堺市美原区にて築16年のセラミック仕上げのALC外壁の現地調査

堺市美原区にて築16年のセラミック仕上げのALC外壁の現地調査

✓ブログの概要
堺市美原区の築16年の戸建て住宅にお住まいのお客様より、弊社のホームページをご覧になりお電話で塗装工事のお見積もりのご依頼をいただきました。

外壁の色褪せひび割れを気にされており、同時期に建てたご近隣が塗装工事を始められたことがきっかけで今回工事を決断されたようです。
外壁にはALC、屋根にはガルバリウム鋼板と呼ばれる金属屋根が使用された住宅です。

ドローンなども使用して約1時間かけて建物全体の点検をしたところ、外壁全体の退色や目地やサッシ廻りに施工されたコーキングがひび割れが見られました。

外壁の仕上げ塗装がセラミック仕上げのため、触れると砂のように外壁が崩れ落ちることから塗装の耐久性が落ちていることが分かります。
又、ガルバリウム鋼板の屋根にも一部退色が確認できることから、屋根・外壁どちらも塗膜の寿命が過ぎており塗装工事が必要な状態と診断いたしました。

ですが症状的にすぐに雨漏りに繋がるような緊急性が高い状態ではありませんので、ゆっくりお考えいただき後日劣化診断報告書と塗料の耐用年数別の複数の見積書をお持ちしました。

相見積もりを依頼した他の塗装会社の対応などを検討いただいた結果、営業担当の対応や口コミの内容が決め手となりご成約をいただきました。
この度は南大阪ペイントセンターへご縁をいただき、ありがとうございます。
営業担当:橋本

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堺市美原区の築16年の戸建て住宅にお住まいのお客様より、弊社のホームページをご覧になりお電話で塗装工事のお見積もりのご依頼をいただきました。

外壁の色褪せひび割れを気にされており、同時期に建てたご近隣が塗装工事を始められたことがきっかけで今回工事を決断されたようです。
外壁にはALC、屋根にはガルバリウム鋼板と呼ばれる金属屋根が使用された住宅です。

ドローンなども使用して約1時間かけて建物全体の点検をしたところ、外壁全体の退色や目地やサッシ廻りに施工されたコーキングがひび割れが見られました。

外壁の仕上げ塗装がセラミック仕上げのため、触れると砂のように外壁が崩れ落ちることから塗装の耐久性が落ちていることが分かります。

又、ガルバリウム鋼板の屋根にも一部退色が確認できることから、屋根・外壁どちらも塗膜の寿命が過ぎており塗装工事が必要な状態と診断いたしました。

ですが症状的にすぐに雨漏りに繋がるような緊急性が高い状態ではありませんので、ゆっくりお考えいただき後日劣化診断報告書と塗料の耐用年数別の複数の見積書をお持ちしました。

相見積もりを依頼した他の塗装会社の対応などを検討いただいた結果、営業担当の対応や口コミの内容が決め手となりご成約をいただきました。
この度は南大阪ペイントセンターへご縁をいただき、ありがとうございます。

堺市の皆様、こんにちは!
外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

堺市美原区の築16年の戸建て住宅に外壁調査を実施した内容をご紹介いたします。

今回の住宅のようなセラミック仕上げの場合、下塗り塗料の選定がかなり重要になります。
もしセラミック仕上げの外壁に、相性の悪い下塗り塗料を塗ってしまうと早期剥がれの原因になるのです。

そのため、お住まいがセラミック仕上げの外壁の場合、特に業者選びに慎重になられた方がいいでしょう。

業者選びについては以下のページで詳しく解説していますので、是非ご参考いただけますと幸いです(*^^*)
▼堺市の外壁塗装業者選びについて網羅的に解説▼
堺市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

無料相談を依頼する

ALC外壁(セラミック仕上げ)の色褪せやひび割れが気になるとご相談

堺市美原区のセラミック仕上げのALC外壁の戸建て住宅

築年数 16年
きっかけ 外壁の色褪せ、ひび割れ・近隣の塗装工事を見かけたこと
外壁材 ALC(セラミック仕上げ)
屋根材 ガルバリウム鋼板

南大阪ペイントセンターのホームページをご覧になり、お電話でお見積もりのご依頼をいただきました。

お客様のご都合の良い日をお打ち合わせで決定して、塗装知識豊富なプロのアドバイザーが伺います。

当日の現地調査では建物全体の調査とドローンなどを使用して隈なく点検することから、約60~90分お時間をいただくことが多いです。

しっかりと建物全体の状態を拝見しますので、どうぞよろしくお願いいたします!

