおいに関しても「大丈夫ですか?」と声をかけて下さった。

防水屋さんも雨の次の日などはどうだったかと気にかけてくれました。

職人さんは私が困っていたインターネットも付け替えてくれて、細かいところも最後綺麗にして下さりました。

その日終わった後も綺麗に床をして下さったりしてありがとうございました。

橋本さん、雨の日にわざわざ来て下さったり、こちらの不安な部分を色々と相談に乗って下さりました。

家が塗装して綺麗になりました。ありがとうございます。

Q.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを頂戴出来ましたら幸いです。

A.
約1か月もの間お世話になり、ありがとうございました。

実績もあるので、南大阪ペイントセンターにお願いしました。
工事中も皆様が細かくどういう状態になるのかを教えて下さり、こちらも安心してお任せできました。

最初のご近所への挨拶も、工事中にも挨拶をされている声も聞こえて来て、本当にありがたいです。

保証もあり、安心してこれから住めます。
又何かあれば橋本様にご連絡いたします。

これからもよろしくお願いします。
ありがとうございました。

このたびは、数ある施工会社の中から南大阪ペイントセンターにご依頼いただき、誠にありがとうございました。

初めての塗装工事で多くのご不安を抱えておられたとのことですが、私たちのご提案や職人の対応にご満足いただけたこと、本当にうれしく思っております!

またお願いしたいとのお言葉を頂戴できたことは、スタッフ一同にとって何よりの励みでございます。

今回の工事では、左官・塗装・防水といった各分野の職人がチームとして連携し、細かな部分まで丁寧に施工を進めさせていただきました。
日々の作業報告や色のご提案、においへの配慮など、お客様のお声に寄り添いながら進められたことを誇りに感じております。

今後も地域に根ざした塗装専門店として、わかりやすいご説明・高品質な施工・誠実で細やかな対応を大切にしながら、お客様の大切なお住まいを末永くお守りしてまいります。

外壁や屋根の塗装はもちろん、防水・左官・雨漏り調査など、住まいに関することでしたらどんな小さなことでもお気軽にご相談くださいませ。

これからも末永いお付き合いを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
改めまして、このたびは本当にありがとうございました。

【他事例紹介】その他の松原市の外壁塗装の事例

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価格 136万円 工事期間 18日間
塗料名 関西ペイント RSゴールドSI 水性2液超低汚染シリコン 塗料種別 超低汚染型シリコン
面積 151m2 築年数 24年

価格 136万円
工事期間 18日間

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価格 114万円 工事期間 14日間
塗料名 関西ペイント アレスアクアセラシリコンONE 塗料種別 超低汚染型シリコン
面積 181m2 築年数 17年

価格 114万円
工事期間 14日間

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