今回は外壁塗装でお客様からよく頂く質問に対してQ&A形式でお答えしていきたいと思います。
外壁塗装工事はそう何度もすることではありません。だからこそわからないことや疑問に思うことは多いと思います。
南大阪ペイントセンターは塗装会社として1973年に創業しました。創業50年になります。
塗装業者としてポリシーを持ち50年間で下請け工事を除く塗装工事は数えれるものだけで2330件以上のお客様の実績があります。南大阪で実績が多くあり歴史のある塗装専門店です。
そんな南大阪ペイントセンターだからこそお答えできるQ&Aをこのコラムで行っていきたいと思いますのでぜひご覧ください。
Q1 家はどうして塗装が必要なのですか?
よく頂く質問一つ目、【家はどうして塗装が必要なのですか?】という質問があります。
A1 家は日々紫外線や雨風から私たちを守ってくれています。家の枠組みや基礎部分ももちろん私たちを守ってくれています。
しかし家を守り続ける重要な存在、それが塗料の塗膜なのです!この塗膜があるとないとでは家の耐久性が大きく変わってきます。実はそもそも外壁自体には防水性はないのです。
塗料の塗膜に防水性が備わっています。その為経年や劣化によりこの塗膜が剥がれてくると家の防水性は低下し雨漏りや様々な不具合が生じ家の寿命を縮めてしまうため塗装はとても大切なのです。
Q2 外壁塗装をするタイミングは?
次のご質問は【外壁塗装を行うタイミング】についてです。
外壁の種類にもよりますが一般的には新築時から10年、前回のメンテナンスから10年に一度 を目安に塗り替えを行ってあげるのが望ましいとされています。
なぜ10年なのでしょうか?それは塗料の寿命です。塗料によっては20年程もつフッ素系塗料等もあります。しかし一般的に使用される塗料の大半は10年程の耐久性とされている為、10年に一度の塗装が望ましいとされています。
しかし一概に年数だけで判断はできません。外壁をチェックするとクラックとよばれるひび割れが生じていたりチョーキング現象が生じていたり…劣化は様々です。
※チョーキング現象…外壁を手で触ると白い粉がつく現象。塗膜の劣化により生じる。
ここで次の質問【外壁塗装が必要な劣化の症状とは?】に移りたいと思います。
Q3 外壁塗装が必要な劣化の症状とは?
10年に一度のメンテナンスを行うことがいいのはわかったけれど、そもそも外壁塗装が必要な劣化の症状が気になりますね。
クラック(ひび割れ)
こちらのお写真はクラックとよばれるひび割れです。クラックには幅0.3ミリ以下の髪の毛ほどの細さのヘアークラックと幅0.3ミリ以上の構造クラックというものがあります。このクラックを見つけ次第すぐに雨漏りが起こるというわけではないのでご安心ください。
ですが、放置し続けるとこのひび割れの隙間から雨水は侵入し中の防水シートまで染みこませてしまうと雨漏りが起こってしまいます。
コーキングの劣化
こちらのお写真はコーキングの劣化です。コーキングとは外壁の継ぎ目にあるゴムのようなものです。サイディングやALCの外壁に用いられます。
コーキングは継ぎ目と継ぎ目の隙間から雨水が侵入しないように埋めるようにして打たれています。先ほどご説明したクラックの補修にも行われます。
コーキングの耐久性は5年から10年で劣化することがあります。ですので外壁塗装のメンテナンスのタイミングとも合ってきます。
チョーキング現象
手に白い粉がついたり壁にもたれかかっていると服に白い粉がついてしまった という経験はありませんか?それがチョーキング現象です。
チョーキング現象は紫外線や雨風の影響で劣化した塗膜が分解され粉に戻ってしまい外壁の表面に現われることで起きます。
すぐに補修しないといけない!という緊急性のあるものではありませんが外壁塗装の指標の一つであることをぜひ覚えていてください。
苔やカビの発生
外壁に苔やカビが発生することがあります。これは外壁の水はけの悪さが関係しています。先ほど塗料の塗膜は外壁の防水性を担っているとご説明しました。塗膜が劣化することにより防水性が劣化しジメジメとした環境が生まれます。
防水性が劣化しジメジメとした環境が生まれると日当たりの悪い外壁ではカビや苔が発生してしまいますよね。壁にカビや苔があると美観が損なわれることはもちろんですが外壁の防水性の低下のサインですので、つまり外壁塗装のタイミングのサインなのです。
今回ご紹介した劣化症状以外にも様々な劣化症状はあると思います。定期的な点検を行い外壁の状態をチェックすることはとても大切です。
Q4 外壁塗装が適している季節は?
外壁塗装は雨天時にはできません。雨が塗料に混ざってしまうと効果が薄まったり、乾燥が出来なくなったりと不具合がおきます。ですので梅雨の時期はおすすめしません。
また、外壁塗装に適した気温は15度~30度とされており、さらに湿度85%以上の場合は基本工事の続行は不可能とされています。なぜなら塗料は必ずしっかりと乾燥をさせてから次の重ね塗りを行う必要があるからです。
つまりそれらの条件を踏まえた上で春や秋が適していると考えられます。夏場も乾燥はしやすいのですが窓を閉め切り養生するので換気が出来ず、エアコンが使用できないこともありますので注意が必要です。
Q5 おすすめの塗料はありますか?
塗料により効能や耐久性は大きく異なります。もちろん機能面によってお値段も変わってきます。
コストは高くなるが機能が良い分長い目で見ればコスパは良いと考えるお客様もいらっしゃいますし、安くてある程度の塗料でいいと考えるお客様もいらっしゃいます。それぞれの考え方によって良い塗料は変わってきます。
最近では遮熱塗料という室内温度の抑制が出来る省エネな塗料も人気です。こちらの塗料を使用すると自治体から助成金をもらえる場合もあります。
詳しい塗料の種類についてはこちらに掲載がございますのでぜひご覧ください。
南大阪ペイントセンターではお見積りや点検時にしっかりとご相談させて頂きますのでご安心ください♪
Q6 外壁塗装中の暮らし方は?ご近所様に迷惑はかからない?
外壁塗装の工事は基本外で行われますので引っ越しなどはもちろんしなくても大丈夫です。ですが何点か制限がかかってきますのでご了承ください。
外壁塗装中の留守は大丈夫?とのお声をよくいただきます。答えはもちろんOKです。塗料の臭いが苦手な方は積極的に留守にされることもあります。
洗濯物はどうしたら?というお声もよくいただきます。基本的にベランダで干す事は不可能とお考えください。
洗濯物に塗料が飛び散ることも考えられますし臭いが移ってしまうこともありますので室内干しをされることをお勧めしています。
そしてご近所の方への配慮についてもお話したいと思います。
南大阪ペイントセンターでは外壁塗装工事施工前にご迷惑をお掛けしそうなお宅へご挨拶に伺わせて頂きその際にご案内状と粗品をお持ちします。
お客様ご自身と弊社スタッフとご一緒にご挨拶に伺わせて頂く事も可能です。ご近隣の方と末永く良好なご関係を築いて頂く為に我々も細心の注意を払って外壁塗装工事をしていきたいと思います。
外壁塗装についてのQ&A まとめ
いかがでしたでしょうか?よく頂くご質問についてまとめましたが、まだまだ疑問や質問はあるかと思います。
南大阪ペイントセンターではそんな疑問や質問等のご相談、いつでもお待ちしております。
点検~お見積もりまで無料で行っておりますので、ぜひお気軽にご相談くださいね(^^)
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