外壁塗装の色選びでよくある失敗5つと失敗しないためのポイント8つ

外壁塗装の色選びでよくある失敗5つと失敗しないためのポイント8つ

外壁塗装の色選びはとっても重要ですよね。しかし色選びは難しく「失敗してしまった!」というお声もよく伺います。

しかし外壁塗装の色選びに失敗するポイントはある程度決まっています。

外壁塗装の色選びでよくある失敗5つ
・思っていたイメージとちがった
・色の組み合わせを失敗してしまった
・経年による変化を想像できていなかった
・街並みから浮いてしまった
・艶がですぎてしまった

ですがそれらのポイントや対策さえ押さえることができれば、失敗する可能性は下がることでしょう。

失敗から学ぶ外壁塗装の色選びポイント8つ
・.A4サイズの色見本で確認をする
・色見本を外で確認してみる
・カラーシミュレーションを活用する
・汚れや色褪せがしやすい色を把握しておく
・使用色は3色までにまとめる
・同色の施工事例を業者に教えてもらう
・試し塗りができるか確認する
・色褪せに強く紫外線に強い塗料を使用する

こちらの記事では…
・外壁塗装の色選びでよくある失敗5つ
・失敗事例から学ぶ外壁塗装の色選びポイント8つ
・色選びに失敗してしまった時の対処法

などについてお話していきたいと思いますので、外壁塗装の色選びにお悩み中の方や、絶対に失敗したくない方はこの記事を是非ご参考にご覧ください。

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外壁塗装の色選びでよくある失敗5つ

さっそく外壁塗装の色選びでよくある失敗を5つにわけてお話していきたいと思います。

思っていたイメージとちがった

いざ完成してみると思っていたイメージとちがった!というパターンが一番多いです。しっかり色見本も確認したはずなのになぜこのような事が起こるのかと言いますと、色の面積効果が関係しているからです。

外壁塗装の色選びでよくある失敗 色の面積効果によるイメージのちがい

こちらの画像をご覧ください。同じ色でも面積が小さい方が暗く見え、面積が大きい方が明るく見えます。これを面積効果と呼びます。

色選びの際に、小さな色見本で確認したあと実際に外壁塗装をしてみると、「思っていたより明るかった!」と落胆される方が多いのです。

そうしたことを防ぐためにも、なるべく大きな色板を業者から取り寄せて確認するようにしましょう。

色の組み合わせを失敗してしまった

外壁塗装 色の失敗 色の組み合わせを失敗してしまった

ツートン外壁など複数色を使用する場合、「色の組み合わせを失敗してしまった」というパターンも非常に多いです。

・暖色系と寒色系を組み合わせてしまった(青とオレンジなど)
・3色以上使用してごちゃごちゃした仕上がりになってしまった
・雨樋など付帯部の色との配色を考慮せずまとまりのない仕上がりになってしまった

などの失敗パターンが非常に多いです。

そうしたことを防ぐためにも以下のポイントを押さえておきましょう。

・近い色同士、もしくは白と黒など真反対の色を使用する
・色は3色以内にまとめる
・配色パターンをカラーシミュレーションなどで確認しておく

関連記事:外壁塗装はツートンの色分けか単色の一色のどちらがいいの?

経年による変化を想像できていなかった

外壁塗装は基本的に10年後には紫外線や雨の影響で経年劣化が進行していることでしょう。

特に白系、黒系、原色系の色合いは汚れや色褪せが目立ちやすく新築時のイメージからはかなり変化しています。

外壁塗装の色の失敗例 経年による変化を理解できていなかった

※新築時より色褪せ、色合いが薄くなってしまった事例

新築時のまっさらなイメージももちろん大切ですが10年後20年後の将来の姿も見据えて色を選択されることをおすすめしています。

特に紫外線などに強く耐久性に優れた塗料の使用を選択すると尚良しです。(※詳しくは2-8で解説しています。)

関連記事:外壁塗装の色褪せしにくい色5選!色褪せの原因や対処法もご紹介

街並みから浮いてしまった

外壁塗装に奇抜な色を選びすぎると街並みから浮いて失敗する

日本の住宅街ではベージュやアイボリーなど無難な色の外壁が好まれやすく、あまりに奇抜な色を選んでしまうと街並みから浮いてしまうことがあります。

また色の打ち合わせは室内で行われる事が多く、室内と野外での色の見え方も異なるため思っていたより派手になってしまった。という失敗例もよくあります。

どうしても個性を出したい場合は、一部に指し色を取り入れたアクセントカラーの活用などがおすすめですよ!

