クレバリーホームのメンテナンス費用はいくら?実際の相場をご紹介

クレバリーホームのメンテナンス費用はいくら?実際の相場をご紹介

クレバリーホームのメンテナンス費用は次の通りです。

クレバリーホームのメンテナンス費用
  • 屋根塗装=平均値:51~63万円
  • 付帯塗装=平均値:5~10万円
  • 屋根補修=平均値:154~185万円
  • コーキング工事(部分的)=平均値:平均値:6~10万円
  • ウレタン防水工事=平均値:12~14万円/一式
  • FRP防水工事=平均値:12~15万円/一式
  • 塩ビシート防水工事=平均値:14,500~16,500円/㎡
  • 水回り設備(キッチン)=平均値:75~145万円
  • 水回り設備(浴室)=平均値:45~100万円
  • 水回り設備(洗面)=平均値:19~48万円
  • 水回り設備(トイレ)=平均値:18~48万円
  • 水回り設備(給湯器の修理・交換)=平均値:19~33万円
  • 内装=平均値:11~40万円
  • シロアリ防除=平均値:15~28万円

これらのメンテナンス費用の詳細を本文でお伝えいたします。

外壁塗装をハウスメーカーで建てたお家の方へ

監修者情報
監修者 榎本悟

榎本悟

一級塗装技能士・外装劣化診断士
1998年に「南大阪ペイントセンター」を創業し、住宅塗装の専門家として20年以上の経験を持つ。外壁診断や雨漏り診断の豊富な知識を活かし、耐久性と美観を両立させた高品質な施工を提供。さらに、窯業サイディング塗替診断士や雨漏り診断アドバイザーの資格も取得し、住宅の外装全般に関する幅広いアドバイスを行っている。


監修者 橋本卓哉

橋本卓哉

石綿作業主任者・建築物石綿含有建材調査者

学生時代に塗装業に携わり、大学卒業まで職人として経験を積む。卒業後は外装リフォームの営業・現場管理に従事し、これまでに1,000棟以上の施工を担当。豊富な知識と現場経験を活かして外装診断・施工に取り組んでいる。

目次

1.クレバリーホームのメンテナンス費用の目安
1-1.屋根塗装の費用(平均値:51~63万円)
シリコン塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(平均値:48~58万円)
ラジカル塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(平均値:50~62万円)
無機塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(平均値:54~68万円)
1-2.付帯塗装の費用(平均値:5~10万円)
1-3.屋根補修(カバー・葺き替え)の費用(平均値:154~185万円)
屋根補修のメンテナンス費用相場
陶器瓦の屋根補修(平均値:3,300円~/m)
1-4.コーキングの部分的なメンテナンス費用(平均値:6~10万円)
打ち替え(平均値:837~1,117円/m)
増し打ち(平均値:503~893円/m)
1-5.設備・防水などの交換・修理費用
ウレタン防水のメンテナンス費用相場(平均値:12~14万円/一式)
FRP防水のメンテナンス費用相場(平均値:12~15万円/一式)
塩ビシート防水のメンテナンス費用相場(平均値:14,500~16,500円/㎡)
水回り設備のメンテナンス費用
内装メンテナンス費用(平均値:平均値:11~40万円)
防蟻・シロアリメンテナンス費用(平均値:15~28万円)

2.メンテナンス費用を左右する主な要因
2-1.建材や仕様による耐久性の違い
2-2.依頼先による費用の差
3.メンテナンス費用を抑えるための3つのポイント
3-1.劣化を早期発見してメンテナンス費用を抑える
3-2.見積もり比較で適正価格を把握する
3-3.「まとめてメンテナンス」で費用節約する
4.まとめ

クレバリーホームのメンテナンス費用の目安

クレバリーホームの住宅にかかる主なメンテナンス費用をまとめてご紹介いたします。

※費用の目安は、南大阪ペイントセンターの施工実例や住宅リフォーム推進協議会・業界相場データを参考に作成しています。実際の施工では建物の形状や劣化状況によって金額が変わることがありますので、あくまで目安としてご覧ください。ご紹介するメンテナンス費用は、全て税抜となります。

屋根塗装の費用(平均値:51~63万円)

