「外壁塗装で黒にすると暗くなり過ぎないか」
「外壁塗装で素敵な黒にする方法はあるのか」
以上のように、外壁塗装で黒にして失敗しないか不安に思っている方がいらっしゃるかもしれません。
南大阪ペイントセンターで施工した黒の外壁塗装の施工事例を21選ご紹介いたします。住宅全体を黒の単色塗りにするのではなく、少しの工夫で洗練されたおしゃれな黒色の外壁に仕上がります。また、黒の外壁で失敗しない為に、抑えていただきたい6つのポイントをご紹介いたします。
- 黒の外壁塗装の施工事例21選
- 失敗しない黒の外壁にするポイント6つ
- 外壁を黒にするメリット
- 外壁を黒にするデメリット
- 黒色での外壁塗装は南大阪ペイントセンターにおまかせ
黒色で外壁塗装をご検討の皆様に、不安を解消して満足のいく仕上がりになるよう解説いたします。

榎本悟
一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。

橋本卓哉
石綿作業主任者・建築物石綿含有建材調査者
学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。
1.黒の外壁塗装の施工事例21選
1-1.付帯部などにアクセントカラーを取り入れた事例
1-2.外壁のアクセントとして黒色を取り入れた事例
1-3.多彩模様塗料で塗装した事例
1-4.ツートンにした事例
2.失敗しない黒の外壁にするポイント6つ
2-1.カラーシミュレーションで仕上がりを確認する
2-2.A4サイズの色見本を屋外で確かめる
2-3.屋根や付帯部などの色とバランスを取る
2-4.色褪せを防ぐために高耐久の塗料を選ぶ
2-5.黒い外壁が住宅のスタイルに合うか確認する
2-6.周囲の住宅や街並みとの調和を考える
3.外壁を黒にするメリット
3-1.高級感・重厚感のある仕上がりになる
3-2.個性的でおしゃれに見える
3-3.他の色と組み合わせると引き締め効果がある
4.外壁を黒にするデメリット
4-1.色褪せが目立ちやすい
4-2.夏場は熱を吸収しやすい
4-3.砂埃や鳥のフンなど白っぽい汚れが目立つ
5.黒色での外壁塗装は南大阪ペイントセンターにおまかせ
6.まとめ
黒の外壁塗装の施工事例21選
実際に外壁の色選びでは、「落ち着いた雰囲気」「汚れにくさ」などが重視されるポイントとして挙げられます。その中で、黒は人気色のひとつになります。
しかし、黒色での外壁塗装を希望しても、「暗すぎないか」「圧迫感がないか」と不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。そのため、全体を真っ黒に仕上げると重さが強調されるのでデザインの工夫が必要になります。
こちらの章では、素敵な黒の外壁に仕上げた南大阪ペイントセンターの施工事例を21選ご紹介いたします。
付帯部などにアクセントカラーを取り入れた事例
一つ目は、付帯部などにアクセントカラーを取り入れた施工事例になります。
黒い外壁の付帯部に白や木目調などのアクセントカラーを合わせると、全体が引き締まり柔らかさや軽さを演出できます。特に窓枠や雨樋などは面積は小さくても存在感が大きいため、色を工夫するだけで印象がガラッと変わります。
黒色の外壁に組み合わせる付帯部の色で変わる外壁の印象がこちらになります。
- 白色(定番・モダン)
- 木目調(ナチュラル・落ち着き)
- シルバー(高級感)
- ベージュ・アイボリー(柔らかさ・優しい雰囲気)
南大阪ペイントセンターで黒の外壁に付帯部などの色を変えた施工事例がこちらになります。
✔黒い外壁に白い付帯部でモダンに仕上げた施工事例
こちらの住宅は、黒色の外壁に付帯部を白色で統一した仕上がりになっています。
モノトーンでシンプルかつモダンな印象で、黒とのコントラストが映える組み合わせになっています。付帯部の白の明るさを外壁の黒が引き締めている為、バランスの取れた仕上がりが印象的な住宅です。
✔濃度の強い黒の外壁に白の付帯部でコントラストがはっきりした施工事例
