ヤマト住建のメンテナンス費用はいくら?実際の相場をご紹介

ヤマト住建のメンテナンス費用はいくら?実際の相場をご紹介

ヤマト住建のメンテナンス費用は次の通りです。

ヤマト住建のメンテナンス費用

  • 外壁塗装=平均値:98~113万円
  • 屋根塗装=平均値:54~64万円
  • 屋根補修=平均値:154~185万円
  • コーキング工事=平均値:10~20万円
  • 水回り設備(キッチン)=平均値:75~145万円
  • 水回り設備(浴室)=平均値:45~100万円
  • 水回り設備(洗面)=平均値:19~48万円
  • 水回り設備(トイレ)=平均値:18~48万円
  • 水回り設備(給湯器の修理・交換)=平均値:19~33万円
  • 内装=平均値:11~40万円
  • シロアリ防除=平均値:15~28万円

これらのメンテナンス費用の詳細を本文でお伝えいたします。

外壁塗装をハウスメーカーで建てたお家の方へ

監修者情報
監修者 榎本悟

榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


監修者 橋本卓哉

橋本卓哉

石綿作業主任者・建築物石綿含有建材調査者

学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。

目次

1.ヤマト住建のメンテナンス費用の目安
1-1.外壁・屋根塗装の費用(外壁塗装の平均額98~113万円・屋根塗装の平均額54~64万円)
■シリコン塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(外壁塗装の平均額90~104万円・屋根塗装の平均額49~58万円)
■ラジカル塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(外壁塗装平均額 95~109万円、屋根塗装平均額 55~65万円)
■無機塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(外壁塗装平均額 108~125万円、屋根塗装平均額 58~68万円)
1-2.屋根補修(カバー工法・葺き替え工法)の費用(平均額154~185万円)
■カバー工法(平均額139~166万円)
■葺き替え(平均額168~204万円)
1-3.コーキングのメンテナンス費用(平均額10~20万円)
■打ち替え(平均額 837~1,117円/m)
■増し打ち(平均額 503~893円/m))
1-4.設備・防水などの交換・修理費用
■水回り設備のメンテナンス費用
■内装メンテナンス費用(平均額12~40万)
■防蟻・シロアリメンテナンス費用(平均額15~28万円)
2.ヤマト住建のメンテナンス費用に差がでる3つのポイント
2-1.外壁材・屋根材の種類による耐久性の違い
2-2. 業者選びで変わる費用
3.メンテナンス費用を賢く抑える3つの工夫
3-1.定期点検を活用してトラブルを未然に防ぐ
3-2.見積もり比較で適正価格を把握する
3-3.メンテナンスをまとめて計画する
4.まとめ

1.ヤマト住建のメンテナンス費用の目安

1-1.外壁・屋根塗装の費用(外壁塗装の平均額98~113万円・屋根塗装の平均額54~64万円)

ヤマト住建の標準外壁は「AT WALL PLUS」、標準屋根は「コロニアルクァッド」です。

関連記事:ヤマト住建の外壁塗装をする前に知っておきたいポイントや依頼先解説

実際「メンテナンス費用はどれくらいかかるのか?」を、坪数別・業者別・外壁塗装・屋根塗装にわけて分かりやすく表にまとめました。

※この表はあくまで目安です。建物形状、劣化具合、施工仕様、立地条件などで変動します。塗装費用にひび割れ補修の費用も含まれています。

■シリコン塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(外壁塗装の平均額85~99万円・屋根塗装の平均額48~58万円)

   
外壁


屋根

塗料 坪数 塗装専門店
(万円)
リフォーム専門店
(万円)
ヤマト住建
(万円)
塗装専門店
(万円)
リフォーム専門店
(万円)
ヤマト住建
(万円)
シリコン 30坪 65~75 75~85 75~90 35~40 40~45 40~50
  40坪 75~85 85~95 85~100 40~45 45~55 45~60
  50坪 85~100 100~115 105~120 50~60 55~65 60~70
  60坪 95~115 115~130 115~135 55~65 60~70 65~75

■ラジカル塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(外壁塗装平均額 95~109万円、屋根塗装平均額 55~65万円)

