
「アイダ設計の住宅って、本当にメンテナンスは必要?」「どのタイミングでメンテンナンスをするべき?」など疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
アイダ設計のお住まいは、基本性能がしっかりしていることから、「長く安心して暮らせる家」というイメージを持たれることが多いです。
ただし、どれだけしっかりと建てられた住宅であっても、年月の経過とともに少しずつ劣化は進行していきます。
例えば、外壁の色あせやひび割れ、屋根の防水性の低下、住宅設備の不具合などは、知らないうちに進んでしまうケースも少なくありません。
こうした劣化をそのままにしてしまうと、後々大規模な修繕が必要になる可能性もあります。そのため重要なのが、定期的な点検と適切なタイミングでのメンテナンスです。
こちらの記事では、アイダ設計の住宅に長く快適に住み続けるために押さえておきたい、メンテナンスの重要性や具体的な内容、実施の目安時期、依頼先や費用の目安について詳しくご紹介します。
アイダ設計の外壁塗装をする前に知っておきたいポイントや依頼先解説
アイダ設計のメンテナンス費用はいくら?実際の相場をご紹介
アイダ設計の雨漏りはどうする?相談先や対処法・費用目安を解説
アイダ設計の10年点検!知っておきたい4つのポイントまで解説
榎本悟
一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。
橋本卓哉
石綿作業主任者・建築物石綿含有建材調査者
学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。
詳しいプロフィールを見る1.アイダ設計のメンテナンスは必要!
2.アイダ設計の主なメンテナンス箇所
2-1.外壁のメンテナンス
2-2.屋根のメンテナンス
2-3.ベランダやバルコニーなど防水のメンテナンス
2-4.内装のメンテナンス
2-5.水回りのメンテナンス
2-6.住宅設備のメンテナンス
3.アイダ設計のメンテナンスの依頼先
3-1.アイダ設計
3-2.塗装専門店
3-3.リフォーム専門店
4.アイダ設計へメンテナンスを依頼する場合の流れ
5.アイダ設計のメンテナンス依頼先別の費用目安
5-1外壁・屋根塗装によるメンテナンスの費用相場(外壁塗装の平均額93~109万円・屋根塗装の平均額51~63万円)
5-2.屋根補修(カバー工法・葺き替え工法)の費用(平均額154~185万円)
・カバー工法(平均額139~166万円)
・葺き替え(平均額168~204万円)
5-3.シーリングのメンテナンス費用(平均額10~20万円)
・打ち替え(平均額 837~1,117円/m)
・増し打ち(平均額 503~893円/m)
5-4.設備・防水などの交換・修理費用
■アイダ設計のFRP防水(標準仕様)メンテナンスの費用相場(平均額12~15万円)
■水回り設備のメンテナンス費用
■内装メンテナンス費用(平均額12~40万)
■防蟻・シロアリメンテナンス費用(平均額15~28万円)
6.アイダ設計のメンテナンスで知っておくべきこと
6-1.保証範囲と定期点検の関係
6-2.依頼先によって違うメンテナンス費用
7.南大阪ペイントセンタではアイダ設計のメンテナンスもお受けしております
8.まとめ
アイダ設計のメンテナンスは必要!
アイダ設計で建てたお住まいも、長く快適に暮らしていくためには定期的なメンテナンスが欠かせません。
その理由は、住宅が日々、雨や紫外線、風などの外的要因にさらされ続けているためです。見た目に大きな変化がなくても、時間の経過とともに建物の性能は少しずつ低下していきます。
特に注意したいのが、外壁や屋根といった外まわりの部分です。
たとえば、外壁に細かなひび割れが生じたり、塗装の防水機能が弱まったりすると、そこから水分が浸入し、建物内部に影響を与える恐れがあります。
また、バルコニーやベランダの防水性能が低下すると、雨漏りにつながるリスクも高まります。
こうした不具合は、早い段階で対処することで大きなトラブルを防ぐことが可能です。そのためにも、計画的な点検と適切なメンテナンスが重要になります。
あらかじめ必要なメンテナンス内容や実施のタイミングを把握しておくことで、将来的な不安を軽減し、安心して住み続けることにつながるでしょう。
次の章では、アイダ設計の住宅において特にメンテナンスが必要となる主な箇所と、その目安時期について詳しく解説していきます。
2.アイダ設計の主なメンテナンス箇所
アイダ設計のお住まいにはさまざまな設備や箇所があり、それぞれに適切なメンテナンス時期があります。長く住み続けるためには定期的なメンテナンスが必要です。
アイダ設計の住宅でメンテナンスが必要になる主な箇所は以下の通りです。
・外壁や屋根
・ベランダーやバルコニー
・内装
・水回り
・住宅設備
詳しく解説していきます。
2-1.外壁のメンテナンス
アイダ設計では主に以下の外壁材が使われています。

※アイダ設計の標準外壁はニチハやケイミューの14mm窯業系サイディングが使用されている
紫外線や雨風の影響により一般的には築10年前後で症状劣化が見られるため、定期的なメンテナンスが必須です。
主なメンテナンス方法は以下の通りです。
| メンテナンス方法 | メンテナンス内容 |
![]() 外壁塗装 |
基本は下塗り・中塗り・上塗りの3工程 ※劣化状態や外壁の種類によって 下塗り2回の4工程の場合あり |
![]() シーリング工事 |
【打ち替え】 |
![]() 部分補修 |
クラック(ひび割れ)補修や、欠け・反りなどの補修が中心 |
■アイダ設計の外壁に見られる主な劣化症状
・チョーキング現象