こちらの住宅も、黒色の外壁に付帯部を白色で統一した仕上がりになっています。
こちらの住宅はより黒の濃度が強い為、黒と白のコントラストの差がしっかりと感じられる仕上がりになっています。やはり、黒の外壁には、アクセントカラーに白を取り入れる方が多い傾向があります。
✔黒い外壁にブラウンの付帯部で和モダンに仕上げた施工事例
こちらの住宅は黒の外壁で、幕板や破風板をブラウンにした施工事例になります。
ブラウンで住宅全体を引き締めることで、落ち着いた高級感のある仕上がりを演出できます。また、ブラウンならではの自然の風合いがあり、和モダンな雰囲気が感じれらる住宅に仕上がっています。
✔黒い外壁にブラウンのアクセントカラーでシックに仕上げた施工事例
こちらの住宅は全体が黒一色に思われるかもしれませんが、2階部分にブラウンのアクセントカラーを取り入れています。
ブラウンをアクセントカラーとして取り入れることで、重厚感のあるシックな雰囲気を演出できます。
また、玄関扉などをシルバーでまとめているので、さらにスタイリッシュな印象が引き立つ仕上がりになっています。
外壁のアクセントとして黒色を取り入れた事例
二つ目は、外壁のアクセントとして黒色を取り入れた施工事例になります。
建物全体を黒にするのではなく、一部の外壁(玄関まわりやベランダ部分など)だけに黒を採用すると取り入れやすくなります。黒は高級感や落ち着きを印象づける色となる為、アクセントとして取り入れることで程よく洗練された雰囲気に仕上がります。
黒色をアクセントとして取り入れる場合、外壁のベースとなる色選びが重要になります。おしゃれに仕上がる外壁のベースカラーがこちらになります。
- ホワイト系(黒とのコントラストが映える)
- グレー系(落ち着いた上品な雰囲気を演出できる)
- ベージュ・ブラウン系(重厚感が増す組み合わせ)
- ネイビー系(モダンでスタイリッシュな配色)
- 木目調(自然素材の風合いを引き立てながら都会的に仕上がる)
南大阪ペイントセンターで外壁のアクセントとして黒色を取り入れた施工事例がこちらになります。
▼白ベースの外壁に黒のアクセント▼
✔白ベースに玄関前の1階と2階を黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
✔白ベースにベランダと2階側面に黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
✔白ベースに玄関前の1階とベランダを黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
✔白ベースに縦に黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
✔白ベースにベランダと1階や玄関を黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
✔白ベースに玄関や2階部分などを縦に黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
以上の施工事例のように、外壁が白ベースでアクセントに黒を取り入れるお客様が多くいらっしゃいます。白色の外壁を引き締める効果としてアクセントに黒を取り入れて、全体にメリハリのある印象に仕上げられます。
▼ベージュベースの外壁に黒のアクセント▼
✔ベージュベースに1階一部やベランダを黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
✔ベージュベースに2階一部を黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
ベージュがベースの外壁に黒をアクセントにすると、印象が柔らかくなり周囲の景観とも調和しやすくなります。落ち着いた雰囲気を演出でき、ナチュラルモダンな住宅に仕上がります。
▼ブラウンベースの外壁に黒のアクセント▼