   
外壁


屋根

塗料 坪数 塗装専門店
(万円)
リフォーム専門店
(万円)
ヤマト住建
(万円)
塗装専門店
(万円)
リフォーム専門店
(万円)
ヤマト住建
(万円)
ラジカル 30坪 70〜80 80~90 80〜95 40〜45 45~50 45〜55
  40坪 80〜90 90~100 90〜105 45〜60 50〜60 50〜65
  50坪 90〜105 105〜120 110~125 60〜70 60〜70 65〜75
  60坪 105〜120 120〜135 125〜140 65〜75 65〜75 70〜80

■無機塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(外壁塗装平均額 108~125万円、屋根塗装平均額 58~68万円)

   
外壁


屋根

塗料 坪数 塗装専門店
(万円)
リフォーム専門店
(万円)
ヤマト住建
(万円)
塗装専門店
(万円)
リフォーム専門店
(万円)
ヤマト住建
(万円)
無機塗料 30坪 80~90 90~100 90~115 40~45 45~50 45~55
  40坪 90~100 100~110 100~125 45~50 50~60 50~65
  50坪 110~120 120~135 120~145 65~75 70~80 70~80
  60坪 120~140 135~155 135~165 70~80 75~85 75~85

1-2.屋根補修(カバー工法・葺き替え工法)の費用(平均額154~185万円)

屋根の補修には主に 「カバー工法」 と 「葺き替え」 の2種類があります。

それぞれのメンテナンス費用は以下の表のとおりです。

工事種類 坪数 塗装専門店(万円) リフォーム専門店(万円) ヤマト住建(万円)
カバー工法 30坪 85〜100 100〜110 100〜120
  40坪 110〜130 125〜150 130〜160
  50坪 140〜160 160〜190 165〜200
  60坪 165〜200 190〜230 200〜240
葺き替え 30坪 100〜120 115〜140 120〜150
  40坪 135〜160 155〜190 160〜200
  50坪 165〜200 190〜230 200〜240
  60坪 200〜250 230〜280 240〜290

・カバー工法(平均額139~166万円)

既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねて施工する方法

参考記事:カバー工法とは?向き不向きの特徴や施工事例・費用まで徹底解説

・葺き替え(平均額168~204万円)

既存の屋根材をすべて撤去して、新しい屋根に作り替える方法

1-3.コーキングのメンテナンス費用(平均額10~20万円)

住宅のコーキングメンテナンスを施工する際、住宅1軒あたりのメンテナンス費用の目安がこちらです。

・一般的な住宅全体のコーキングをメンテナンスする場合(平均値:10~20万円)
・サッシ廻りなど部分的なコーキングのみの場合(平均値:6万円~10万円)
・ALCなど目地の多い住宅の場合(平均値:33~50万円)

ヤマト住建のコーキングメンテナンスは主に「打ち替え」と「増し打ち」の2種類があります。

関連記事:コーキングとは?特徴や種類とメンテナンスが必要な劣化症状を解説

以下に各メンテナンスの費用相場を以下の表にまとめました。

工法 塗装専門店(円/m) リフォーム専門店(円/m) ヤマト住建(円/m)
打ち替え 750〜1,000 860〜1,150 900〜1,200
増し打ち 450〜800 520〜920 540〜960

・打ち替え(平均額 837~1,117円/m)

古いコーキング材を撤去し、新しい材料に入れ替える方法。耐久性が高く、仕上がりも美しいです。

・増し打ち(平均額 503~893円/m)

古いコーキングの上から新しいコーキングを充填する方法。費用は安く工期も短いですが、耐久性は打ち替えより劣ります。

1-4.設備・防水などの交換・修理費用

ヤマト住建のお住まいでは、外壁や屋根だけでなく、日常的に使う水回り設備や内装、さらに給湯器やシロアリ対策なども定期的なメンテナンスが必要です。

これらの交換・修理は築年数や使用状況、住宅の仕様によって費用が変わりますが、目安として把握しておくことで、将来的なメンテナンス計画が立てやすくなります。

 

