こんにちは!南大阪ペイントセンター代表の榎本です。
今回のテーマは、色選びです。
業者さんのいいなりになっておりますと、失敗する可能性があります。
失敗するとどうなるか。
次の塗り替えまで、その色で過ごさないといけないのです。
ほぼ毎日、外壁を見ると思いますが、見るたびに、
「失敗したー」と思うかもしれません。
ですから、重要です。
でも、色選びのコツをしってれば問題ありません。
では、早速、
●なぜ、失敗するのか?
それは、塗料メーカーの見本でのみ選ぶからです。
塗料メーカーの各色の見本は小さいです。
こんな感じ↑(A4サイズ)
各メーカーさんの塗料見本は、だいたいこんな感じです。
似たり寄ったり。
なぜ、小さいといけないのか?ですが、
参考までに、色の面積効果というものがあります。
面積が大きくなればなるほど、色が違って見えるのです。
淡い色→明るく(うすく)
濃い色→暗く(濃く)
ですから、色選びのコツとしては、外壁はだいたい淡い色が多いので
見本よりも明るく(うすく)見えると考えた方がいいです。
お家の面積と見本の面積が大きく違うから失敗するのです。
ですから、見本が小さいので、思ってたイメージと違うという可能性が高いです。
●色選びの方法
見本帳から気になる色を3種類ほど選び、見本板を作ってもらうといいです。
こんなやつです。
業者さんにいうと作ってもらえます。
多くは無料で大丈夫です。
日本ペイント、関西ペイント、エスケー化研などの有名メーカーなら
問題なくつくれます。
これを作ってもらって、お家の外で、外壁にあててみるといいです。
●日向と日陰、晴れと曇りで確認しよう
光のあたる場所と、日陰ですね。
晴れと曇り。
明るさによって随分印象が違いますよ。
●部屋の中で選ぶな
お家の外とお家の中では見え方が違います。
お部屋の中→照明の光
お家の外→太陽の光
外壁は、お家の外なので、外で確認しましょう。
●自分のイメージする色がない場合
こんなのがあります。
迷われるかもしれませんが。
日本塗料工業会発行の色見本
塗装業界では、この見本が全国共通の番号になります。
さらに、これにもなければ、メーカーで調合もできます。
●カラーシュミレーションはあくまで参考として
カラーシミュレーションというものを使うこともできます。
デジカメであらかじめとった写真を加工するので、専門のスタッフが
必要なので、業者さんによって、有料と無料とがあります。
こんな感じですね。
写真をとって、塗装後のイメージがわかるというもの。
プリントしたものを見せてもらうことが多いと思います。
注意点として、仕上がりと違うことも多いということです。
パソコンのディスプレイの違い、プリンターの違い、用紙の違いがあるからです。
個人的には、あくまでイメージと考えた方がいいと思います。