✔ブラウンのベースに黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
深みのあるブラウンをベースにして黒のアクセントを組み合わせることで、重厚感がより増した印象になります。落ち着いた高級感を演出できる外壁に仕上がりました。
▼グレーベースの外壁に黒のアクセント▼
✔グレーベースに2階正面を黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
✔グレーベースに1階正面を黒のアクセントカラーで仕上げた施工事例
淡いグレーのベースに黒のアクセントを組み合わせると、上品な高級感が演出できます。淡いグレーと黒の組み合わせは自然に馴染みやすく、白よりも落ち着いた雰囲気になります。
多彩模様塗料で塗装した事例
三つ目は、多彩模様塗料で塗装した施工事例になります。
単色の黒では重く見えがちな外壁も、多彩模様塗料を使用すると高級感のある立体感が出て重さを感じにくくなります。
多彩模様塗料は複数の色のチップを含んでいる為、光の当たり方や角度によって色の見え方が変わり外壁が表情豊かになります。そのため、奥行きのある色合いが生まれ光によって表情が変わる為、立体感のある仕上がりになります。
南大阪ペイントセンターで黒色の多彩模様塗料で塗装した施工事例がこちらになります。
✔黒ベースの多彩模様塗料で上品に仕上げた施工事例
多彩模様塗料で塗装することで、黒い外壁の中にキラキラとした輝きで上品な印象が感じられます。
✔黒のベースカラーに上から多彩模様塗料で仕上げた施工事例
こちらの住宅はベースの中塗りを黒で塗装し、その上から仕上げの吹付のみ多彩模様塗料で施工しています。
黒ベースの上から多彩模様塗料で塗装することで、高級感と重厚感のある仕上がりになりました。
ツートンにした事例
四つ目は、ツートンにした施工事例になります。
外壁全体を黒にするのではなく上下や縦割りで2色に分けるツートンにすると、重くならずおしゃれな黒に仕上がります。
一般的にツートンは2階を明るめ・1階を濃いめにすると安定感が出やすくなります。逆に1Fを明るめ・2Fを濃いめにすると軽やかな雰囲気になります。黒を活かすおすすめのツートンの配色がこちらになります。
- 黒×ホワイト(コントラストが強く、洗練されたモダンなデザイン)
- 黒×グレー(落ち着きのあるグラデーション)
- 黒×ベージュ(温かみと引き締め効果の両立)
- 黒×ブラウン(重厚感のあるシックなデザイン)
- 黒×ネイビー(スタイリッシュで個性的)
黒とのツートンにする場合、他の色は明るめか中間色を採用するとまとまりのある印象になります。また、ツートンは近隣の住宅とも調和しやすい為、景観に配慮しながら黒を楽しみたい方におすすめの方法です。
南大阪ペイントセンターで黒を使ってツートンにした施工事例がこちらになります。
✔1階を濃度の濃い黒×2階をはっきりとした白で仕上げた施工事例
✔1階・ベランダを黒×2階・3階を白で仕上げた施工事例
✔黒×白を縦にツートンで仕上げた施工事例
✔1階を濃度の濃い黒×2階をオフホワイトで仕上げた施工事例
弊社にご依頼いただいたお客様は、黒と白のツートンでの施工が多くなっています。黒と白の組み合わせはモノトーンの定番の組み合わせの為、住宅の色を決める際に取り入れやすい傾向があるのかもしれません。
失敗しない黒の外壁にするポイント6つ
黒い外壁は高級感や重厚感があり人気があります。しかしその一方で、「想像以上に暗く感じた」「汚れや色褪せが目立つ」と後悔するケースも少なくありません。
黒は存在感が強い色だからこそ、選び方や組み合わせ方を間違えると仕上がりに大きな差が出てしまいます。
こちらの章では、黒い外壁にする際に失敗を避けるための6つのポイントをご紹介します。
- カラーシミュレーションで仕上がりを確認する
- A4サイズの色見本を屋外で確かめる
- 屋根や付帯部などの色とバランスを取る
- 色褪せを防ぐため高耐久の塗料を選ぶ
- 黒い外壁が住宅のスタイルに合うか確認する
- 周囲の住宅や街並みとの調和を考える
