大阪府でヘーベルハウス(中古住宅)の屋上防水・屋根のメンテナンス

塩ビシート防水・屋根カバー工法(ペントハウス)
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Before
施工前
After
施工後
施工地 ----- 築年数 29年
価格 190万円 工事期間 9日間
塗料名 リベットルーフSGM 塗料種別 塩ビシート
面積 99.2m2 カラー
塗料名 アイジー工業スーパーガルテクト 塗料種別 ガルバリウム鋼板
面積 8m2 カラー
築年数 29年 工事期間 9日間
塗料名 リベットルーフSGM 塗料種別 塩ビシート
面積 99.2m2 カラー
塗料名 アイジー工業スーパーガルテクト 塗料種別 ガルバリウム鋼板
面積 8m2 カラー

✓ご依頼までの背景

大阪府にお住まいのお客様より旭化成ヘーベルハウスの屋上およびベランダの防水工事についてご相談をいただきました。

築29年の住宅で、屋上と2か所のベランダには塩ビシートが施されており、屋上には塔屋(ペントハウス)も設けられた構造です。
中古でご購入された際、前の所有者様から「そろそろメンテナンスの時」とのお話を受けていたそうで、今回その目安をひとつのきっかけにご相談をいただきました。

「ハウスメーカーの見積もりが高額だったため、他にも信頼できる業者を探したかった」とのことで、弊社の対応実績や専門性をご評価いただき、お声がけいただきました。

現地調査では屋上およびベランダの防水状態を詳しく確認し、あわせてペントハウス屋根の劣化状況もチェック。
防水シートの張り替えと、ペントハウス屋根のカバー工法による補修をご提案したところ、最終的にまとめての工事をご依頼いただきました。

このたびは、大切なお住まいのメンテナンスを南大阪ペイントセンターにお任せいただき、誠にありがとうございました。

現地調査時のブログ大阪府で中古住宅(ヘーベルハウス)の防水工事のお見積もり
営業担当:橋本

✓ご依頼までの背景営業担当:橋本

大阪府にお住まいのお客様より旭化成ヘーベルハウスの屋上およびベランダの防水工事についてご相談をいただきました。

築29年の住宅で、屋上と2か所のベランダには塩ビシートが施されており、屋上には塔屋(ペントハウス)も設けられた構造です。
中古でご購入された際、前の所有者様から「そろそろメンテナンスの時」とのお話を受けていたそうで、今回その目安をひとつのきっかけにご相談をいただきました。

「ハウスメーカーの見積もりが高額だったため、他にも信頼できる業者を探したかった」とのことで、弊社の対応実績や専門性をご評価いただき、お声がけいただきました。

現地調査では屋上およびベランダの防水状態を詳しく確認し、あわせてペントハウス屋根の劣化状況もチェック。
防水シートの張り替えと、ペントハウス屋根のカバー工法による補修をご提案したところ、最終的にまとめての工事をご依頼いただきました。

このたびは、大切なお住まいのメンテナンスを南大阪ペイントセンターにお任せいただき、誠にありがとうございました。

現地調査時のブログ大阪府で中古住宅(ヘーベルハウス)の防水工事のお見積もり

上記施工価格は屋上・ベランダ(2箇所)の防水工事とペントハウスの屋根カバー工法の総額を掲載しています。(税抜き金額)
※お住まいの市区町村はお客様のご意向で非公開とさせていただきます。

大阪府の皆さま、こんにちは!