外壁に手で触れると粉がついたことはありませんか?これはチョーキング現象と呼ばれるもので、劣化した古い塗膜の顔料が粉状となって外壁表面に現れる現象のことを指します。主に紫外線の影響がもとになって起こります。
この現象が見られる場合、防水性が低下している可能性が高く、とくに紫外線を受けやすい南面や西面では、劣化が進みやすい傾向があります。
窯業系サイディングでは、築10〜15年ほどで発生するケースが多く、チョーキングが確認できた段階が塗り替えを検討する一つの目安となります。
・外壁の汚れ

紫外線や雨、排気ガス、雨垂れなどの影響で外壁の色が色褪せたり汚れが目立つようになります。ジメジメとした湿気の多い環境(北側や川・池などの近く)では特に、コケや藻などの汚れもよく見られます。
築7~10年程度で、現れることが多いです。
放置すると、美観性の低下はもちろん塗膜の防水性も低下しますので外壁塗装によるメンテナンスで防水性を向上させてあげる必要があります。
・ひび割れ(クラック)

外壁のひび割れ(クラック)は、築10年前後のお住まいでよく見られる劣化症状です。
主な原因は、乾燥による収縮や地震、建物の揺れなどとされており、外壁に亀裂が入ることがあります。ひび割れには大きく2つの種類があります。
・ヘアクラック
幅0.3mm未満の細いひびで、すぐに雨水が侵入する可能性は低いものの、時間の経過とともに悪化、幅が広がる恐れがあります。小さなひび割れだからといって放置するのは避けましょう。
・構造クラック
幅0.3mm以上の大きなひび割れで、雨水が内部へ入り込みやすくなります。放置すると、下地の木材や断熱材にまで影響が及び、腐食やシロアリ被害につながるリスクがあります。
いずれの場合も、ひび割れを見つけた際は早めメンテナンスを検討することが重要です。
・シーリングの劣化

窯業系サイディングの目地に使われているシーリング材は、築7~10年程度で、紫外線や気温の変化、振動など外的要因の影響を受け、時間とともに硬化・劣化していきます。
代表的な劣化症状としては、以下のようなものがあります。
・ひび割れ
・破断
・剥がれ など
これらの劣化症状を放置すると、隙間から雨水が入り込み、雨漏りの原因になるだけでなく、内部の木材や断熱材の劣化、さらにはシロアリ被害につながる可能性もあります。
・釘部分の劣化

アイダ設計の標準外壁は、厚さ14mmの窯業系サイディングを釘打ち工法で固定しています。
この工法は釘部分からのひび割れ・反り・浮きといった劣化が起こりやすい傾向があります。
特に以下のような症状が見られたら、早めの点検・補修が必要です。
・釘のまわりにヘアクラック(細かいひび)が入っている
・サイディングボードが反って目地がズレている
・釘頭が浮いてきている、もしくはサビが出ている
・釘部分から雨水が染み込み、黒ずみや膨れが見える
これらは14mm釘打ち工法特有の劣化パターンで、金具留め(16mm厚など)で施工されたサイディングよりも劣化が早く進むことがあります。
放置すると塗装では直せず、ボードの張り替えが必要になることもあるため注意が必要です。
2-2.屋根のメンテナンス
アイダ設計では主に以下の屋根材が標準仕様として使われています。
▼屋根材とメンテナンスの必要性
| 屋根材名 | メンテナンスの必要性 |
コロニアルクァッド |
塗膜が劣化すると吸水して反りやひび割れが起きやすい。 一般的なスレート屋根同様、10年に一度の定期的な塗装メンテナンスが必要。 |
グリシェイドグランデ |
表面コートが強化された上位モデルで、汚れや退色にやや強いものの、経年で塗膜の劣化は避けれない。 一般的なスレート屋根同様、10年に一度の定期的な塗装メンテナンスが必要。 |
主なメンテナンス方法は以下の通りです。
| メンテナンス方法 | メンテナンス内容 | |
![]() 屋根塗装 |
基本は下塗り・中塗り・上塗りの3工程 ※劣化状態や外壁の種類によって 下塗り2回の4工程の場合あり |
|
| 屋根補修 | ![]() カバー工法 |
既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて施工する方法 |
![]() 葺き替え工法 |
既存の屋根材を全て撤去して新しい屋根材を新設する方法 | |
■アイダ設計の屋根にみられる主な劣化症状
・屋根の色あせや塗膜の劣化

紫外線や雨風といった外的要因の影響を受け続けることで、屋根材の表面は少しずつ色あせていきます。
こうした変化が進むと、以下のような劣化が見られるようになります。
・屋根の色味が全体的に薄くなる
・表面のツヤが失われる
・くすんだような印象になる
これらの症状は、単なる見た目の変化にとどまらず、塗膜の防水機能が低下し始めているサインでもあります。
特にコロニアルクァッドの屋根では発生しやすく、早ければ築5年を過ぎた頃から徐々に現れ始めるのが特徴です。見た目の劣化だけでなく、屋根を保護する性能の低下を示している点にも注意が必要です。
・苔・カビ・汚れの発生

塗膜が傷んでくると屋根本来の防水機能が弱まり、表面に水分が残りやすい状態になります。そのため、築10〜20年ほど経過すると、コケ・カビ・黒ずみ・雨だれなどの汚れが目立ってくるケースが増えてきます。
とくにコロニアルクァッドやグリシェイドグランデなどのスレート屋根は湿気を含みやすく、コケやカビが発生しやすい傾向があります。
また、北側の屋根面や日当たりが悪い場所、近くに森や公園がある環境では、こうした症状がより出やすくなります。この状態をそのままにしておくと、水分を抱え込みやすくなり劣化の進行を早めます。
すぐに雨漏りへ直結するわけではありませんが、塗膜が弱っているサインであることに変わりはありません。大きなトラブルを防ぐためにも、早い段階での点検やメンテナンスを検討することが大切です。
・屋根材のひび割れ