実際の見え方の確認方法から塗料の選び方・周囲との調和まで抑えておくことで、理想的な黒い外壁を実現できます。
カラーシミュレーションで仕上がりを確認する
一つ目は、カラーシミュレーションを取り入れて仕上がりのイメージを確認しましょう。
黒といっても実際にはさまざまな種類があります。漆黒やグレーを含んだチャコールブラック・青みを帯びたクールブラックなど、トーンの違いによって印象は大きく変わります。実際に塗ってみると、「思っていた色と違う」と感じるケースも少なくありません。そのギャップを防ぐために有効的な方法が、カラーシミュレーションになります。
カラーシミュレーションは、パソコンやプリンターによって色の見え方が少し異なります。完全に同じ色になるとは限らないので、あくまでもお客様のイメージに近い状態にしていくために使用いたします。カラーシミュレーションは参考にし、次項からご紹介する内容との併用で失敗リスクを減らせるとお考えいただきたいと思います。
南大阪ペイントセンターでは、無料でカラーシミュレーションをお試しいただけます。ぜひ一度、ご相談だけでもお気軽にご連絡お待ちしております。
A4サイズの色見本を屋外で確かめる
二つ目は、A4サイズの色見本を室内だけでなく屋外で確認して希望の黒色か判断をするのが重要です。
色選びでよくある失敗のひとつが、「小さなサンプルで決めてしまい、仕上がりの印象がまったく違った」というケースです。色は面積が大きくなるほど明るく、鮮やかに見えるという「面積効果」があります。つまり、小さなサンプルで見たときよりも、実際に外壁全体に塗ったときの方が色が明るく感じられるのです。
▼色の面積効果とは▼
あえてサンプルにして画像を見ると、実際は極端な違いはないように感じられます。しかし、屋外で大きなサイズで色を見ると、光が反射されて明るく感じてしまいます。外壁の色に艶がある場合は、さらに色のギャップを感じてしまうかもしれません。
A4サイズの色見本を屋外で確認する際のポイントがこちらになります。
▼色見本を屋外で確認するポイント▼
確認するポイント | 理由 |
晴れた日・曇りの日・朝夕など時間帯や天気の違う日に比較する | 光の加減で色の見え方が変わるので複数の条件下で確認することで誤差を防げる |
実際の外壁に立てかけて引きで確認する | 至近距離ではなく数メートル離れて見ることで実際の見え方に近づく |
屋根やサッシなどの色と一緒に見てバランスを確認する | 単色で見るとよくても周囲との相性が悪いとバランスが悪くなる可能性がある |
失敗を防ぐ為に、A4サイズの色見本を屋外で確認するのが大切であるとお考えいただきたいと思います。
屋根や付帯部などの色とバランスを取る
三つ目は、屋根や付帯部などとの色のバランスを取ることが重要です。
黒だけでは重くて暗い印象になりがちですが、屋根や付帯部などの色とバランスを取ることでおしゃれな仕上がりになります。黒の外壁を引き締める効果としても、屋根や付帯部などの色選びは重要になります。
▼黒の外壁と相性が良い色の組み合わせ例▼
組み合わせ場所 | 組み合わせカラー | 理由 |
屋根 | グレー | 黒と自然に馴染み、全体が重くなりすぎない |
屋根 | ブラウン | 黒い外壁に温かみを加え、和風・ナチュラル系の住宅に調和しやすい |
付帯部 (雨樋・破風板など) |
白 | 黒い外壁を引き締め、コントラストがはっきりとしてスタイリッシュに見せる |
付帯部 (サッシ・雨戸など) |
シルバー | 黒い外壁と相性が良く、現代的で洗練された印象になる |
玄関ドア・ アクセント部分 |
木目調 (ナチュラルブラウン) |
黒い外壁に柔らかさをプラスし、高級感と温もりを両立できる |
外壁は黒をメインにして他の色で引き締めると、おしゃれな調和の取れた住宅に仕上がります。
色褪せを防ぐために高耐久の塗料を選ぶ
四つ目は、色褪せ対策に高耐久の塗料を選ぶのがおすすめです。
黒い外壁は太陽光に含まれる紫外線の影響を受けやすく、時間の経過とともに色褪せやチョーキングが目立ちやすい色になります。
