せっかく建てた夢のマイホーム。
大切な我が家だからこそ、大切に暮らしていきたいですよね。
少しでも長く快適に住めるように、内装リフォーム・リノベーションなどをお考えの方は決して少なくありません。床クロスの張替えや、壁紙の一新、古くなった設備の取り換え。日々暮らす我が家の”快適さ”に直結しますよね。
しかし日々の紫外線や雨風などで、建物自体は少しずつダメージを受けてしまい、最悪の場合は雨漏りなどの被害に繋がります。経年劣化と言ってしまえば仕方ないことかもしれませんが、外壁をしっかりメンテナンスを行えば未然に防ぐことができます。
大切な我が家の寿命を延ばしてみませんか?
外壁メンテナス時期の目安、家のどこを見れば良いのかをご紹介していきます。
外壁材の継ぎ目部分の劣化(コーキングの劣化)
外壁と外壁の隙間を埋めているゴムのような素材のこと一般的にはコーキングやシーリングと呼ばれています。
その箇所がひび割れていたり剝がれてきてしまうと、劣化したコーキングの隙間から雨水などが入り込み、壁や柱の腐食の原因になります。
外壁のチョーキング現象
外壁を指で触ったときに白い粉がつきます。その原因のひとつとされているのが、塗装面の中の樹脂が雨や紫外線の影響で分解されて起きる現象です。他にも塗料を混ぜるのが不十分で施工された場合や、積雪や塩害などの立地の影響が原因とされてます。
チョーキング現象を放置してしまうと、塗装本来の役割を果たすことができず防水性のなくなった外壁はどんどん雨水を吸収してしまい、カビやコケの原因になるだけでなく、ひび割れにも繋がってしまいます。
外壁の素材によって異なる、メンテナンス時期
窯業系サイディング
現在約7割近くの住宅に使用されている、窯業系サイディング。
デザインも豊富で、軽量・強度どちらも兼ね備えた人気の外壁材です。
目地の継ぎ目が多い為、前項にもあるようにコーキングの劣化度合を確認するのがポイントです。
耐用年数は7年〜13年といわれています。
金属系サイディング
軽量で断熱性に優れる外壁材です。金属ですので丈夫な反面、錆などで腐食する点が避けては通れません。
しかし一度錆を発生させてしまうと、完全に錆を取り切らなければ再発してしまいます。
錆てしまう前のメンテナンスが大切になってきますので、塗装の役割を果たしているかを見極める点でお話したチョーキング現象がひとつのポイントになります。
耐用年数は約10~15年程度といわれています。
モルタル造
現在では少なくなってきてますが、1990年以前の建物に多く使われてきた外壁材です。職人の手によって作られる為、自由度が高く意匠性のある仕上がりになことが特徴です。
特徴としては外壁の継ぎ目がないので、コーキング補修が不要なことです。
注意すべき劣化は外壁自体のヒビ割れとチョーキング現象です。
耐用年数は約10年といわれています。
いかがでしたか?
お家の状態によってお悩みは様々だと思います。
「これってメンテナンスが必要?」「我が家はまだ問題ないのか?」
お困りやご不安があれば、お気軽にお問合せをお待ちしています。