クレバリーホームが採用しているタイル外壁は、基本的に塗装が不要の建材になります。そのため、屋根塗装の費用相場をご紹介いたします。

実際にかかるメンテナンス費用を、坪数別・業者別・屋根塗装にわけて分かりやすく表にまとめました。
※この表はあくまで目安です。建物形状、劣化具合、施工仕様、立地条件などで変動します。塗装費用に補修のメンテナンス費用も含まれています。

シリコン塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(平均値:48~58万円)

塗料 塗装専門店
リフォーム専門店
クレバリーホーム
シリコン 30坪 35~40万円 40~45万円 40~50万円
40坪 40~45万円 45~55万円 45~55万円
50坪 50~60万円 55~65万円 50~65万円
60坪 55~65万円 60~70万円 60~75万円

ラジカル塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(平均値:50~62万円)

塗料 塗装専門店
リフォーム専門店
クレバリーホーム
ラジカル 30坪 35~45万円 40~50万円 40~55万円
40坪 45~50万円 45~60万円 50~60万円
50坪 55~65万円 55~65万円 55~70万円
60坪 60~70万円 60~75万円 65~80万円

無機塗料で塗装した場合のメンテナンス費用相場(平均値:54~68万円)

塗料 塗装専門店
リフォーム専門店
クレバリーホーム
無機塗料 30坪 40~50万円 45~55万円 40~60万円
40坪 50~55万円 50~65万円 50~70万円
50坪 60~70万円 60~70万円 60~80万円
60坪 65~75万円 65~80万円 65~90万円

付帯塗装の費用(平均値:5~10万円)

タイルの外壁塗装は不要でも、付帯部の塗装は必要になります。

付帯部は塗装箇所によってmや㎡などで計算され、付帯部の形状や劣化症状によって単価は変動します。また、付帯部を単体で塗装する場合は、同時施工よりも費用が高額になるとお考えいただきたいと思います。

屋根塗装などと同時に施工した場合の費用相場がこちらになります。

※同時施工の有無・形状・劣化の症状などによって単価は変動します。

付帯部 単位 塗装専門店 リフォーム専門店 クレバリーホーム
雨樋 700円~ 850円~ 950円~
軒天 2,000円~ 2,400円~ 2,800円~
破風板 2,000円~ 2,400円~ 2,800円~
鼻隠し 2,000円~ 2,400円~ 2,800円~
雨戸
(表面のみ)
2,500円~ 3,000円~ 3,500円~
戸袋 2,500円~ 3,000円~ 3,500円~
シャッター
ボックス
箇所 2,000円~ 2,400円~ 2,800円~
水切り 500円~ 600円~ 700円~
3,000円~ 3,600円~ 4,200円~
幕板 1,000円~ 1,200円~ 1,400円~
笠木 2,000円~ 2,400円~ 2,800円~
手すり 2,000円~ 2,400円~ 2,800円~
スリムダクト 700円~ 850円~ 950円~
  • 雨戸(平均値:833円~)
  • 軒天(平均値:2,400円~)
  • 破風板(平均値:2,400円~)
  • 鼻隠し(平均値:2,400円~)
  • 雨戸(表面のみ)(平均値:3,000円~)
  • 戸袋(平均値:3,000円~)
  • シャッターボックス(平均値:2,400円~)
  • 水切り(平均値:600円~)
  • 庇(平均値:3,600円~)
  • 幕板(平均値:1,200円~)
  • 笠木(平均値:2,400円~)
  • 手すり(平均値:2,400円~)
  • スリムダクト(平均値:833円~)

屋根補修(カバー・葺き替え)の費用(平均値:154~185万円)

クレバリーホームの屋根材は、主にスレート瓦と陶器瓦が採用されています。

スレート瓦の屋根補修には、主に 「カバー工法」 と 「葺き替え」 の2種類があります。陶器瓦の屋根補修では、漆喰詰め直し工事を行う必要があります。

それぞれのメンテナンス費用がこちらになります。

屋根補修のメンテナンス費用相場

工事種類 塗装専門店 リフォーム専門店
クレバリーホーム
カバー工法 30坪 85~100万円 100~110万円 100~120万円
40坪 110~130万円 125~150万円 130~160万円
50坪 140~160万円 160~190万円 165~200万円
60坪 165~200万円 190~230万円 200~240万円
葺き替え 30坪 100~120万円 115~140万円 120~150万円
40坪 135~160万円 155~190万円 160~200万円
50坪 165~200万円 190~230万円 200~240万円
60坪 200~250万円 230~280万円 240~290万円
カバー工法(平均値:139~166万円)