そのため、耐候性・耐久性に優れた高耐久の塗料を選ぶことが重要です。以下のような高耐久の塗料が色褪せを防ぐのに効果的です。
- 無機塗料(耐用年数:15~25年)=紫外線や雨風に強く、変色しにくい
- フッ素塗料(耐用年数:15~20年)=高い耐候性があり、色褪せに強い
耐用年数は塗料のグレードによって異なります。耐用年数が長い塗料ほど、耐久性も高くなります。
黒色で外壁塗装を検討する場合は、紫外線の影響を考慮して耐用年数の長い塗料の使用をおすすめいたします。
黒い外壁が住宅のスタイルに合うか確認する
五つ目は、黒の外壁が住宅のスタイルに合うか確認しましょう。暗くて重くなりがちな黒の外壁は、住宅のスタイルによって適さない場合もあります。
黒い外壁が合うスタイルの住宅がこちらになります。
▼黒が合うスタイルの住宅▼
以上のようなモダン住宅は、黒い外壁と相性のいい住宅の一つです。黒い外壁にすることで、デザインのおしゃれ度がさらに引き立ちます。
▼黒は避けた方が良いスタイルの住宅はこちら▼
以上のような日本風の住宅は、黒を避けた方がいいかもしれません。
日本風の住宅はどっしりとした構えで、重厚感のあるデザインが多いです。そのデザインに黒で塗装すると、暗く重い印象が強くなってしまいます。日本風住宅特有の趣のある印象を保つには、ナチュラルなブラウンが適しているかもしれません。
周囲の住宅や街並みとの調和を考える
六つ目は、周囲の住宅や街並みとの調和を考えることが重要です。
趣のある昔ながらの住宅が立ち並んでいる場合は、黒の外壁だと周囲との雰囲気が異なり調和が取れない恐れがあります。
新興住宅街は、若い世代の人たちが新しく住宅を建てて生活している場合が多いです。外壁を黒にしても、個性的でおしゃれな住宅と認識してもらえる可能性が高くなります。
周囲の住宅や街並みを考慮し、黒い外壁が極端に周りから浮いてしまわないか判断すると失敗を避けられるかもしれません。
外壁を黒にするメリット
外壁を黒にするメリットがこちらになります。
- 高級感・重厚感のある仕上がりになる
- 個性的でおしゃれに見える
- 他の色と組み合わせると引き締め効果がある
高級感・重厚感のある仕上がりになる
黒の外壁には、高級感・重厚感のある仕上がりにするメリットがあります。
黒は格式・威厳を象徴する色とされており、外壁に取り入れることで建物全体に高級感や重厚感を与えます。明度が低く存在感がある為、建物全体が引き締まり落ち着きのある雰囲気を与えてくれます。外壁に黒を取り入れることで、凛とした格調の高さを強調することができます。
私たちの身近にも、黒が「高級感のある色」として使われている例はたくさんあります。
- 高級車のボディーカラー=製品のラインナップに必ず採用されている
- フォーマルウェア=冠婚葬祭でのブラックスーツやドレスは威厳や洗練さがある
このように、黒は私たちの生活の中でも上質・威厳・重厚感を表現する色として定着しています。
住宅の外壁に取り入れることで、建物全体を格上げし高級感のある佇まいに仕上げることができるのです。
個性的でおしゃれに見える
黒の外壁は、個性的でおしゃれな印象があります。
一般的に外壁に黒を取り入れている住宅は多くない為、街並みの中でも目を引きやすく個性的なデザインに仕上がります。
また、黒は光の当たり方で印象が変化しやすいのが特徴です。日中の強い日差しではシャープに、夕方や夜にはシックで落ち着いた雰囲気になるのも魅力的です。
「他の家と似た印象にしたくない」「住宅をおしゃれに見せたい」といった方にとっては、黒の外壁は大きなメリットになります。
他の色と組み合わせると引き締め効果がある
黒の外壁は、他の色との組み合わせで引き締め効果があります。
黒は他の色を引き立て、全体の印象を引き締めてくれます。外壁全体を黒にするのではなく、アクセントカラーを取り入れることで全体のまとまり感を高められる魅力があるのです。
- 黒×白→モノトーンでスタイリッシュな印象
- 黒×木目→温かみと高級感を両立
