羽曳野市でセラミック塗料の剥がれへの対策として4回塗りの外壁塗装

外壁塗装・ひび割れ補修
羽曳野市
Before
施工前
After
施工後
施工地 羽曳野市 築年数 30年
価格 128万円 工事期間 18日間
塗料名 関西ペイント RSシルバーグロスSI 水性ラジカルシリコン 塗料種別 ラジカルシリコン
面積 171m2 カラー ベース:RS-127 アクセント:RS-356
塗料名 関西ペイント RSルーフ2液SI 2液弱溶剤遮熱シリコン 塗料種別 遮熱シリコン
面積 75m2 カラー コーヒーブラウン
築年数 30年 工事期間 18日間
塗料名 関西ペイント RSシルバーグロスSI 水性ラジカルシリコン 塗料種別 ラジカルシリコン
面積 171m2 カラー ベース:RS-127 アクセント:RS-356
塗料名 関西ペイント RSルーフ2液SI 2液弱溶剤遮熱シリコン 塗料種別 遮熱シリコン
面積 75m2 カラー コーヒーブラウン

✓ご依頼までの背景
「塗装して間もない内から外壁のセラミック塗料がポロポロと剥がれる」とご相談をいただきました。
別の塗装会社にて数年前にセラミック塗料での塗装工事をされましたが、塗料の密着が不十分で亀の甲のようなひび割れとともにポロポロと塗膜が剝がれている現状でした。

2種類の外壁材が使用されておりモルタル外壁にはひび割れ、サイディング外壁にはコーキングのひび割れといった築年数相応の経年劣化が見られました。
そこでひび割れとコーキング補修後に、セラミック塗料の旧塗膜にシーラーを染み込ませて固める計4回塗りの塗装工事をご提案いたしました。

現地調査時のブログ羽曳野市で築30年のセラミック塗料の剥がれがある外壁へお見積もり
屋根塗装の事例羽曳野市の築30年のカラーベストへ遮熱シリコン使用の屋根塗装
ローラーストーンの事例羽曳野市で駐車場の土間コンクリートへローラーストーンの施工

✓ご依頼までの背景

「塗装して間もない内から外壁のセラミック塗料がポロポロと剥がれる」とご相談をいただきました。
別の塗装会社にて数年前にセラミック塗料での塗装工事をされましたが、塗料の密着が不十分で亀の甲のようなひび割れとともにポロポロと塗膜が剝がれている現状でした。

2種類の外壁材が使用されておりモルタル外壁にはひび割れ、サイディング外壁にはコーキングのひび割れといった築年数相応の経年劣化が見られました。
そこでひび割れとコーキング補修後に、セラミック塗料の旧塗膜にシーラーを染み込ませて固める計4回塗りの塗装工事をご提案いたしました。

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※上記施工価格は足場工事・外壁塗装・付帯塗装・屋根塗装・共通工事などの全てを含んだ実際にかかった金額を掲載しています。(税抜き金額)
羽曳野市の皆さま、こんにちは!

外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。

外壁塗装は下塗り、中塗り、上塗りの計3回塗りが基本ですが、下地の状態によっては4回塗りをするケースもあります。

今回ご依頼いただいたように、前回の塗装がセラミック塗料での塗装の場合は3回塗りにプラスしてシーラーと呼ばれる下塗り塗料を染み込ませる計4回塗りが必要なのです。

▼羽曳野市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
羽曳野市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者

無料相談を依頼する

4回塗りの外壁塗装の塗装前後の比較

まずは外壁塗装前後の比較写真から紹介いたします。

羽曳野市の外壁塗装前の戸建て住宅羽曳野市の外壁塗装後の戸建て住宅

外壁塗装前のセラミック塗料仕上げの戸建て住宅外壁塗装後の戸建て住宅

外壁塗装前の戸建て住宅の側面外壁塗装後の戸建て住宅の側面

屋根塗装前のスレート瓦屋根塗装後のスレート瓦

築30年のセラミック塗料仕上げの外壁調査

モルタルとサイディング外壁
外壁にはモルタル窯業系サイディングといった2種類の外壁が使用されています

過去にセラミック仕上げで塗装工事済みで、石材調のセラミック仕上げの外観です。

セラミック塗料が施工されたモルタル外壁
セラミック塗料仕上げは約10年前に流行した塗料で塗料に骨材が含まれているので耐久性も高く、見た目が本物の石のような意匠性の高さも人気の理由でした。

