外壁の塗り替えの際に、シリコンやフッソ等の一般的な塗料で塗れば単色の仕上がりになりますが、単色では無くいろんな色の混ざり合った高級感のある仕上がりをご希望の場合は、この吹付多彩模様という塗料がオススメです。
吹付多彩模様とは
一般的なシリコンやフッソ塗料で仕上げた場合、このような単色の仕上がりになります。
これでも十分キレイなのですが、単色仕上げでは満足できないという場合は
このような複数の色が混ざり合った仕上がりも可能です。これが吹付多彩模様です。
旭化成のヘーベルハウスの場合は元々が吹付多彩模様である場合も多く、塗り替えで単色になるのはイヤという方もたくさんおられます。
また、窯業系のサイディングボードもこのように古レンガ調やタイル調のような複数の色で形成されている場合が多く、通常の仕上げではこれらは単色の同じ色になってしまいます。
吹付多彩模様で仕上げれば、このような感じです。
仕上がりは御影石の様な見た目になり高級感はかなりアップします。
同じ様な仕上がりのセラミック塗料と比べても弾力性や耐久性が上なので、サイディングボードやALC等の目地にコーキングが打ってある外壁にもお薦めできます。
逆にサイディングボードやALCにセラミック塗料は基本的には不向きといえます。
全面に吹付多彩模様の例
1Fの外壁のみ吹付多彩模様の例
写真を見てもわかりますが、遠目に見る分には単色の仕上がりとあまり大差はありません。あくまで近くで見た場合に違いがわかります。
費用はどれぐらい?
吹付多彩模様も基本的にはシリコン塗料の部類です。但し、通常のシリコン塗料と比べると塗料の単価が高額となります。
目安としてはフッ素塗料で塗装する場合と同等かやや高額になるぐらいの金額です。
シリコン塗料: 耐久性10~15年 費用 安
吹付多彩模様: 耐久性10~15年 費用 高
フッソ塗料 : 耐久性15~20年 費用 高
このような感じになります。
代表的な塗料
関西ペイント 水性ゾラコートEX
日本ペイント 水性ぺリアート
ダイア ダイアカレイド
等があります。