コロニアルクァッドやグリシェイドグランデをはじめとしたスレート屋根でよく見られる劣化症状のひとつです。
紫外線や風雨の影響に加え、飛来物による衝撃や日々の温度変化の積み重ねによって発生し、築10年を過ぎた頃から少しずつ増えていく傾向があります。
年数の経過とともに屋根材は徐々に硬くなり、柔軟性を失っていくため、15〜25年ほどでひび割れが目立ってくるケースが多くなります。
軽微なひびであれば早期の補修で対応できることがほとんどですが、そのまま放置すると亀裂が広がり、そこから雨水が入り込むことで下地の傷みや雨漏りの原因になる可能性があります。そのため、小さな段階での点検とメンテナンスが大切です。
・屋根材のズレ、浮き、割れなど(破損)

台風や地震、飛来物の接触、あるいは人が踏んでしまうことなどが原因で、屋根材にズレや浮き、割れ・欠けといったトラブルが生じることがあります。
スレート屋根ではひび割れや欠けが発生しやすいのが特徴です。こうした不具合は、築10年を過ぎた頃から徐々に見られるようになり、15年を超えると発生しやすさがさらに高まります。
これらを放置してしまうと、わずかな隙間や破損箇所から雨水が入り込み、下地の傷みや雨漏りへとつながる可能性があります。大きな被害を防ぐためにも、早い段階での点検や適切なメンテナンスが欠かせません。
2-3.ベランダやバルコニーなど防水のメンテナンス

アイダ設計の住宅では、ベランダやバルコニーの床にFRP防水が採用されていることが多く見られます。
FRP防水はガラス繊維で補強された樹脂系の防水工法で、軽量でありながら耐久性に優れており、戸建て住宅のベランダなどで広く用いられています。
一方で、屋外にさらされるため紫外線や雨風の影響は避けられず、築10年前後を目安にトップコートの退色や細かなひび割れといった劣化が現れることがあります。
主なメンテナンス方法は以下の通りです。
▼FRP防水のメンテナンス方法
| メンテナンス工事 | 説明 |
|
|
ガラスマットと樹脂で新たな防水層を形成し、防水性を回復させる方法 |
![]() トップコート再塗装 |
新しいトップコートを塗布し防水層を保護する方法 |
![]() ひび割れ補修 |
ひび割れ部分を補修材で埋め、雨水の侵入を防ぐ方法 |
![]() 部分防水補修 |
劣化が見られる箇所のみを部分的に補修する方法 |
■ベランダやバルコニーに見られる主な劣化症状
・表面の色褪せやコケなどの汚れ

紫外線や風雨にさらされることで表面の保護層が徐々に傷み、艶が失われたり色あせが目立つようになります。こうした変化は、築5〜7年ほどで見られることが多い代表的な劣化のサインです。
さらに、湿気の多い環境ではコケやカビが発生しやすくなります。これらは外観を損なうだけでなく、防水性能が弱まりつつあることを示す兆候でもあるため、早めのメンテナンスを検討することが大切です。
・ひび割れ

築7〜10年ほど経過すると見られやすくなる症状で、主にトップコートの劣化や下地の動きが要因となって発生します。
一見すると軽微なひび割れでも、時間の経過とともに徐々に広がる可能性があります。そこから雨水が入り込むと、雨漏りや下地の腐食につながる恐れがあるため注意が必要です。
大きなトラブルを防ぐためにも、早い段階で点検を行い、適切なメンテナンスを実施することが重要です。
・トップコートの剥がれ

紫外線や日常的な摩耗の影響を受けることで、FRP防水の表面に塗られているトップコートが少しずつ剥がれてくることがあります。こうした症状は、築5〜7年程度で見られることが多い劣化のひとつです。
剥がれた部分からは防水層が露出しやすくなり、そのまま放置すると傷みが急速に進行する恐れがあります。
状態が軽いうちに再塗装を行うことで、防水性能を維持し、長持ちさせることが可能です。
・水たまり(排水不良)

築年数に関係なく起こり得る症状で、主に排水口の詰まりや勾配不良が原因となります。
水がうまく流れず、雨水が長時間とどまる状態になるため、防水層に負担がかかりやすく、結果として劣化の進行を早めてしまいます。
トラブルを未然に防ぐためにも、定期的な清掃とあわせて、排水状況のチェックを行うことが大切です。
・防水層の膨れや浮き