既存の屋根材の上から新しい屋根材を重ねて施工する方法

葺き替え(平均値:168~204万円)

既存の屋根材を全て撤去して新しい屋根材を新設する方法

関連記事:カバー工法とは?向き不向きの特徴や施工事例・費用まで徹底解説

屋根葺き替えは瓦を交換する工事!葺き替えが必要なケース別に解説​​​

陶器瓦の屋根補修(平均値:3,300円~/m)

漆喰詰め直し工事とは、主に屋根の棟部分に使われている漆喰を補修・詰め直す工事になります。

工事種類 塗装専門店
(1mあたり)
リフォーム専門店
(1mあたり)
クレバリーホーム
(1mあたり)
漆喰詰め直し 2,700円~ 3,200円~ 4,000円~

関連記事:漆喰工事とは?屋根の漆喰詰め直しが必要な理由と費用相場を解説

コーキングの部分的なメンテナンス費用(平均値:6~10万円)

クレバリーホームのタイル外壁は、目地にコーキングを使っていません。そのため、サッシ廻りや軒天の取り合い部分など、部分的なコーキング工事が必要になります。

コーキングのメンテナンスには、「打ち替え」と「増し打ち」の2種類があります。1mあたりのメンテナンス費用の目安を比較した表がこちらになります。

工法 塗装専門店 リフォーム専門店
クレバリーホーム
打ち替え 750~1,000円 860~1,150円 900~1,200円
増し打ち 450~800円 520~920円 540~960円

打ち替え(平均値:837~1,117円/m)

既存のコーキング材を撤去し、新しいコーキング材を充填する工法

増し打ち(平均値:503~893円/m)

既存のコーキング材の上から新しいコーキング材を充填する工法

関連記事:コーキングとは?特徴や種類とメンテナンスが必要な劣化症状を解説

設備・防水などの交換・修理費用

クレバリーホームの住宅では屋根などの外装だけでなく、内装や設備・シロアリ防除工事などのメンテナンスも必要になります。交換や修理のタイミングは築年数や劣化の進行度によって異なる為、将来的にかかるメンテナンス費用の目安を知っておくとメンテナンス計画が立てやすくなります。

クレバリーホームはフランチャイズ制を採用していて、地域ごとに異なる会社(加盟店)が運営しています。そのため、防水工事の仕様は全国一律で定められておらず、施工した加盟店によって異なります。

そのため、代表的な防水工事のウレタン防水FRP防水塩ビシート防水の3種類のメンテナンス費用の目安を比較します。

ウレタン防水のメンテナンス費用相場(平均値:12~14万円/一式)

ウレタン防水には、密着工法・クロス工法・通気緩衝工法の3つのメンテナンス方法があります。

ウレタン防水は複雑な形状の箇所に施工する工事になる為、10㎡未満の「一式」費用になるとお考えいただきたいと思います。

※下地調整・ドレン・脱気筒・金物等の項目は含んでおりません。

メンテナンス内容 塗装専門店
(10㎡未満/一式)
リフォーム専門店
(10㎡未満/一式)
クレバリーホーム
(10㎡未満/一式)
密着工法 10~11万円 10~12万円 12~15万円
クロス工法 11~12万円 11~13万円 13~16万円
通気緩衝工法 12~13万円 12~14万円 14~18万円
密着工法(平均値:11~13万円/一式)

下地に直接ウレタン防水材を塗布して防水層を密着させる工法

クロス工法(平均値:12~14万円/一式)

密着工法に補強用のクロスシートを挟み込んで、強度と耐久性を高める工法

通気緩衝工法(平均値:13~15万円/一式)

下地とウレタン防水層の間に通気緩衝シートを敷いて施工する工法

FRP防水のメンテナンス費用相場(平均値:12~15万円/一式)

FRP防水には、トップコート塗り替え・1ply工法・2ply工法の3つのメンテナンス方法があります。

FRP防水は、ベランダやバルコニーなど施工面積が狭い箇所にする防水工事になります。そのため、10㎡未満のベランダ防水の「一式」費用になるとお考えいただきたいと思います。