- 黒×シルバー→都会的で洗練された雰囲気
これは外壁だけでなく、私たちの身近なところでも感じられるかもしれません。
- ファッション=黒いスーツに白いシャツを合わせると、全体がシャープでフォーマルに見える
- 食器=黒いお皿に色鮮やかな食材を置くと料理が映える
- 家具=黒を組み合わせると全体が締まって落ち着いた雰囲気になる
以上のように、黒は他の色を引き立てつつ全体をまとめてくれるとお考えいただきたいと思います。
外壁を黒にするデメリット
外壁を黒にするデメリットがこちらになります。
- 色褪せが目立ちやすい
- 夏場は熱が吸収しやすい
- 砂埃や鳥のフンなど白っぽい汚れが目立つ
色褪せが目立ちやすい
黒い外壁は、色褪せが目立ちやすいデメリットがあります。
黒のような濃い色は紫外線の影響を強く受け、塗膜が劣化しやすくなります。その劣化のしやすさが原因で、色褪せしやすい性質があります。
このような色褪せ対策として、前項でご紹介した高耐久の塗料を選んで塗膜の劣化を防ぐのが効果的です。外壁塗装を黒でお考えの方は、色褪せ対策に高耐久の塗料を使用するのをおすすめいたします。
夏場は熱を吸収しやすい
黒い外壁は、夏場は熱を吸収しやすいというデメリットがあります。
黒は光を吸収しやすい為、夏場は外壁が熱を持ちやすい特徴があります。その結果、外壁の表面温度が高くなり、室内の温度上昇につながる可能性があります。
この性質は、私たちが小学校の理科の時間に行った実験でもよく知られています。白い紙と黒い紙を太陽の下で虫眼鏡を使って焦点を合わせると、黒い紙のほうが早く焦げたり燃え始めたりしました。これは黒が光(特に赤外線)を効率よく吸収する為、短時間で高温になったからです。
同じように、黒い外壁も夏の強い日差しを浴びると熱をため込みやすくなるのです。つまり「黒い紙が早く燃えた実験」と同じ原理で、黒い外壁は他の色に比べて太陽の熱を集めやすいといった性質があります。
その影響が、建物内部の温度にも反映されるとお考えいただきたいと思います。
砂埃や鳥のフンなど白っぽい汚れが目立つ
黒い外壁は、砂埃や鳥のフンなどの白っぽい汚れが目立つデメリットがあります。
黒は他の色を引き立てる効果のある色の為、特に白っぽい色が目立ってしまいます。明るい色の外壁で目立たない汚れでも、黒い外壁に付着するとコントラストが強くなるため気になってしまうことがあります。例えば、近くに大きな道路がある場合、花粉や土ぼこりが黒い外壁に付着し雨で流れた跡が黒い筋状に残ることもあります。
黒い外壁の汚れ対策として、低汚染型塗料などで塗装すると効果的です。低汚染型塗料は、外壁表面の汚れを雨と一緒に流してくれるセルフクリーニング機能を持った塗料になります。
黒で外壁塗装を行う場合は、汚れ対策に効果的な塗料の選定もお考えいただきたいと思います。
黒色での外壁塗装は南大阪ペイントセンターにおまかせ
黒色での外壁塗装をご検討中の方は、南大阪ペイントセンターにおまかせください。
南大阪ペイントセンターでは、黒色で外壁塗装を施工した事例が多数ございます。黒の外壁の色選びにお悩みの場合は、色選びのプロのスタッフがアドバイスさせていただきます。
南大阪ペイントセンターでは、無料でカラーシミュレーションをお試しいただけます。ぜひ一度、ご相談だけでもお受けしておりますので、お気軽にカラーシミュレーションをお試しください。
まとめ
南大阪ペイントセンターでは、黒色での外壁塗装の施工事例が多数ございます。
暗くなり過ぎず素敵な黒の外壁に仕上げた4パターンの施工事例がこちらになります。
- 付帯部などにアクセントカラーを取り入れた施工事例
- 外壁のアクセントとして黒色を取り入れた施工事例
- 多彩模様塗料で塗装した施工事例
- ツートンにした施工事例
以上の4パターンの弊社の施工事例をお確かめいただきたいと思います。
失敗しない黒の外壁にするポイントをご理解いただき、メリット・デメリットから黒での塗装をお考えいただきたいと思います。
黒色での外壁塗装をご検討の方は、ぜひ一度南大阪ペイントセンターにご相談ください。