一部だけの外壁塗装（部分塗装）をおすすめしない理由4選をご紹介

こんにちは！
南大阪ペイントセンターキタヤマです

あるお客様から「一部だけの外壁塗装ってできるの？」というご質問を頂きました。結論から申し上げますともちろん一部だけの外壁塗装も可能です！しかし我々業者としてはあまりおすすめはしておりません。

こちらのコラムでは一部だけの外壁塗装をあまりおすすめしていない理由や部分塗装の特徴についてお話していきたいと思いますのでぜひご一読ください😊

1.外壁塗装は一部だけでもできます！（部分塗装）
1-1.一部だけの外壁塗装よりも全体塗装の方がおすすめ
 2.一部だけの外壁塗装をあまりお勧めしない理由4選
理由1.一部だけの外壁塗装でも足場代は同じだから
 理由2.仕上がりが一部だけ浮いてしまうから
 理由3.外壁全体の劣化を抑えきれないから
 理由4.結局また違う箇所を外壁塗装しないといけないから
 3.一部塗装と全体塗装の価格差シミュレーション
4.外壁塗装の施工事例をご紹介

外壁塗装は一部だけでもできます！（部分塗装）

冒頭でもお話させて頂きました通り、外壁塗装は一部だけのご依頼も可能です！

しかし一部だけの外壁塗装（部分塗装）よりも全体塗装の方が長い目でみるとおすすめなのです。その理由を今からご説明させて頂きますね😊

外壁塗装は一部だけであっても全体の塗装であっても必ず足場の仮設が必要になってきます。

職人の安全性や仕上がりを保証するためには絶対に必要なのです！

この足場を仮設するための価格は意外と高く平均的な一軒家のお宅で約25万円程度かかります。

一部だけの外壁塗装は塗装をするたびに毎回この足場代はかかってきますが、全面塗装をすれば一回の足場代だけで済むのでトータル的に見ればお得な場合があります。

外壁全面を一度に塗装をすれば色ムラや浮きは起こりません。

しかし一部だけの外壁塗装の場合、経年劣化や時間の経過により色合いが変化するためその部分だけ浮いてしまうことがあります。

どんなに技術の高い職人が塗装をしても新しく塗る箇所と色褪せしている箇所の色合いを100％揃えることはできません。

多くの塗料の耐久性は約10年です。そのため塗装業界では新築時から10年、前回のメンテナンスから10年を目途に外壁塗装を推奨しております。

外壁自体には防水機能や外壁を保護する機能は備わっておりません。そのため定期的な外壁塗装をすることで外壁の防水性を高め雨や紫外線から守る必要があります。

つまり一部だけの外壁塗装をしてもいずれはまた違う箇所の外壁塗装をしなければ外壁の劣化を抑えることはできないので一度に全面塗装をした方が安心なのです😊

※適切な外壁塗装をせず雨漏りしてしまったお宅

先程も少しお話をさせて頂きましたが、一部だけの外壁塗装をしても結局はまた違う箇所を塗装しないといけないケースが多々あります。

表面上のひび割れを外壁塗装で補修しても、結局は同じお宅・同じ築年数・同じ環境であるため違う箇所にもひび割れなどの劣化がすぐに生じることでしょう。

外壁塗装をするまでに業者選び・塗料や見積もりの打ち合わせ・ご近隣の方への挨拶まわりなどやらなければならない項目は意外と多くそれらの労力を考えれば、一度に全面塗装をした方がお得且つ楽なのではないでしょうか。

ここからは一部だけの外壁塗装と全体塗装の価格差はどのくらいあるのかシミュレーションを見て頂きたいと思います😊こちらの条件でシミュレーションしていきます。

一部だけ（20㎡分）の外壁塗装には約29万円かかります。しかし最初は一部だけの外壁塗装でも大丈夫ですがゆくゆくは全体的に塗装をし防水性を向上させてあげないとお住まいの寿命を延ばすことはできません。

1回に20㎡ずつ塗装をしたとすると9回ほど塗装をしなければ全面塗装はできません。もちろん1回外壁塗装をするたびに25万円の共通工事費はかかってきます。

29万円×9回＝261万円　この価格を覚えていてくださいね！