主な原因としては、下地に残った水分や施工時の不備などが挙げられ、防水層の密着性が低下することで浮きが生じます。築10年を過ぎた頃から発生が見られることがある症状です。
場合によっては、歩いた際にブヨブヨとした違和感を覚えることもあります。この状態を放置すると、防水層の破断や雨漏りにつながる恐れがあるため、早めの点検と補修対応が重要です。
2-4.内装のメンテナンス
外壁や屋根のように直接雨風の影響を受けるわけではありませんが、アイダ設計の内装も日常生活の中で少しずつ劣化や傷みが進んでいきます。
中でもクロス(壁紙)は、入居後5〜10年ほど経つと継ぎ目の開きや汚れが気になり始めるケースが多く見られます。そのまま放置すると見た目だけでなく、下地への影響につながることもあるため、早めの対応が重要です。
主なメンテナンス方法は以下の通りです。
▼内装のメンテナンス方法
| 写真 | 説明 |
![]() クロスの部分補修や張替え |
・部分補修の場合、汚れや傷の激しい部分を切り抜き新しいクロスに張替える ・全面張替えの場合、既存のクロスを剥がしたあと気泡が入らないよう新しいクロスに張り替える |
![]() フローリングの 重ね張りや張替え 部分補修 |
・重ね張りは既存の床の上に接着剤と釘で新しいフローリングを固定していく方法 ・重ね張りは古い床材を撤去した後に新しいフローリングを設置する方法 ・部分補修は傷に樹脂を充填した後、周囲の色に合わせて着色し木目を再現する方法 |
![]() 蝶番の調整や取っ手や 金具の締め直し・交換 |
・扉の傾きに合わせて蝶番の調整ネジを回し補修 ・緩んだネジにはパテやプラグを埋めて補強し電動ドライバー等で締め直す |
![]() 建具の位置調整や部品交換 |
建具の隙間や角度の調整 動きが悪い場合は一度建具を取り外し新しいものに交換 |
|
|
劣化したネジやパッキン、カバーなどの部品を交換 |
■内装材に見られる主な劣化症状
・クロスの剥がれ・継ぎ目の開き
室内の壁や天井にはビニールクロスが使われているケースが多く、長く住み続ける中で継ぎ目の隙間や角部分のめくれ、黄ばみや汚れなどが目立ってくることがあります。
これらは入居から5〜10年ほどで気になり始めるケースが多く、建物のわずかな動きや、温度・湿度の変化による影響で起こるとされています。
・フローリングの傷やきしみ
アイダ設計の住宅では、リビングや各居室にフローリングが採用されていることが一般的です。
日常的に歩く場所であるため、使用年数が長くなるにつれて家具によるキズや表面の擦れ、床鳴り、ワックスの劣化などが見られるようになります。特に使用頻度の高い箇所では、築10〜20年ほどで劣化が目立つこともあります。
・室内ドアや建具の不具合
室内ドアや建具は、日々の開閉による負荷の積み重ねによって徐々に不具合が生じることがあります。
開閉がスムーズでなくなる、きしみ音が出る、建付けのズレ、取っ手や金具の緩みといった症状が現れることがあります。築10〜20年ほどで劣化が目立つことがあります。
2-5.水回りのメンテナンス
キッチン・浴室・洗面所・トイレといった水まわりは使用頻度が高いため、外装部分に比べてトラブルが起こりやすい箇所です。
蛇口まわりのパッキンや排水トラップ、配管の接続部、シーリングなどは消耗品にあたるため、年月の経過とともに劣化が進み、水漏れやカビの発生といった不具合が生じることがあります。
10〜15年を迎える頃には、パッキンの傷みによる水漏れやシーリングの劣化が見られるケースも増えてきます。そのまま放置せず、定期的な点検や必要に応じた部品交換を行うことが重要です。
主なメンテナンス方法は以下の通りです。
▼水回りのメンテナンス方法
| 写真 | 説明 |
![]() 水栓パッキンの交換 |
経年劣化によりゴムが硬化した水栓内部のパッキンを交換 |
![]() 水栓本体の交換 |
パッキン交換だけでは改善しない場合本体交換が推奨 (水量調整不要や操作性の低下がみられる場合) |
![]() 排水トラップの清掃・交換 |
排水トラップ内の汚れや詰まりを除去 劣化がみられる場合は部分交換 |
![]() 配管接続部の点検・補修 |
配管の接続部に緩みや劣化がないか点検 必要に応じ締め直しや補修を行う |
![]() シーリングの打ち替え |
既存のシーリング材を撤去し、新しいシーリング材を充填するメンテナンス |
■水回りに見られる主な劣化症状
・接続部やパッキンからの水にじみや漏水
配管の継ぎ目や蛇口まわりから、わずかに水が染み出してくることがあります。こうした症状は、パッキンや内部部品の劣化によって起こるケースがほとんどです。
築10年を過ぎたあたりから少しずつ発生しやすくなり、気づかないうちに漏水が進行していることもあります。そのまま放置すると、床材や収納内部の傷みにつながる恐れがあるため、早めの点検と部品交換が重要です。
・水回りのシーリング劣化
ひび割れや剥がれにより水の浸入リスクが高まります。築5〜10年頃から見られる代表的な劣化です。
・水栓のレバーや反動の動作不良
レバーが固くなることでスムーズに動かなかったり、操作時に「キー」などの異音がしたりするのは内部部品の摩擦やグリス切れが原因です。止水不良(水がピタッと止まらない)なども起こりやすくなります。
築10年前後のお住まいでよく見られます。
・排水時の異音や水の引きの悪さ
水を流した際に「ゴボゴボ」と音がしたり、以前より水が引くスピードが遅くなったりするのは排水トラップや配管内に汚れが蓄積されている兆候です。
築5~10年程度のお住まいでよく見られる劣化症状です。
2-6.住宅設備のメンテナンス
アイダ設計にはさまざまな設備機器が備えられていますが、これらは建物本体に比べて耐用年数が短く、定期的な点検や交換が欠かせません。
突然不具合が発生することもあるため、あらかじめ交換時期の目安を把握し、計画的にメンテナンスを行うことが大切です。
代表的なものとしては、給湯器や換気扇、インターホン、火災警報器などが挙げられます。
主なメンテナンス方法は以下の通りです。
▼住宅設備のメンテナンス方法
| 写真 | 説明 |
![]() 給湯器の点検・交換 |
