外壁塗装でトラブルが発生したら、何処へ相談すればいいのかご存知でしょうか?
トラブルは急に起こり、対応を間違えてしまうと返ってトラブルを拡大してしまう恐れがございます。その為にも、トラブルが発生したら相談できる適切な相談窓口を知っておく必要があります。
- 外壁塗装のトラブル相談窓口5選
- トラブルを相談する前にすべきこと
外壁塗装のトラブルを何処に相談すれば早期解決ができるのか、ご紹介させていただきます。
外壁塗装でトラブルが発生したら相談すべき5選!
外壁塗装でトラブルが発生したら何処へ相談すればいいのかをご紹介いたします。
トラブルのケース別で何処に相談すればいいのかもお伝えいたします。
- 施工業者
- 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
- 国民生活センター
- 保険会社(瑕疵保険加入者のみ)
- 弁護士
専門家の調査があるところや無償で相談できるところもございますので、ご参考になさってください。
施工業者
外壁塗装のトラブルが発生したら、施工業者へ連絡してください。優良業者ならトラブル解決に向けて、適切な対応を行うでしょう。
- 施工不良が発生した時(塗りムラ・剥がれ・サビなど)
- 契約内容と違っていた時(使用塗料や保証の違い)
- 外壁塗装によって破損や損害が出た時
- 工期や工程に納得いかなかった時
- 近隣とのトラブルが発生した時
施工業者に相談する際には契約書や保証書を確認して、早めに問題の解決を求めましょう。
施工業者に相談してもトラブル解決に向けた対応をしてくれない時は、第三者機関へ相談するのをおすすめいたします。
住宅リフォーム・紛争処理支援センター
施工業者が対応しない場合は、先ず住宅リフォーム・紛争処理支援センター(外部リンク)に問い合わせてください。
- 施工業者が対応してくれない場合はどうしたらいいのか
- 塗装の出来栄えが悪いので業者と交渉する方法
- ネットで探した塗装業者と契約したが大丈夫か
- 高額な追加料金を請求されたがどうすればいいのか
- 保険金が使えると勧誘され契約したが信用できるのか
- 工事が中断され業者と連絡が取れなくなった
住宅リフォーム・紛争処理支援センターとは、住宅に関係するトラブルの解決を支援してくれる公益財団法人です。以上のようなトラブルの事例を、解決に向けてサポートしてくれます。
住宅リフォーム・紛争処理支援センターに相談すると、以下のようなメリットがございます。
- 建築士などの専門家による調査をしてもらえる
- 費用は申請手数料の1万円のみ
- 手続きが非公開でプライバシーが保護される
- 中立な立場で公平に判断してくれる
- 迅速な対応で解決が早い
住宅リフォーム・紛争処理支援センターへ相談すると、専門的な知識とスピードがトラブル解決に有効的だと考えられます。
国民生活センター
国民生活センターへ相談すると、消費者の権利を守りトラブルの解決を支援してくれます。国民生活センターでは無償で相談に乗ってくれ、相談者をサポートしてくれます。
- 訪問リフォーム業者と高額な塗装工事を契約したがキャンセルできるか
- 訪問リフォーム業者の請求書が見積書と違い高額で支払わないようにするには
- 塗装業者が「近くで工事しているから点検する」と、屋根を点検してくれ「劣化が酷い」と言われ契約してしまった
以上のようなトラブルを公平に判断し、解決へ向けてのアドバイスをしてくれます。
国民生活センターに相談すると、以下のようなメリットがございます。
- 無償で相談に乗ってくれる
- トラブル解決の対応策を提案してくれる
- 法律や権利に関する情報を教えてくれる
- 問題業者を把握しサイトでの情報提供
建築士や弁護士などの専門家に相談はできませんが、解決方法のアドバイスを得ることができるでしょう。
消費者の権利保護や問題解決の為に、信頼性のある情報とサポートを提供してくれます。
保険会社(瑕疵保険加入者のみ)
契約時に瑕疵保険に加入した方のみ、保険会社に相談すると適切な対応が受けられます。
- 施工不良があるのに業者が認めない
- 施工会社が倒産して保証が受けられない
塗装工事による問題や不良箇所があった場合は、保険会社が修理費用の支払いを負担してくれます。
しかし、具体的な保証内容は、契約内容や保険会社によって異なります。修理費用の一部が自己負担や、一定の条件や制限がある場合もあるので契約書を確認するのが重要です。