※下地調整・ドレン・脱気筒・金物等の項目は含んでおりません。

メンテナンス内容 塗装専門店
(10㎡未満/一式)
リフォーム専門店
(10㎡未満/一式)
クレバリーホーム
(10㎡未満/一式)
トップコート塗替え 5~7万円 6~8万円 8~10万円
1ply工法 10~12万円 12~14万円 14~18万円
2ply工法 15~18万円 18~21万円 21~27万円
トップコート塗り替え(平均値:6~8万円/一式)

色あせなどの軽微な劣化だけで防水層自体に問題がない場合の施工方法

1ply工法(平均値:12~15万円/一式)

ガラスマットを1層だけ張る工法・費用が安価で一般住宅向け

2ply工法(平均値:18~22万円/一式)

ガラスマットを2層重ねて張る工法・層が厚くなり強度や耐久性がアップする

塩ビシート防水のメンテナンス費用相場(平均値:14,500~16,500円/㎡)

塩ビシート防水には、密着工法と絶縁工法という2つのメンテナンス方法があります。

塩ビシート防水は、屋上など施工面積が広い箇所にする防水工事になります。そのため、1㎡あたりのメンテナンス費用目安がこちらになります。

メンテナンス内容 塗装専門店
(1㎡あたり)
リフォーム専門店
(1㎡あたり)
クレバリーホーム
(1㎡あたり)
密着工法 12,000~14,000円 14,000~16,000円 16,000~18,000円
絶縁工法 13,000~15,000円 15,000~17,000円 17,000~19,000円
密着工法(平均値:14,000~16,000円/㎡)

塩ビシートを接着剤を使用して貼り付ける工法

絶縁工法(平均値:15,000~17,000円/㎡)

下地と塩ビシートの間に絶縁シートを挟み施工する工法

水回り設備のメンテナンス費用

キッチンや浴室・トイレなどの水回りや、給湯器のメンテナンス費用の相場一覧表をご紹介いたします。

塗装専門店では水回り設備のメンテナンスを行っていない為、クレバリーホームとリフォーム専門店に依頼した場合の相場一覧表になります。

工事内容 リフォーム
専門店
クレバリー
ホーム
備考
キッチン
(全体交換・シンクやコンロの交換・
収納棚の増設など)
70~140万円 80~150万円 サイズ・仕様
で変動
浴室
(ユニットバス交換・乾燥機設置・
バリアフリー化など)
40~100万円 50~100万円 サイズ・仕様
で変動
洗面
(交換・内装変更など)
18~45万円 20~50万円 サイズ・仕様
で変動
トイレ
(交換・ウォシュレットの設置・
内装変更など)
15~45万円 20~50万円 便器タイプ
で変動
給湯器の修理・交換 18~30万円 20~35万円 容量・機種
で変動
  • キッチン(平均値:75~145万円)
  • 浴室(平均値:45~100万円)
  • 洗面(平均値:19~48万円)
  • トイレ(平均値:18~48万円)
  • 給湯器の修理・交換(平均値:19~33万円)

内装メンテナンス費用(平均値:11~40万円)

壁紙やフローリングの張り替えといった、内装のメンテナンス費用の相場一覧表をご紹介いたします。

塗装専門店では内装のメンテナンスを行っていない為、クレバリーホームとリフォーム専門店に依頼した場合の相場一覧表になります。

工事内容 リフォーム専門店 クレバリーホーム 備考
壁紙(クロス)張替え 6帖 3万円~ 5万円~ 部屋の広さ・
種類で変動
12帖 6万円~ 10万円~
18帖 9万円~ 15万円~
フローリング張替え 6帖 8~20万円 8~20万円 部屋の広さ・
種類で変動
12帖 16~40万円 16~40万円
18帖 24~60万円 24~60万円
  • 壁紙(クロス)張替え(平均値:8万円~)
  • フローリング張替え(平均値:16~40万円)

防蟻・シロアリメンテナンス費用(平均値:15~28万円)

シロアリのメンテナンス費用をご紹介いたします。

クレバリーホームは殺虫剤より持続性の長い防蟻シートを採用している為、防蟻保証は20年になります。20年目以降は有償メンテナンスを行う必要があります。ただし、20年目以降のメンテナンスでは新しいシートを再施工することはできない為、薬剤散布などの防蟻処理を行います。