当時使用した塗料の樹脂の種類にもよりますが触れると砂のようにポロポロと剥がれ落ちてしまい、お客様もこの症状に大変お困りでした。

外壁塗装は基本的に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りですが、今回のように外壁の状態が崩れ落ちやすい状態ですと通常の3回塗りでは満足な耐久性を得ることが難しいです。

そこで通常の下塗りの前に、シーラーという下塗り塗料をプラスする計4回塗りをご提案いたしました。
脆くなった塗膜をカチッと固めるためにシーラーという下地に浸み込んで固まる塗料を塗ります。
これで下地の補強に加えて塗料が捲れにくい外壁となります。

モルタルのひび割れ
セラミックは塗膜が固いため、他の塗料と比較してひび割れしやすいです。
下地であるモルタル自体もひび割れしやすい外壁材ですので、モルタル外壁とセラミック仕上げでひび割れしやすい条件が揃ってしまっているのです。

その証拠に縦に伸びる大きなひび割れが確認できました。

そのためお客様は「前回の工事は失敗したと感じているので、今回は安心して工事を任せられる塗装会社へお願いしたい」とお考えでした。

調査の結果以下の内容の見積書を提出いたしました。

劣化部位 ご提案 理由
外壁(モルタル・サイディング) 外壁塗装(4回塗り) セラミック塗料の劣化
モルタル Vカット補修 ひび割れ
目地・サッシ廻り・軒天廻り コーキング撤去打ち替え コーキングの亀裂・ひび割れ
屋根(スレート瓦) 屋根塗装 塗膜の経年劣化
付帯部(雨樋・雨戸・スリムダクト・水切り・軒天・破風) 塗装工事 美観の向上・防水性の維持のため
換気ガラリ 換気ガラリの交換(3箇所) 劣化のため

使用する塗料のグレードによって1㎡あたりの単価が異なるので、お見積り金額も使用する塗料によって変動します。

※スマートフォン・タブレットの方は右スクロールですべての見積書の内容をご覧いただけます。

プラン名 使用塗料 耐用年数 保証 小計
プランA 外壁:超高耐久HRC次世代塗料プラン 30年 15年 ¥2,058,700
屋根:超高耐久HRC次世代塗料プラン 30年 12年
プランB 外壁:超低汚染型無機フッ素プラン 20年 12年 ¥1,659,300
屋根:遮熱フッ素プラン 15-20年 12年
プランC 外壁:超低汚染型シリコンプラン 13-16年 10年 ¥1,336,100
屋根:遮熱シリコンプラン 10-15年 10年
プランD 外壁:ラジカルシリコンプラン 13-16年 10年 ¥1,284,800
屋根:遮熱シリコンプラン 10-15年 10年
プランE 外壁:シリコンプラン 7-10年 5年 ¥1,211,000
屋根:シリコンプラン 7-10年 5年

各プランの内訳明細書には塗装箇所の㎡数・使用塗料(メーカー名も含む)・塗料単価など、不透明な金額がないように明記しています。

こちらからのご説明と工事内容にご納得いただき、ご成約となりました。

その中で耐久性と費用のバランスを考え、ラジカルシリコン塗料によるプランDでの塗装工事をお選びいただきました。
この度はご用命いただき誠にありがとうございます!

