屋根塗装後に雨が降っても大丈夫?塗料の乾燥が完了していれば大丈夫です

屋根塗装後に雨が降っても大丈夫?塗料の乾燥が完了していれば大丈夫です

「屋根塗装後、雨が降るとまずい?」
「せっかく屋根塗装をしたのに雨が降ってきた!塗り直しが必要?」
「屋根塗装をしたのに雨に濡れたら持ちが悪くなる?」

このような心配をされるお客様も多いかと思います。

結論から申し上げますと屋根塗装後に雨が降ったとしても塗料が乾燥していれば問題はありません!

こちらの記事では屋根塗装後に雨が降っても大丈夫なのか、塗装後すぐに雨が降ってしまった場合にどのようなリスクが起こるのか、「屋根塗装後の雨の影響」についてお話をしていきたいと思います。

屋根塗装後に雨が降っても大丈夫な条件
定められた乾燥時間が経過している場合
表面の塗料が乾いている場合

屋根塗装後すぐに雨が降ってしまうと起こるリスク3つ
耐久性が低下する
塗膜が剥がれやすい
仕上がりや見た目が悪くなる

こちらの記事でわかること
・屋根塗装後に雨が降っても大丈夫である条件
・屋根塗装後すぐに雨が降ってしまうと起こるリスク
・屋根塗装後すぐに雨が降ってしまった時に塗り直しが必要な理由 など

 

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屋根塗装後に雨が降っても大丈夫な条件

屋根塗装後に雨が降った場合塗料が乾燥していれば大丈夫

塗装中や塗装後すぐに、雨が降ってしまいますと塗料が流れ落ち様々な不具合(耐久性の低下や塗膜の剥がれなど)が生じてしまいますが、2つの条件さえクリアしていれば屋根塗装後雨が降っても問題はありません。

※塗装後すぐに雨が降ってしまうと起こるリスクについては3章にてお話していきたいと思います。

定められた乾燥時間が経過している場合

屋根塗装に使用する塗料はメーカーが定めた適切な乾燥時間が設けられています。こちらはメーカーカタログの一例です。

屋根塗装後に雨が降った場合塗料が乾燥していれば大丈夫 適切な乾燥時間

カタログには気温何度で何時間以上の乾燥時間が必要であることの記載があります。こちらの条件をクリアしていれば屋根塗装後雨が降っても不具合は起こらないとされています。

天気予報を確認し、この乾燥時間が設けられないと判断した場合はあらかじめ屋根塗装を延期した方がいいでしょう。

また、雨だけでなく「気温5℃以下である」「湿度80%以上である」「露がついている」場合も雨同様、屋根塗装を行っても不具合が生じてしまいますのでやめておきましょう。

表面の塗料が乾いている場合

屋根塗装完了

また、乾燥時間が経過していない場合でも屋根表面の塗料が乾いていれば大丈夫です。屋根表面は夏場の場合数十秒、冬場の場合1~2時間で乾燥します。

夏場の屋根表面はなんと60℃以上、目玉焼きも焼けるほどなんです…!

雨に打たれたあと、屋根表面に雨垂れや雨の跡がついていなければ大丈夫でしょう。

屋根塗装後すぐに雨が降ってしまった場合は塗り直しが必要

しかし塗料の乾燥前にすぐに雨が降ってしまった場合、湿気によって内部が変色してしまうことがあります。どんなに小雨であったとしても施工不良の原因になり塗装の品質が大きく低下してしまうことでしょう。

塗装後すぐに雨が降ってしまった場合は、再度塗り直しをしてもらいましょう。

後日密着テストを行い塗料が密着してる場合作業中断をした工程から・密着していない場合は最初から塗装をし直します。

密着テスト…屋根に粘着テープを貼り塗膜が剥がれないか確認する方法

屋根塗装後すぐに雨が降ってしまうと起こるリスク3つ

では、屋根塗装後すぐに雨が降ってしまうとどのようなリスクが起こるのでしょうか?3つにわけてお話していきたいと思います。

耐久性が低下する

塗装後、塗料の乾燥が完了しないまま雨が降ってしまいますと塗料が流れ落ちてしまうことがあります。

すると本来期待される塗膜の厚みが確保できず耐久性も低下してしまうのです。塗料本来の耐久性を維持するためにも、塗装後雨が降ると予想される時は無理に作業を進めず中断しましょう。

塗膜が剥がれやすい

屋根塗装後すぐに雨が降ると塗膜が剥がれやすい

塗料の乾燥が完了する前に雨が降ってしまうと塗膜が剥がれやすくなります。塗膜が乾くまえに水分や湿気を吸収してしまうと十分に塗膜が密着しないためです。

絵具が乾く前に上から色を重ねると膨らんでしまうことがありますよね?それと同じなんです!

仕上がりや見た目が悪くなる

屋根塗装後すぐに雨が降ると仕上がりや見た目が悪くなる

塗料が乾燥しきる前に雨が降ってしまうと、雨垂れや雨の跡ができてしまうことがあります。

また、先程お話しました通り塗膜の剥がれなども発生しやすいためボコボコと膨らみが生じてしまい平で滑らかな美しい見た目とはかけ離れてしまうことでしょう。

雨が降っても適切な対処をしてくれる業者を選ぼう

雨が降っても適切な対処をしてくれる業者を選ぼう

このように、雨が降るとわかっているのに無理に屋根塗装を進めてしまうと様々な不具合が生じることがわかりました。雨が降るのがわかっているのに無理に作業を進めようとする業者は要注意です。

塗装工事を契約する前に
・天気に見合った作業進捗を考慮してくれるのか
・塗装後雨が降ってしまった場合塗り直しをしてくれるのか
・品質よりも作業のスピード性を重視していないかどうか
・雨の日の対応(いつまでに連絡をくれるのか、中止の場合の対応方法)

などを確認しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

塗装後すぐに雨が降るとわかっている時は無理に作業を進めないようにしましょう。

ただし、塗料の乾燥時間が十分にとれている場合や表面の乾燥が完了している場合は安心しても良いでしょう。

屋根塗装後に雨が降っても大丈夫な条件
定められた乾燥時間が経過している場合
表面の塗料が乾いている場合

屋根塗装後すぐに雨が降ってしまうと起こるリスク3つ
耐久性が低下する
塗膜が剥がれやすい
仕上がりや見た目が悪く

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