塗装専門店ではシロアリのメンテナンスを行っていない為、クレバリーホームとリフォーム専門店に依頼した場合の相場一覧表になります。

工事内容 リフォーム専門店 クレバリーホーム 備考
シロアリ防除 15~25万円 15~30万円 防蟻シート施工でも
次回は薬剤散布などの
防蟻処理

メンテナンス費用を左右する主な要因

同じクレバリーホームのお住まいでも、メンテナンス費用には差が出ることがあります。

それは、塗料のグレード・立地環境・メンテナンス依頼先によって、必要な工事内容や価格・劣化スピードが変わるためです。

こちら章では、費用の差が生まれる理由をわかりやすく解説いたします。

建材や仕様による耐久性の違い

クレバリーホームで採用されている建材や仕様による耐久性の違いが、メンテナンス費用に差が出る要因になります。

クレバリーホームで採用されている屋根材は、スレート瓦・陶器瓦の種類があります。スレート瓦の場合は、約10年を目安に塗装によるメンテナンスが必要になります。一方で、陶器瓦は塗装によるメンテナンスは不要で、漆喰詰め直し工事が10~20年を目安に必要になります。

また、塗料グレードによっても費用や耐久性が異なります。シリコン塗料はコストパフォーマンスが良く、10年程の耐用年数になります。ラジカル塗料はチョーキング(塗料の粉化)を抑え、12〜15年程の耐用年数があります。無機塗料は耐用年数が15〜25年で長持ちしますが、費用は高めです。

塗料グレード

塗装費用は住宅の規模や塗料グレードの他に、建物の形状や劣化状態などによって変動します。凹凸が多い複雑な形状・ひび割れやコーキング補修が必要な場合は、費用も高額になります。

クレバリーホームで同じ建材などを使用している場合でも、立地環境によって劣化の進み方が大きく変わります。日当たりの良い・悪い地域などで劣化スピードが異なる為、お住まいの地域によっては高耐久な建材や耐久性の高い塗料などのご使用をお考えいただきたいと思います。

建材や塗料を選ぶ場合は、以下の考えるポイントをご参考にしていただきたいと思います。

耐久性の違いを考えるポイント
  • パターン1:初期費用は高いが高耐久の建材・塗料を選び、将来的にメンテナンス費用を節約する
  • パターン2:初期費用を抑えた建材・塗料を選び、必要な時期にその都度メンテナンスをする
  • パターン3:外壁要因の影響がある箇所は高耐久を選び、影響がない箇所は費用を抑えたものを選ぶ

関連記事:塩害地域は早めの塗装が大切!高耐久・高性能な塗料で塩害対策

依頼先による費用の差

メンテナンスをどこに依頼するかによって、メンテナンス費用が大きく変わってきます。

全く同じ工事を依頼する場合でも、クレバリーホーム・リフォーム専門店・塗装専門店では価格が異なってしまいます。

依頼先 特徴 費用傾向
クレバリーホーム 安心の自社保証・施工履歴が明確。
ただし、実際は下請け業者が施工する為、
中間マージンが発生するので高額。

(+20%程度)
リフォーム専門店 設備や内装も含めた幅広い対応が可能。
まとめてメンテナンスしたい方には向いている。
ただし、中間マージンが発生するのでやや高め。
塗装専門店 外壁・屋根塗装のプロ。
自社職人による直接施工で費用を抑えられる。

(-10~20%)

依頼先による価格差は、主に中間マージンの有無と保証内容の違いにあります。同じ塗料や設備・施工内容の場合でも、依頼先が違うだけで数十万円の差が出てしまうこともあります。

長期保証や定期点検の安心感を重視するならクレバリーホーム、住宅全体をトータルメンテナンスするならリフォーム専門店、費用を抑えて施工品質を重視するなら塗装専門店を選ぶがおすすめです。