定期的な作動確認や水漏れのチェックが必要。 一般的な耐用年数は10年程度で異音や温度の不安定さが目立ち始めたら交換のサイン |
![]() 換気扇、24時間換気の 清掃・交換 |
定期的な清掃が不可欠ですが10~15年程度でモーターの寿命を迎えることが多いため交換が必要 |
![]() インターホンの交換 |
設置から10~15年程度が交換の目安 音声の途切れや映像の乱れが見られたら交換が必要 |
![]() 火災警報器の 電池交換・本体交換 |
電池の寿命は約10年 設置から10年が経過している場合本体ごとの交換が推奨される |
■住宅設備に見られる主な劣化症状
・センサーやスイッチの反応低下
インターホンや火災報知器などの電子機器は設置から10年前後経過している場合は、内部基板の劣化によりボタンを強く押さないと反応しなくなったり、センターが誤作動を起こしてしまうことがあります。
機器自体の寿命と考えられます。
・異音や振動の発生
換気扇や給湯器のモーター、ポンプなどの回転部品が消耗すると、使用中「キーン」「ガラガラ」といった異音や焦げ臭いような異臭がし始めます。これらは故障の直前のサインであることが多いため早めの点検やメンテナンスが必要です。
・お湯の温度のばらつき(給湯器)
シャワー中に急に冷たくなる、設定温度にならないなど内部基板や燃焼部の劣化が進んでいる場合はメンテナンスが必要です。
また、排気口付近から異臭がしたり黒い煙が出たりする場合は不完全燃焼の恐れがあり危険です。すぐに業者に相談しましょう。
3.アイダ設計のメンテナンスの依頼先
アイダ設計の住宅のメンテナンスは、主に次の3つの依頼先があります。
・アイダ設計
・塗装専門店
・リフォーム専門店
それぞれ特徴が異なるため、メリットやデメリットを理解した上で依頼先を選ぶことが大切です。
▼アイダ設計のメンテナンスの依頼先比較表
| 項目 | アイダ設計 | 塗装専門店 | リフォーム専門店 |
| 費用の安さ | △ | ◎ | 〇 |
| 施工品質 | ◎ | ◎ | 〇 |
| プランの豊富さ | △ | ◎ | △ |
| 住宅トータルメンテナンス | ◎ | × | ◎ |
| 外壁メンテナンスに特化した知識 | 〇 | ◎ | 〇 |
| 長期保証 | ◎ | 〇 | 〇 |
3-1.アイダ設計
お住まいを建てたハウスメーカーに引き続き管理を任せたい方や、保証体制・ブランドの安心感を重視したい方は、アイダ設計への依頼がおすすめです。
新築時の施工を担当しているため、建物の構造や仕様、使用されている部材について詳細に把握している点が最大の強みです。そのため、保証内容を踏まえた適切なメンテナンス提案が受けられるほか、安心感を重視したい方には適した依頼先といえます。
また、定期点検やアフターサービスが用意されている場合もあり、長期的に住まいを維持していくうえで心強い存在です。
一方で、実際の工事は提携している下請け業者が行うケースも多く、その分中間マージンが発生しやすいため、費用は比較的高めになる傾向があります。
しかし、「多少費用がかかっても施工履歴を把握している会社に任せたい」「保証をしっかり活かしながら安心してメンテナンスしたい」という方にとっては、アイダ設計に依頼することをおすすめします。
3-2.塗装専門店
メンテナンスの中でも特に外壁や屋根、防水など外装メンテナンスを検討されている方は塗装専門店に依頼するのがおすすめです。
費用を抑えつつ、アイダ設計独自の特性を理解した施工が可能で、仕上がりの品質も高くなります。
外壁塗装や屋根塗装といった外装メンテナンスに特化している塗装専門店は、塗料の種類や施工方法に関する知識が豊富で、劣化状況に応じた最適な提案を受けやすいのが特徴です。
自社施工の会社であれば中間マージンがかからず、ハウスメーカーと比べて費用を抑えられるケースも多く、コストパフォーマンスを重視する方に向いています。
そのため、「できるだけ費用を抑えながらも専門性の高い施工を受けたい」「外装メンテナンスを重視して品質にもこだわりたい」という方には、塗装専門店が適した依頼先といえるでしょう。
3-3.リフォーム専門店
リフォーム専門店に依頼するのは、外装だけでなく水回りや内装などもまとめて工事したい方、効率よくメンテナンスを進めたい方に向いています。
リフォーム専門店では、内装・外装・水回り設備など、お住まい全体のメンテナンスや改修工事に幅広く対応できるのが大きな特徴です。
複数箇所をまとめて工事したい場合や、部分補修から大規模リフォームまで柔軟に相談できる点がメリットです。
また、デザイン性や使い勝手の向上など、機能面だけでなく住環境の改善を重視した提案を受けられることもあります。
一方で、業者によって得意分野や施工品質に差が出やすいため、実績や口コミ、施工事例などをしっかり確認することが重要です。価格だけで判断せず、信頼できる業者選びを意識しましょう。
そのため、「住まい全体をまとめて効率よくメンテナンスしたい」「機能性だけでなくデザインや快適性も重視したい」という方には、リフォーム専門店が適した依頼先といえるでしょう。
4.アイダ設計へメンテナンスを依頼する場合の流れ
アイダ設計へメンテナンスを依頼する場合、まずアイダ設計の総合窓口へ相談、依頼することができます。
ここでは、一般的なメンテナンス依頼の流れを紹介します。
①専用窓口やフリーダイヤルから問い合わせ
まずは、アイダ設計のアフターサービス窓口に連絡します。オーナー向けには以下のような窓口が用意されています。
・専用フリーダイヤル(10:00~17:00)
・公式サイトの問い合わせフォーム(24時間受付)
・チャット相談 など
②内容のヒアリング・受付
問い合わせ後、担当者から症状や不具合の内容についてヒアリングがあります。「いつから」「どこが」「どの程度」などを確認されるため、事前に整理しておくとスムーズです。
③現地調査・点検の日程調整
実際に確認が必要な場合は、訪問日時を調整します。定期点検のタイミング(5年・10年など)であれば、案内が届くこともあります。
当日は担当者や職人が訪問し、劣化状況や不具合の原因をチェックします。
④点検結果の説明・見積もり提示