※アクセントカラーでうまく個性を引き出した事例

艶がですぎてしまった

外壁塗装の艶は外壁に日が当たった時に起こる光沢のことを指し、艶あり、3分艶、5部艶、7部艶艶なしにわかれます。

外壁塗装の色失敗 艶がですぎてしまった

艶ありはぴかぴかとした仕上がりになり艶なしはマット調の仕上がりになります。お客様によってお好みの仕上がりがあるかと思います。あらかじめ艶感を把握しておきましょう。

失敗から学ぶ外壁塗装の色選びポイントつ

ここからは失敗から学ぶ外壁塗装の色選びのポイントを8つご紹介していきたいと思います。

A4サイズの色見本で確認をする

面積効果の対策としても、小さな色見本だけで確認をせずA4サイズなどできるだけ大きな色見本で確認をするようにしましょう。

これは「1-1.思っていたイメージとちがった」「1-4.街並みから浮いてしまった」「1-5.艶がですぎてしまった」などの失敗も防ぐことができるでしょう。
外壁塗装の色選びで失敗をしないためにA4サイズの大きな色見本で確認をしよう

業者に依頼をしましたら大きな色見本をレンタルする事ができます。A4サイズの大きな色見本で実際の色合いをイメージ付けしましょう。

色見本を外で確認してみる(晴天時と雨天時)

色見本を確認するときは、光の見え方に注意することも必要です。実際に色見本を確認する時に、蛍光灯と太陽光では色の見え方がかなり異なります。

特に電球色の白熱灯の下で見ると黄色がかかって見えます。また、晴天時と雨天時など陽の明るさによっても色の見え方は異なります。

外壁の色決めをされる時はぜひ太陽光のもとで(雨天時と晴天時の両方で)ご検討されることをおすすめします。

これは「1-1.思っていたイメージとちがった」「1-4.街並みから浮いてしまった」「1-5.艶がですぎてしまった」などを防ぐことができるポイント(対策)ですよ!

カラーシミュレーションを活用する

外壁塗装の色選びに失敗しないためにはカラーシミュレーションを活用する

お住まいの画像をパソコン上に取り込み、様々な色や組み合わせを気軽にシミュレーションできる「カラーシミュレーション」がございます。

これは「1-1.思っていたイメージとちがった」「1-2.色の組み合わせを失敗してしまった」「1-4.街並みから浮いてしまった」「1-5.艶がですぎてしまった」などを防ぐことができるポイント(対策)です。

色の見え方や塗装する箇所、色と色の組み合わせなど簡単にイメージすることができるので色決めにお困りの方はぜひご活用ください!

外壁塗装の色選びに失敗しないためにはカラーシミュレーションを活用する

外壁塗装の色決めにカラーシミュレーションを活用してみよう

汚れや色褪せがしやすい色を把握しておく

経年劣化によって色褪せが生じてしまう→古ぼけたイメージになってしまう

このように新築時のイメージだけではなく10年後20年後のイメージもしっかりと検討しておくことが大切だとお話しましたが、外壁には色褪せがしにくい色・色褪せがしやすい色があります。

色褪せがしにくい色
白系
黒系
ベージュ系
青系
グレー系

色褪せがしやすい色
赤や黄などの原色系

これらの色褪せしやすい色・しにくい色をあらかじめ把握し色選びをされることで失敗を避けることができますよ!

関連記事:外壁塗装の色褪せしにくい色5選!色褪せの原因や対処法もご紹介

これは「1-3.経年による変化を想像できていなかった」などを防ぐことができるポイント(対策)です。

使用色は3色までにまとめる

外壁塗装の使用色は3色以内にまとめると失敗しない

使用色は3色以内にまとめましょう。これは「1-1.思っていたイメージとちがった」「1-2.色の組み合わせを失敗してしまった」「1-4.街並みから浮いてしまった」などを防ぐことができるポイント(対策)になります。

3色以上使用してしまいますと、ごちゃごちゃした統一感のないとした仕上がりになります。また、色が増えれば増えるほど色の組み合わせも難しくなります。

ですので色決めをされる際はお好みの色を3色以内で選ぶよう心がけましょう。

同色の施工事例を業者に教えてもらう

ある程度希望の色が選定できましたら、同色の施工事例がないか業者に教えてもらうこともおすすめです!

色見本での見え方と実際のお住まいでの見え方とは異なります。施工事例をHPやお写真で確認する事ももちろん大切ですが、実際の現場に伺うことが可能なら、ぜひ見に行ってみましょう。

これは「1-1.思っていたイメージとちがった」「1-4.街並みから浮いてしまった」「1-5.艶がですぎてしまった」などを防ぐことができるポイント(対策)です。

試し塗りができるか業者に確認をする

外壁塗装の色に失敗する前に試し塗りがおすすめ

最近ではより大きなサイズの見本板に試し塗りをしてくれる業者があります。しかし全ての色で試し塗りができるといったわけではなく、在庫塗料があった場合に試し塗りをしてくれることが多いです。

色の選定がある程度できましたら、在庫塗料があるか・試し塗りができるかどうか・試し塗りに追加料金が必要か、業者に確認をしてみることもおすすめです!