瑕疵保険は瑕疵保険資格を持った業者であれば、契約時に瑕疵保険に加入できます。瑕疵保険加入資格のある会社は、サイトの会社概要ページなどに載せているので確認してみてください。
弁護士
今までご紹介した中の何処に相談しても解決しなかった場合は、最終的に弁護士に相談するのをおすすめいたします。損害賠償請求の専門家として的確なアドバイスや、法的手続きを適切に進めるサポートしてくれるでしょう。交渉のプロとしてトラブル解決に向けて交渉を行ってくれます。
弁護士に相談する場合は、相談費用が必要となってきます。相談時間によって費用が加算されますので、相談する場合は相談内容を整理しておく必要がございます。
外壁塗装のトラブルを相談する前にすべきこと
外壁塗装でトラブルが発生した場合、相談する前に事前にすべきことがあります。
- 証拠写真などを撮っておく
- 状況を整理しておく
- 見積書や契約内容を確認する
- 賠償請求された場合の金額を確認しておく
以上のことを相談する前にしておくと、スムーズに相談でき的確なアドバイスをしてもらえるでしょう。
証拠を写真などで撮っておく
外壁塗装のトラブルを相談する前に、証拠写真などを撮っておくと非常に有効的です。
証拠写真は、問題の判断や助言を受けるうえで重要な情報源となります。写真で状態を記録すると、相談を受けた側も状況を把握しやすくなるのです。
証拠写真を提供すると、より具体的で正確なアドバイスを得ることができるでしょう。
証拠写真は撮っておくと相談する時だけでなく、トラブルのあらゆる場面で重要になります。
- 修理や保証を受ける為の証拠となる
- 賠償請求や交渉の際に役立つ
- 時間の経過による変化を記録できる
外壁塗装のトラブルに直面した場合は、できるだけ早く証拠写真を撮って相談するのをおすすめいたします。
状況を整理しておく
外壁塗装のトラブルを相談する前に、状況の整理をしておく必要があります。
例えば、3日前は傷が無かったが1日前には傷が確認できたなど、詳細な状況を記録しておくと安心です。状況を整理するとトラブルの詳細が明確になり、専門家から適切なアドバイスや解決策の提案を受けるのが可能になります。
また、外壁塗装のトラブルは、施工不良や近隣住民との関係などさまざまな要因で引き起こされる可能性があります。状況を整理しておくと、トラブルの原因を見つける為の手掛かりを見つけることができるのです。
トラブルの相談をする前に状況を整理すると、相談相手とのコミュニケーションを円滑にできます。状況の整理は、より効果的な解決策を見つける為に重要になるのです。
見積書や契約書を確認する
外壁塗装のトラブルの相談する前に、見積書や工事請負契約書を必ず確認してください。
見積書や契約書には、施工業者との間で合意した作業範囲や料金が明確に記載されています。見積書を確認すると、塗装工事に関する内容の詳細が分かります。その為、施工業者が約束した内容が実際に行われたか把握できるのです。
記載したとおりの工事が行われていない場合は、施工業者に責任を果たしてもらう為の手続きを進めることができます。トラブルの際は、見積書や契約書を確認することが正しく解決する手段ともなるのです。
もしトラブルが発生した場合は、これらの書類はあなたの権利を守る為の重要な証拠となります。大切に保管していただくよう、お願いいたします。
賠償請求された場合の金額を確認しておく
外壁塗装のトラブルを相談する前に、賠償請求された場合の金額を確認しておく必要があります。
請求された金額を確認しておくと、法的な対応を適切に行う備えができるのです。トラブルの解決には、相手方が要求する金額の妥当性を判断する必要があります。
請求された金額を知っていれば、専門家との相談がより具体的に進められます。請求金額が正当な金額でない場合は、自身を守る為に反論する備えができるのです。
正当にトラブルが解決する為にも、請求された金額を確認し適切な対応をするのが重要です。
まとめ
外壁塗装でトラブルが発生した場合、何処に相談するのかお分りいただけたでしょうか。
トラブルが発生したら、トラブルのケース別で相談する窓口が異なってきます。トラブルのケースを元に相談窓口を考慮する必要がございます。
トラブルが発生した場合の相談窓口は、以下の5つになります。
- 施工業者
- 住宅リフォーム・紛争処理支援センター
- 国民生活センター
- 保険会社(瑕疵保険加入者のみ)
- 弁護士
トラブルを相談する場合は、事前に情報収集や契約内容などを確認してから相談するのをおすすめいたします。