そろそろ家の外壁の劣化が激しいので外壁塗装をしようかな…。
業者選びなどをし実際施工がスタートすると気になるのが塗装の仕上がりです。
塗装の仕上がりを良くするために必要な工程は様々あり、その中でも適切な乾燥時間が外壁塗装の仕上がりをよくするといっても過言ではありません。
適切な乾燥時間を守らずに施工すると劣化が早くなったり塗膜の膨らみが生じたり…様々なリスクが高まります。
そこで今回のこちらのコラムでは外壁塗装における適切な乾燥時間についてお話していきたいと思いますのでぜひご一読ください♪
外壁塗装 適切な乾燥時間はどのくらい必要なのか?目次
・外壁塗装の乾燥時間の基礎知識
・適切な乾燥時間をとらなかった場合のリスク
・外壁塗装の工程と乾燥のタイミング
・季節や塗料によって異なる乾燥時間
・まとめ
外壁塗装の乾燥時間の基礎知識
そもそも乾燥とはどのような状態を指すのでしょうか?
乾燥の目安と重要性
外壁塗装における乾燥は手で外壁をぬぐって塗膜にしわやめくれが見られない状態のことを指します。
塗料は塗って終わり。ではありません。
塗料は半製品と呼ばれ塗った後に乾燥し塗膜が形成され外壁を保護してはじめて製品の効果が発揮されるのです。
つまり乾燥時間は極めて重要で業者が乾燥時間を守るかどうかでその後の外壁の完成度が変わってくるのです。
適切な乾燥時間をとらなかった場合のリスク
実は塗料を塗った直後に乾燥時間の有無の違いがでることはありません。
その結果は塗布後数年後に現れてきます。
適切な乾燥時間をとらなかった場合のリスク
・メーカーが発表している耐用年数よりもはるかに短い期間での色褪せや防水性の劣化
・急激なひび割れや膨れ、剥がれ
・外壁が汚れやすい
外壁塗装の工程と乾燥のタイミング
外壁塗装の工程
外壁塗装の工程は一般的に平均7日~10日です。屋根との同時塗装をされる場合は10~14日程度です。
1日目:足場組立
2日目:高圧洗浄機での洗浄作業
3日目:養生作業・下地処理
4日目:下塗り
5~7日目:中塗り・上塗り
8~10日目:付帯塗装・足場撤去など
こちらが基本的な工程です。
ではどのタイミングで乾燥時間が必要なのでしょうか?
乾燥のタイミング
1日目:足場組立
2日目:高圧洗浄での洗浄作業★(水分の乾燥)
3日目:養生作業・下地処理
4日目:下塗り★
5~7日目:中塗り・上塗り★
8~10日目:付帯塗装・足場撤去など
★で記載した部分に乾燥時間が必要になってきます。
下塗り後、中塗り後、上塗り後それぞれ乾燥時間が必要です。
乾燥時間は季節や温度、塗料によって変わってきます。次にご説明していきたいと思います!
季節や塗料によって異なる乾燥時間
気温による乾燥時間のちがい
外壁塗装は外で行われるため気温や季節によって乾燥時間も大きく左右されます。
冬ですと気温が低いので乾燥時間も長く(そもそも気温が低すぎる場合塗布できない場合も…)夏ですと比較的乾燥時間が短いです。
梅雨時期など雨天の場合も長引く事もあります。
■■乾燥時間の目安■■
気温 | 5~10度 | 23度 | 30度 |
乾燥時間の目安 | 8時間以上 | 3時間以上 | 2時間以上 |
また乾燥後〇日以内に次の塗料を塗るように。という決まりもあります。つまり期間を開けすぎてもダメなのです。
塗料による乾燥時間のちがい
塗料によっても乾燥時間が異なり、水性塗料か溶剤塗料かによっても変わってきます。
水分が蒸発することによって塗膜を形成する水性塗料は低気温ですと乾燥時間が溶剤塗料よりも長引きます。
各塗料によって推奨される乾燥時間が定められていますので、パンフレットなどに記載のある乾燥時間を確認してみるのもいいかもしれませんね!
外壁塗装 適切な乾燥時間はどのくらい必要なのか?まとめ
いかがでしたでしょうか?
外壁塗装における乾燥は下塗り、中塗り、上塗りの各工程後の全てに必要でした。
ただ乾燥させたらいい。というわけでもなく、適切な乾燥時間と次の工程までの適切な間隔をきちんと守り塗装することで綺麗な仕上がりになることが分かりました。
中にはこのルールを守らず塗装を行う悪徳業者も存在するようです。
もし、極端に短い工期を提案されましたら一度その辺りもご確認することをお勧めします!
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