■水回り設備のメンテナンス費用

キッチンや浴室、トイレなど水回りや給湯器のメンテナンス費用の相場一覧表です。

工事内容 ヤマト住建
(万円)
リフォーム専門店
(万円)
備考
キッチン
(全体交換・シンクやコンロの交換・収納棚の増設など)
80〜150 70〜140 サイズ・仕様で変動
浴室
(ユニットバス交換、乾燥機設置、バリアフリー化など)
50~100 40〜100 サイズ・仕様で変動
洗面
(交換、内装変更など)
20〜50 18〜45 サイズ・仕様で変動
トイレ
(交換、ウォシュレットの設置、内装変更など)
20〜50 15〜45 便器タイプで変動
給湯器の修理・交換 20〜35 18〜30 容量・機種で変動

■内装メンテナンス費用(平均額12~40万)

壁紙やフローリングの張替えといった内装のメンテナンス費用の相場一覧表です。共に6帖・12帖・18帖を想定した費用目安です。

工事内容 帖数 リフォーム専門店(万円) ヤマト住建(万円) 備考
壁紙(クロス)張替え 6帖 3万円~ 5万円~ 部屋の広さ・
種類で変動
12帖 6万円~ 10万円~
18帖 9万円~ 15万円~
フローリング張替え 6帖 8~20万円 8~20万円 部屋の広さ・
種類で変動
12帖 16~40万円 16~40万円
18帖 24~60万円 24~60万円

・壁紙(クロス)張替え(平均値:8万円~)
・フローリング張替え(平均値:16~40万円)

■防蟻・シロアリメンテナンス費用(平均額15~28万円)

シロアリのメンテナンス費用です。ヤマト住建では基本的に10年点検のタイミングでシロアリメンテナンスを実施することを推奨されています。

工事内容 ヤマト住建(万円) リフォーム専門店(万円) 備考
シロアリ防除
(10年目安)
15~30 15~25 10〜15年ごとに実施。木造住宅は必須

2.ヤマト住建のメンテナンス費用に差がでる4つのポイント

同じヤマト住建のお住まいでも条件によっては費用に差がでることがあります。

その理由は、「建材や仕様」「建物の形状」「立地環境」「依頼先」の4つの要素によって、劣化スピードや施工内容、価格帯が変わるためです。

ここでは、それぞれの違いを具体的に見ていきたいと思います。

2-1.外壁材・屋根材の種類による耐久性の違い

外壁や屋根の素材によって、メンテナンスの頻度や費用は大きく変わります。

ヤマト住建の標準外壁でもある「AT WALL PLUS」やフッ素コートが塗布された外壁など、耐久性の高い素材は塗り替え間隔が長く、費用を抑えやすいです。

一方、一般的なサイディングは定期的な塗り替え(10年に一度を推奨)やコーキング補修が必要でその都度費用もかかります。

屋根材も同様で、コロニアルクァッドや金属屋根など、素材によって耐久年数や塗装方法が異なり、費用差が出ます。

また、採用している塗料の種類(シリコン・ラジカル・無機など)や防水材の性能によってもメンテナンス周期が変化します。

シリコン塗料はコストパフォーマンスが良く、耐久年数は10年程度です。ラジカル塗料はチョーキング(塗料の粉化)を抑え、耐久は12〜15年程度です。無機塗料は耐久15〜25年で長持ちしますが、費用は高めです。