これは「1-1.思っていたイメージとちがった」「1-4.街並みから浮いてしまった」「1-5.艶がですぎてしまった」などを防ぐことができるポイント(対策)ですよ!

色褪せに強く紫外線に強い塗料を使用する

外壁塗装の色選びの失敗を防ぐために紫外線に強い塗料を選ぶことがポイント

塗料の中に含まれる酸化チタンという化学物質が紫外線を浴びることによって塗膜が分解され外壁に色褪せが生じます。

しかし塗料の中には塗膜の分解を制御する機能を備えた塗料も存在しており、それらの塗膜は紫外線に強く色褪せなど経年劣化を防ぐことができます。

紫外線に強い塗料例
関西ペイントのアレスダイナミックTOP
日本ペイントのパーフェクトトップ
エスケー化研のプレミアムシリコン など

つまり「1-3.経年による変化を想像できなかった」などは使用する塗料によってある程度防ぐことができるので塗料選びも外壁塗装を成功させるためにはとても重要なのです。

失敗が少ない色はこの3色です

ここまで外壁塗装の色選びでよくある失敗と、失敗から学ぶ外壁塗装の色選びポイントについてお話してまいりました。

では実際どんな色が失敗しにくいのか、失敗が少ないおすすめ色を3つご紹介していきたいと思います。

・グレー

失敗しにくい外壁塗装の色 グレー

汚れが目立ちにくく色褪せもしにくい色ですので長く綺麗な美観を維持することができます。また、落ち着いた印象をもたらしますので老若男女人気のあるお色ですよ!

・茶色(ブラウン)

失敗しにくい外壁塗装の色 茶色(ブラウン)

ブラウンもグレーと同じく汚れが外壁に同化しやすく色褪せもしにくい色ですので失敗が少ない色です。シックなイメージで和洋どんなお住まいにも合います。

・ベージュ

失敗しにくい外壁塗装の色 ベージュ

明るい印象の色合いがお好みでしたらベージュがおすすめです。白よりも汚れが目立ちにくく清潔感やスタイリッシュさを演出することも可能です。

色選びに失敗してしまった時の対処法

とはいえ「色選びに失敗してしまった!」という方もいらっしゃるかと思います。こちらの章では色選びに失敗してしまった時にできる対処法を3つご紹介していきたいと思います。

塗料の発注前だったら無償で変更可能

「この色で決めました!」と業者に伝えたあと「やっぱり違う色に変更したい。」と思った場合、塗料の発注前でしたら無償で変更が可能です。

ですが既に発注してしまっている場合はキャンセルができません。それでもどうしても変更したいといった場合のキャンセル料はお客様負担ですのでご注意ください。

足場が仮設している間だったら有償で変更可能

塗料を発注してしまっていて且つ足場が仮設している間でしたら、塗料のキャンセル料、新しい塗料の材料費を払えば色の変更ができる場合があります。(業者によって必要な経費は異なります)

ですが既に塗装を開始している場合は変更ができない可能性もあります。出来る限り早急に業者にご相談されることをおすすめします。

足場解体後でも1からやり直すことは可能

すでに塗装を終え足場の解体も全て完了している状態でやっぱり色を変更したい!といった場合は、新しい塗料の材料費や足場の組立解体費、その他諸々の諸経費などを支払えば1から外壁塗装をやり直すことも可能です。

ですが1からのやり直しです。工程も長引き費用も2倍かかりあまり現実的ではありません…。そうなる前に後悔する前にしっかりと検討する必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

外壁塗装の色選びは8つのポイントさえ押さえることができれば、失敗するリスクが減少しますよ♪

外壁塗装の色選びでよくある失敗5つ
・思っていたイメージとちがった
・色の組み合わせを失敗してしまった
・経年による変化を想像できていなかった
・街並みから浮いてしまった
・艶がですぎてしまった

失敗から学ぶ外壁塗装の色選びポイント8つ
・A4サイズの色見本で確認をする
・色見本を外で確認してみる(晴天時と雨天時も)
・カラーシミュレーションを活用する
・汚れや色褪せがしやすい色を把握しておく
・使用色は3色までにまとめる
・同色の施工事例を業者に教えてもらう
・試し塗りができるか業者に確認をする
・色褪せに強く紫外線に強い塗料を使用する

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