外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

大阪府の旭化成ヘーベルハウスへ実施した塩ビシート防水工事と屋根カバー工法の施工事例を掲載しています。

▼ヘーベルハウスの塩ビシート張り替えについて詳しく掲載▼
実際の事例あり!ヘーベルハウスの防水シート張り替え費用を公開

▼ヘーベルハウスの外壁塗装についてはこちらの記事で網羅的に解説をしています▼
ヘーベルハウスの外壁塗装はなぜ高い?費用や業者の選び方を解説

外壁塗装をハウスメーカーで建てたお家の方へ

旭化成ヘーベルハウスの屋上防水とペントハウスのカバー工法前後の比較

まずは防水工事前後のビフォーアフターから紹介いたします。

塩ビシート防水施工前の屋上全景 塩ビシート防水施工後の屋上全景
塩ビシート防水施工前のヘーベルハウスの屋上全景 塩ビシート防水施工後のヘーベルハウスの屋上全景
屋上防水と屋根カバー工法施工前の屋上全景 屋上防水と屋根カバー工法施工後の屋上全景
屋上防水工事前のヘーベルハウスの屋上 屋上防水工事後のヘーベルハウスの屋上
屋根カバー工法前のペントハウスの屋根 屋根カバー工法後のペントハウスの屋根

中古で購入された旭化成ヘーベルハウスのメンテナンス調査

高槻市の旭化成ヘーベルハウス

築年数 29年
住宅メーカー 旭化成ヘーベルハウス
きっかけ 中古住宅購入・前オーナー様から防水のメンテナンス時期と聞いていた
外壁 ALC
屋根 陸屋根(塩ビシート防水)

ヘーベルハウスにお住まいのお客様より、屋上の防水工事についてお電話でお問い合わせをいただきました。
中古でご購入された際、前のオーナー様から「そろそろメンテナンス時期」とお聞きになり、今回のご相談に至ったとのことです。

外壁にはヘーベルハウス特有のALCパネルが使用されており、屋上と2か所のベランダには塩ビシート防水が施工されている仕様でした。
また、屋上には塔屋(ペントハウス)もあり、経年による劣化も見受けられました。

ドローンでヘーベルハウスの陸屋根の調査
まずはドローンで建物全体を調査します。
屋上には塩ビシート防水が施工されており、中央には塔屋(ペントハウス)も見られます。

ヘーベルハウスでは一般的な屋根材(瓦や金属屋根)ではなく、陸屋根に塩ビシート防水を施す仕様が多く採用されています。

この防水工法は高い耐久性と信頼性を誇る一方、専門知識が必要なため限られた業者しか施工が難しいです。
南大阪ペイントセンターではヘーベルハウスの防水工事実績が豊富にあり、ハウスメーカーへの特殊構造への対応も万全です。

屋上に施工された塩ビシート防水
今回のご依頼は防水工事とのことで、屋上に上がらせていただき現状を詳細に調査いたしました。

塩ビシート防水は、優れた耐候性・防水性を持つ工法で、ヘーベルハウスをはじめとする大手ハウスメーカーで広く採用されています。
ただしシート防水という構造上、突発的な破れや端部のめくれによって、防水性を一気に失うリスクもあります。

ベランダの調査
広めのベランダにも屋上と同様、塩ビシート防水が施工されていました。

ベランダは雨風や日射の影響を受けやすく、劣化しやすい部位のひとつです。
防水層のわずかな剥がれや膨れが、雨漏りの原因となるケースも少なくありません。

コンパクトなベランダの調査
こちらはもう一方のコンパクトなベランダです。

とくに塩ビシートは、施工方法や納まりの精度によって耐久性が大きく左右されます。

南大阪ペイントセンターでは塗装工事以外は専門の職人にお願いしております。
今回のような塩ビシート防水の場合は長年提携している防水工事専門職人さんにお願いしておりますので、安心してお任せください!

ヘーベルハウスのような特殊仕様の塩ビシート防水も正しい工法で施工が可能です。

塔屋(ペントハウス)
屋上に設けられたペントハウス(塔屋)も丁寧に調査いたします。

塔屋は建物の屋上に突出する構造物のため、屋根・外壁のどちらにも雨風が集中しやすく、防水処理が重要となります。
前回外壁については塗装工事済みとの事ですので、屋根の状態をしっかりと拝見いたします。