▼外壁調査の内容をもっと詳しく知りたい方はこちら▼

セラミック塗料の剥がれ対策に4回塗りの外壁塗装を実施

足場仮設工事

足場仮設工事
工事初日は足場設置の工事です。

一時的に、カーポートのパネルは取り外させていただきます。

補修工事

モルタルのひび割れ補修
まずはモルタル壁にあるひび割れを補修していきます。

Vカット補修の仕組み
ひび割れはVカット補修という工法で行います。
ひび割れ表面のみをコーキングで埋めるのではなく、ひび割れをあえて深く削って溝を作り、コーキングの補修領域を増やしてひび割れの根本部分から確実に補修する工法です。

ひび割れをV字にカット
専用の機械でひび割れをV字型の溝になるように削り…

溝にプライマー塗布
コーキングを打つ準備として、溝を清掃してプライマーを奥側まで塗り込みます。

ひび割れ補修完了
V字型の溝にコーキングを埋めて補修をして、既存の外壁との段差を埋めるために下地調整材を刷り込み凹凸をなくしました。

Vカット補修完了後のモルタル
モルタル外壁のVカット補修の完了です!

サイディングのコーキング打ち替え工事
サイディング外壁へは目地のコーキングを撤去して、コーキング材(NBウレタン)を施工いたしました。

これでモルタル外壁とサイディング外壁の補修工事は完了です。
外壁塗装は塗料を塗るというよりも、こういった補修などの下地調整が何よりも大事なのです。

補修跡を保護するためにも、次回から塗装の工程に入ります。

高圧洗浄工事

外壁の高圧洗浄工事
補修をした部分が完全に乾燥させるため補修から1日空けて、高圧洗浄工事を実施します。

ポロポロと剝がれたセラミックの砂状の塗膜や古い汚れが残っていると、新しい塗料が上手く密着せず長持ちしてくれません。

そのため建物全体を入念に洗浄します。

玄関の高圧洗浄
もちろん塗装をしない玄関廻りや窓ガラスもこの機会にしっかりと洗浄いたしますのでご安心ください!

外壁塗装

外壁の下塗り1回目(シーラー)
まずは1回目の下塗りです。
今回は下塗り2回と中・上塗りの計4回塗りで塗装を行います。
脆くなったセラミックの塗膜をカチッと固めるため、下塗りにエコカチオンシーラーを染み込ませます。

外壁の下塗り2回目(フィラー)
2回目の下塗りの微弾性フィラーは「アレスダイナミックフィラー」を使用します。

目に見えない微細なひび割れも埋めつつ微弾性のおかげでひび割れを起こしにくくしてくれます。

外壁の中塗り(RS-127)外壁の上塗り(RS-127)
モルタル外壁への中塗り・上塗りには「RSシルバーグロスSI 」のRS-127というアイボリー系の色味を使用します。

元々白系のお色の外壁でしたので、全体で見たときの印象の違いが楽しみですね。

外壁の中塗り(RS-356)外壁の上塗り(RS-356)
サイディング外壁へはRS-356という濃いめのベージュ系の色味を塗布します。

2種類の外壁を使用しているからこそ、色を分けることでツートンカラーが映えます。

付帯塗装

雨樋のケレン作業
メインとなるモルタル外壁とサイディング外壁への塗装を終えると、次に付帯部と呼ばれる細かい部位の塗装をいたします。

具体的には…

・雨樋
・雨戸
・スリムダクト
・水切り
・軒天
・破風板

といった部位のことです。

特に雨樋などはケレン作業といってヤスリがけの工程をしないと上手く塗料が密着してくれません。
そのため入念にケレン作業を行います。

雨樋の中・上塗り
専用の弱溶剤シリコンで、中・上塗りと2回に分けて塗り重ねて完成です!

最終点検

外壁の最終点検外壁塗装後の軒天
足場を解体する前に塗り残しや汚れがないか隈なくチェックします。

ローラーストーン施工後のガレージ
ガレージにはローラーストーンを施工いたしました!

ローラーストーンの施工事例については後日紹介いたします(^-^)

羽曳野市の外壁塗装の完工

羽曳野市の外壁塗装後の戸建て住宅
外壁塗装工事の完工です!

最終点検後、お客様にも一緒にご確認をいただきお引渡しです。
この度は南大阪ペイントセンターにご相談をいただき、誠にありがとうございました!

台風後にお家の状態が気になる場合などでもお声がけいただければ喜んで点検に伺います。
何かご不安に思われることや気になることがあれば、お気軽にご相談をいただけますと幸いです。

その他の4回塗りをした外壁塗装の事例

この現場に関するブログ

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