調査後、必要なメンテナンス内容や工事方法の説明を受け、見積もりが提示されます。保証対象かどうかもこの段階で判断され、保証内は無償対応、保証外 → 有償工事となるケースが一般的です。
⑤メンテナンスの依頼・日程調整
見積もり内容に納得すれば正式に依頼し、施工日を決定します。
内容によっては、
・その場で簡易修理
・後日改めて工事
といった対応になります。
⑥メンテナンスの実施
決定した日程でメンテナンスが行われます。軽微な補修であれば短時間で終わることもありますが、外装や防水工事などは数日かかるケースもあります。
⑦完了確認・アフター対応
メンテナンス完了後は仕上がり確認を行い、必要に応じて保証書や報告書が発行されます。その後も不具合があれば、同じ窓口から再度相談可能です。
5.アイダ設計のメンテナンス依頼先別の費用目安
こちらの章ではアイダ設計のメンテナンスにかかる費用相場をご紹介いたします。
関連記事:アイダ設計のメンテナンス費用はいくら?実際の相場をご紹介
※費用の目安は、南大阪ペイントセンターの施工実例や住宅リフォーム推進協議会・業界相場データを参考に作成しています。実際の施工では形状や外壁面積・劣化状況などによって金額が変わることがありますので、あくまで目安としてご覧ください。ご紹介するリフォーム費用は、全て足場代を含んだ税抜となります。
5-1外壁・屋根塗装によるメンテナンスの費用相場(外壁塗装の平均額93~109万円・屋根塗装の平均額51~63万円)
実際にかかる外壁塗装によるメンテナンス費用を、塗料別・坪数別・業者別に分けて以下の表にまとめました。
※こちらの表はあくまで目安です。建物形状、劣化具合、施工仕様、立地条件などで変動します。塗装費用にひび割れ補修の費用も含まれています。
■シリコン塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(外壁塗装の平均額85~99万円・屋根塗装の平均額48~58万円)
| |
外壁 |
屋根 |
|||||
| 塗料 | 坪数 | 塗装専門店 (万円) |
リフォーム専門店 (万円) |
アイダ設計 (万円) |
塗装専門店 (万円) |
リフォーム専門店 (万円) |
アイダ設計 (万円) |
| シリコン |
30坪 | 60~70 | 70~80 | 70~85 | 35~40 | 40~45 | 40~50 |
| 40坪 | 70~80 | 80~90 | 80~95 | 40~45 | 45~55 | 45~55 | |
| 50坪 | 80~95 | 95~110 | 100~115 | 50~60 | 55~65 | 50~65 | |
| 60坪 | 90~110 | 110~125 | 110~130 | 55~65 | 60~70 | 60~75 | |
■ラジカル塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(外壁塗装平均額 90~105万円、屋根塗装平均額 50~62万円)
| |
外壁 |
屋根 |
|||||
| 塗料 | 坪数 | 塗装専門店 (万円) |
リフォーム専門店 (万円) |
アイダ設計 (万円) |
塗装専門店 (万円) |
リフォーム専門店 (万円) |
アイダ設計 (万円) |
| ラジカル |
30坪 | 65〜75 | 75〜85 | 75〜90 | 35〜45 | 40~50 | 40〜55 |
| 40坪 | 75〜85 | 85〜100 | 85〜105 | 45〜50 | 45〜60 | 50〜60 | |
| 50坪 | 90〜100 | 100〜115 | 100~120 | 55〜65 | 55〜65 | 55〜70 | |
| 60坪 | 100〜115 | 115〜130 | 115〜135 | 60〜70 | 60〜75 | 65〜80 | |
■無機塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(外壁塗装平均額 105~122万円、屋根塗装平均額 54~68万円)
| |
外壁 |
屋根 |
|||||
| 塗料 | 坪数 | 塗装専門店 (万円) |
リフォーム専門店 (万円) |
アイダ設計 (万円) |
塗装専門店 (万円) |
リフォーム専門店 (万円) |
アイダ設計 (万円) |
| 無機塗料 |
30坪 | 75~85 | 85~100 | 90~110 | 40~50 | 45~55 | 40~60 |
| 40坪 | 85~100 | 100~115 | 105~125 | 50~55 | 50~65 | 50~70 | |
| 50坪 | 100~115 | 115~130 | 120~140 | 60~70 | 60~70 | 60~80 | |
| 60坪 | 115~130 | 130~150 | 135~160 | 65~75 | 65~80 | 65~90 | |
5-2.屋根補修(カバー工法・葺き替え工法)の費用(平均額154~185万円)
屋根の補修には主に 「カバー工法」 と 「葺き替え」 の2種類があります。
それぞれのメンテナンス費用は以下の表のとおりです。
| 工事種類 | 坪数 | 塗装専門店(万円) | リフォーム専門店(万円) | アイダ設計(万円) |
| カバー工法 |
30坪 | 85〜100 | 100〜110 | 100〜120 |
| 40坪 | 110〜130 | 125〜150 | 130〜160 | |
| 50坪 | 140〜160 | 160〜190 | 165〜200 | |
| 60坪 | 165〜200 | 190〜230 | 200〜240 | |
| 葺き替え |
30坪 | 100〜120 | 115〜140 | 120〜150 |
| 40坪 | 135〜160 | 155〜190 | 160〜200 | |
| 50坪 | 165〜200 | 190〜230 | 200〜240 | |
| 60坪 | 200〜250 | 230〜280 | 240〜290 |
・カバー工法(平均額139~166万円)
既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法