塔屋のスレート瓦
ペントハウスの屋根にはスレート材が使われていましたが、築29年ということもあり経年劣化が見受けられました。

スレートは軽量で他の屋根材に比べると安価ですが、長年の風雨や紫外線により色褪せ・ひび割れが進行しやすく、防水性が低下していきます。

そこで今回は下地に傷みがあっても施工できる屋根カバー工法による改修をご提案いたしました。
採用するのは、軽量かつ耐久性の高いガルバリウム鋼板屋根(IGスーパーガルテクト)。
屋根の重量増を抑えつつ、高耐候・長寿命な仕様にアップグレードできる点が大きなメリットです。

ヘーベルハウスではこのような構造物も含めてトータルで建物性能が考えられているため、個別部位ごとの適切なメンテナンス計画が欠かせません。
南大阪ペイントセンターではこうした特殊構造の防水工事・屋根診断も日常的に行っており、ハウスメーカー住宅の外装のトータルメンテナンスが可能です。

屋上・ベランダ(2箇所)の塩ビシート防水工事と、塔屋の屋根カバー工法のお見積もり内容を以下にまとめています。
実際の見積書には、各工事項目の単価や小計などの金額も記載しておりますが、当ページでは金額の詳細は非公開とさせていただいております。

※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての内容をご覧いただけます。

摘  要 数量 単位 備 考
【屋上防水工事】      
フェンス脱着又は部分足場工事 1  
ケレン・清掃 75.1  
箱樋洗浄 39.8  
ペントハウス廻り端末鋼板撤去 10.1  
塩ビシート防水 平場 リベットルーフSGM 73.1 絶縁工法
塩ビシート防水 立上り リベットルーフSGM 10.1 絶縁工法
塩ビ鋼板取付け 軒先 39.8  
塩ビ鋼板取付け 入隅 10.1  
塩ビ鋼板取付け 端末 10.1  
フェンス支柱防水納め 21 箇所  
アンテナ支柱防水納め 2 箇所  
       
【ベランダ大防水工事】      
ケレン・清掃 29.4  
塩ビ鋼板撤去 34  
塩ビシート防水 平場 リベットルーフSGM 22.6  
塩ビシート防水 立上り リベットルーフSGM 34  
塩ビ鋼板取付け 入隅 34  
塩ビ鋼板取付け 端末 34  
改修用ドレン取付け タテ型 1 箇所  
改修用ドレン取付け ヨコ型 3 箇所  
       
【ベランダ小防水工事】      
ケレン・清掃 5.1  
塩ビ鋼板撤去 7.9  
塩ビシート防水 平場 リベットルーフSGM 3.5  
塩ビシート防水 立上り リベットルーフSGM 7.9  
塩ビ鋼板取付け 入隅 7.9  
塩ビ鋼板取付け 端末 7.9  
改修用ドレン取付け タテ型 1 箇所  
       
【屋根カバー工法工事】      
屋根下葺き タディスセルフアーマー 8  
屋根本葺き IGスーパーガルテクト 8  
改修用唐草取付け 1.8  
ケラバ包み 8.7  
片棟包み 1.8  
揚重・運搬費 1  

塩ビシート防水は高度な専門知識と技術を要するため、対応できる業者は限られています。
そのため「どこに頼めばいいのか分からない」とお悩みの方も多く、特に塗装業者の中には防水工事を取り扱っていないケースも少なくありません。

実際にハウスメーカー以外にご相談される際は、対応力や専門性に不安を感じられるお客様も多くいらっしゃいます。

南大阪ペイントセンターでは、外壁塗装はもちろん、屋根・防水などの分野でも専門の職人とチームを組み、建物全体のメンテナンスにワンストップで対応可能です。
特にヘーベルハウスのような高耐久構造住宅においても、豊富な施工実績がございますので、安心してお任せください!