▼お問い合わせから見積もりまでの流れ▼

堺市美原区でALC外壁とガルバリウム鋼板屋根への現地調査

ALC外壁
外壁材にはALCが使用されています。

ALCとは軽量気泡コンクリートのことで、マンションや工場などの大規模な建物に使用されているケースが多い非常に頑丈な外壁材です。
表面に細かな気泡があることで、夏は涼しく冬は断熱効果もあります。

ただし気泡があるため水がすぐに浸み込んでしまいますので、必ず表面の防水塗装が必要な外壁材です。

セラミック仕上げのALC外壁
ALC外壁の表面にはセラミック塗料が塗られています。

塗装業界では「セラミック仕上げの外壁」と呼ばれることが多く、塗料の選定に注意が必要な外壁なのです。

セラミック塗料は元々砂状のものを樹脂で固めている塗料なので、硬くひび割れしやすいのが特徴です。
外壁表面を手でこすってみると、砂状になったセラミック塗料がサラサラと剥がれ落ちていきます。

セラミック塗料は陶器や瓦と同じように粘土を焼き、それを細かく粉砕して樹脂と混ぜた塗料なので、樹脂成分が抜け落ちるとただの砂状の塊となってしまい経年劣化とともにサラサラと剥がれ落ちるのです。

そのため外壁塗装にはカチオンシーラーと呼ばれる下塗り塗料を染み込ませて、下地をカチッと固める必要があります。
仮にカチオンシーラーを使用せずに塗装をしてしまうと、2~3年で塗膜の乖離が起きます。

そのため、セラミック仕上げの外壁の場合は以下の4工程で塗装を行います。

1.下塗り1回目(カチオンシーラー)
2.下塗り2回目(微弾性フィラー)
3.中塗り(仕上げ塗料)
4.上塗り(仕上げ塗料)

下塗りのカチオンシーラーだけでは色のムラが起きるため、2回目の下塗りに微弾性フィラーを塗ることで色ムラがなくひび割れに強い外壁へと導きます。

年に200件近い他社の見積書を見てきていますがこれまで相見積もりをした経験上、他の塗装会社ではセラミック仕上げの塗装に3工程での塗装しか提案されていないケースが多いです。
もしもセラミック仕上げの外壁にいきなり微弾性フィラーを塗装してしまうと、2~3年のうちにセラミックが崩れ落ちるように剝がれてしまいます。

ALCの目地
外壁に使用されているALC自体の特徴としては、目地の多さにあります。

他の外壁材に比べると目地の長さが約1.5倍あり、その分目地からの雨漏りのリスクも高いのです。

目地のひび割れ
目地の部分を近くで見てみましょう。

目地の中にはコーキングが施工されていますが、細かくひび割れているのが分かりますか?

ひび割れを放置すると、その隙間から雨水や湿気が入り込みます。
加えてALCは防水シートが施工されていないので、目地のコーキングが劣化することで雨漏りに直結しやすいのです。

ALCの目地の亀裂
中には完全に亀裂が入り、穴が開いている塗膜も見られます。
コーキングの劣化から雨水が入り込み、塗膜やコーキングの割れへと繋がってしますのです。

