今回は左官補修工事についてお話しをしたいと思います。
左官工事とは外壁や床等に壁土・モルタル・漆喰等を͡コテやローラーで塗る工事の事です。
写真は外壁はモルタルです。経年の劣化で壁が浮いてきている状態です。メンテナンス等せず長年放置しているとこのような状態が起こります。
お餅のように膨らんでしまっています!ここまでの状態になってしまうと一度壁を剥がして左官補修を行わなければいけません!
外壁は劣化してくると色褪せやヒビや浮き等の様々な現象が起こってしまいます!ヒビ割れ等の場合は軽度ならコーキング補修で済みますが深い亀裂の場合はVカット補修を行います。Vカットとは専用の機材でV字型に溝を掘ります。こうする事によって充填しやすくなり奥までキッチリとコーキングを施す事が出来る工法です。
ただデメリットもあり補修した後に塗装をしてもどうしてもVカット補修の後は目立ってしまいます。
どんな外壁もメンテナンスは必要ですが、モルタル外壁は意匠性(デザイン性)に優れ、サイディングのように目地がなく(ヒビ割れ防止に目地のラインを入れることはあります。)という良い面とヒビ割れが起こりやすい・セメントが原料の為モルタル自身に防水性が無い等のデメリットもあります。
浮いたモルタル外壁や劣化した漆喰などは左官工事を行う事で雨漏りの予防をする事ができます。
しかし家の事を考えるならやはり早めのメンテナンスを行う方が良いですね