▼ヘーベルハウスの塩ビシート防水については以下のページに詳しく解説しています▼
実際の事例あり!ヘーベルハウスの防水シート張り替え費用を公開

旭化成ヘーベルハウスのペントハウスのメンテナンスと塩ビシート防水工事

屋根カバー工法

屋根カバー工法の準備
屋上の塩ビシート防水に入る前に、まずはペントハウス(塔屋)の屋根カバー工法を行います。
ブルーシートで養生した上で、高耐久金属屋根材スーパーガルテクトを準備しました。

板金材はすべて現場で細かく加工して取り付ける必要があり、特にヘーベルハウスのような屋上にペントハウスを設けた構造では複雑な納まりに対する高い施工技術が求められます。
南大阪ペイントセンターではこうした仕様にも柔軟に対応できる経験豊富な職人が担当しますので、ご安心ください!

ペントハウスの屋根にルーフィング敷設
カバー工法の下地となる防水シートには、高性能なタディスセルフアーマーを採用しています。
これは自己粘着型で高い密着力と防水性を持ち、ガルテクトとの相性も非常に良い製品です。

屋根材だけでなく、下葺き材の選定にもこだわることで、長期間にわたり雨漏りを防ぐ安心の屋根リフォームを実現します。

屋根カバー工法後のペントハウス
屋根カバー工法が完了し、塔屋全体が美しく生まれ変わりました。

ヘーベルハウスでは屋上にペントハウス(塔屋)が設置されているケースが多く、屋根形状も平坦ではないため屋根材の加工や納め方に特別な知識が必要です。
南大阪ペイントセンターではハウスメーカー特有の構造を熟知したうえで、耐久性・防水性・美観のすべてを兼ね備えた施工を行っております。

塩ビシート防水

屋上のフェンス撤去
ペントハウス屋根の改修を終えた後は、いよいよ屋上防水工事に着手します。

まずは作業スペースを確保するため、屋上全体に設置されていたフェンスを一時的に取り外しました。
ヘーベルハウスの屋上防水では、既存の塩ビシートの劣化状態を見極めたうえで、必要な補修や張り替えを計画的に進めていきます。

樋カバー一時撤去
屋上に設置されている排水部分(箱樋)のカバーを丁寧に取り外します。

ヘーベルハウスでは屋上構造に箱樋が組み込まれているケースが多く、見た目には分かりにくい場所にも水の通り道が確保されています。

この工程では後の防水シート施工に支障が出ないよう、周囲の部材を丁寧に取り外して復旧を見据えた管理が求められます。

箱樋の高圧洗浄
次に屋上の箱樋内部を高圧洗浄でしっかりと清掃します。
長年にわたる砂汚れやコケ、ゴミなどが詰まっていると、せっかく防水しても排水がうまく流れずトラブルの原因になります。

ヘーベルハウス特有の構造を理解したうえで、目に見えない部分までしっかり洗浄・点検を行い、防水工事の土台を整えます。

ケレン・清掃
防水シートを施工する前に、既存の下地表面を整えるケレン作業を行います。
汚れやホコリなどを除去することで、新たに貼る防水シートの密着性を高め、仕上がりと耐久性を左右する重要な工程です。

ヘーベルハウスの屋上は面積が広く、排水構造も複雑なため、見落としのない丁寧な下地処理が欠かせません。

絶縁シート敷き込み
下地処理後は、塩ビシート防水の絶縁工法に用いる絶縁シートを全面に敷設していきます。

この絶縁シートは、既存下地との密着を避けることで、下地の動きによる影響を受けにくくし、防水層の長寿命化につながります。

ブチルテープ貼り付け
防水層の立ち上がりや端部にあたる箇所には、まずブチルテープを丁寧に貼り付けます。

これは気密性・防水性の向上を目的とした重要な下処理です。
ヘーベルハウスのように立ち上がり部が複雑な構造でも、丁寧な下処理によって防水性能を長く保つことが可能です。

塩ビ鋼板取り付け
ブチルテープの上から塩ビ鋼板を設置します。

これはぜ絶縁工法における固定部材の役割があり、塩ビシートと確実に接合するための重要な部材です。

絶縁工法は別名機械固定工法とも呼ばれ、専用の機械や部材を用いて防水層をしっかりと固定する方式です。
下地との絶縁を確保しながらも、強固な防水性能を実現する点が特徴です。