関連記事:外壁塗装はどこに頼む?各業者の特徴やメリットデメリットを比較

メンテナンス費用を抑えるための3つのポイント

前項でご紹介したように、クレバリーホームは、使用する塗料グレードや立地環境・依頼先でメンテナンス費用に差が出てしまいます。

しかし、クレバリーホームの住宅のメンテナンスをお考えの方は、「できるだけ費用を抑えたい」とお考えだと思います。

こちらの章では、高品質とメンテナンス費用の節約を両立するためのポイントを3つ解説いたします。

劣化を早期発見してメンテナンス費用を抑える

屋根を含め住宅の劣化は、早期に発見してメンテナンスするのが大切です。

例えば、屋根の場合、色あせなど初期の劣化だと通常の屋根塗装でメンテナンスが可能かもしれません。しかし、初期の劣化を放置すると雨漏りや構造の腐食に繋がり、数十万単位の大掛かりな工事が必要になるケースもあります。

クレバリーホームの保証は、20年保証という内容になっています。しかし、保証を延長するには、20年目以降にクレバリーホームが指定する有償メンテナンスを行う必要があります。経年劣化や消耗部品の交換などは有償でのメンテナンスが必要であるとお考えいただきたいと思います。

経年劣化などは有償でのメンテナンスが必要になる為、劣化の進行で費用が高額になる前にセルフチェックしておくと安心です。

セルフチェックの例
  • 外壁のチョーキング(白い粉が手につく)
  • コーキング(目地の繋ぎ目)のひび割れ
  • 屋根の色あせやコケの発生
  • ベランダ床面の膨れ・ひび割れ

劣化を放置するとメンテナンス費用が高額になる為、初期劣化の段階でのメンテナンスが費用を抑えるポイントになります。

見積もり比較で適正価格を把握する

相見積もりで比較

同じ内容のメンテナンスでも、依頼する業者によって費用が大きく異なります。

1社だけの見積もりだと費用の目安を判断できない為、3社ほどから相見積もりを取り比較するのがおすすめです。不要な工事を提案されていないか見極められる為、メンテナンス費用が高額になるのを防ぐことができるかもしれません。

相見積もり全てが同じ見積りにならないかもしれませんが、メンテナンス費用や施工内容の目安を知ることができます。

建材や塗料のグレード別に数プラン提示してもらうと、希望する費用や施工内容に合ったメンテナンスができるかもしれません。

関連記事:外壁塗装の見積書が適正か見極める6つのポイントと見積書の実例公開

南大阪ペイントセンターでは、お客様が分かりやすい明朗なお見積りをご提案しております。大阪エリアの方はお問い合わせいただきましたら最短翌日にはご訪問にお伺いし、無料点検・無料見積もりをさせていただきます。

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「まとめてメンテナンス」で費用節約する

「まとめてメンテナンス」で費用節約

住宅のメンテナンスをまとめて施工すると、費用を節約することができます。

住宅全体をまとめてメンテナンスするのは、一度に費用がかかるので現実的ではないかもしれません。そのため、同じタイミングでメンテナンスが行える箇所は、まとめて施工して費用を抑えるのがおすすめです。

例えば、屋根とコーキング工事をまとめてメンテナンスすると、足場代を一度で済ませられるのでトータルコストを削減できます。一般的な30坪2階建て住宅の足場代は約20万円になるので、まとめてメンテナンスすると結果的に約20万円が節約できます。

「バラ売り」より「セット売り」の方が単価が安いのと同じで、住宅のメンテナンスでも「まとめてメンテナンス」だと費用を節約できます。

まとめてメンテナンスすると初期費用は高くなりますが、長い目で見ると費用を抑えられると考慮いただきたいと思います。

関連記事:外壁塗装の足場って必要?費用やよくある質問まとめました

防水工事と外壁塗装は同時がベスト(防水工事の種類も解説)

外壁塗装・屋根塗装を同時にすべき?弊社の73%が同時施工した理由

まとめ

クレバリーホームの住宅は高耐久な建材を採用していますが、経年劣化は避けられないため20年を目安にメンテナンスが必要です。そのため、メンテナンス費用の目安を理解し、その上で見積もりを精査することが大切です。

南大阪ペイントセンターでは、クレバリーホームの屋根塗装や屋根補修・コーキング工事・防水工事をお受けしております。塗料グレード別で3~5の塗装プランをご提案しておりますので、お客様に合ったメンテナンス費用での施工をおまかせいただけます。

大阪エリアの方はお問い合わせいただきましたら最短翌日にはご訪問にお伺いし、無料点検・無料見積もりをさせていただきます。クレバリーホームの外装のメンテナンスをご検討中の方は、ぜひ一度南大阪ペイントセンターまでお問い合わせください。

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