参考記事:カバー工法とは?向き不向きの特徴や施工事例・費用まで徹底解説
・葺き替え(平均額168~204万円)
既存の屋根材をすべて撤去して、新しい屋根に作り替える方法
5-3.シーリングのメンテナンス費用(平均額10~20万円)
住宅のシーリングメンテナンスを施工する際、住宅1軒あたりのメンテナンス費用の目安がこちらです。
・一般的な住宅全体のシーリングをメンテナンスする場合(平均値:10~20万円)
・サッシ廻りなど部分的なシーリングのみの場合(平均値:6万円~10万円)
・ALCなど目地の多い住宅の場合(平均値:33~50万円)
アイダ設計のシーリングメンテナンスは主に「打ち替え」と「増し打ち」の2種類があります。
関連記事:シーリングとは?特徴や種類とメンテナンスが必要な劣化症状を解説
以下に各メンテナンスの費用相場を以下の表にまとめました。
| 工法 | 塗装専門店(円/m) | リフォーム専門店(円/m) | アイダ設計(円/m) |
| 打ち替え | 750〜1,000 | 860〜1,150 | 900〜1,200 |
| 増し打ち | 450〜800 | 520〜920 | 540〜960 |
・打ち替え(平均額 837~1,117円/m)
古いシーリング材を撤去し、新しい材料に入れ替える方法。耐久性が高く、仕上がりも美しいです。
・増し打ち(平均額 503~893円/m)
古いシーリングの上から新しいシーリングを充填する方法。費用は安く工期も短いですが、耐久性は打ち替えより劣ります。
5-4.設備・防水などの交換・修理費用
■アイダ設計のFRP防水(標準仕様)メンテナンスの費用相場(平均額12~15万円)
アイダ設計の屋上やバルコニーは標準仕様としてFRP防水が施工されており、トップコート塗り替え・1ply工法・2ply工法の3つのメンテナンス方法があります。
これらのメンテナンス方法を、坪数別・依頼先別にまとめたのが以下の表です。
※FRP防水は、ベランダやバルコニーなど施工面積が狭い箇所にする防水工事になります。そのため、10㎡未満のベランダ防水の「一式」費用になるとお考えいただきたいと思います。下地調整・ドレン・脱気筒・金物等の項目は含んでおりません。
| メンテナンス内容 | アイダ設計 (10m未満/一式) |
リフォーム専門店 (10m未満/一式) |
塗装専門店 (10m未満/一式) |
| トップコート塗り替え | 8~10 | 6〜8 | 5~7 |
| 1ply工法 | 14~18 | 12~14 | 10~12 |
| 2ply工法 | 21~27 | 18~21 | 15~18 |
トップコート塗り替え(平均額 6~8万円)
FRP防水の表面を保護するために行う塗り替えです。費用は比較的安価で、作業も短期間で済むため、手軽なメンテナンスとして人気です。
1ply工法(平均額12~15万円)
FRP防水の全体を撤去することはほとんどなく、劣化して浮いている部分のみを補修して、その上から新しいFRPを施工するのが1ply工法です。トップコート塗り替えだけでは補えない場合に行われます。
2ply工法(平均額18~22万円)
既存のFRP防水層の上に2層の新しいFRP層を重ねて施工する方法です。1ply工法よりも防水層が厚くなるため耐久性が高く、長期的な防水性能を確保できます。特に広範囲の劣化や摩耗が見られる場合に適しています。
■水回り設備のメンテナンス費用
キッチンや浴室、トイレなど水回りや給湯器のメンテナンス費用の相場一覧表です。
| 工事内容 | アイダ設計 (万円) |
リフォーム専門店 (万円) |
備考 |
| キッチン (全体交換・シンクやコンロの交換・収納棚の増設など) |
80〜150 | 70〜140 | サイズ・仕様で変動 |
| 浴室 (ユニットバス交換、乾燥機設置、バリアフリー化など) |
50~100 | 40〜100 | サイズ・仕様で変動 |
| 洗面 (交換、内装変更など) |
20〜50 | 18〜45 | サイズ・仕様で変動 |
| トイレ (交換、ウォシュレットの設置、内装変更など) |
20〜50 | 15〜45 | 便器タイプで変動 |
| 給湯器の修理・交換 | 20〜35 | 18〜30 | 容量・機種で変動 |
■内装メンテナンス費用(平均額12~40万)
壁紙やフローリングの張替えといった内装のメンテナンス費用の相場一覧表です。共に6帖・12帖・18帖を想定した費用目安です。
| 工事内容 | 帖数 | リフォーム専門店(万円) | アイダ設計(万円) | 備考 |
| 壁紙(クロス)張替え | 6帖 | 3万円~ | 5万円~ | 部屋の広さ・ 種類で変動 |
| 12帖 | 6万円~ | 10万円~ | ||
| 18帖 | 9万円~ | 15万円~ | ||
| フローリング張替え | 6帖 | 8~20万円 | 8~20万円 | 部屋の広さ・ 種類で変動 |
| 12帖 | 16~40万円 | 16~40万円 | ||
| 18帖 | 24~60万円 | 24~60万円 |
・壁紙(クロス)張替え(平均値:8万円~)
・フローリング張替え(平均値:16~40万円)
■防蟻・シロアリメンテナンス費用(平均額15~28万円)
シロアリのメンテナンス費用です。アイダ設計では基本的に10年点検のタイミングでシロアリメンテナンスを実施することを推奨されています。
| 工事内容 | アイダ設計(万円) | リフォーム専門店(万円) | 備考 |
| シロアリ防除 (10年目安) |
15~30 | 15~25 | 10〜15年ごとに実施。木造住宅は必須 |
6.アイダ設計のメンテナンスで知っておくべきこと
メンテナンスを行う際には、費用やメンテナンス内容ももちろん大切ですが、「保証」や「メンテナンスの依頼先」についても理解しておくことが大切です。
特にハウスメーカーであるアイダ設計のお住まいでは、保証制度や定期点検があるため、それらを踏まえてメンテナンスを検討することで、無駄な出費やトラブルを防ぐことにつながります。
ここでは、アイダ設計の住宅を長く安心して維持するために知っておきたいポイントをご紹介します。
6-1.保証範囲と定期点検の関係