エポキシ注入
塩ビ鋼板を取り付けた後はビス穴から雨水が侵入しないよう、一つひとつの穴にエポキシ樹脂を注入して防水処理を施します。

この工程を怠ると、後々の漏水トラブルにつながる恐れがあるため、見えない箇所ほど丁寧に仕上げることが長寿命な防水工事の鍵となります。

IHディスク取り付け
防水シートを固定するためのIHディスクと呼ばれる専用金具を下地に取り付けていきます。

このIHディスクが後に熱で溶着される塩ビシートと一体化し、しっかりとした固定力を発揮します。
塩ビシート防水はこうした機械固定部材を正確に配置し、規定のピッチで施工することが非常に重要です。

IHディスク取り付け後の全景
屋上全体にIHディスクが等間隔に美しく配置された状態です。

このように正確な配置と丁寧な下準備を行うことで防水層が均等に固定され、建物の動きにも柔軟に対応できる耐久性の高い防水が実現します。

ヘーベルハウスのように構造が特殊な住宅でも、専門知識と熟練の施工技術によって確実な品質で工事を進めてまいります。

既存の鋼板撤去

屋上立ち上がり部分にあった古い鋼板を取り外します。

経年劣化によってサビや浮きが見られたため、防水層全体の更新に合わせて新しくやり替える必要があります。

新しい塩ビ鋼板の取り付け
撤去した箇所には新しい塩ビ鋼板を設置します。
防水層と一体化させるための部材であり、耐久性と接着性を両立するためには適切な位置調整と固定が求められます。

南大阪ペイントセンターではヘーベルハウス特有の仕様に対応しながら最適な取り付けを行っています。

樋カバー復旧
防水施工の妨げにならないよう一時的に取り外していた排水部のカバーを元に戻します。

塩ビシート敷き込み
屋上全体に防水のメイン層となる塩ビシートを丁寧に敷き込んでいきます。

塩ビシート防水は高耐久で美観にも優れており、建物の寿命を守るために最適な工法の一つです。
下地処理と固定ディスクの施工精度が仕上がりに大きく影響するため、ここまでの工程を着実に行っていることが品質の要です。

立ち上がりシート張り込み
屋上立ち上がり部分にも、屋根面と同じ塩ビシートを継ぎ目なく貼り込みます。

雨風が集中するこの部位は特に漏水リスクが高く、入隅・出隅(角部分)も含めて丁寧にシートを立ち上げて密着させる必要があります。

熱風融着
立ち上がりに貼った塩ビシートは、専用の熱風機を使用して溶着させ、防水層として一体化させます。
この熱風溶着は塩ビシート防水特有の技術で、継ぎ目を溶かし接合することで、水の侵入を完全に防ぎます。