ヤマト住建のメンテナンス費用について外壁材・屋根材の種類による耐久性の違い

グレードの高い塗料ほど初期費用は上がりますが、長期的に見れば再塗装回数が減り、トータルコストを抑えることができます。

また、建物の形状や施工仕様もメンテナンス費用に影響します。

シンプルな真四角のお住まいに比べ、凹凸の多い外壁や多層構造の屋根は、塗装や補修の手間が増えるため費用が高くなることがあります。

そして、お住まいの立地条件や周辺環境によっても、劣化スピードは変わります。

海沿いは塩害、山間部は湿気や落葉、都市部は大気汚染などによる影響があります。劣化が早い場合は、定期メンテナンスの回数が増え、費用も高くなる傾向があります。

関連記事:塩害地域は早めの塗装が大切!高耐久・高性能な塗料で塩害対策

2-2.業者選びで変わる費用

同じ工事内容でも、依頼先によって費用は異なります。

塗装専門店:外壁・屋根塗装に特化しているため、適正価格で質の高い施工が可能。直接施工が多いため中間マージンがかからないケースが多い。

リフォーム専門店:幅広く対応する分、塗装費用はやや高めになる場合があります。実際の施工は下請けが行う事が多く中間マージンが上乗せされる。

ハウスメーカー(ヤマト住建):施工履歴を把握していたりブランド力による安心感はあるが、実際の施工は下請け業者が行うため、中間マージンが発生するため塗装専門店に比べ+20%が相場。

関連記事:外壁塗装はどこに頼む?各業者の特徴やメリットデメリットを比較

3.メンテナンス費用を賢く抑える3つの工夫

ここからは、ヤマト住建のメンテナンス費用を賢く抑える3つの工夫についてお話してまいりたいと思います。

3-1.劣化を早期発見してメンテナンスコストを抑える

定期的な点検を行うことで、早期にひび割れやコーキングの劣化、屋根や防水の劣化症状を発見すると、大掛かりな工事を避けることができ結果的に費用を抑えることができます。

ヤマト住建では、ヤマト住建が実施している定期点検を活用するのがおすすめです。

ヤマト住建のメンテナンス費用を抑えるためには劣化を早期発見してメンテナンスコストを抑える 

セルフチェックの例:
・外壁のチョーキング(白い粉が手につく)
・コーキング(ゴムの継ぎ目)のひび割れ
・屋根の色あせや苔の発生
・ベランダ床面の膨れ・ひび割れ

ポイント:軽度の劣化なら「早めの補修」で済む!放置すると塗装だけでなく下地の張替えが必要になることも。

3-2.見積もり比較で適正価格を把握する

ヤマト住建のメンテナンス費用 見積もり比較で適正価格を把握する 

同じ内容のメンテナンスを行うとしても、依頼する業者によって費用は異なります。

そのため、一社で決めるのではなく複数の業者で相見積もりをとり内容と価格のバランスを比較しましょう。

関連記事:外壁塗装の見積書が適正か見極める6つのポイントと見積書の実例公開

南大阪ペイントセンターでは、適正価格で丁寧なお見積もりを無料でご案内しています。
大阪エリアであれば、ご連絡から最短翌日での無料点検・無料見積もりも可能ですので、お急ぎの方も安心です!

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3-3.メンテナンスをまとめて計画する

ヤマト住建のメンテナンス費用 メンテナンスをまとめて計画する

外壁・屋根・防水・などのメンテナンスをまとめてすることによって、足場代などの共通費用を一度で済ませることができます。

塗装工事では足場費用だけで15万円ほどかかるため、別々に行うよりまとめて行った方が15万円程度の節約が可能です。

また、まとめて施工することで、塗料や防水材の色味・質感を統一できるというメリットもあります。

住宅全体の見た目を保ちながら、効率よく費用を抑えることができるのです。

関連記事:外壁塗装の足場って必要?費用やよくある質問まとめました
防水工事と外壁塗装は同時がベスト(防水工事の種類も解説)
外壁塗装・屋根塗装を同時にすべき?弊社の73%が同時施工した理由

4.まとめ

ヤマト住建の住宅は高耐久な建材(ATWALLPLUS等)を採用していますが、経年劣化は避けられないため15~20年を目安にメンテナンスが必要です。そのため、メンテナンス費用の目安を理解し、その上で見積もりを精査することが大切です。

南大阪ペイントセンターでは、ヤマト住建の外壁・屋根塗装や屋根補修・コーキング工事をお受けしております。塗料グレード別で3~5の塗装プランをご提案しておりますので、お客様に合ったメンテナンス費用での施工をおまかせいただけます。

大阪エリアの方はお問い合わせいただきましたら最短翌日にはご訪問にお伺いし、無料点検・無料見積もりをさせていただきます。ヤマト住建の外装のメンテナンスをご検討中の方は、ぜひ一度南大阪ペイントセンターまでお問い合わせください!

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監修者 榎本悟

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