出典:アイダ設計
アイダ設計では、引き渡し後に定期点検が用意されており、建物の状態を確認しながら必要なメンテナンスを把握できる仕組みになっています。また、一定の条件を満たすことで長期延長保証を受けられる制度もあります。
ただし、すべての不具合が保証対象となるわけではなく、一般的に保証されるのは施工上の不具合や初期不良などに限られます。
一方で、経年劣化による外壁や屋根の劣化、自然災害による破損、物理的な衝撃、消耗品の交換、使用方法に起因する故障などは保証対象外となることが多く、これらは有償メンテナンスで対応する必要があります。
さらに、保証を継続・適用するためには、定められた時期に点検を受けることや、アイダ設計指定の方法でメンテナンスを行うこと、無断で他社による修理や改修を行わないことなどの条件があります。これらを守らない場合、本来保証対象となる不具合でも有償対応となる可能性があります。
そのため、メンテナンスが必要な不具合が発生した場合は自己判断で対応せず、まずはアイダ設計に相談し、点検や対応の指示を仰ぐことが重要です。
また、保証内容や条件は契約によって異なるため、事前に保証書やアフターメンテナンスの内容を確認しておくと安心です。
6-2.依頼先によって違うメンテナンス費用
アイダ設計のメンテナンスにかかる費用は、依頼する業者によって異なります。
| 依頼先 | 特徴 | 費用傾向 |
| アイダ設計 | 安心の自社保証・施工履歴が明確。 ただし、実際は協力会社の塗装専門店が施工する為、 中間マージンが発生するので高額。 |
高 (+20%程度) |
| リフォーム専門店 | 設備や内装も含めた幅広い対応が可能。 まとめてメンテナンスしたい方には向いている。 ただし、中間マージンが発生するのでやや高め。 |
中 |
| 塗装専門店 | 外壁・屋根塗装のプロ。 自社職人による直接施工で費用を抑えられる。 |
安 (-10~20%) |
同じ塗料やメンテナンス内容であっても、依頼先が変わるだけで費用に数十万円程度の差が出ることも珍しくありません。
このような価格差が生まれる主な理由は、中間マージンの有無や保証体制の違いです。
そのため、メンテナンスを依頼する際は、何を重視するかによって依頼先を選ぶことが大切です。例えば、
・アイダ設計の保証やアフターサポートを重視したい場合
・外壁塗装や屋根工事をできるだけ適正価格で行いたい場合
・水回りや内装も含めてお住まい全体をメンテナンスしたい場合
など、目的によって適した依頼先は変わります。
メンテナンスを検討する際は、複数の業者から見積もりを取り、費用や提案内容を比較しながら検討すると安心です。
関連記事:外壁塗装はどこに頼む?各業者の特徴やメリットデメリットを比較
7.南大阪ペイントセンタではアイダ設計のメンテナンスもお受けしております
アイダ設計の住宅は、外壁や屋根に耐久性を考慮した建材が使われているケースが多いものの、お住まいを良い状態で維持するためには計画的なメンテナンスが重要です。
とくに外装部分は、日差しや雨風の影響を日々受け続けるため、見た目に変化が現れる前のタイミングでメンテナンスを行うことで、劣化の進行を抑えることができます。
南大阪ペイントセンターでは、アイダ設計のメンテナンスのご相談も承っており、これまでの施工実績をもとに、それぞれのお住まいに適したご提案を行っています。
対応内容は、外壁や屋根の塗装をはじめ、シーリングの補修、防水メンテナンスなど外装まわり全般にわたります。さらに、現在の状態を把握するための無料点検も実施しているため、「メンテナンスの時期か判断できない」「劣化のサインが気になる」といった場合でも安心してご相談いただけます。
\無料見積もりだけでも歓迎!/
ご相談・お問い合わせ
\お気軽にご相談ください/
LINEからのご相談
8.まとめ
長く快適に住み続けるためには、定期的な点検やメンテナンスが大切です。日々の生活の中では気づきにくい部分でも、時間の経過とともに少しずつ劣化は進行していきます。
特に築10年を超えると、外壁や屋根・シーリング・内装設備など様々な部分で経年劣化が見られるようになります。
また、メンテナンスを依頼する際は、アイダ設計はもちろん、リフォーム会社や塗装専門店など、依頼先によって費用やメンテナンス内容が異なる点も理解しておくと安心です。
複数の業者を比較しながら、自宅の状態やご希望に沿ったメンテナンス方法を選ぶことが、長く安心して住み続けるためのポイントになります。


















