コーキングも塗膜と同様に寿命があり、少しずつ硬化してひび割れていきます。
そのため目地の溝には新しいコーキングを施工する必要があります。

ALCの目地には十分な溝が確保されているので、既存のコーキングを撤去せずその上からコーキングを施工する増し打ち工法で施工いたします。

ただし、2回目の塗装工事の際には目地にコーキングを打つ領域がなくなっていますので、コーキング撤去打ち替え工法が必要です。

▼ALCのコーキング工事について詳しく解説▼
ALCのコーキング工事の工程と費用について

サッシ廻りのコーキング
コーキングは目地だけでなくサッシ廻りにも防水目的で施工されていますが、こちらもひび割れが確認できますね。

サッシ廻りのコーキングのひび割れ
サッシ廻りのコーキングの劣化は特に雨漏りになりやすい部位です。

「横殴りの強い雨のときに窓から雨漏りがする」といったご相談の多くは、サッシ廻りのコーキングの亀裂が雨漏りの原因となっているケースがほとんどです。

そのため、サッシ廻りにもコーキング増し打ち工事をしてあげましょう。

ベランダ内側の外壁
こちらはベランダ内側の外壁です。

日当たりの悪い面ですと、写真のようにカビが繁殖して汚れが目立ちやすいです。
こういったカビやコケなどの汚れは、塗装工程前に業務用高圧洗浄機で洗い流してから塗装をいたしますのでご安心ください(^-^)

ベランダ床の防水層
ベランダ床の防水層もこの機会にメンテナンスをしてあげると良いでしょう。

防水性を長く保つために、ベランダ専用のトップコートを塗布させていただきます。

玄関廻りのタイル外壁
玄関廻りの外壁はタイルですので、塗装の必要はありません。

凹凸があり汚れが溜まりやすいので、こちらも高圧洗浄でキレイになりますのでご安心ください!

色褪せが目立つ門柱
門柱の色褪せ汚れが目立ちますので、こちらも塗装をさせていただきます。

ガルバリウム鋼板屋根
屋根にはガルバリウム鋼板が使用されています。

ガルバリウム鋼板の塗り替え目安としては屋根表面の色褪せやサビなどが挙げられます。

屋根のドローン点検
今回のドローンによる調査では目立ったサビはありませんでしたが、やや塗膜の退色が見られます。

金属屋根であるガルバリウム鋼板は塗装によって防水性が保たれており、塗装による保護が切れるとサビてしまいます。
そのため、今回の塗装のタイミングで、屋根も同時に塗装をされた方が良いでしょう。

堺市美原区の屋根・外壁塗装工事のお見積もり内容と金額の詳細

劣化状況がわかる提案書
後日改めて日程を打ち合せして、現地調査の際に撮影したお写真をもとに作成した点検診断報告書と塗料の耐用年数別に計5プランの見積書をお持ちしました。

お見積もり内容と金額を以下にまとめています。

※お客様へお渡しする実際の見積書には㎡数や使用塗料などを明記しています。

お見積もり内容

劣化部位 ご提案 理由
外壁(ALC・セラミック仕上げ) 外壁塗装(シーラー含めた計4回塗り) ALCの塗膜の劣化
目地・サッシ廻り コーキング増し打ち コーキングのひび割れ
屋根(ガルバリウム鋼板) 屋根塗装 塗膜の退色
付帯部(雨樋・シャッターBOX・水切り・スリムダクト・軒天・ベランダ床) 塗装工事 美観の向上・防水性の維持のため

お見積り金額

使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も塗料によって変動します。

※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。

プラン名 使用塗料 耐用年数 保証 小計
プランA 外壁:超高耐久HRC次世代塗料プラン 30年 15年 ¥2,079,850
屋根:超高耐久HRC次世代塗料プラン 30年 15年
プランB 外壁:超耐候低汚染型無機フッ素プラン 20年 12年 ¥1,636,364
屋根:遮熱フッ素プラン 15-20年 12年
プランC 外壁:超低汚染型シリコンプラン 13-16年 10年 ¥1,497,500
屋根:遮熱シリコンプラン 10-15年 10年
プランD 外壁:ラジカルシリコンプラン 13-16年 10年 ¥1,392,500
屋根:遮熱シリコンプラン 10-15年 10年
プランE 外壁:シリコンプラン 7-10年 5年 ¥1,291,600
屋根:シリコンプラン 7-10年 5年

他社との相見積もりもされていたので、じっくり時間をかけてご検討いただきました。
その結果、営業担当の対応や弊社の口コミが決め手となり、プランBの無機フッ素塗料を使用した塗装工事のご成約をいただきました!

この度は弊社にご縁をいただき、誠にありがとうございます!

塗装後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください。
▼施工事例公開しました(2024/6/11更新)▼

その他の堺市のALCの外壁塗装のお見積もりの事例

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