コーナーパッチ取り付け
出隅・入隅など複雑な形状のコーナー部には、専用のコーナーパッチを取り付けて補強します。

角部分は最も雨水が集まりやすく、通常のシートだけでは不安が残るため、こうした専用部材を追加することで防水層の強度と耐久性をさらに高めます。

ジョイント液溶着
塩ビシート同士の重なりあう部分には、専用の溶剤を使用して液溶着処理を行います。

熱溶着と併用することで、継ぎ目部分の防水性をさらに強化する狙いがあります。

目に見えにくい部分ほど、こうした処理を確実に行うことが、防水層の信頼性を高める重要なポイントです。

シートジョイントチェック
液溶着後はジョイント全体の施工ミスがないかを入念に確認します。

とくにヘーベルハウスのような屋上構造では雨風の吹き込みが発生しやすいため、ジョイントの仕上がり精度がそのまま耐久性に直結します。

IHディスク誘導加熱
あらかじめ配置していたIHディスクを専用の誘導加熱機で加熱し、塩ビシートを接着固定します。

均一な熱処理と正確な施工が仕上がりの美しさと耐久性を左右します。

支柱役物パッチ取り付け
屋上フェンスなどの支柱周りには役物パッチと呼ばれる専用の補強シートを貼り、隙間からの浸水を防ぎます。

支柱の根元は構造的に防水処理が難しい部位ですが、適切なパッチ処理を行うことで長期的な雨水の侵入リスクを抑えることができます。

FLシール打設
シート同士の接合部は、専用の溶剤を使って強固に接着します。

コーキング打設
塩ビシートの立ち上がりと外壁との境界部には、コーキング材を打設して隙間をしっかり埋めます。

建物の構造に動きがあっても、コーキングによって雨水の侵入を防ぐ柔軟性が保たれるため、こちらも欠かせない仕上げ工程です。

フェンス復旧
塩ビシートの立ち上がりと外壁との境界部(取り合い)には、コーキング材を打設して隙間をしっかり埋めます。
建物の構造に動きがあっても、コーキングによって雨水の侵入を防ぐ柔軟性が保たれるため、こちらも欠かせない仕上げ工程です。

塩ビシート防水完了後の屋上
塔屋の屋根カバー工法に続き、屋上全体の塩ビシート防水工事がすべて完了しました。

塩ビシート防水完了後のヘーベルハウスの屋上
立ち上がりや支柱まわりや笠木・樋部分に至るまで、細部の納まりを丁寧に施工し、見た目の美しさと耐久性を両立しています。

ヘーベルハウス特有の構造も理解したうえで施工しているため、将来的なメンテナンス性にも優れた仕上がりです。

塩ビシート防水施工前の玄関前塩ビシート防水施工後の玄関前
玄関前のスペースも、塩ビシート防水でしっかりと改修を行いました。
写真からもわかるように、既存の防水層の劣化が進んでいた部分も、新たな防水シートによって安心・快適な状態に。
歩行部分であるため滑りにくさや安全面にも配慮し、丁寧に仕上げています。

塩ビシート防水施工前のベランダ 塩ビシート防水施工後のベランダ
ベランダも同様に、塩ビシート防水による改修を実施。

立ち上がりや排水部分の処理もしっかりと見直し、今後も安心して使えるベランダへと生まれ変わりました。

旭化成ヘーベルハウスのペントハウスのメンテナンスと防水工事完了

塩ビシート防水施工後の屋上全景

今回の工事では屋上とベランダの塩ビシート防水工事、そして塔屋(ペントハウス)の屋根カバー工法をあわせて施工させていただきました。

旭化成ヘーベルハウスのようなハウスメーカー住宅は、一般的な住宅とは異なる独自の構造や納まりが多く、防水工事においても専門的な知識と施工経験が求められます。

南大阪ペイントセンターではハウスメーカー住宅への施工実績が多数あり、特にヘーベルハウスに関しては屋上防水・ベランダ防水・塔屋屋根といった複雑な仕様にも対応可能です。
元ハウスメーカーの施工経験がある職人も在籍しており、建物に最適な工事をご提案しております。

「ハウスメーカーの見積もりが高かった」「施工の内容がよくわからず不安」と感じておられる方も、ぜひ一度私たちにご相談ください。
南大阪ペイントセンターが、専門性と実績をもとに、大切なお住まいの防水メンテナンスをサポートいたします!

その他の旭化成ヘーベルハウスの塩ビシート防水工事の事例

伊丹市でヘーベルハウスの塩ビシート防水工事(屋上・下屋根・ベランダ)

伊丹市でヘーベルハウスの塩ビシート防水工事(屋上・下屋根・ベランダ)

価格 170万円 工事期間 6日間
塗料名 田島ルーフィング ビュートップ 塗料種別 塩ビシート
面積 78m2 築年数 26年

価格 170万円
工事期間 6日間

大阪市生野区で陸屋根へ塩ビシート防水(3回目の工事の為防水層の撤去)

大阪市生野区で陸屋根へ塩ビシート防水(3回目の工事の為防水層の撤去)

価格 217万円 工事期間 24日間
塗料名 田島ルーフィング ビュートップ 塗料種別  
面積 132m2 築年数 35年

価格 217万円
工事期間 24日間

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